スーパー マリオパーティ/Switch
どうも!KENT(@kentworld2)です!
「Switchの機能を活かした『マリオパーティ』を遊びたい」
そんな人におすすめなのが、今回レビューする「スーパー マリオパーティ」です。
従来の任天堂ゲーム機では実現できなかった遊びが詰め込まれているので、おもちゃ箱のような魅力を感じました。
本体の機能を活かしまくっている関係でプレイスタイルに制限ができているのは否めませんが、任天堂の独創性を感じる作品です。
ここからはそんなSwitch「スーパー マリオパーティ」の良いと思った点から語っていきます。
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- マリオファミリーが活躍するパーティゲーム。
- Joy-Conの機能を活かしたゲームを複数収録。
- ミニゲームは全80種類を収録。
初リリース日 | 2018年10月5日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | パーティ |
推定クリア時間 | 11~15時間(全ジュエル入手) |
売上 | 初週12.6万本/累計200.2万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
Joy-Conの機能を活かしたミニゲーム
「マリオパーティ」シリーズと言えばミニゲームを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
今作に収録されているミニゲームはシリーズ最大級の面白さを誇ります。
面白い要因としては、ミニゲームの題材が良いのもありますが、Joy-Conの機能を活かしている点も大きく感じます。
HD振動、モーション操作。
本作に収録されているミニゲームの多くはJoy-Conに搭載された機能を活かしまくっています。
例えば「焼いてサイコロステーキ」。
このミニゲームではJoy-Conをフライパンに見立ててサイコロステーキを焼くのが目的となっています。
これがですね、めちゃくちゃ面白いんですよ。
油に乗ったサイコロステーキのツルツル感とか、フライパンの操作感が妙にリアルなので、本物に近い感覚を味わえますからね。
グラフィックのクオリティも高く、肉の焦げ具合とか、油の透明感が素晴らしいので、プレイしているとお腹が空いてきますw
お次に紹介するのが「ブルブルクイズ」。
このミニゲームは3種類の振動の違いを感じ取り、素早く正解を選ぶのが目的となっています。
しかし、それぞれの違いが絶妙なので、簡単にはわかりません。
Joy-Conには細かい振動を発生させるHD振動が搭載されています。
「ブルブルクイズ」はこの機能をフルに活かしているので、Switchだからこそ実現できたゲームではないでしょうか?
このように収録されているミニゲームの多くはJoy-Conの機能を活かしまくっているので、新鮮に楽しめました。
でも、過去作から操作感が変わっているので戸惑いそうですよね?
そこで役立つのが説明画面の仕様です。
今作でもミニゲーム開始前にルールを教えてくれる説明画面が挿入されるんですが、画面を見ながら練習できるようになりました。
過去作でもミニゲームの練習モードはありましたが、画面を切り替える必要があったので、切り替えなしで練習できるのは嬉しいです。
本格的な対戦ゲームを収録!
「マリオパーティ」シリーズは
「ガッツリ楽しみたい方はスゴロク。サクッと楽しみたい方はミニゲーム」
といった大きく分けて2つの遊びが存在します。
今作の場合、それに加えて
- 4人で協力していかだを漕いでいく「リバーサバイバル」
- 全身で楽しむ体感リズムゲーム「なりきりビート」
といった本格的な対戦・協力プレイゲームを収録。
ガッツリでもなく、サクッとでもなく、程良い時間で楽しめるようになりました。
「リバーサバイバル」と「なりきりビート」。
どちらも面白いゲームですが、個人的に好きなのが「なりきりビート」です。
「なりきりビート」はJoy-Conをタイミング良く振っていくリズムゲームで、わかりやすく言うと「リズム天国」のような感じでしょうか。
リズムに乗るタイミングは同作品よりも緩いので、パーティゲーム向けに上手く調整されています。
一方でリズムに乗る爽快感はバッチリで、用意されているシチュエーションも多いので、ミニゲーム以上のクオリティに達しています。
Switchの凄さを感じられるトイパーティ
本作をプレイして最も驚いたのが「トイパーティ」です。
「トイパーティ」では4種類の対戦ゲームをプレイできますが、どれもSwitchならではの遊び心が詰まっています。
こちらは「野球盤」。
TVモードでプレイすると野球ゲームにありがちなカメラアングルになりますが・・・
携帯モードにして画面を寝かすようにすると頭上視点に切り替わりました!
どうやらSwitchは携帯モード/TVモード/テーブルモードを認知する機能が備わっているようですね。
本作をプレイして初めて知りましたw
懐かしのスゴロクが帰ってきた!
メインとなるスゴロクは原点回帰を遂げています。
近年に発売されたシリーズ作品のスゴロクは別物感があったので、ここに来ての原点回帰は嬉しいです!
具体的にどういうところが原点回帰しているのかというと、
- サイコロを順番に振っていく形式になった
- ボードマップ内でコインとスターを集めて勝敗を競う形式になった
- 迷路のようなマップをグルグル回る形式になった
といった感じです。
マップは少々コンパクトな印象ですが、N64/GC時代の「マリオパーティ」を求めていたら懐かしさを感じます。
気になるクラシックスタイルのスゴロクを1人でプレイした感想ですが・・・
待ち時間が退屈だぁ!w
そう言えば「マリオパーティ」ってこんなでしたねw
しかし、”ながらスマホ”が定着した現代社会にはある意味マッチしています。
ネットサーフィンをしながら1人マリパ。LINEをしながら1人マリパ。
待ち時間を利用すればこんな楽しみ方ができるので、これはこれで面白く感じます。
戦略性が高いマリオパーティ 2 on 2
今作にはチームプレイ型のスゴロクも収録されています!
こちらは2対2のチームプレイとなっていて、通常のスゴロクとはルールが異なっています。
特に違うのが、1ターンに進めるマスの数です。
1ターンに進めるマスは2人が振ったサイコロの目を合計した数字になるので、一気に進むことができます。
体感的な待ち時間は通常のスゴロクよりも少なく感じるので、せっかちな人はこちらのスゴロクがおすすめです。
マップの作りは「マリオパーティ スターラッシュ」のようなマス目状を採用。
1マス単位で進める方向を選択できる反面、1つのマスが細切れになっているので、1周するのに必要なマス数は倍以上となっています。
待望のオンライン対戦機能を搭載!
今作にはオンライン対戦機能が搭載されています!
「マリオパーティ」でのオンライン対戦機能は初になるので、これは大きな進歩です!
オンライン対戦に対応しているモードは
- マリオパーティ
- マリオパーティ 2 on 2
- フリープレイ
- オンラインアスロン
の4種類。
当初は一部ミニゲームの合計スコアを競う「オンラインアスロン」にしか対応していませんでしたが、発売から2年半が経過した2021年4月27日。
アップデートによってスゴロクでもオンライン対戦ができるようになりました!
オンライン対戦の形式は
- フレンドと対戦できる「フレンドマッチ」
- 合言葉を使用して対戦できる「合言葉マッチ」
- 全く知らない人と対戦できる「ランダムマッチ」
の3種類。
「ランダムマッチ」は「オンラインアスロン」にしか対応していないので、全く知らない人とスゴロクで対戦することはできませんが、遠く離れた友達とプレイする時は重宝します。
惜しいところ
Joy-Con横持ち強制
「ん?何だこれは!?」
ゲームを起動すると台数や人数のセレクト画面になりました。
しかも携帯モードでプレイしようとしても反応しません。
どうやら本作はJoy-Con横持ち強制のようです。
多人数プレイならまだしも、1人でプレイする場合、この仕様は厳しく感じました。
ミニゲームなどでモーション操作を取り入れた故にこのような仕様になったんだと思いますが、不便な面もあります。
リプレイ性が低いスゴロク
今作で久しぶりに復活を果たした正統派のスゴロク。
しかし、全体的にコンパクトな作りなので、リプレイ性が低く感じられました。
どのマップも狭く、イベントの種類も少ないので、初期のシリーズと比べて戦略性に欠けます。
一応、アイテムの概念もありますが、種類が少ないんですよね。
どうやら他の要素に力を入れている分、スゴロクへのリソースが削られているようです。
痒いところに手が届かない
オプションの項目は少なく感じます。
操作形式はJoy-Con横持ち強制ですし、コンピュータの台詞と移動のスピードは変えられません。
一番ネックに感じられたのが、スゴロクは10ターン(約60分)が最短であることです。
これはお手軽感が重視された今の時代には少々重く感じます。
ぼくは人と集まってゲームをプレイする機会に恵まれていますが、そういう時って短時間で楽しめるのかどうかを重視するので、最短で60分は重いです。
クラシックスタイルのスゴロクは懐かしさを感じられる反面、現代社会にマッチしていないと実感しました。
スーパー マリオパーティのレビューまとめ
大御所のパーティゲームシリーズらしく、みんなでプレイすると盛り上がる作品。
特にミニゲームの対戦が熱く、ルールがわかりやすいので、初めての人同士でも高確率で盛り上がります!
個人的に本作は原点回帰したスゴロクに期待して購入したので、ミニゲームの方にハマったのはやや意外です。
スゴロクの作り込みが甘いのもありますが、パーティゲームは短時間でサクッと楽しめる方が今の時代にマッチしているのかもしれません。
Switchの機能を活かしたパーティゲームの新定番!
こんな人には特におススメ。
・パーティゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・1人で楽しみたい人。
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
comの移動とセリフのスピードは変えられないのでしょうか
どうやら変えられないようです(汗)
ただ、サクサク動く方ですよー
スーマリパはSwitchの定番パーティゲームになりそうなクオリティですね。
任天堂ってマリパ8以降のWii時代からWiiPartyとか携帯機のマリパシリーズとか変化球?もしくは迷走(特にWiiU時代)してましたけど、今作は原点回帰しつつも新要素はきっちり入れてるので去年から続く任天堂ルネサンスの良い影響を受けてます。
トイパーティモードは地味にすごい技術だし、ゲームとしてもよくSwitchの特徴を活かしていると思います。
同じおもちゃコンセプトのamiiboパーティと大違いですよ。
またセールスに関してもよゐこたちが出演してる「マリパで共同生活」も一種のPVとしてすごい破壊力がありますよね。最初は興味なかったのに、「いいなぁ」って思っちゃいましたよ。
我が家だと末っ子くんがパーティなどの運ゲーが嫌いなので、僕は売り上げを応援したいと思います。
年末はマリパ、ポケモン、スマブラがランキングでどんな位置になるのか楽しみです♪
そうそう、近年のマリオパーティシリーズは変に変えようとしてしまって、ユーザー離れを起こしてしまいました。
今回は原点回帰を果たし、Switch人気の追い風もあるので気合を入れてきましたね!
トイパーティはみんなに見せたくなる作りです。Wii Party Uにも似たようなモードがあったけど、あれが好きだったので嬉しい♪
マリパで共同生活はそこまで魅力があるんですか!?これはチェックしてみよっと♪
売上に関してはどこまで行くのか・・・そちらも楽しみですね!
久しぶりにマリパがしたい・・・!なのでまた今度買ってきます、可及的速やかに!気になってたのがトイパーティーですね、成る程野球盤の再現が出来るとは面白い・・・。これは早くやらねば!
トイパーティは童心に帰れますよ~♪
携帯モードでプレイしたらまんま野球盤になります(^o^)
しばらくやってなかったけど少し気になるなあ
昔はミニゲームを遊びまくったよ…1人で…(´;ω;`)ウッ…
そうなると今作も楽しめますよ!w
1人でも楽しめていたならある意味安心ですw
メンバーはマリオ以外全員女性なようで(笑)僕もこういうのやった事有ります。最初はミニゲームをある程度遊び、その時にこういう編成にしました(笑)スマブラ程じゃないものの人間のお姫様結構可愛いので、にやけたりしたのでは?(笑)
ち、違うんだ!w
ゲーム側はそういう組み合わせを用意しているんですよ!w
しかし、マリオさんが幸せそうな感じはしました♪
まあ、予め通りの組み合わせは用意されてますね。
今まで邪魔して来たアイツらもプレイヤーとは。驚き。特に亀さん親子や、よく「栗」と思われるキングオブ雑魚までプレイヤーってのが驚きました。墨吐くイカや、今回はスタッフの魔法使い、可愛いオバケなどは過去にも居ましたが。
敵勢力のキャラ4人のみでもやりたくなりますな(笑)
今作は何気にプレイアブルキャラクターが増えていますね~。
よく使っていたゴリラは相変わらず見当たりませんが(汗)
ゲームルームで少しプレイさせていただきましたが、ミニゲームだけでもすごく盛り上がりましたね♪
メインであるボードゲームはもちろんながら、よゐこの番組で登場した川下りモードも興味を持っています!
いろいろなモードが収録されていて、かなり盛りだくさんですよね~(^-^)
ミニゲームだけであんなに盛り上がるとは思いませんでした!w
個人的に今作のミニゲームがシリーズの中では一番気に入っています♪
川下りモードも時間があったらやりたかったですね~。
こちらもミニゲームを挟んでのプレイになるのでみんなでやったら盛り上がりそう。
今作はすごろくゲームへのリソースが従来よりも抑えられている分、色んなモードが用意されています。
マリパは購入済みで(衝動買い)プレイするタイミングを伺ってますね、本当に楽しみですよ。何せ久し振りのマリパですから!
ジョイコン横持ち強制か・・・、それはちょっと不親切かもですねえ・・・。
おお!衝動買いをされましたか!w
これからのシーズンにぴったりなタイトルですので、そろそろプレイする頃でしょうか。
Joy-Con横持ち強制は仕様的に仕方がないとは言え融通が利かないなぁと思いました(^_^;)