ニンテンドースイッチ2を購入する前に知っておくべき重要な注意点

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回はニンテンドースイッチ2を購入する前に知っておきたい注意点を挙げていきます!

6月5日に発売日が決まったSwitch2。

前世代機から性能が大きく上がった一方、国内専用モデルの価格は49,980円(税込)と、海外版と比べてかなり抑えてきました!

ですので発売日にぜひ購入したいところですが、よくよく調べてみると、いくつかの落とし穴があるんですよね。

そこで、本記事では何を気をつけたら良いのかを挙げていきます。

Switch2購入前の注意点

その1:パッケージタイトルの中にはキーカードが存在する

1つめの注意点は、パッケージタイトルの中にはキーカードが存在することです。

これまでのパッケージタイトルは、ゲームカードを差し込むだけでそのまま遊べることが多くありました。

しかし、Switch2のパッケージソフトには、ゲームを起動するための「キー(鍵)」しか入っていないカードが存在します。

この場合、最初にゲームデータをダウンロードする必要があるため、

  • ネット接続
  • 本体保存メモリーまたはmicroSD Expressカードの空き容量

が必要となります。

じゃあダウンロードカードと同じだな。キーカードは2回目以降は差し込まなくて良いのか?

いえ、キーカードは2回目以降の起動時にも必要です。

データをダウンロードした後でもキーカードが必要になりますので、なくさないよう注意が必要です。

え?なんだその不便な仕様は?なんでキーカードという仕組みが導入されるのだろうな?

おそらく、ゲームカードにかかるコストを削減するためでしょうね。

例えばSwitch向けに発売された「ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch」は、32GBのゲームカードを使用していたので、価格が9,680円もしました。

Switch2では最大64GBのゲームカードが使用可能になりましたが、コストが高くなるので、特に任天堂にロイヤリティを支払っているソフトメーカーにとっては、なるべく避けたい選択肢なのかもしれません。

ただし、

  • シャインポスト Be Your アイドル!
  • ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HDリマスター

といったそれほど大容量を必要としないタイトルでもキーカードを採用しているケースがあります。

このようなことから、今後はキーカードの割合が増える可能性があるので、パッケージ版を購入しても容量の節約にはならないかもしれません。

もし容量の節約を目的にパッケージ版を購入されている場合、ダウンロード版を選んだ方が良いでしょうね。

幸い、Switch2の本体保存メモリーは256GBもあります。

これだけの容量があれば、一般的なユーザーであれば当面は容量不足に悩まされることはないと見ています。

ゲームカードとキーカードはどうやって見分けるんだ?

パッケージがキーカードかどうかは、ケースを見るとわかります。

もしキーカードである場合、パッケージに注意書きが書かれていますからね。

加えてキーカードには「鍵マーク」が付いています。

キーカードのパッケージは容量の節約にはなりませんので、購入時にはよく確認することをおすすめします。

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その2:microSDカードは非対応

2つめの注意点は、microSDカードは非対応であることです。

SwitchではmicroSDカードが採用されていましたが、Switch2では対応していません。

対応しているのは「microSD Expressカード」です。

こちらは従来のmicroSDカードと比べて、最大読み込み速度が約9倍に向上しています。

Switch2ではこのカードを使用したゲーム体験を基準としているので、従来のmicroSDカードは使用できなくなっています。

そのため、現在Switchで使用しているmicroSDカードをSwitch2で使い回すことはできなくなっているんですね。

ていうか、microSD Expressってどこにも売っていなんじゃないか?

どうやらSwitch2の発表に合わせて転売が横行しているようです。

ただライセンス商品も今後販売されますし、Switch2本体の保存メモリーは256GBもあります。

SDカードは今後大量生産によって価格が下がる可能性もありますので、焦って購入せず、少し様子を見るのも良いかもしれません。

ちなみに、microSDカードといえば、ネット通販では偽物が出回っていることもあります。

極端に安すぎる商品には偽物である可能性があるので、購入前に注意したほうが良いでしょうね。

参考に、microSD Expressカードの価格相場は256GBで8,500円前後です。

microSDカードよりもかなり高価ですので、価格が落ち着くまで待つのも一つの手かもしれません。

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その3:一部のSwitchソフトは非対応

3つめの注意点は、一部のSwitchソフトは非対応であることです。

Switch2は現行Switchとの互換性があります。

そのため、1万本以上のSwitchソフトを遊ぶことができるので、非常に魅力的です。

しかし、一部のソフトは非対応であったり、動作に問題が確認されているものもあります。

非対応のソフトとしては「ニンテンドーラボ VRキット」が挙げられます。

こちらはSwitch2の本体サイズが付属の段ボールキットに合わないため、遊ぶことができません。

また、動作に問題が確認されているタイトルは、139本にも及びます(2025年4月19日時点)。

すべてを挙げることはできませんが、その中には以下のような有名タイトルも含まれています。

  • 太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル
  • ロケットリーグ

さらに動作には問題がないものの、SwitchのJoy-Conが必要なタイトルにも注意が必要です。

例を挙げると、「1-2-Switch」「Nintendo Switch Sports」「リングフィットアドベンチャー」などが該当します。

これらのソフトはモーションIRカメラを使用したり、専用のアタッチメントが必要になるためです。

Switch2のJoy-ConにはモーションIRカメラが搭載されておらず、形状も異なっているため、対応していない可能性があります。

すべてのタイトルを個別に確認すると長くなってしまいますので、詳しい情報については任天堂の公式サイトをご覧になることをおすすめします。

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その4:一部のSwitch用周辺機器は非対応

4つめの注意点は、一部のSwitch用周辺機器は非対応であることです。

先ほどもお伝えしたように、Switch2はSwitchとの互換性があります。

ただし、以下の周辺機器は対応していません。

  • ドック
  • ACアダプター
  • 充電スタンド
  • HDMIケーブル
  • microSDカード

これらはSwitch2と規格が異なるため、使用することができません。

とはいえSwitch2用のHDMIケーブルやACアダプター、ドックは本体に同梱されているため、大きな問題はないかと思われます。

あるとしたら、別売りの充電スタンドやmicroSDカードが使用できないことですね。

これらの周辺機器はSwitch2用に買い足す必要があるので、注意が必要です。

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その5:Switch2ソフトはカタログチケット対象外

5つめの注意点は、Switch2ソフトはカタログチケット対象外であることです。

Switchでは「カタログチケット」というお得な商品が販売されていました。

これは、対象のSwitchソフト2本を9,980円で購入できるというものです。

購入から1年以内。Switch Online加入者限定という条件はありますが、最大で8,000円程度お得になるため、非常に魅力的な内容でした。

しかし、Switch2ソフトは対象外となっています。

なぜ対象外なのか?理由としては、ソフトの価格が大幅に上昇していることが挙げられます。

Switch2向けの任天堂ソフトは高めの価格設定となっており、

  • 「マリオカートワールド」のダウンロード版:8,980円(税込)
  • 「ドンキーコングバナンザ」のダウンロード版:7,980円(税込)

といった感じで8,000円から9,000円が基本となっています。

Switchソフトの価格帯はおおよそ6,500円〜7,600円程度でしたので、1,000円〜2,000円ほど値上がりしています。

このように価格が上がったことでカタログチケットの仕組みと釣り合わなくなったので、Switch2ソフトは対象外になったものと考えられます。

Switch2用のカタログチケットは今後登場しないのか?

現時点ではそのような情報はありません。

今後ソフトが増えてきたタイミングで新たなチケットが登場する可能性もありますので、そこは続報に期待です。

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その6:Nintendo Switch 2 Editionは条件を満たすと一部のタイトルが無料で遊べる

6つめの注意点は、Nintendo Switch 2 Editionは条件を満たすと一部のタイトルが無料で遊べることです。

Nintendo Switch 2 Editionは、既存のSwitchソフトをアップグレードしたバージョンです。

グラフィックの強化や、Switch2ならではの新しい要素が追加されているのが特徴となっています。

発売済みのタイトルでは、

  • ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド/ティアーズ オブ ザ キングダム
  • スーパーマリオパーティ ジャンボリー
  • 星のカービィ ディスカバリー

などが該当して、既にソフトをお持ちの方は少額の料金でアップグレードが可能です。

既に発表されているものだと、

  • 「ブレス オブ ザ ワイルド」「ティアーズ オブ ザ キングダム」 1,000円
  • 「スーパーマリオパーティ ジャンボリー」「星のカービィ ディスカバリー」 2,000円

となっています。

ただし、「ゼルダの伝説」シリーズについては、条件を満たすと無料でアップグレードすることができます。

その条件とは、「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入していることです。

このサービスは、

  • 個人プラン:年額4,900円
  • ファミリープラン:年額8,900円

となっており、加入している方は「ゼルダの伝説」シリーズに関しては追加料金なしでアップグレードができます。

該当する方はぜひ覚えておくことをおすすめします。

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その7:SwitchではSwitch2のカードを差し込んでも遊べない

7つめの注意点は、SwitchではSwitch2のカードを差し込んでも遊べないことです。

Switch2では、専用ソフトを楽しむことができます。

たとえば「マリオカートワールド」や「ドンキーコングバナンザ」など、本体の性能を活かした専用タイトルが多数存在します。

これらのソフトは、現行のSwitch本体では遊ぶことができませんのでご注意ください。

実際に試したわけではありませんが、おそらく現行SwitchにSwitch2のカードを差し込んでもエラーが表示されると思われます。

これはDSで3DSのソフトが使えなかったり、ゲームボーイでゲームボーイアドバンスのソフトが使えなかったりするのと同じ仕組みです。

ただし、ある方法を使えば、Switchでも一部のSwitch2ソフトを遊ぶことができます。

それは、「おすそわけ通信」という機能です。

「おすそわけ通信」はSwitch2から新たに導入される機能で、ローカル通信またはインターネットを通じたゲームチャットを介して、相手にソフトを“おすそわけ”することができます。

たとえばローカル通信を利用すれば、Switch2のソフトを現行Switchに送ることが可能です。

現時点で対応しているのは、「スーパーマリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV」。

一部のモードに限られますが、おすそわけ通信によって現行Switchでも遊ぶことができます。

なんだその機能!凄いな!

どうやらWii Uのゲームパッドで使われていた技術を応用しているようです。

Wii Uでは本体からゲームパッドに映像を送ってプレイする仕組みがありました。

「おすそわけ通信」ではWii Uの時と同じストリーミング技術が使われていて、通信中はゲーム機側のスペックに関係なく、さまざまなゲームを“おすそわけ”できます。

ただし、すべてのタイトルで使えるわけではなく、「おすそわけ通信」に対応したプログラムが組み込まれたソフトのみ利用可能です。

現時点での対応ソフトは以下の6タイトルとなっています。

  • スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV
  • やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ
  • スーパーマリオ 3Dワールド+ フューリーワールド
  • 世界のアソビ大全51
  • 進め!キノピオ隊長
  • スーパーマリオ オデッセイ

現状ではSwitchソフトが中心となっていますが、今後はSwitch2のソフトも続々と対応していくと思われますので、今後の展開が楽しみですね!

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その8:マイニンテンドーストアで予約するには条件を満たさないといけない

8つめの注意点は、マイニンテンドーストアで予約するには条件を満たさないといけないことです。

Switch2は、全国のゲーム取扱店やオンラインショップで予約することができます。

マイニンテンドーストアでも予約が可能ですが、抽選販売となっており、さらに以下の条件を満たしている必要があります。

  • 2025年2月28日(金)時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上であること(体験版ソフトや無料ソフトは対象外)
  • 応募時点で「Nintendo Switch Online」に累積で1年以上加入しており、かつ応募時にも継続して加入していること

また、ニンテンドーアカウントの「国/地域」設定が「日本」であることも条件となっており、これらの要件があるため、人によっては厳しく感じるかもしれません。

特に「Switch Online」未加入、または加入期間が短い方にとってはハードルが高いため、マイニンテンドーストアでの予約を検討している場合は、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

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その9:国内専用版で海外アカウントは使えない

9つめの注意点は、国内専用版で海外アカウントは使えないことです。

Switch2には、国内専用モデルと多言語対応モデルの2種類が存在します。

国内専用モデルは多言語モデルに比べて20,000円ほど安くなっていますが、

  • 対応言語が日本語のみ
  • 「国/地域」が「日本」に設定されたニンテンドーアカウントのみ連携可能

といった制限があります。

海外アカウントは使用できませんのでご注意ください。

海外アカウントにはどんなメリットがあるんだ?

海外アカウントを利用することで、インターフェースの言語を変更できたり、海外のeショップにアクセスできたりします。

これによって海外限定で配信されているソフトをプレイできたり、地域限定のSwitch Onlineタイトルを楽しめるなど、さまざまな恩恵があります。

国内専用モデルではこれらの機能が利用できなくなるので、注意が必要です。

なお、言語設定については、一部のソフトに限り、ゲーム内で個別に言語を切り替えられる場合もあります。

英語などでプレイしたい場合は、ソフトごとの設定を確認してみると良いでしょうね!

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全体のまとめ

ここまでSwitch2の購入前注意点を挙げてみました!

現行Switchとの互換性はありますが、一部が継承されなかったり、仕様が変わっていたりするので、購入前によく確認することをおすすめします。