
Dokuro/PSVITA
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2012年7月に発売されたPSVITA「Dokuro(ドクロ)」のレビューをしていきます。
本作はドクロとお姫様をゴールまで連れて行くことが目的の横スクロールギミックアクションゲームですが、見かけによらず歯ごたえあってハマりました!
まずは良いと思った点から書いていきます。
※2013年12月にはiOS/Android版が。2018年9月にはSwitch版がダウンロード専売で配信されました。
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▼このゲームを3行で説明すると?
・ドクロだけではなくお姫様もゴールしないとステージクリアにならない。
・操作できるのはドクロのみでお姫様は操作できないので誘導する必要がある。
目次
良いところ
絵本のような世界観とストーリー
Dokuroって不気味なタイトルだなぁ・・・
そんな先入観でプレイしてみると、あらヤダ。
ふんわかほわほわした絵本のような世界観のゲームじゃないですか!?
キャラクターはチョークで描かれたような優しいタッチですし、BGMもふんわかほわほわしています。
そしてストーリー!
こちらは極力テキストに頼らずイラストで分かるように描かれているので言語の壁を越えて楽しむことが出来ます。
ぼくはゲームでテキストを読むのは苦手なので、映像だけで大体のストーリーを理解できるのは助かりました。
骨太のアクションパズル
ふんわかほわほわしているから難易度は低めなのかなぁ?
そんな先入観でプレイしてみるとワールド2以降から面を喰らいます!w
本作は骨太ギミックアクションと名乗っているだけあって難易度が高く、酷い時には1時間も同じステージをさまよって試行錯誤を続けることもあるほどです。
何が本作を難しくしているのか?
簡単に言うと、ドクロとお姫様の両者がゴールまでたどり着かないといけないからです。
プレイヤーはドクロのみ操作が可能で、お姫様は操作出来ません。
しかもお姫様はジャンプや攻撃などのアクションが出来ず、オートで進むことしかできないんですね。
そんな無力のお姫様をゴールまで連れて行くのがとにかく大変なんです!
ある時は立ちはだかる敵を倒し、またある時はブロックを押してお姫様が通れる道を作り・・・
無力なNPCを守りながら謎を解いていくところはPS2「ICO」を彷彿します。
タッチスクリーンを使ったユニークなアクション
なんでPSVITAにこんなゲームを発売するの?
そんな疑問を持たれる方も多いでしょうが、タッチスクリーンを使ったアクションを堪能すれば納得できると思います。
紐を描いて仕掛けを繋げる!
導火線を生み出して様々なものに火を付ける!
本作ではこのようにタッチスクリーンを使ったアクションが用意されているので、PSVITAソフトらしい体験を味わえました。
極め付けはタッチスクリーン/背面タッチパッドのダブルタップによる変身アクション!
ドクロはイケメンに変身することが可能で、敵を倒したり、お姫様を抱っこできるようになるんです!
もちろんメリットばかりではなくデメリットもあるので、ドクロとイケメンを使い分けなくてはなりません。
このように本作はタッチスクリーンを使ったアクションによってギミックのバリエーションが生まれ、奥の深いパズルアクションを楽しめます。
止め時を失う
ヤメラレナイトマラナイ♪
本作をプレイしているとあっという間に時間が過ぎてしまいますw
骨太のギミックアクションが好みなのもありますが、何気に大きいのがシームレスに展開されるステージ構成です。
本作は1ワールドに10のステージが用意されていますが、1ステージをクリアしても画面切り替えなしで次に進めます。
一見すると大した事のないように思えるかもしれませんが、中毒性の高いギミックアクションとの相乗効果で止め時を失ってしまうんです!
ぶつ切り感なしでサクサク次に進めるのは嬉しいですね♪
ステージ数が多い
え?まだこんなにあるの!?
具体的なステージの数はあえて書きませんが、本作に収録されているステージ数はかなり多いです。
2Dアクションゲームの平均は軽く上回っていますよこれは。
その代わり1ステージ辺りの長さは短めですが、クリアまでに20時間近く掛かってしまいました。
約2,400円のパッケージであることを考えると十分過ぎるほどのボリュームだと思います。
惜しいところ
もう少しボス戦が欲しかった
あれ・・・ボスが居ない?
ワールドの最後にはボスが居るものですが、本作の場合は居ないこともあります。
ボス戦自体は何戦か用意されていますが、出来れば全ワールドにボス戦を用意してほしかった。
やや気になるユーザーインターフェース
ユーザーインターフェースは全体的にやや気になりました。
まず、一度クリアしたステージの選択はタイトル画面に戻る必要があるのがちょっと。
ポーズメニューで選べるようにしてほしかったです。
あと、全体的にパズル要素が強いので、巻き戻し機能やステージ全体を見渡す機能が欲しくなりました。
全体のまとめ
まさかこんなにハマるとは!?
見た目はライトな2Dアクションゲームに見えますが、実際にはかなり骨太な2Dパズルアクションゲーム。
戦闘よりもパズルを重視したバランス調整もぼく好みで、シンプルなシステム・操作性・ストーリーと相まって一時期は大ハマりしました!
それでいて価格も安いので、個人的な満足度はかなり高いです。
可愛いふりして骨太で超面白い高難易度パズルアクション!
こんな人には特におススメ。
・パズル好き。
・ギミックアクション好き。
こんな人にはおススメできない。
・難しいゲームが苦手な人。
・パズルが苦手な人。
Dokuro/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約20時間
これはおもしろかった!
自分も度ハマりしました!