
スーパー マリオパーティ/Switch
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2018年10月に発売されたSwitch「スーパー マリオパーティ」のレビューをしていきます。
本作はマリオファミリーが登場するSwitch向けパーティゲームシリーズの1作目ですが、ボードゲームはともかくミニゲームがシリーズ最高傑作でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- マリオファミリーが登場するすごろくゲーム。
- すごろくゲームで1ターンが終了するとミニゲームの対戦がスタート。
- ミニゲームは全80種類を収録。
初リリース日 | 2018年10月5日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | パーティ |
推定クリア時間 | 5~10時間 |
売上 | 初週14.2万本/累計107.0万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
懐かしのすごろくゲームが帰ってきた!
マリオパーティと言えばすごろくゲーム!
そんな印象を持っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、最近の「マリオパーティ」シリーズのすごろくゲームって変化球が多すぎるんですよね。
例えば全員が一斉にサイコロを振って進むシステムを採用していたり。
そんな中、今回の「スーパー マリオパーティ」では1人1人順番にサイコロを振っていく従来のスタイルに原点回帰しているんです!
さらにシステムも原点回帰しており、ボードマップ内でコインとスターを集めて勝敗を競うルールを採用しています。
マップは少々コンパクトな印象ですが、N64/GC時代の「マリオパーティ」を求めていたら懐かしさを感じられること間違いなし!
気になるクラシックスタイルのすごろくゲームを1人でプレイした感想ですが・・・
1人でプレイすると待ち時間が退屈だぁ!w
そう言えば「マリオパーティ」ってこんな感じだったなぁと実感してしまいましたよw
しかし、”ながらスマホ”が定着した現代社会にはある意味マッチしていると思います。
ネットサーフィンをしながら1人マリパ。LINEをしながら1人マリパ。
待ち時間を利用すればこんな楽しみ方ができるので、これはこれで良いな~と思いました。
戦略性が高いマリオパーティ 2 on 2
なんと今作にはチームプレイ型のすごろくゲームも収録されています!
こちらは2対2のチームプレイとなっていて、2人同時にサイコロを振って進めるんです!
しかもサイコロの数だけ自由に動くことが可能で、通常のすごろくゲームよりも戦略性が高く感じられました。
体感的な待ち時間も通常のすごろくゲームよりも少なく感じられますし、個人的にはこちらの方が気に入っています。
モーション操作やHD振動を取り入れたミニゲーム
「マリオパーティ」シリーズと言えばミニゲーム!
そんな方も多いのではないでしょうか?
個人的に今作に収録されているミニゲームはこれまで以上に気に入りました!
単純にミニゲームの題材が良いのもありますが、モーション操作やHD振動を上手く取り入れているのもあります。
例えば「焼いてサイコロステーキ」。
このミニゲームではJoy-Conをフライパンに見立ててサイコロステーキのすべての面を焼くのが目的となっています。
が、Joy-Conの感度が良いため本物そっくりな感覚でサイコロステーキを転がすことが可能なんです!
おまけにグラフィックのクオリティが高いのでプレイしているとお腹が空いてしまうw
HD振動を活かしたミニゲームとしては「ブルブルクイズ」が気に入りました。
このミニゲームでは3種類の振動の違いを感じ取り、素早く正解を選ぶのが目的となっています。
が、それぞれの違いが絶妙過ぎるため感覚に左右されるんです!
これは細かい振動を発生させるHD振動だからこそ実現出来たミニゲームだと思います。
このように本作はJoy-Conの機能を活かしたユニークなミニゲームが満載でこれまで以上に気に入りました!
ミニゲームで地味に嬉しいのが、説明画面を見ながら実際に練習ができること。
これまでの作品でもミニゲームの練習モードはありましたが、画面を切り替える必要があったのでテンポの良さが大幅に向上しています。
待望のオンライン対戦機能を搭載!
そして今作では待望のオンライン対戦機能が搭載されています!
といっても10種類のミニゲームしか出来ませんがw
でも、10種類あるミニゲームのうち5種類の合計スコアを競うというルールは面白く、白熱しました!
何が良いのかと言うと、それぞれの勝敗ではなく合計スコアを競うこと。
例え1勝4敗だったとしても最後の1勝で圧倒的なスコアを叩き出せば大逆転勝利も可能ですからね。
10種類のミニゲームにしても競技性が高いものを中心にチョイスされていて、おまけ要素とは言え侮れません。
ちなみに同様のルールを採用したローカル対戦も可能です。
短時間で楽しめるため、個人的には本作に収録されているモードで最もプレイしました!
本格的な対戦ゲームを収録!
ガッツリ楽しみたい方はすごろく。サクッと楽しみたい方はミニゲーム。
マリオパーティシリーズはこんな感じで上手く棲み分け出来ていますが、中間的な遊びが欲しく感じます。
そんな中で今作には本格的な対戦・協力プレイゲームを収録していました!
4人で協力していかだを漕いでいく「リバーサバイバル」。
全身で楽しむ体感リズムゲーム「なりきりビート」。
これらのゲームはミニゲームの域を出た本格的な作りとなっていて、1ゲーム5~20分程度になります。
個人的に複数人で集まった時はすごろくゲームよりもこちらの方がチョイスしやすいと思いました。
「リバーサバイバル」と「なりきりビート」。
どちらも気に入りましたが、どちらの方が好きかというと「なりきりビート」。
こちらはJoy-Conをタイミング良く振ってリズムに乗っていくゲームで、簡単に言えば「リズム天国」みたいな感じ。
が、あの作品とは違ってタイミングが緩く、パーティゲーム向けに上手く調整されています。
それでいてリズムに乗る爽快感はしっかり存在し、用意されているシチュエーションも多いので気に入りました!
Switchの凄さを感じられるトイパーティ
ある意味、本作で最も驚いたのがトイパーティ!
トイパーティでは4種類の対戦ゲームをプレイ出来ますが、どれもSwitchならではの遊び心が詰まっているんです!
例えばこちらの野球盤。
TVモードでプレイすると野球ゲームにありがちなカメラアングルになりますが・・・
携帯モードにして画面を寝かすようにすると頭上視点に切り替わるんです!
どうやらSwitchは携帯モード/TVモード/テーブルモードを認知する機能が備わっているようですね。
Switchを2台重ねると変化が起きるようですし、何気に凄いことをやっています。
個人的に合わない&気になったところ
Joy-Con横持ち強制
ん?何だこれは!?
ゲームを起動すると台数や人数のセレクト画面になりました。
しかも携帯モードでプレイしようとしても反応しません。
どうやら本作はJoy-Con横持ち強制のようです。
多人数プレイならまだしも、一人でプレイする場合この仕様は厳しく感じました。
ミニゲームなどでモーション操作を取り入れた故にこのような仕様になったんだと思いますが、不便な面もあります。
リプレイ性が低いすごろくゲーム
今作で久しぶりに復活を果たした正統派のすごろくゲーム。
しかし、全体的にコンパクトな作りでリプレイ性が低く感じられました。
どのマップも狭くてイベントも作り込まれておらず、初期のシリーズと比べて戦略性に欠けます。
一応、アイテムの概念もありますが、種類が少ないんですよね。
どうやら他の要素に力を入れている分すごろくゲームへのリソースが削られているようです。
痒いところに手が届かない
全体的にオプションの項目が少なく感じられました。
前述の通り操作形式はJoy-Con横持ち強制ですし、コンピュータの台詞と移動のスピードは変えられません。
一番ネックに感じられたのが、すごろくゲームは10ターン(約60分)が最短であること。
これはお手軽感が重視された今の時代には少々重く感じます。
ぼくは集まってゲームをプレイする機会に恵まれていますが、そういう時って短時間で楽しめるのかどうかを重視するんですよね。
なので、早くて60分というのは重すぎるなぁ。
クラシックスタイルのすごろくゲームは懐かしさを感じられる反面、現代社会にマッチしていないと実感しました。
全体のまとめ
大御所のパーティゲームシリーズらしくみんなでプレイすると盛り上がる作品。
特にミニゲームの対戦が熱く、ルールがシンプルなのもあって初めての人同士でプレイすると高確率で盛り上がります!
個人的に本作は原点回帰したすごろくゲームに期待して購入したので、ミニゲームの方にハマったのはやや意外です。
すごろくゲームの作り込みが甘いのもありますが、パーティゲームは短時間でサクッと楽しめる方が今の時代にマッチしているのかもしれません。
シリーズ最高傑作のミニゲームを収録した新定番パーティゲーム!
こんな人には特におススメ。
・パーティゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・1人で楽しみたい人。
スーパー マリオパーティ/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約10時間
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