スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー/SFC
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は1995年11月に発売されたSFC「スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー」のレビューをしていきます。
本作は2Dアクションゲーム「スーパードンキーコング」シリーズのナンバリング2作目ですが、よりキャッチーになってやりこみ要素も増した理想的な続編でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- チンパンジーたちを操作してゴールを目指していく2Dアクションゲーム。
- プレイアブルキャラクターはドンキーコングが抜けてディクシーコングが追加。
- 前作から様々なアニマルフレンド、アイテム、ギミックが追加。
初リリース日 | 1995年11月21日 |
対応ハード | SFC |
ジャンル | 2Dアクション |
推定クリア時間 | 15~20時間 |
売上 | 累計221万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
より明るく、派手になった世界観
圧倒的な映像美で全国のゲームファンを驚かせた前作「スーパードンキーコング」。
しかし、全体的に地味な雰囲気なのは否めず、洋ゲーっぽさはあったと思います。
そんな中、今作は全体的に世界観が明るくなり、演出面も派手になりました!
まず触れておきたいのが世界観。
青空をバックにした海賊船や茨の道など明るいフィールドが多く、前作で感じた地味な印象は薄れています。
そしてゴール時の演出!
前作はゴールをしても演出が挿入されず、そのままワールドマップに移るだけで味気なかったんですが、今作ではゴール時の演出が追加されました!
それも操作しているキャラクターによってBGMが変化するようになっているのでそれぞれの特色が生まれているんですね。
BGMが最高過ぎる!
前作も素晴らしいBGMの数々ですが、今作はさらに素晴らしかった!
今作ではデビッド・ワイズ氏がすべてのBGMを手掛けているんですが、めちゃくちゃ良い仕事をしています!
全体的に前作よりも生き生きとした感じの曲が多く、どれも好きですが、特に好きなのが茨系ステージのBGM(通称、「とげとげタルめいろ」)。
少し静かな曲なんですが、とても切なくてあの坂本龍一さんが手掛ける曲に通ずるものがあります。
聴いていると切なくなってくるので個人的には「泣きメロ」です!w
軽快な2匹のコング
今作の主人公はディディーコングとディクシーコングなんですが、この2匹は最高です!
何故なら移動能力が優れているから!
ディディーコングは言わずもがな。
新たに加わったディクシーコングも非常に軽快に動き、ポニーテールを使ってのホバリングができるので今作では彼女をメインに使っていましたw
前作のドンキーコングを操作している時に感じた重さも味があって良かったけど、やっぱり軽快な方がストレスなく楽しめて良いですね♪
さらに今作からはチームアップアクションが追加されました!
チームアップアクションはコングが2匹いることで発動が可能で、これを使えば高いところに行くことができるんです!
そのため前作よりも2匹とも生き残る必然性が高まっています。
さらに増したギミックのバリーション
ギミックのバリーションは前作よりもさらに増しました!
特に印象的だったのが、新たに追加されたマスト、フック、気球。
全体的にディディーとディクシーの機動性を活かしたギミックが増えており、キャラクターの性能と上手くマッチしています。
それ以外に印象的だったのが「コースター レース」。
前作で好評だったトロッコの仕掛けを利用したレースを楽しむことが可能で、当時は「2Dアクションゲームでレースを楽しめるなんて!?」と新鮮に感じたものです。
冒険の手助けをしてくれるアニマルフレンドは新たにコークス、スクイッター、ラトリー、クラッパー、グリマーが追加。
続投組としてはランビ、エンガード、スコークスがいますが、中にはリストラされたアニマルフレンドもいます(泣)
その辺は残念ですが、続投組の中にはスーパーダッシュが可能になるなどパワーアップしていました!
使用するとソニックもビックリするほどのスピード感で疾走できるので爽快です♪
さらにパワーアップした隠し要素
隠し要素は前作からさらにパワーアップしました!
各ステージにはボーナスステージが隠されているのはもちろん、新たに「DKコイン」「クレムコイン」という収集アイテムが追加されています。
さらに「バナナコイン」という通貨も追加され、様々な施設を利用する時に必要となりました。
このように数多くのアイテムが追加され、しかも集めることで良いことが起きるのでステージをくまなく探索するモチベーションが高まっているんですね。
収集アイテムと言えば、注目したいのが「アニマル禁止サイン」と「ゴールターゲット」の追加。
前者はアイテムと引き換えにアニマルフレンドとはお別れになってしまう仕掛け。
お別れは寂しいですが、その分だけ良いアイテムが貰えるので頑張ってアニマルフレンドを禁止サインのところまで連れて行きたくなってしまうんですね。
後者はゴールする時に踏む必要がある仕掛けなんですが、一定の高さから踏んだ場合、ドラムに表示されたアイテムが貰えるんです!
表示されるアイテムはコロコロ変わるので、タイミングに合わせて踏まないといけないんですね。
困ったことにステージの中には重要アイテムの「DKコイン」が景品になっていることもあるので、それを取るために何度も同じステージを再挑戦したものです。
隠しワールドが追加!
今作では新たに上級者向けの隠しワールドが追加されました!
このワールドのステージはどれも非常にトリッキーで難しく、アクションゲーマーへの挑戦状と言っても良いくらい。
すべてクリアすると真のラスボスと戦えるんですが、これは避けゲーでしたねw
隠しワールドへ行くには前述の「クレムコイン」を一定数集めなければならないので、当時は張り切って集めたものです。
惜しいところ
タイトルに偽りあり!
本作のタイトルは「スーパードンキーコング2」ですが、ドンキーコングはプレイアブルキャラクターではありません!w
ドンキーコングはクレムリン軍団に連れさらわれてしまい、出番はほとんどないんです!w
なので、タイトルの「スーパードンキーコング」は偽りがあります!
サブタイトルとして申し分程度に「ディクシー&ディディー」と付けられていますが、ドンキーコングファンは注意しましょうね。
全体のまとめ
地味だった前作よりも派手になり、ヒントも増えているのでより幅広い層が楽しめるような作品になりました。
それでいてやりこみ要素もパワーアップしているため上級者も満足できるようになっているのが嬉しいですね!
世界観も素晴らしく、色んな意味で前作からパワーアップしていて理想的な続編になっています。
よりキャッチーになり、やりこみ要素も増した理想的な続編!
こんな人には特におススメ。
・2Dアクションゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・2Dアクションゲームが苦手な人。
スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー/お気に入り度【95/100%】
プレイした時間・・・約150時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
スパドンの2や3は僕が小学高学年頃、要するにPS2,ゲームキューブ時代に触れましたがしっかりとおもしろく色あせてない名作だと思いました。
僕もおもしろくない奴かもしれないですが、スパドン2は1や3よりもおもしろいと思いますね。全体的にゲームとしてメリハリがついてきました。
確かに「とげとげタルめいろ」などの薔薇ステージのBGMは切なさがあっていいですよね。小学校の頃は苦手でしたが、中高年ぐらいになれば味がわかってきます。
ほんとに不満点はタイトル詐欺くらいなくらいですね(笑)
でもディーディーとディクシーは2人とも動きが機敏なので動作がもっさりなドンキーと比べるとこいつらでいいやってなっちゃいますwww
3はともかく2ではドンキーが最後にぶちかましてくれるので一応、タイトル冠してもいいんじゃないかなと僕は思います。
PS2/GC時代に触れていましたか。その頃でも色褪せずに楽しめたとは、それだけの名作って事ですよね!
改めてシリーズ3作をレビューしてみたところ、「2」が一番万人向けだと思います。
「とげとげタルめいろ」はなんか好きなんですよね~。キャッチーではないんだけど、ああいう泣きメロって好きなんです♪
あ!そうか!そう言えば最後にドンキーが決めてくれましたね!最後に主人公としての面目を保ちましたw
紛れもなく名作でしょう!前作以上に豊富なステージギミックやアクション、先に進むごとに難易度が上がっていくゲームバランスやグラフィックなど殆ど文句の付けようがないですね。
BGMは「とげとげタルめいろ」や鉱山の曲を筆頭に名曲ばかりですね!サントラは15万円以上するようでとても購入できないので再発してほしい。
個人的に一番残念だったのが、僕がアニマルフレンドで特に好きなウィンキーとエクスプレッソがリストラされたことです。前作で空気だったスコークスが活躍したのは嬉しかったですけれどね。
ドンキーコングは3はともかく2は最後に活躍するのでギリギリセーフじゃないでしょうか笑
前作と比べたらギミックやアイテムのバリエーションが驚くほど増えていますよね。それでいてゲームバランスもしっかりしているので感心しました。
とげとげタルめいろはスマブラXでアレンジされましたが、やっぱり原曲が一番好きです♪
アニマルフレンドのリストらは分かりますよ~。エクスプレッソはスピード感があって良かったし、ウィンキーは思わず触りたくなってしまうほどプヨプヨした質感がツボです←
スコークスは口からナッツ(タマゴ?)を出すようになって化けましたね。
ドンキーはそう言えば最後に活躍していました笑
SFC、というか2Dアクションゲームの一つの完成形ですね。革新的なシステムは殆どないながら凄まじい完成度だけで勝負できる、良い意味でゲーム屋らしい作品だと思います。
久々に3DSでプレイするかな…
2Dアクションゲームの中でも最高峰に位置しますよね。個人的なBEST 2Dアクションゲームランキングでもやってみようかな?
ゲーム史上に残る、究極レベルの作品のひとつだと断言できます。
マイベストゲームでもトップ5には必ず入りますね。個人的にはもうこの作品こそが横スクロールアクションの金字塔だと確信しています。
一番心を打ったのは、やはり前作になかった『明るさ、華やかさ』だと思います。
基本的にジャングルや遺跡や廃工場といった寂れた場所を舞台にしてる1は、あれはあれでコンセプトを守り抜いてる感じはします。
でも今回は日差しが差し込む船の上とか、ハチの巣と遊園地を組み合わせたワールドとか、なんというかこうわくわくさせるものを強く感じるんですよね…!
沼地の湿地帯とかの薄暗いステージもあるんですが、演出や敵のアクションが派手になったこともあって地味さを感じない、いい意味で理想的なポップさを備えたと思ってます。苦労してクリアしてディクシーがヘビメタをかき鳴らしてくれたら「よっしゃー!」ってなったものですw前作は淡々としてたのでw
そして音楽!これはもうほんとに、ほんとに最高です!ラトリーにだいへんしんが好きw
やかましくでしゃばってくるタイプのBGMではなく、そのステージの環境音も取り入れたこれぞ絶妙!っていう曲ばかりなんですよね。ゴーストコースターはドキドキするし、火山コースではマグマがぐつぐつしてる雰囲気まで伝わってきます。なんというか、どれもまさしくピッタリって感じで。
シンフォニックゲーマーズというBSのNHKで放送されたゲーム音楽のオーケストラ演奏番組でドンキー2メドレーも演奏されたのですが、あれももう胸が熱くなりました。隠しモードでサウンドテストがあるので今でもたまに聞いてます。
スマブラはジャングルレベルだけじゃなくもっと2の曲もアレンジすべき!(笑)
永遠に残る傑作2Dアクションです。いつまでも色あせないでしょうね。
それは凄いですね!
それだけ、本作には思い入れがあるという事でしょうか。
全体の印象論として世界観の明るさや華やかさについて触れましたが、読者さんも同じように感じているようでしたら安心ですw
そうなんですよ、「2」は全体的に明るくて華やかなんですよね。
ディクシーのヘビメタがゴールで流れた時はノリノリになれます♪こんなテンション、前作ではならなかったのでこれだけで印象がガラッと変わります。
色々と細かく、それでいて的確なコメントをありがとうございます!レビュー記事に追記したくなるほど細かい部分まで的確に書かれていますよw
スマブラの次回作では本作のアレンジ曲をもっと入れて欲しいですね♪
ドンドドドンキーコング2♪今度はドンキーさらわれた♪
ドンキーには悪いですけどディクシー&ディディーのコンビの方が
軽快で操作しやすくて好きでしたw
難易度は相変わらず高いですけど特徴的なギミックが豊富で
最後まで飽きさせない作りでシリーズの中では一番気に入ってます
自分は森のステージのBGMが一番好きですね
SFC後期は歌ものCMが色々ありましたよね。
スーパードンキーコング2、スーパーデラックス、スーパーマリオRPGと続くので、歌ものCMのゲームが名作という法則が生まれた気がします。
ドンキーを操作出来ないのは寂しいですが、操作キャラの組み合わせは今作が最強ですし、世界観も一番万人受けしそうですよね。