隠れた名作と名高いカエルの為に鐘は鳴るをやってみた

カエルの為に鐘は鳴る

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1992年9月にゲームボーイで発売されたアドベンチャーゲームで、
知る人ぞ知る名作として名高い作品です。そのため以前から
気になっていたんですが、なかなかプレイできませんでした。

しかし、昨年の9月に発売20周年を記念してか(?)、
GBバーチャルコンソールソフトとして配信されたので、
即行で購入しましたよ!本記事では
「カエルの為に鐘は鳴る」の感想を軽く書いて行きます。

▼見た目はゼルダっぽいが・・・

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「カエルの為に鐘は鳴る」は真上から見た視点のマップと
横スクロールのマップが用意されており、真上から見た視点の
マップでは端に行くと画面がスクロールして次のマップに移ります。
この辺りはまんまGB「ゼルダの伝説 夢をみる島」(写真右)ですね。
おまけに体力はゼルダのようにハートゲージになっているし、お金の概念も存在しますしね。

そのためGB「ゼルダの伝説 夢をみる島」をつい比較対象
してしまうんですが、両作品をやり比べてみた感じでは、
似て非なるものだと思いました。確かに「カエルの為に鐘は鳴る」は
見た目はゼルダっぽいんですが、様々な面が
簡略化されているんです。具体的に書かせていただくと・・・

  • 戦闘はオート。アイテムを使うこともできるが基本的には見ているだけ。
  • 寄り道要素はほとんどなし。フィールドに小ネタはほとんどなし。
  • ダンジョンは謎解きよりもアクション性の方が高い。

こんな感じですね。一応マップは自由に移動ができるものの
行動範囲は限定されており、自由度はかなり低めです。

▼アイテムはほぼすべて回収必須

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戦闘はオートのため、テクニックや戦略は一切必要ありません。
そのため勝敗は完全にプレイヤーのパラメーターによって
決まるので、ゲーム中に手に入る強化アイテムを
しっかりと回収しておかないと、絶対に勝てない戦いも出てきます。

ただ、自由度が低いので、取り残しをしても
見つからずに詰まってしまう可能性はかなり低いですね。
戦闘もオートな上に短時間で終了するためお金稼ぎも楽々ですし、
ゼルダと比較して色々と遊びやすくなっているようにも見えます。

▼ゼルダ風アドベンチャーと考えたら納得?

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戦闘はオートで、自由度が低い。なぜここまでこのゲームは
簡略化しているのか?それは、ストーリーを重視しているからだと思います。
ストーリーをテンポ良く見せるため、ゼルダをベースにしながらも
ゲーム的な要素を色々と簡略化させている。そう考えると納得です。

実際ストーリーはかなり良いですよ。テキスト量自体は
そこまで無いんですが、様々なブラックジョーク
盛り込まれており、展開も変化球だけど分かりやすく、良く考えられています。

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↑主人公のサブレ王子。任天堂ゲームの主人公としては
珍しく喋り、何でも金で解決しようとしてきます。
初めて見た時は、こんなやつが主人公で良いのかと思いましたよw
しかし、根は良い奴で、展開が進むことで
だんだんと成長して行き、感情移入をすることが出来ました。


ゲーム的な要素を簡略化してストーリーを重視するやり方は
あまり好きではないんですが、そのストーリーが良くできており、
テンポが良いので僕としても好印象な作品。ゲーム的な要素が
簡略化されているとは言え、後半のダンジョンはアクション面で歯ごたえがありますしね。

これ、リメイクか続編出ないかなぁ。
こういうブラックジョークを含んだ作品は、
今の任天堂にはもっと必要だと思うし。

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2件のコメント

カエルの為に鐘は鳴る良いですよね
ステータスも含めて完全な一本道でゲームとしての
要素は薄いかもしれませんが魅力のあるキャラと
ストーリー、独特なノリ、フィールドBGMに凄く
引きこまれます
ただ個人的にGBだからこそのあの雰囲気が好きなので
直結の続編やリメイクは望まないですね・・・
でもカエルのようにパロディやジョーク溢れる
別の完全新作ゲームはやってみたいです

>ppさん
アドベンチャーゲームに要素を加えた作品としてみると
こういうのもありかな。と感じております。
こういうテイストのゲーム、最近の任天堂は
出していないと思うんですよ。だから、また出してくれないかなー。
とやっていて思いました。リメイクでも新作でもどっちでも良いですw