2011年1月に海外で発売されたPS3/Xbox 360「デッドスペース2」を
今回はレビューします。PS3/Xbox 360「デッドスペース2」は
宇宙を舞台にしたサバイバルホラーアクションゲームです。
- 画面にゲーム的な情報表示が全く無いため没入感・臨場感を味わえる。
- 3人称視点だけどカメラが近いため
視野が狭く、辺りを見渡しにくいから怖い。 - BGMはほとんど聞こえず、ここぞ!と言う時に流れる。
- 針を目に通す、体がまっ二つに斬られるなどトラウマになる描写が満載。
- 死体の横を通り過ぎようとしたら急に動き出して襲われる。
- ドアを開けようと思ったらいきなり壊れて開かず、
直後に敵が穴から飛び出してくる。 - 気持ち悪い敵の大群が猛スピードで襲ってくる。
- 隣の部屋に居る敵がパイプなどの抜け道を使って追いかけてくる。
- 画面が暗く、ライトで灯さないと先に進みにくい。
他のホラーゲームと比較して特別珍しい要素は無いのですが、
恐怖を感じさせる要素はしっかりと抑えられており、
最高級の恐怖を味わうことが出来ました。
開発者は、人を脅かす名人と言えるのではないでしょうか?
個人的にホラーゲームは得意な方ですが、
ここまで恐怖を感じられた作品は他にはありません。、
敵との戦闘は3人称視点のアクションシューティング(いわゆるTPS)となっていますが、
壁にレーザーを設置する銃。敵を一定時間スローモーションにするアクション。
様々なオブジェを吸い寄せ突き飛ばすアクションなど
ユニークな特殊能力が多く、単なるTPSではありませんでした。
このゲームに登場する敵の部位を攻撃すると破壊することが可能で、
その部位を武器として使用することが出来たりもします。
単純に部位を破壊できるだけでも爽快なのに、
それを武器のように使用して弾の節約もできるので面白いです!
ちなみにこのゲームに登場する敵は顔よりも
部位を攻撃した方がより多くのダメージを与えられ、
動きを止めることができます。そのためヘッドショットが有効な
他のTPSとは違った戦略を求められ、独自の面白さを生み出しているように感じます。
ゴールまでの道のりは一本道ですが、
それまでにちょっとした謎解きや空中移動、ミニゲーム、
ボス戦など様々な仕掛けが登場して、プレイヤーを飽きさせません。
先に書いた恐怖の演出と相まって、先の仕掛け・演出見たさでプレイしてしまいます。
難易度ノーマルでもかなりの歯ごたえで、初見では高確率でやられます。
そのため敵の出現パターンを覚えておく必要があり、
かなり腰を据えてやら無くてはいけません。
この歯ごたえによって単純な恐怖だけではなく、
死ぬことによる恐怖も出てきて、初見はいろんな意味で
ドキドキしながらプレイすることが出来ました。
弾が足りなくて心細い気持ちになったのは久しぶりです。
ゴールまでの道のりは一本道ですが、時には脇道もあり、
どこが正規ルートなのか分かりにくいときがあります。
そんな時に役立つのがゴールまでの道のりを示してくれる機能。
この機能によって分かれ道のようなものがあっても
どちらが正規ルートで、どちらが脇道なのか分かるようになっていて良かったです。
没入感・臨場感を出すため本作には情報表示は無く、
アイテム選択メニューもゲームの世界に存在するホログラムとして描かれます。
そのせいで操作キャラが壁にもたれてカメラが近付いた時は
ホログラムのメニューが見難くなり、戸惑ってしまう時がありました。
メニューを開いている時も移動することができるからまだ良いのですが、
敵に襲われて壁にもたれた時にアイテムを使いたい場合はそれでも少々困ります。
ホログラムで表示することによる弊害ですね・・・。
過激な演出、グロ表現が多く、ホラー度も高いため
多くの人にはおススメ出来ませんが、非常に多くの刺激が
含まれており、そういうものを求めている人には最高のゲーム。
日本で出せないからこそ味わえるものが詰まった作品です。
こんな人には特におススメ。
・ホラーゲーム好き。
・爽快感を求めている人。
・死んで覚えるゲームが好きな人。
こんな人にはおススメできない。
・ホラーゲームが苦手な人。
・グロ表現が苦手な人。
・アクションシューティング初心者。
デッドスペース2/お気に入り度【95/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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