【レビュー】テイルズ オブ エターニア リマスターが想像以上に快適!原作との違いや購入前の注意点

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は「テイルズ オブ エターニア リマスター」のレビューをしていきますが、まずはひとこと言わせてください。

いやぁまさか、こんなにも遊びやすくなっているとは!?

本作は2000年にPS1で発売されたRPGのリマスター版です。

最近よくある昔のゲームを高解像度化したという、そんな形式のタイトルなんですが、追加機能が予想以上に使いやすいです。

原作で苦労したレベル上げやダンジョン探索がグッと快適になっていて、あの頃の苦い思い出まで吹き飛びそうになりましたw

ただし、すべてが良くなった訳ではありません。

原作と違うところがあったり、いま遊ぶと古臭く感じるところもあるんですよね。

そこで今回は、Switch2版を実際にプレイして感じた進化や惜しいところ、そして2026年の今でも楽しめるのかを徹底レビューしていきます!

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このゲームを3行で説明すると?
  • 2000年に発売されたRPGのリマスター版。
  • インフェリアとセレスティアといった2つの世界を行き来して冒険を進めていく。
  • リマスター化にあたって画質の向上や便利機能が多数追加された。
初リリース日 2026年10月15日
対応ハード Switch2/Switch/PS5/PS4/Xbox Series
ジャンル RPG
推定クリア時間 30~40時間 (新機能で半分に短縮可)
発売元 バンダイナムコ

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そもそも「テイルズ オブ エターニア」とは?

まずは「テイルズ オブ エターニア」の魅力を語っていきます。

最大のポイントは、何と言ってもストーリーの良さです。

これがですね、王道でありながらも心にグッと来る感じになっているんですよ。

内容としてはインフェリアとセレスティア。2つの世界に迫る危機を少年少女たちが食い止める冒険活劇です。

主人公となるのは、リッド。彼は異なる世界に住む少女・メルディとの出会いをきっかけに壮大な冒険へ旅立ちます。

でも単に悪いやつを倒して世界を救う勧善懲悪ではないんですよね。

主人公たちを襲う敵にも戦う事情がありますし、身近な仲間もそれぞれ複雑な過去や痛みを持っています。

作中ではそんな事情をしっかり描いているので、それぞれの視点に立つことで、どういった思いで行動していたのか?どんな痛みを抱えていたのかを知ることになります。

注目したいのが、主人公自身がそういった経験を通じて成長することです。

主人公のリッドは平穏な暮らしを好んでいるので、当初は世界に起こっている危機を国に任せようとします。

ところが仲間たちとの旅を通じていろんな経験をすることで、リッド自身も少しずつ相手の立場を考えられるようになっていく。

その成長ぶりが感情移入できるものになっていますし、ぼく自身そんなリッドの姿を見ているうちに、いつの間にか考え方が変わっていました。

相手のことを簡単に決めつけるんじゃなくて、どうしてそういう考え方になったのか、一度立ち止まって考えてみようと。

ゲームを遊んでいるだけなのに、人として大切なことを教えてもらったような気がしたんですよね。

しかも本作、世界観の設定も作り込まれているんですよ。

主人公たちはインフェリアという世界で暮らしていて、空を見上げるとセレスティアという世界が見えます。

そして、ストーリーを進めることで2つの世界を行き来することになるんですが、それぞれの文化を細かく描いていますし、何よりも終盤の伏線回収が凄い!

序盤のさりげないシーンが重大な出来事に繋がるので、初めて知った時は衝撃を受けました!

このようにストーリーが魅力の「エターニア」ですが、王道RPGとしての良さもあります。

ストーリーを通じて街やダンジョンをハシゴして、各地を探索したり、ボスを倒していく。

「ドラゴンクエスト」が確立させたRPGのお作法に沿って作られているので、安定した面白さがあります。

そういう意味で注目したいのが、ミニゲームの多さでしょうか。

イカダで加速していく「川下り」、転がってくるボールを相手にぶつける「クレーメルボール」、中毒性のあるカードゲーム「ウィス」などなど。

いろんなジャンルのミニゲームを各地で遊べます。

近年のRPGってミニゲームが少ない傾向にありますが、この時代のRPGはバラエティに富んでいるので、寄り道をするのが楽しいです!

そして忘れてはいけないのが、2Dドットの完成度!

原作の対応機種はPS1ですが、スーパーファミコン時代のグラフィックを正統進化させた感じになっているので、普遍的な魅力があります。

戦闘パートはアクションゲームっぽくなっているんですけど、剣を振ったり、ジャンプをする時はキャラクターが細かくアニメーションをしてくれるので、生き生きとしています。

しかも背景の描き込みも細かく、草原や街並みなどが色鮮やかに表現されているんですよ。

本作が発売された2000年当時って何でもかんでも「3D!3D!」の時代で、2Dは古臭く見られがちでしたけど、今思うとこれで良かったと思いますね。

そんな「テイルズ オブエターニア」ですが、リマスター版になってどこまで変わったのか?

ここからはSwitch2でプレイした感想を語っていきます。

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痒いところに手が届くカスタム機能

本作をプレイしてまず感心したのが、痒いところに手が届くカスタム機能です。

リマスター化にあたってグラフィックが綺麗になっていますが、正直なところ、人を選ぶところがあります。

背景や文字がクッキリしていたり、効果音が調整されていたり。現代風にアレンジされていますが、それによって原作の味が薄れているところもあります。

というのもこの時代のゲームって、画質の粗さに懐かしさを感じられて良かったりするんですよ。

ドット絵のキャラクターに、綺麗だけど低解像度な背景。この組み合わせがどこか柔らかさを感じられて、当時を思い出させてくれます。

かと言って当時のままで発売すると、新規の方にとっては地味に見えるかもしれない。

そんなジレンマを抱えていると思うんですが、本作はグラフィック・効果音。それぞれ「オリジナル」の仕様にすることができます。

さらに「フォント」も当時の雰囲気に近付けた「クラシックスタイル」に変更できるので、気配りが凄いです!

ほかにどんなカスタム機能があるんだ?

ビックリするくらい追加されています。

その中には原作で気になっていた短所をカバーするものも多いので、こちらのほうが目玉なんじゃないかと思いましたw

詳しくは次の項目で語っていきます。

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ブースト機能によって快適性が大幅に向上!

本作には快適に遊ぶための機能が多数搭載されています。

エンカウントOFF機能に、目的地の案内機能、経験値などの倍率変更などなど。

公式チートとも言える機能が目立っていますが、中には原作で気になっていた点を解消しているところもあるんですよね。

特に大きいのが、戦闘で術や技を使いやすくなっていることです。

「エターニア」ではTPというリソースが存在します。

これを消費して術や技を使うことになるんですが、ダンジョン内では回復手段が少なかったんですよね。

キャンプで休んでも回復することはなく、街の宿屋へ戻るか、アイテムや料理を使わないといけませんでした。

ところがリマスター版の場合、「ブースト」の設定から

  • キャンプ時にTP回復
  • 使用TP半分

を選択できるので、術や技を気軽に使えるようになりました。

「テイルズ オブ」シリーズの戦闘ってアクションゲームに近いところがあって、派手な技をバンバン使いたくなりますから、TPを回復しやすくなっているのは嬉しいです!

さらに良いと思ったのが、ブースト機能の「攻撃熟練度2倍、4倍」。

「エターニア」では斬りレベルや突きレベルを上げたり、技を一定回数使用することで新しい技を習得できます。

ただ普通に遊んでいると、これらの条件を満たすまでに結構な時間がかかるんですよね。

そこで役立つのが、今回追加されたブースト機能!

攻撃熟練度の獲得量を2倍、もしくは4倍にできるので、新しい技を効率良く覚えられるようになりました!

さらに「術技使用カウント倍増」という機能もあるので、少ない戦闘回数でも技の習得条件を満たしやすくなっているんですよ。

「テイルズ」の戦闘って使える術や技を覚えることで加速度的に面白くなるので、これらの機能に関しては積極的に使いたくなりました。

でもよ、そんなものを使ったら原作の持ち味がなくなってしまわないか?

それは否定しません。確かに何でもかんでもブーストしてしまうとレベル上げの醍醐味が薄れたり、強敵を倒した時の達成感が薄れてしまいます。

ただ、令和の時代に原作の苦みをまた味わいたいのかと言うと、個人的にはキツイかな。

「いざないの密林」で迷子になっているときにランダムエンカウントが発生したり、次はどこへ行けば良いのか分からなくなったり。

こういう苦痛ポイントってあの頃は味として楽しめましたが、今となってはテンポが気になりますから、状況に応じてブースト機能を使っていました。

なんといっても本作はキャラクターやストーリーが中心のゲームですからね。

やりこみ要素はありますけど、まずはキャラクターやストーリーを楽しんでもらうことが第一ですから、ブースト機能は補助輪としてはアリなんじゃないでしょうか?

一度設定した機能も気軽に変更できるので、

  • 道に迷ったら目的地アイコンをONにする
  • レベル上げが単調になってきたので、今だけ獲得経験値を4倍にする
  • 手応えを味わいたいから、今だけ難易度マニアにする

といった感じでコロコロ変えるのも良いでしょうね。

あ!でも「アイテム最大所持数拡張」をONにするとそのセーブデータでは戻せなくなりますから、その点は気をつけてくださいねw

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リマスター化によって変わったゲーム体験

リマスター化によってゲーム体験の面にも手を加えられています。

ひとことで表すと、親切に、快適になった感じでしょうか。

まず大きいのが、チュートリアル機能。

新要素が解禁されると、その度にちょっとしたガイドが入ります。

今のゲームでは当たり前の要素ですが、原作ではなかったので、だいぶ親切になりました。

この辺りは文化が変わった影響かな。昔のゲームは説明書を読むこと前提の作りでしたが、いまはなくなって、ゲーム内で教えてもらう作りになっていますからね。

そして地味に有難いのが、キー操作の改善です。

「エターニア」の戦闘ではボタンを組み合わせて技を発動します。

魔神剣!雷神剣!虎牙破斬!

これがですね、コントローラーの性能もあってか原作では少し技を出しにくかったんですよ。

でもリマスター版では操作性が良くなり、動きもなめらかになったことで技を出しやすくなっています。

「テイルズ」の戦闘ってコンボを繋げる楽しさがありますから、これは嬉しい改善です。

一方で好みが分かれそうな改善がエンカウントの演出ですね。

原作では移動パートから戦闘パートへ切り替わる時、読み込み時間が発生しました。

それを感じさせないよう渦巻きのようなエフェクトが挿入されたんですが、リマスター版は待ち時間が短縮されているので、そういったものがなくなっています。

テンポが良くなった反面、あの演出を”味”に感じていますと、寂しく感じるかもしれません。

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クイズの出題問題が大幅に変更

そして本作、面白い追加要素があります!

それが、クイズの出題内容の変更です!

学問の町ミンツにあるミンツ大学では、クイズに挑戦できます。

原作では「エターニア」以前の問題だったんですが、リマスター版ではそれ以降のタイトルも含まれるようになりました!

これによって最新作までの知識が求められるようになったので、よりファン向けの内容になっているんですよ。

「アライズ」の主人公が過去の記憶と共に失っているものはなに?とか、「シンフォニア」のコレットは何をするために旅立ったの?とか。

「エターニア」以降のタイトルもバンバン出てきます。

この辺りは新鮮味がある一方で、初期のタイトルだけ詳しい人にとっては難しくなったと感じるかもしれません。

あくまでも寄り道要素でクリア必須ではありませんが、近年のタイトルにも詳しいのか?そうでないのかによって受ける印象が変わります。

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リマスター版の惜しいところ

続いてはリマスター版で惜しいところについて。

特に大きいのが、PSP版準拠であることでしょうか。

「エターニア」は2000年にPS1で発売されましたが、2005年にはPSPへ移植されました。

今回のリマスター版はPSP移植版がベースになっているので、PS1版とは違うところがあります。

代表的なのが、プレイ人数が1人であることですね。

PS1版では戦闘パートを複数人でプレイできましたが、PSP版では廃止されています。

ほかにもエンディング曲や画面サイズが変更されていたり、「ポケットステーション」のゲームが廃止されていたりと。いくつかの違いがあるので、PS1版が好きな人は惜しいと感じるかもしれません。

個人的に寂しかったのが、主人公の名前を変更できる機能がなくなっていることですね。

これによって冒頭でのお遊び要素が薄れてしまいました。

「リッドだよ、リッド」

こんな感じで主人公たちが言葉が通じないメルディに名前を覚えてもらうために自分の名前を連呼するシーンがあるんですが、そこで名前を変えるとシュール化して面白いんですよね。

まあボイスはデフォルトネームなので違和感がありましたけどw

開発者もその点が気になったようで、没入感を高めるために今回のリマスター版では名前変更機能を廃止したようです。

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2026年に初めて遊んでも面白い?

続いてはいま遊んでも面白いのかについて。

リマスター化によっていろいろと遊びやすくなっていますが、いかんせん25年以上も前のゲームです。

これだけ古いと、今から初めて遊んでも楽しいのか疑問ですよね?

個人的には、古臭いところがあるのは否めないです。

いくらオートセーブ機能や目的地マーカーの表示、便利機能の追加があっても、土台は25年も前のゲームですからね。

昨今の3Dゲームに慣れていると表現が抽象的に感じるかもしれませんし、戦闘システムがシンプルに感じるかもしれません。

「テイルズ オブ」シリーズって作品を重ねるごとに戦闘も進化して、本作の後には2D路線と3D路線に分かれたり、コンボの自由度が上がったりしました。

そういったタイトルを触ったうえで本作をプレイすると、数世代前のゲームに感じるのは否めないかな。

ただシンプルだからこそ分かりやすいところもあるので、最新作が複雑すぎると感じる方はこのくらいが丁度良いと感じるかもしれません。

という訳で戦闘周りは世代によって印象が変わると思いますが、ストーリーに関しては今でも通用する水準に達しています。

むしろ、今の時代だからこそより深く響くのではないでしょうか?

今っていろんな価値観を持った方が気軽に情報発信できる時代ですからね。

ネット上で自分の考えを一方的に発信したことで争いが起きやすくなっているだけに、本作のテーマになっている「相手のことを思う心」は今のほうが響きやすく感じます。

かくいうぼくも昔は今以上に自分勝手な人間で、弟に酷いことを言ったり、ネット上でも嫌いなものはトコトン叩いていました。

でも本作をプレイしたり、色んな人の視点に立つことで、「それではいけないんだ」と気付き始めた。

ぼくにとって「テイルズ オブ エターニア」は道徳の教科書みたいな存在です。

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購入前の注意点

続いては購入前の注意点を挙げていきます。

1つめは、Switch2版はキーカード仕様であることです。

本作はSwitch版のほか、Switch2版もパッケージで発売されます。

しかし、Switch版はゲームカードにデータが入っているのに対し、Switch2版には入っていません。

そのため購入後は10GBほどのゲームデータをダウンロードしないといけないので、空き容量を確保する必要があります。

え?10GBも必要なのか!

そうなんですよ。見た目が2Dなのでそんなに容量が必要ないと思われがちなんですが、結構喋るゲームなので、データ量が多かったりします。

ただし、Switch2版は最大4K画質で遊べるほか、携帯モードでもフルHDで楽しめます。

Switch版よりも高解像度で遊べるので、リマスター化の恩恵をより味わいたい方はSwitch2版の方が良いでしょうね。

2つめの注意点は、Switch版からSwitch2版へのアップグレードはできないことです。

Switch版はSwitch版。Switch2版はSwitch2版とそれぞれ別のゲーム扱いになっています。

ですので最初にSwitch版を買って、後からSwitch2版へアップグレードすることはできないので、その辺りは注意が必要です。

3つめの注意点は、終盤の宿屋では安易に料金を確認しないことです。

これは「エターニア」自体の話なんですが、本作にはちょっと厄介な仕様があります。

それは、一度確認した宿屋の最高料金がほかの宿屋にも反映されてしまうことです。

終盤の宿屋ってめちゃくちゃ料金が高いんですけど、そこで確認してしまうと、なんと序盤の安い宿屋まで料金が跳ね上がってしまいます!

知らないと損をする本作ならではの落とし穴なので、ぜひ覚えておいてください!

(今回のリマスター版ではキャンプ時のTP回復なども設定できるので、宿屋に頼らずに冒険を進めやすくなっていますが…)

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テイルズ オブ エターニア リマスターのレビューまとめ

ここまで「テイルズ オブ エターニア リマスター」について語っていきました!

簡単にまとめると、

  • リマスター化によって劇的に遊びやすくなった「エターニア」
  • 古臭いのは否めないが、いまこそ遊ぶべき名作!

といった感じです。

あくまでもリマスター版なので、いま遊ぶと時代を感じるところはあります。

ですが、手厚いサポート機能によって快適性がグンと増しているので、

  • もう一度遊びたい人
  • 気軽に触れたい人

にはおすすめできるバージョンです。

何と言っても本作のストーリーは心に残るものがありますからね。

原作であのストーリーをまた味わおうと思った場合、苦痛にも似た体験を味わう必要がありますけど、リマスター版では大幅に軽減できます。

しかも実機を用意する必要はなく、現行機でプレイできる。その点に大きな価値を感じられました。

価格も3,000円台とお求めやすいですし、いまから「エターニア」を遊ぶのでしたらリマスター版が良いでしょうね。

お気に入り度【80/100%】

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