どうも、C-rexです!つい先日、僕はスマホデビューしました。
そしてせっかくなので、無料のスマホゲーをいくつかインストールし、プレイしました。
そこで、僕がスマホゲーをプレイしてみて思ったことを書いていこうと思います!
ちなみに、今回僕がプレイしたタイトルは「ケリ姫スイーツ」「○○系アイドルをプロデュース!」「王国の道具屋さん2」「イカレタ勇者のコブン」「シムシティ ビルドイット」です(これ以外にもプレイしたタイトルはあったものの、ゲーム性が合わず、すぐアンインストールしました)。
これらをサンプルとして語っていきます。
目次
ビジュアルがとにかく魅力的
まず、ビジュアルにすごく惹きつけられました。とにかくキャラデザが可愛いです!日本人に馴染みのある「萌え」やポップな「カートゥーン」がたくさんありました。
PS4だとフォトリアルが若干優勢ですし、任天堂は萌えがほとんどなく、どちらかといえばカートゥーンが多いです。だから、スマホゲーはそういう点は強いなと思いました。
シンプルなゲームシステムが手軽で、取っ付きが良い
そして、やりやすさ。画面をタップしたり、スライドするだけで良いので、取っ付きが良かったです。
このシステムなら、忙しい人でも気軽に楽しめるなと思いました。
「モンスターハンター」や「ストリートファイター」のように複雑で操作を覚えるのが難しくないので、ハマりやすいです。
また、ゲームの難易度が全体的に低いので、苦手ジャンルにも手を出しやすくなると思いました。僕の例を挙げると、頭をめちゃくちゃ使うゲーム(シミュレーションやRPG)が苦手ですが、難易度が低いので楽にプレイできました。
シンプルなシステムゆえに「単調な作業」になっていく
しかし、タッチ操作のゲームゆえに、シンプルなシステムが作業になっていきました。
なぜかというと、ただタップし続けたりするだけだったりと、同じことの繰り返しになっていったからです。そうなるとだんだん飽きてきて、タップが楽しくなくなりました。
普通、コンシューマーゲームの場合はシンプルなシステムはやりやすさと楽しさに繋がっていきます。ところが、スマホゲー(特に無料ゲーム)はやりやすさがあっても、楽しさに繋がらず、それどころか「単調な作業」になりがちでした。
追加アイテムの入手法がいやらしい
また、追加アイテムの入手法が儲けたいという気持ちが目に見えている気がして、いやらしく思いました。
特に、通貨やガチャのチケットを有料で買わせようという姿勢、レビューを書いてアイテムを手に入れるというシステムにはいやらしさを感じました。
無料のゲームゆえにそうせざるをえないとは思いますが、コンシューマーゲームに慣れていると違和感を覚えました。
コンシューマーゲームにもDLCという追加アイテムのシステムがありますが、値段が高いものがあるもの、ほとんど必要性がありません。
ところが、スマホゲーの場合、ゲームを有利に進める(ための追加アイテムが多いので、必要性が高いなと思いました。
ただ、ほとんど無課金でできるゲームもあるので、全てのスマホゲーに当てはまるとは言えません。
あくまで「暇つぶし」前提の作り
いくつかのスマホゲーをプレイしてみて感じたのは、「暇つぶし」前提だということです。
良く言えば、さっき書いたようにシンプルなので忙しいときでも楽にできますが、悪く言えば、タップとスライドをするだけです。このシンプルな感じは個人的には、「ゲーム&ウォッチ」を彷彿とさせました。
毎日忙しい人、そもそもゲームがそんなに好きじゃない(というよりあまり興味がない)人にとっては息抜きとしては最適な娯楽だと思います。
しかし、ゲームが趣味の僕にとっては物足りなさを感じましたし、ビジネスモデルに強い抵抗を覚えました。
スマホゲーはコンシューマーゲームと同列に並べるべきじゃない
また、スマホゲーはコンシューマーゲームと同列に並べるべきじゃないなとも感じました。
なぜなら、方向性が全く違うからです。全てに当てはまるわけじゃないですが、コンシューマーゲームは長く楽しめて、刺激や歯ごたえを重視する傾向にあります。
一方で、スマホゲーは誰でも少し楽しめて、ビジュアルやシンプルなシステムを重視する傾向にあります。これらを見て、スマホゲーとコンシューマーゲームを比べようとするのは難しいということが分かると思います。
とはいえ、多極化の時代で、一つのコンテンツが王者になりづらい時代だからといって、コンシューマーゲームがスマホゲーに押されている現実は無視できません。
コストの低さで、ライトユーザーが寄りやすいという点でも、スマホゲーが強いのは事実です。
ちゃんとプレイして気づいたスマホゲーの魅力
スマホゲーをプレイする前、僕は「どうせスマホゲーなんてろくなものがない。コンシューマーゲームのほうが面白いに決まってる」という差別意識がどこかにありました。
しかし、実際にプレイしてみると「あれ?意外と面白い!」と思えて、楽しめました。
コンシューマーゲームより優秀な部分がありましたし、さっき書いたようなコンシューマーゲームに劣る部分もありました。
完全に影響されるべきじゃないけど、コンシューマーゲームはスマホゲーのライトユーザーの寄りやすさを見習うべきだと思います。
話は変わりますが、僕はスマホゲー、コンシューマーゲーム両方やってみるのが一番良いと思います。
自分の興味のあるコンシューマーゲームのタイトルがなければ、スマホゲーをプレイし、興味があるならコンシューマーゲームをプレイする。これが最高のプレイスタイルじゃないかなと思います。
この記事を書いた人
若さ溢れるエネゴリ君。ゲームブログ「C-rexのさすらいな日々」を開設。
日本デジタルゲーム産業史: ファミコン以前からスマホゲームまで
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