2008年8月に発売されたDS「リズム天国ゴールド」を
今回はレビューします。DS「リズム天国ゴールド」は
つんく♂さんがプロデュースしたリズムアクションゲームです。
良いところ


「リズム天国ゴールド」は「タッチ」「はじく」「はなす」といった3つの操作で
「手を叩く」「リフティングする」などの単純なゲームをプレイして行きます。
一見すると単なるミニゲーム集にしか見えませんが、
BGMに合わせて3種類ある操作をしないといけないので、実は音ゲーだったりします。
他の音ゲーとは違って楽譜は見えず、グラフィックや音で
判断しないといけないのでリズム感を掴むのが大変!
でも、リズム感を掴めるようになるとノリノリでプレイする事が可能で、
大幅に楽しさが上がって来るんですよね。どのミニゲームも上手く行った時には
気持ちの良い効果音が流れて来るので、上手く行った時は本当に楽しいです。
クリア後にはゲームの成績が「やりなおし」「平凡」「ハイレベル」「パーフェクト」の
4段階で発表されます。「平凡」以上を取ればクリアになりますが、
それでもなかなか難しいです。でも、この難しさが中毒性を高めているんですよね。
発売当時はムキになって何時間もプレイしてしまいました。ルールは単純なのに。


本作の開発を手掛けたのはあの「メイドインワリオ」スタッフと
ほぼ同じという事で、グラフィックは同作品と同じくシンプルだけど凄くシュールです。
好みは分かれると思いますが、個人的にこのシュールなグラフィックは
面白可笑しくて大好き!見た目は地味かもしれませんが、
プレイして行く毎に愛着が沸いて来ます。

ツボにハマる音楽
あのつんく♂さんがプロデュースしたゲームだけあって
音楽は妙に中毒性の高い曲ばかりで、曲単体で聴きたくなってきます。
また、モーニング娘。を彷彿とさせる女性ボーカルの曲も
何曲か収録されていますが、これもハマる!
・エンドレスでゲームをプレイして記録を競う「エンドレスゲームズ」
・タッチペンで遊ぶ「リズムおもちゃ」
・様々な曲でギターを演奏できる「ギターレッスン」
・「ギターレッスン」で高スコアを取ると挑戦できる「ライブコンテスト」
・ゲーム中のBGMを聴ける「サウンドテスト」
・様々なメッセージが読める「読みモノ」
「メイドインワリオ」シリーズと同じく、本作にはメインゲーム以外にも
様々な”おまけ“が用意されています。基本的におまけ要素は
メインゲームで高スコアを獲得するとアンロックされていくので、
本編をやり込むモチベーションを高めてくれます。
また、ここでは触れませんでしたが、スタッフロールもユニークで面白いですよ。

コツが掴み難い操作方法
ハマったら麻薬のような中毒性を感じられる「リズム天国ゴールド」ですが、
タッチスクリーンを使った操作はやや正確性に欠けるためそれまでが大変だったりする。
特にはじく操作はコツが要るので、何回も練習しないといけません。
一応任天堂のゲームらしくはじく操作を練習できるモードが
用意されていたり、ミニゲームをプレイする前には
レッスンを受けたりもできるのですが、それでも慣れるのは大変。
タッチ操作によってボタン操作では味わえないプレイ感覚を
実現出来ましたが、それ以上にストレスが溜まる仕様だと思います。
僕はこのゲームにハマったので実際に沢山の人にやらせてみているのですが、
みんなコツを掴めずにひたすら画面を叩いて「これは面白くない!」
「訳が分からない」と言って僕にDS本体を返して来ます(泣)
いや、待ってよ~!これ、ハマるとめちゃくちゃ面白いんだから!
50種類のリズムゲームが収録されていると言われている本作ですが、
実際には半分以上がリミックスか難易度を変えたゲームなので、
実際の数ほどバリエーションは感じられませんでした。
ボリューム感は数多くのおまけ要素によって満足できるんですけどね。
ゲームをやり直す時にはメニュー画面に戻されるので、ちょっと面倒です。
普通にゲームをやり直しできるメニューボタンを入れて欲しかった。
あと、時々どの部分を間違えていたのかよく分からない時もありました。
ハマったら本当にヤバいのですが、そこに辿り着くのに
少し時間がかかってしまいます。多少のイライラは
覚悟してプレイできるのであればおススメです。
僕は音ゲー苦手だけど、我慢してある程度プレイしたらめちゃくちゃハマりました。
こんな人には特におススメ。
・音ゲー好き。
こんな人にはおススメできない。
・短気な人。
リズム天国ゴールド/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約50時間
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
音ゲー好きとしては、単純そうなので逆に手を出さなかったんですよね~( ̄0 ̄)/
でも、レビューを読むと、なかなか面白そう!?