Nintendo Switchを売却してはいけない7つの理由

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

みなさんはニンテンドースイッチ2を購入されましたか?

このゲーム機は初代Switchのソフトも遊ぶことができるので、めちゃくちゃ便利です。

じゃあSwitchって必要なくね?
家に置いてもかさばるし、売却しよっ

そんな風に考えている人が増えているのか、メルカリでSwitch本体を検索してみると出品者が大量にヒットします。

ただぼくとしては売却しないほうが後々良いんじゃないかと思います。

確かにSwitchで出来ることの多くはSwitch2でも出来るので、普通に考えるとSwitchは必要ありません。

でも実は意外な使い道があったりするんですよね。

一体、どういうことなのか?今回はSwitchを売却してはいけない理由を語っていきます。

本記事を閲覧することでSwitchを手元に残しておきたくなると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

Switchを売却してはいけない理由

その1:買取価格が安い

1つめの理由は、買取価格が安いことです。

みなさん、いまSwitchを売却したらいくらになると思いますか?

調べてみたところ、良心的なお店では有機ELモデルが18,000円前後。Switch Liteが10,000円。初期型が9,000円ほどとなっています。

「いやいや、全然高いじゃん!」と思われるかも知れませんが、あくまでもこれは最高価格です。

実際には本体や箱に傷が入っていたり、バッテリーの劣化によって減額されていきます。

加えて在庫状況によって完品でも減額していきますので、現実的には有機ELモデルが10,000円を超えるか超えないか。初期型になると5,000円程度まで下がる恐れがあります。

え?そうなのか?ゲオの広告を見ると期間限定でSwitch買取価格がロックって書いてあるけど?

いやこれは状態を問わずと言ってるわけではないので注意が必要です。

実際、小さい傷が付いているせいで5,000円も減額されたみたいな話もありますので。

そのためかフリマサイトに出品する人が増加していまして、こちらは有機ELモデルが20,000円台前半。Switch Liteや初期型が10,000円台前半で取引されています。

まあこのくらいの値段で売れたら良いんですが、フリマサイトは仕様上、取引相手がいないと成立しません。

最悪、いつまで経っても相手が見つからないので、少々ハードルが高いです。

しかもですね、ここで挙げている相場はあくまでも2025年8月時点での話です。

今後、Switch2が普及したら初代Switchを手放す人がますます増えてくることが予想できるので、相場がどんどん下がっていくと見ています。

何と言ってもSwitch2が170万台程度しか普及していない中でこの状況ですからね。

今後500万台、1,000万台と普及したら買い取りに出す人がさらに増えてくるでしょうから、有機ELモデルの完品でさえも10,000円を切ってしまう恐れがあります。

それだったらこのあとに触れる情報を参考にして活用したほうが良い気がしますね。

ここからは初代Switchの意外な使い道を紹介していきます。

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その2:Switch2の容量不足をカバーできる

2つめの理由は、Switch2の容量不足をカバーできることです。

Switch2は256GBもの本体保存メモリーがあります。Switchの初期型は32GBだったので、実に8倍も大きくなりました!

こうして見ると空き容量に余裕が生まれたように感じますが、全然そんなことはありません。

むしろSwitch2はSwitch以上に空き容量が不足しがちで、早くもカツカツな状態になっています。

理由としてはいろいろありますが、特に大きいのが、大容量のゲームが増えたことです。

78GBのエーペックスレジェンズ、37GBのフォートナイト、51GBのストリートファイターVI、45GBの龍が如く0、22GBのマリオカートワールド。

これらのタイトルをダウンロードするだけで本体保存メモリーがパンパンになってしまうので、初代Switchのソフトを保存する余地が全くないんですよね。

そんな時、Switchだったらパッケージ版を買うことで本体保存メモリをほとんど消費せずに済みますが、Switch2だとそうはいきません。

というのも、Switch2ソフトの多くはキーカードを採用しているからです。

これはゲームデータが入っていないパッケージソフトのことで、本体に挿入してもダウンロードが必要になります。

タイトルによっては数十GBも必要になるので、パッケージ派でも容量不足に陥りやすくなりました。

その際に役立つのがMicro SDカードなんですが、Switch2ではMicro SD Expressしか対応していません。

このMicro SD Express。転送量が大きくなっているのは良いんですが、その分めちゃくちゃ高額で、256GBだと7,000円。512GBだと2万円前後もします。

※2025年8月時点。

今後、普及が進めば安くなるとは思いますが、現時点では気軽に買える値段ではないので、お金持ちしか容量問題を解決できません。

その点、Switchだと安価で容量問題を解決できます。

パッケージ版は本体保存メモリをほとんど食いませんし、何より安価で空き容量を拡張できます。

Switchで使えるMicro SDカードは値下がりが進んでいて、256GBは4,000円前後。512GBは6,000円前後で買えてしまいます。

Switch2のMicro SD Expressと比べたら半額以下になるので、現状ではSwitchの方が容量問題を安価で解決できます。

という訳でSwitch2では専用ソフトとよく遊ぶSwitchソフトを保存して、たまにしか遊ばないSwitchソフトのゲームデータは初代Switchに残しておくのが無難でしょうね。

こうすればSwitch2の容量問題をある程度は解決できますので。

まあ出来れば1台の本体で持っているソフトの大半を遊べるようにしたいところですが、現状でそれをやるのは膨大なお金が必要になるので、Switch2とSwitchを併用するのがおすすめです。

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その3:Switch2よりも携帯機として優れている

3つめの理由は、Switch2よりも携帯機として優れていることです。

Switch2も携帯型ゲーム機として使えますが、仕様上、使いどころが限られています。

本体が大きいので外に持ち運ぶのは不向きですし、バッテリーの持ちも少々悪い(※)ですからね。

※約2時間から6.5時間程度。

加えてSwitch2は希少価値が高いゲーム機です。

2025年の段階では入手困難なので、外で迂闊に遊んでいると盗難の危険性があります。

そのことから外でSwitchソフトを遊びたい場合、初代のほうがおすすめです。

初代Switchの場合、Switch2よりもバッテリーの持ちが良い(※)ですし、Switch Liteでしたらコンパクトで持ち運びやすいですから、電車の中で遊ぶ時とかにめちゃくちゃ重宝します。

※約4.5時間から9時間程度。

ここまでの話を聞いて、

じゃあSwitch2の携帯モードはどう活用するんだよ?

と感じた方もいるかもしれませんね。

確かに外で遊ばないと使いどころが限られますが、家の中で持ち運んで遊ぶという使い方もあります。

別の部屋で遊んだり、ドックから取り外して楽な姿勢で遊んだり。家の中で持ち運びできる据え置き型ゲーム機としても活用できるので、Switch2の携帯モードも十分に役立ちます。

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その4:特定のゲーム専用機として活用できる

4つめの理由は、特定のゲーム専用機として活用できることです。

遊んでいるゲームを切り替える時って意外と時間がかかりますよね?

特にパッケージソフトの場合、ゲームカードを入れ替える手順があるので、ちょっと面倒です。

ですが、専用機にしてしまえば常にゲームを起動した状態にできるので、快適性がグーンと上がります。

この仕様をフルに活用できるのが、フィットネスゲームです。

この手のゲームって定期的にプレイすることでダイエットになったり、筋肉が付いたりするものなので、累計で数百回は起動します。

でもゲームカードを入れ替えたり、起動画面を眺めるのがだんだん負担になってしまって、やがて続かなくなってしまうんですよね。

そんな時、専用機にするとどうでしょうか?

ゲームカードを抜き差しする手間が省けますし、タイトル画面でスリープモードにしてしまえば次にプレイするときも起動画面を見ずに遊ぶことができます。

ほくの場合、この方法によってリングフィットアドベンチャーを長期に渡って続けることができました。

本作って始めるまでの手順がめちゃくちゃ多くって、

  • ゲームカードを入れ替える
  • Joy-Conを「リングコン」と「レッグコン」に装着する
  • 起動画面を見る
  • 起動時のセットアップ画面や演出を見る
  • 使用上の注意点を見る
  • メニュー画面でモード選択をする

なんてことを毎回しないといけません。

2回や3回だったらまだしも、30回も40回も繰り返していくと億劫になってしまって、続けるうえでの負担になってしまいました。

ところが専用機にした場合、ほとんどの手順を省略することができたので、半年以上も続けることができました。

スポーツジムとかもそうなんですが、始めるまでの手順が多いと三日坊主になりやすいので、パッと起動できるのは大きな利点です。

リングフィットアドベンチャーやフィットボクシング。もう飽きた人も多いかもしれませんが、これらのゲームはダイエットや筋トレ効果が証明されています。

という訳で使わなくなったSwitchをフィットネスゲーム専用機にして、すぐに起動できる状態にするのはどうでしょうか?

地味ではありますが、続けるうえではめちゃくちゃ大きな恩恵があります。

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その5:パーティゲームで活用できる

5つめの理由は、パーティゲームで活用できることです。

みなさんはパーティゲームを大勢で遊ぶことはないでしょうか?

そんな時、人数分のコントローラーが必要になるんですが、1つ揃えるだけでも大変なんですよね。

そこで役に立つのが、Switch本体とセットになっているJoy-Conです。

両手持ちでしたら1人分になりますが、横持ちだったら2人分のコントローラーとして活用できるので、もし今後Switch2でパーティゲームを遊びたい時に重宝します。

というのも、Switch2ではSwitchのJoy-Conも使えるからです。

本体に直接取り付けることはできませんが、ペアリングすることで使えるので、「マリオパーティ」とか、「桃太郎電鉄」をみんなと遊ぶ時にあると役立ちます。

今のコントローラーって結構高めで、Switch2のJoy-ConやProコンは9,980円(税込)。SwitchのJoy-Conでさえも8,228円(税込)します。

ところがSwitchを持っている場合、既に8,228円分のJoy-Conが付いている訳なので、新しく買い足す手間を省けます。

それだったら売却するのではなく、将来のために残しておくべきではないか?ぼくはそう思っています。

ただし注意点がありまして、SwitchのJoy-Conではマウス操作のゲームを遊ぶことはできません。

ですので「ドラッグ アンド ドライブ」とか、「スーパーマリオパーティ ジャンボリー Switch2 Edition」のマウスミニゲームを遊びたい場合、Joy-Con2が必要です。

ただ「マリオカート ワールド」などはSwitchのJoy-Conでも遊べるので、みんなと遊ぶ時にあると重宝すると思いますね。

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その6:YouTubeアプリが使える

6つめの理由は、YouTubeアプリが使えることです。

Switchでは専用のアプリを起動することでYouTubeを視聴できます。

すると、スマホよりも大きい画面で視聴したり、TVに映して利用できるので、何気に重宝されています。

ところがSwitch2では起動することすらもできません。

将来的にはアップデートなどで対応するとのことですが、いつになるかは分からないので、それまではSwitchをYouTube閲覧用に活用するのも良いでしょうね。

SwitchのYouTubeアプリ、割とサクサク動いてくれますし、何よりもテーブルモードで固定できるのが良いです!

こうすることでスマホを他の用途に使えるので、時間の節約にもなります。

同じように活用している人が多いのか、ぼくのフレンドではYouTubeを何千時間も起動している人が多くいます。

Switch2では起動できない以上、当面はSwitchをYouTubeアプリ専用機にするのも良いでしょうね。

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その7:おすそわけ通信に使える

7つめの理由は、おすそわけ通信に使えることです。

おすそわけ通信とは、Switch2で追加された機能で、ゲームデータを他の本体に送信できます。

イメージ的にはDSのダウンロードプレイみたいな感じかな?

この機能を活用することでそれぞれの本体にゲーム画面を映すことができるので、相手に画面を見られたくないテーブルゲームなどで重宝します。

そんなおすそわけ通信ですが、Switch本体も受信だけはできるので、サブ機として活用できるんですよね。

世界のアソビ大全はもちろん、スーパーマリオパーティ ジャンボリー Switch2 Editionとか、ドンキーバナンザみたいなSwitch2ソフトのデータも受信できます。

ですのでいざという時のために売却したいSwitchも手元に残しておいたら良いと思います。

ローカル通信とは何が違うんだ?

人数分のソフトが必要ないことですね。

ローカル通信の場合、人数分のソフトと本体がないとみんなで遊ぶことができませんでした。

ところがおすそわけ通信の場合、人数分のSwitchやSwitch2さえあればソフト1本でマルチプレイができるので、めっちゃお手軽です。

対応ソフトはまだ限られていますが、これからSwitch2版「桃太郎電鉄2」などが増えていくので、おすそわけ通信用にSwitchを残しておくことをおすすめします。

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2台持ちの注意点

ここまでSwitchを売却してはいけない理由を語ってきました。

  • 買取価格が安い
  • Switch2の容量不足をカバーできる
  • Switch2よりも携帯機として優れている
  • 特定のゲーム専用機として活用できる
  • パーティゲームで活用できる
  • YouTubeアプリが使える
  • おすそわけ通信に使える

といった感じです。

要はSwitchとSwitch2の2台持ちがおすすめということになりますが、その際に注意してほしいことがあります。

それは、バーチャルゲームカードの存在です。

この仕様は2025年4月から実装されまして、ダウンロードソフトをパッケージソフトのように扱えるようになりました。

例えばこれまでだと、購入したダウンロードソフトは「いつも使う本体」に設定しないと、オフライン環境で遊ぶことができませんでした。

一方でバーチャルゲームカードの場合、本体にセットすればどのアカウントでもオフライン環境でダウンロードソフトを遊ぶことができるので、上手く活用すれば便利です。

ただ設定時はどちらの本体もオンラインに繋げないといけないなど、少々面倒なところがあります。

2台持ちの場合、その辺りがネックになってくるので、どんな用途で使うのか?よく考える必要があります。

ちなみにSwitchとSwitch2。どちらもオンライン環境でしか稼働しない場合、「ユーザー設定」→「オンラインライセンスの設定」をONにすると、従来の方法に戻すことができます。

つまり、ゲームデータをダウンロードしておけば、購入者だったらどちらの本体でも遊べるので、面倒な人はこちらの設定がおすすめです。

ゲームデータにしても「バーチャルゲームカード」→「オプション」→「データをダウンロードする」を選択したら、片方の本体だけがオンライン環境でも落とせるのでぜひ活用してください。

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売却しても問題ない人は?

このようにSwitch2を持っていても、Switchを活用する手段はたくさんあります。

ですのでぼくとしては持っておくことをおすすめしますが、一方では売却しても問題ない人もいます。

それは、あまりにもSwitch本体を持っている人です。

ここまでの話はあくまでもSwitchとSwitch2を1台ずつ持っていることを想定した話ですからね。

そうではなく、Switchを3台や4台持っていたら1台くらいは必要なくなってきますから、そんな人は手放すのも選択肢の1つだと思います。

バーチャルゲームカードのペアリングって2台までしかできなくて、3台目にセットする場合、どちらかの本体とペアリングを入れ替える必要がありますからね。

その場合、オンラインの接続など面倒なところがありますから、利便性が落ちてしまいます。

そのため3台目以降のSwitchは稼働率が落ちてしまいがちなので、必要ないと思ったら買い取りに出すのも良いかも知れません。

あとはどうしても今すぐにお金が欲しい人でしょうか。

お金って突然必要になったりしますから、そんな時に持っているSwitchをお金に変えるのも手段の1つだとは思います。

まあ何度も言うように今は相場が下がっているので、そこまでの大金にするのは難しいと思いますが…。

有機ELモデルの限定バージョンとかだったらまだ高値で買い取りを受け付けているので、どうしてもすぐにお金が欲しい場合、選択肢の1つとしては良いのかも知れません。

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全体のまとめ

ここまでSwitchを売却してはいけない理由を語っていきました。

Switch2は素晴らしいゲーム機ではありますが、使い勝手が悪い側面もあります。

最初の頃はともかく、数ヶ月、数年経ったら気になってくるところが出てくるので、完璧とは言えません。

ですが、初代Switchと併用することで短所をカバーできるので、当面は2台持っていたほうが良いと思いますね。

特に容量問題とか、携帯性の低さを解消できるので、ぼくは上手く使い分けています。

という訳でSwitchもまだまだ活用できますので、これから売ろうと思っている人。もしくはSwitch2を買ったら売ろうと考えていた人は、改めて残すのかどうか考えることをおすすめします。

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