
1992年に1作目が発売されて以来、
日本ではトップクラスの人気を誇る「マリオカート」シリーズ。
それまでに実績をあげた人気キャラクターがハチャメチャバトルを繰り広げる
キャラクターバトルアクションゲームとして先陣を切ったシリーズで、
初登場から20年以上が経過した今でも人気は色褪せていません。
それもあってフォロワータイトルは20年以上が経った今でもコンスタントに発売されており、
もはや「マリオカート」系というジャンルが確立したと言っても過言ではないでしょう!
本記事ではマリオカートのソックリさんをまとめて行きたいと思います。

ボンバーマンカート/PS2
ボンバーマンのキャラクターが登場するレースゲーム。
当時力を入れていたミニゲーム集「ボンバーマンランド」の世界観を利用しているという事で、
キャラクターデザインは本家よりもデフォルメされており、
登場キャラクターも同作品から持ってきているようです。
「マリオカート」系タイトルという事で、9種類のアイテムが存在。
キャラクターだけでは無く、カートも7種類の中から選ぶ事が出来ました。
コロコロコミックで連載されていたボンバーマンの4コマ漫画を見ることができるのも特徴。

ディディーコングレーシング/N64
ドンキーコングの相棒であるディディーコングが主人公のレースゲーム。
「ドンキーコング」シリーズの関連作という事で同作品の世界観を踏襲しているのかと思いきや、
全くの別物で、登場キャラクターには「バンジョー」や「コンカー」など、
その後別のゲームで活躍するキャラクターが初登場しており、
実質レア社オールスターレース的な内容でした。
特徴としては、レースカー、ホバークラフト、
飛行機といった操作感が大きく異なるマシンが用意されており、
同じアイテムを取り続けるとだんだん強化されていく事。
ストーリーモードにはボスキャラクターも登場しました。
そのため同じ任天堂から発売されたN64「マリオカート64」とはある程度の差別化が図られています。

クラッシュバンディクーレーシング/PS
クラッシュバンディクーのキャラクターが登場するレースゲーム。
ジャンプ、ドリフト、アイテムといった「マリオカート」シリーズに登場する要素が多く、
一見すると安易なフォロワータイトルに見えますが、
あのノーティドッグが本気で作ったレースゲームだけあって完成度が高く、
人によっては「マリオカート」シリーズよりも面白い!というほど高く評価されていたりします。
しぶとく本編シリーズと並行してノーティドッグが手掛けていれば、
今頃「マリオカート」シリーズを超える人気シリーズになっていたかも?

チョコボレーシング/PS
「ファイナルファンタジー」シリーズのマスコットキャラクター、「チョコボ」が主人公のレースゲーム。
「ファイナルファンタジー」シリーズの関連作だけあってアビリティ、
魔石といった同シリーズで登場する要素をレースゲームに上手く置き換えていました。
また、当時の作品としては隠しキャラクターが非常に多かった事も特徴。

コナミ ワイワイレーシング アドバンス/GBA
コナミの人気キャラクター達が共演するレースゲーム。
登場キャラクターは「がんばれゴエモン」、「パワプロくん」、
「悪魔城ドラキュラ」、「グラディウス」シリーズなどから参戦しているようです。
2001年に発売された作品だけあってチョイスが1990年代に偏っていますね。
コナミと言えば「メタルギアソリッド」ですが、そちらからは「ニンジャ」しか参戦していません。
ゲームシステムとしては「マリオカート」シリーズでお馴染みのアイテムに加え、
助っ人キャラクターを呼び出すシステムが用意されていました。
リトルビッグプラネットを題材にしたレースゲーム。
操作感、アイテムを使ったシステムなど、「マリオカート」を模写した内容ですが、
自分だけのコースを細かくデザインできる事が特徴となっています。
コースエディットができるゲームは数あれど、本作ほど細かく、
それも「マリオカート」系のレースゲームで搭載している作品は珍しいので、
そこが強みの作品でした。肝心のレース部分はもう一歩ですが。
ちなみに同系統のゲームとしてPS3/PSP「モッドネーション 無限のカート王国」が存在します。

サルゲッチュ ピポサルレーサー/PSP
「サルゲッチュ」を題材にしたレースゲーム。
サルが手足にタイヤを付けて走行するだけあって車幅を変更することができる事が特徴でした。
また、漫画の擬音風エフェクトによってハチャメチャさを強調している事も特徴。
しかし、PSPソフトとしてはグラフィックが粗く、
同時に走行できるレーサーが6人までだったりと、出来はイマイチだった記憶があります。

ロックマンバトル&チェイス/PS
「ロックマン」を題材にしたレースゲーム。
ロックマンだけあって弾を発射する事が可能で、実況が用意されており、
倒した敵のマシンから奪ったパーツで自分のマシンをカスタマイズしていく事が特徴でした。
ステージギミックも豊富で、アイテムも登場するのでかなり賑やかな作品という印象です。

ワッキーモーターズ/GREE
スマートフォン系からも一本。この作品はGREEが2012年ごろに力を入れていた
マリオカート系レースゲームですが、フレームレートが低く、操作も傾けるだけで、
いくら基本プレイ無料とは言え僕からしたら遊べるものではありませんでした。
調べてはいませんが、おそらくスマートフォン業界では、
「マリオカート」を模写したゲームは腐るほどあるんでしょうね。
ちなみにこの作品は2013年夏にサービス終了しています。
こうして見ると各社の人気デフォルメ系キャラクターが登場するレースゲームって定番なんですね。
そのうちレベルファイブが自社の人気キャラクターを使用したレースゲームとか出してきたりしてw
あとは「プレイステーションオールスターバトルロイヤル」に続いて、
「プレイステーションオールスターバトルグランプリ」とか出てくるかもしれません。
※これまでに公開したコラム記事の一覧はこちら。
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私もプレバトが発売決定した時にマリオカートのようなコンセプトのゲームの方が売れるのではと思いましたね。最近、ここで取り上げてある「コナミワイワイレーシング」を買いました。コナミが作っているためかBGMが良く、GBAには珍しくボイスがあったりと思っていた以上に面白いゲームでしたね。
今月発売される「ソニック&オールスターレーシング」はセガ好きならぜひ買ってみてほしいソフトですがkentさんはどれほどセガの
ゲーム知っているのかな?