目次
FPSが苦手・嫌いな人は多い?
FPS(ファーストパーソンシューティング)
一人称視点でキャラクターを動かし、銃を構えて敵を撃っていくことがメインのゲームジャンルを指します。
しかし、日本ではあまり人気がありません。
▼MGM読者が選ぶ好きなゲームジャンルランキング
2位 アクション 24票
2位 アクションRPG 24票
4位 アドベンチャー 18票
5位 シミュレーション 7票
6位 対戦格闘 4票
6位 FPS 4票
8位 TPS 3票
8位 2Dシューティング 3票
10位 パズル 2票
10位 リズムアクション 2票
10位 その他 2票
13位 レース 1票
※集計期間2018年4月1日~4月3日。
当ブログが独自に行なったアンケートでもFPSは対戦格闘ゲームと同率の6位で、1位のRPGとは9倍近くの差が付いています。
苦手な人の意見に耳を傾けてみると・・・
こんな話をよく聞きます。
確かにFPSは人を選ぶジャンルですし、ぼくも一時期は苦手でした。
しかし、しかしですよ。
FPSにはFPSの良さがあるんです!
それを知ってからのぼくはFPSが大好きになり、今では苦手意識が全くなくなりました。
本記事ではかつてFPSが苦手だったぼくの視点から魅力を語っていきます。
その1:視界が狭いことによって生み出されるマジック
FPSは視界が狭いから周囲の状況を把握しにくい!
確かにそうです。
しかし、逆の発想で考えてみてください。
視界が狭いからこそ周囲の状況を変えても違和感が生まれないって!
「お前は何を言っているんだ」と言われるかも知れませんねw
では、こちらの画像をご覧ください。
Aがプレイヤーの視界で、Bはオブジェクトと思ってください。
見ての通りプレイヤーの視界は狭く、Bのオブジェクトが見えない状況ですよね?
こんな状況の時に行いやすいのが、Bのオブジェクトをゲーム側が変化させることです!
さっきまで「PS4」が置かれていたのに振り返ってみたら「Tバック」に変わっていた!?
FPSの場合、視界が狭いのでこんなマジックを生み出しやすいんですね。
これはストーリーを語る手段としては非常に有効なマジックなんです。
今回はオブジェクトにスポットを当ててみましたが、趣向を凝らせば世界そのものを変えることができると思うんですよ。
振り返ってみたら辺り一面が平原になっていた!?
また振り返ってみたら辺り一面が森になっていた!?
FPSの狭い視界を活かせばこんなに不思議な体験を味わうことが出来ます。
オンラインのマルチプレイモードではあまり有効ではありませんが、1人用のシングルキャンペーンモードではゲームプレイに変化をもたらす役割を果たすことでしょう。
2014年8月に無料配信されたPS4「P.T.」があれだけ話題になったのって、単に恐いだけではなく、視界が狭いのを逆手に取ったマジックが効いたからだと思うんですよね。
もちろん、このようなマジックは三人称視点のゲームでも不可能ではありません。
しかし、視界が広い分、ゲーム側がスイッチを切り替えているのがバレやすいので、あまり頻繁には利用できないマジックなんですね。
その2:目の前の物がしっかり見える
FPSは視界が狭い!
確かにそうです。
でも、よく考えてみてください。
視界が狭い分、目に見えているものはしっかり見えるじゃないですか!?
ということは目の前で起きていることをハッキリ確認できるので、没入感が増すんですね。
例えば目の前で2人のNPCが殴り合いをしているとします。
三人称視点で見るのと一人称視点で見るのではどっちが没頭して見られますか?
答えは明白だと思います。
このような没入感の向上はあらゆる面で恩恵を味わえることでしょう。
戦闘時は戦場に居るかのような臨場感が生まれてくるでしょうし、ストーリーを語る手段としても有効だと思います。
例えばキャラクターを自由に動かせるなか、目の前でリアルタイムのポリゴン寸劇が発生したら一人称視点で見た方がより把握しやすいですからね。
このような手法はPS2時代まではほとんど見られませんでしたが、PS3の中期からよく見られるようになりました。
PS3/Xbox 360「コールオブデューティ4 モダン・ウォーフェア」のキャンペーンモードはその代表例だと思います。
利便性も向上!
ここまで目の前の物がしっかり見えることは没入感の向上ばかりに触れてきました。
一方、目の前の物がしっかり見えるのは利便性の向上にも繋がっていると思います。
例えば「マインクラフト」では指定した位置にブロックを設置する工程が多いですよね?
そんな時、一人称視点モードでプレイすると思い通りの位置に設置しやすいと思います。
何故なのか?
それは、目の前の物がしっかり見えているからです。
これが三人称視点の場合、カメラが引いた状態で作業を進めることになりますからね。
欧米の探索型アドベンチャーゲームは調べられるオブジェクトが非常に多いです。
机の上に乗っている小物は1つ1つ調べられますし、タンスや引き出し、家具への干渉も出来ます。
そのため視点は一人称であることが多く、快適にそれぞれのオブジェクトを調べられるようになっているんですね。
その3:狙い撃つ楽しさ
早くドンパチのことについて語れよ!
FPSファンからそんな声が聞こえてきそうですが、ようやくドンパチの話をします!w
ドンパチ。つまり銃撃戦の中毒性はFPSの右に出るジャンルは無いんじゃないかと思うようになりました。
個人的にまず挙げたいのが、狙い撃つ楽しさです。
一人称視点だからこそ目の前の敵を集中して狙えるので、特に1対1のタイマンは燃えます!
そんな状況の時に撃ち勝てた時の達成感は格別ですね~!
右スティックで照準を微調整し、相手の急所を狙い撃ち☆
くぅぅぅ~たまらんぜw
まあ、目の前の敵に集中しやすいが故に死角からの攻撃に気が付けず、撃沈することもよくありますがw
FPS初心者におすすめしたい作品
非・戦闘型ゲーム
初めてFPSをプレイされる場合、いきなり激しい戦闘のゲームはおすすめ出来ません。
初めての方は周囲の状況を把握するのが大変ですからね。
ですので、まずは戦闘要素が存在せず、探索などそれ以外の要素を重視した作品がおすすめです。
例えば「Layers of Fear(レイヤーズ オブ フィアー)」「The Unfinished Swan(アンフィニッシュド スワン)」とか(※リンクは当ブログのレビュー記事)。
これらの作品は戦闘がほぼ存在せず、一人称視点だからこそ実現した没入感の恩恵を味わえるようになっています。
まあ、この手のゲームは正確には「FPS(ファーストパーソン・シューティング)」ではなく「FPA(ファーストパーソン・アドベンチャー)」になりますが。
リニア式のゲーム
続いておすすめしたいのが、リニア式のFPSです。
いきなり広範囲を移動出来たら迷ってしまうので、ある程度は一直線のマップを突き進むようなゲームの方が分かりやすいですからね。
そういう意味で「コールオブデューティ4 モダン・ウォーフェア」のキャンペーンモードは最適です。
進むべき道はほぼ一直線ですし、どこに行けば良いのか常にマーカーが表示されますからね。
しかも低難易度モードが用意されており、目の前のものがよく見えるからこそ胸に来るストーリー展開も熱いので、FPSの魅力を堪能するには最適です。
全体のまとめ
以上!FPSの魅力を語ってみました!
どうしてもFPSと言えばオンラインのマルチプレイモードばかりが目に入ってしまい、初心者の方からするとハードルが高く感じると思います。
でも、FPSはストーリーを語る手段としても大変有効で、他のジャンルでは味わえない体験が詰まっているんですね。
個人的に印象的なのが、2013年に発売されたPS3/Xbox 360「バイオショック インフィニット」。
本作はそれまでのゲームではほぼ見られなかった「周囲の状況を変化させるマジック」をふんだんに取り入れたストーリー展開が衝撃的でした。
ストーリーがどうなのかは置いといて、当時としてはあまりにも斬新な演出だったのは確かです。
↑こちらのリンクでは当ブログが公開したFPSのレビュー記事をあつめてみました。
本記事で興味を持ったらご覧になってください♪
3D酔いを克服する方法
FPSが苦手なのは酔いやすいから。
そんな声が殺到しているので、3D酔い対策をぼくなりに解説します。
3D酔いを起こす要因
まず、3D酔いを起こす主な要因は脳が動いている映像を見て違和感を持つからです。
三次元の映像を見ると脳が本物と錯覚してしまい、「ここはこう動くだろう」と思い込むんですね。
しかし、ゲームは作り物なので必ずしも本物そっくりに動くとは限りません。
FPSで酔いやすい場合、この考えを念頭に置いてプレイするゲームを選択すると良いでしょうね。
ここからは3D酔いしやすいタイプのFPSを紹介します。
フレームレートが低いゲーム
フレームレートが低い。つまり画面がカクカクするようなゲームは酔いやすく感じます。
何故、酔いやすいのか?
ぼくは現実世界では画面がカクカクするようなことはないからだと思います。
実際、ぼくもフレームレートが低いゲームをプレイしたら脳が違和感を持ってしまい、酔ったことがありますからね。
これはFPSに限らず3Dゲーム全般に言えますが、もし、酔いやすい場合はフレームレートが高いゲームをおすすめします。
FPSを購入される場合はフレームレートの高さを調べてみましょう!
環境を変えることでフレームレートを上げられる場合、上げたほうが良いでしょうね。
中心を見るようにする
酔いにくくする方法としては画面の中心を見るというものがあります。
最近のゲームは画面中央に小さいマーカーが表示されるので、そこを注視するようにしたら良いでしょうね。
激しく動くゲームは避ける
3D酔いが激しい人は激しく動くタイプのFPSは避けた方が良いです。
まずはあまり激しく動かないタイプのFPSが良いでしょうね。
そういう意味ではリニア式のFPSはほぼまっすぐ進めば良いだけなのでおすすめです。
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調べてないですが前からミラーズエッジとかはジャンルをつけるとしたらFPA(ファーストパーソンアクション)かなーとか妄想してたので「A」が既にアドベンチャーに振られていた事に驚きましたね。じゃあなんて呼ぶんだろう
今フリプでデスティニー2やってるんですけどあれも落ち着いて戦闘できるので良さそうですよ