ゲーム紹介系YouTuber「ぐう実況ゲーム紹介ch」さんに特別インタビュー!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は、ぐう実況ゲーム紹介chさんのインタビューをお送りします。

ぐう実況ゲーム紹介chさん は、PS4の海外ゲームを中心に紹介するYouTuberです。

ゆっくりボイスではなく生声でゲームをしっかりと紹介するのが特徴で、チャンネル登録者数は2020年11月時点で約6.3万人。

累計再生回数は2,200万回を突破するほど高い人気を誇ります。

そんなぐうさんがぼくのワガママでインタビューに答えてくれることになりました!

どんな想いでゲームを紹介しているのか?特に好きなゲームは何なのか?

色々訊いてみたので、ぜひ、最後までご覧になってくださいね。

本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。

YouTuberになったきっかけ

早速ですが、YouTuberになったきっかけを教えて下さい。
僕が始めたのは4年前の2016年1月です。

当時はYouTubeで食べていこうとは全く思っておらず、ゲーム実況が流行っているように見えたので始めてみました。

何故、YouTubeチャンネルを立ち上げたのかと言うと、当時、僕は大学生で軽音楽部のバンドをやっていたんですね。
で、自分と同学年の友達がメジャーデビューをしまして・・・

それを見た時に僕は「友達がこんなにも頑張って夢を叶えているのだから、夢中になれるものを見つけなくてはいけない!」という思いがあって衝動的に立ち上げました。

YouTubeってバンドのように夢に満ち溢れていますからね。
今でこそ食べて行けているんですけどね、此処に来るまでに3年半も掛かってしまいました笑
3年半は長いですね・・・。
3年半の間にも実況者チームを組んで有名な実況者さんと組ませてもらったりとか、色々あったんですけどね。

それでも登録者4,000人くらいしか行かなかったので、実況者として成功することはできませんでした。

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ゲーム紹介を中心に取り扱うきっかけになった出来事

そんなぐうさんですが、今はゲーム紹介を中心にやられていますよね?ゲーム紹介を中心に取り扱うきっかけになった出来事は何になりますか?
僕がゲーム紹介を中心に始めるきっかけになったのは、2018年10月に発売されたPS4/Xbox One「レッド・デッド・リデンプション2」(以下、RDR2)です。
当時、登録者約500人のYouTuberさんが「RDR2」のレビュー動画をアップされていまして、その動画が5,000回ほど再生されていたんですね。

ただ、あまり編集をされていない動画でして、自分も「RDR2」を語りたいという想いがあったので、ちゃんと原稿を書いてレビュー動画を投稿してみることにしました。

始めは「そんなに伸びる訳ないだろう」と思っていたんですが、20万回ほど再生されまして、しかも「レビューをするのが上手い」というコメントがいっぱい付いたんですね。

それがゲーム紹介を中心にやっていくきっかけとなり、その後にもPS4/Xbox One「Fallout 76」やPS4「JUDGE EYES:死神の遺言」のレビュー動画も投稿しました。

で、それらの動画も10万回ほど再生されまして、「最新のゲームが出たらレビューをしよう!」みたいな流れになりましたね。

その後、「やらなきゃ損!2018年生まれたPS4の圧倒的神ゲー5選 」という動画をアップして、複数のゲームをまとめて紹介する形式の動画を投稿するようになりました。

このような動画は当時も海外を中心に存在したんですが、日本では生声で解説しながらやっている人はほとんどいなかったんですね。

その影響からか物凄く再生されまして、そこから僕は実況を辞めてゲーム紹介を中心にやっていくことにしました。

確かに当時は原稿をしっかり書いて生声で語られる動画コンテンツが全然見られなかったので、ぐうさんのチャンネルを見た時は「珍しいことをやっているな!」と思いました。
あ!その頃から僕のことを見てくれていたんですね!
はい!見ていました。当時、僕も「RDR2」はプレイしていまして、このゲームって凄く好みが分かれるじゃないですか?

なので評判が気になってYouTubeで調べていたらぐうさんのチャンネルを見つけました。

そういう経緯もあるので、今、ぐうさんにインタビューできているのが感慨深いです!

ありがとうございます!

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ゲームのレビューをする時に心掛けていること

続いての質問なんですが、ゲームのレビューをする時に心掛けていることってありますか?
誰でも言えるような内容度のものは作らないようにしています。
ゲームって体験による芸術という側面があって、人によって体験が全然違いますよね?

もちろん、体験が似ていたり、同じ気持ちを共有できることはあるんですけど、それは部分的なもので、丸っきり同じ体験をすることはない訳じゃないですか?

そうなってくると自分で語れるのは、究極的に言えば自分の体験を軸に起こしたものになってくると思うんですよね。

だからこそ自分にしか書けないものがあると思うんですよ。

もちろん、世間の評価を見たうえで書きますけど、その際にも気をつけているのが、自分にしか書けない。

自分のゲーム体験とか価値観にしか書けないものを根幹に置いて作るようにしています。

あぁ、それは同感です!最近はレビューを始められた方も多いので、何かしらのオリジナリティが無いと生き残っていくのは難しそうですよね。
レビュー動画を伸びると捉えられる部分があると思うんですけど、そんなことはないんですよね。

見てくれている人は「気になるゲームがあったからやった人の意見を聞きたい」とか、ゲームに対する興味ありきだと思うんですよ。

そういったのってゲームの知名度やパイにも寄せられるので、ゲームレビュー=伸びるとは一概には言えない部分があると思うんですね。

なので、「この人のレビューは見たい!」と思わせられるのかが重要だと思うんです。

例えほかの人が先にレビュー動画を投稿されても「僕の意見も聞きたい」ということで待ってもらえるのが理想的だと思うんですよね。

そういう意味ではレビュー動画は蓄積だと思います。

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動画を作る際、特に大変なこと

動画を作る際、特に大変なことって何ですか?
一番大変なのは原稿ですね。
僕もKENTさんもゲーム好きなので、ゲームについてはいくらでも語れるじゃないですか?

それをYouTubeのコンテンツに落とし込む時、テーマを何にするか?切り口は何にするか?自分の語りたいことなのか?って考えますよね?

そこから原稿を書き始めていきますけど、いろいろ考えて筆が止まったり、勢いで書き始めて「行ける!」と思ったら結局、まとまってなくてボツにしたこともあります。

動画コンテンツとしてまとめるのがYouTubeの原稿書きだと思うんですけど、全部の動画で苦労していますね(苦笑)

原稿が良かったら編集も良くなるし、面白い動画になるんですよ。

逆に言うと原稿がイマイチだと、どんなに編集が凝っていようがリスナーさんは離れて行ってしまうと思うんですね。

だからこそ、浅いものは濃くしなければいけないと思っています。

YouTuberの中には撮影したら編集することがメインになる場合もあると思いますけど、僕らの主な仕事は原稿書き。

編集はボーナス点みたいなもので、原稿の時点で動画の7割は決まると思います。

僕はそれ、最近になってから気が付きました笑

普段からブログで文章を書いているのもあるんですけど、「動画コンテンツって映像が大切なのかな?声が大切なのかな?」って思っていたんですけど、それは違うなと。

特にこれからの時代、誰でもできることは大手がやっていくでしょうから、僕らにしかないゲーム体験、語れることに執着していかないと生き残っていけないと思います。

ここは絶対に譲ってはいけません。

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YouTuberになって特に嬉しかったこと

続いてなんですが、YouTuberになって特に嬉しかったことを教えて下さい。
沢山ありますが、ゲーム好きとしては、ゲームを仕事にできていることですね。
僕は文系出身で、ゲーム開発には興味はなく、ゲームをやっているだけの男です。

そんな者なので、今、こうしてゲーム業界に携われているのが嬉しく感じます。

僕らの歳になると、ゲームをずっとやるのは難しくなるじゃないですか?

1年に数本プレイできたら良い方だという人も沢山いると思うんですよ。

そんな中で僕は年に数十本を仕事としてやらせてもらえているのは嬉しいですし、開発者、視聴者、そして、自分と関わり合いを持っている人に感謝しないといけないと思います。

ゲームに対してどんなに考えても文句を言われない訳ですからね。

僕が子供だった頃に聞かせたら憧れたと思います笑
子供の頃、親に色々言われたじゃないですか笑

それが今、覆っている訳ですから、自分がその中に居られるのは嬉しいですね。

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ぐうさんが特に好きなゲーム

最後に、ぐうさんが特に好きなゲームを教えて下さい。
特に好きなゲームですか笑

そうですね、子供の頃に好きだったゲームと大人になってから好きになったゲーム、最近凄い好きになったゲームの3本で良いですか?

分かりました笑

スーパーマリオ サンシャイン

子供の頃に好きだったゲームは、GC「スーパーマリオ サンシャイン」です。
あ!予想当たった!
僕はPS4ソフトの紹介を中心に行っているので意外かもしれませんが、子供の頃は根っからのマリオ好きで、小学2年生から中学3年生くらいまではマリオばかりやっていました。

その中でも特に好きなゲームは3Dマリオの「スーパーマリオ サンシャイン」でしたね。

当時はN64「スーパーマリオ64」をやっていなかったので3Dマリオであることも衝撃的だったのを覚えています。

ただただ「面白かった!」という子供の感想以上の以下でもないものですけど、でも、5周くらいはして青コインも全部集めて場所も覚えました。

最近、Switchで「サンシャイン」が収録された「スーパーマリオ3Dコレクション」が発売された影響で実況動画が上がっているので見ていますけど、やっぱり分かりますもん。

「あ!ここに青コインあるぞ!」とか笑

マリオって難しくないですか?笑
当時は「サンシャイン」以外ほとんどやったことがなかったので、難しいかどうか分かっていませんでしたね。

難しいと知ったのは大人になってからで、それまでは「ゲームってこういうものなんでしょ?」と思っていました笑

でも、僕、Switchの「3Dコレクション」はまだやれていないんですよね。

「サンシャイン」って今、発売されているゲームよりも難しいとは思うので、そういうゲームに慣れている今、改めてプレイしたら「こんなにも難しかったっけ!?」となるかもしれません笑

ぜひ、「3Dコレクション」で改めてプレイした感想をお聞きしたいです!

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「アンチャーテッド」シリーズ

次は大人になってから特に好きなゲームを教えて下さい。
「アンチャーテッド」ですかね。
「アンチャーテッド」ですか!?

色々出ていますが、どれになりますか?

全部ですね笑

1.2.3.4、全部です!

PSVITAで発売された「地図なき冒険の始まり」はプレイできていないんですが、衝撃を受けたという意味では「2」が一番ですね。

「黄金刀と消えた船団」ですか?
そうですね、僕は「アンチャーテッド コレクション」で初めてプレイして、しかもPS4が初めて買ったプレイステーションハードだったりします。

それまではプレイステーションでどんなゲームが出ているのかも知らなくて、そもそも、洋ゲーってどうなのかも知らない状態でした。

それで、1作目「エルドラドの秘宝」をプレイした時は「バイオハザード」のように敵を撃ち倒していくゲームなんだと思っていたんです。

けど、「黄金刀と消えた船団」をプレイした時は「何この凄いゲーム」って状態になりましたね。

始めに列車が落ちていくシーンで主人公のネイトが頑張って登っていくシーンが有名ですけど、ストーリーの描き方や迫力も秀逸だと思うんですよ。

ゲームの中で途中の場面を映して、そこから過去の場面に遡り、そうなった経緯を語るというのが斬新でしたし、ネパールでクロエと一緒に倒れていくビルの内部から隣のビルへ飛び移っていくシーンは「マジで映画なんじゃないかと」と思いました。

「2」はそういう場面だらけで、「ゲームってこんな迫力満点の体験ができるもんだっけ!?」と衝撃を受けたのをよく覚えています。

広告のキャッチコピーで「PLAYする映画」っていうものがありますけど、まさにその通りでしたね。

「3」も沈没船の中でネイトが脱出しようとするシーンも迫力満点でした。

あと、飛行機のシーンもハラハラドキドキの連続でずっと興奮しっぱなしのゲームだったので、「ゲームってすげぇ!」「ゲームってこんなことができるんだ!」と衝撃を覚えた作品でしたね。

その後に「4」をやったんですけど、周りで最高傑作と言われているように、「このゲームをやるためにプレイステーション4はある」と言っても過言ではないほど衝撃を受けましたね。

爆発シーンで飛び散っている破片の数なんかは2016年のゲームとは思えないくらいグラフィックが繊細ですし、迫力も凄くて・・・

音も立体音響でめちゃくちゃ臨場感があって、ただグラフィックが綺麗なだけじゃ済まされないような、「プレイステーション4ってハードはここまでできるんだからな!」と示した1つの作品だと思います。

「アンチャーテッド」は僕を洋ゲーに目覚めさせてくれた作品ですし、「ゲームってエグいんだぞ!」とゲームの印象を180度変えてくれました。

それまでゲームは遊技という印象でしたが、その常識を一気に覆されたましたね。

「アンチャーテッド」は大好きなので、ずっと語れます。

ずっと語れますか笑

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ペルソナ5

いやー、もっとお聞きしたいんですけどね、そろそろ時間が迫ってきているので、最後の1本を教えてくれますか?笑
どうしようかな、難しいんですけどね。

(少し間を置いて)

色んなゲームをやっているんですけど、最終的にはみんな好きなものが一番好きになるんじゃないかなと思っていて、「ペルソナ5」かな。

おお~「ペルソナ5」ですか。
「アンチャーテッド」という洋ゲーを挙げたので「RDR2」でも良かったんですが、僕、一番好きなゲームは10本か20本くらいあるので選べないんですよ笑

僕は「ペルソナ」シリーズは「5」からしかやっていないので、それ以前の作品は全く知らないんですけど、このゲームは今の日本人全員にやってほしい作品です。

今の日本人全員にやってほしいですか笑
2016年当時、実況できるかなと思って買ったら配信の規制が掛かっていて実況できなかったんですよ。
それで「とりあえず買ったからやってみよう」と思って始めてみたら序盤の鴨志田のところだけでお腹いっぱいになって、あそこだけで1本のゲームをやりきった感じがしました笑

というのも僕の中でRPGって1本30~40時間くらいで終わるのが目安としてあって、その直前にやっていたPS4「テイルズ オブ ベルセリア」もそのくらい(40時間)だったんですよ。

で、「『ペルソナ5』もRPGだしそんなに長くないだろう」と思っていたんですが、鴨志田パレスの時点で25時間から30時間くらい掛かってしまって・・・

でも、ここで第一章が終わりで、そこからまだまだ続くじゃないですか?

てっきりここから駆け足になってくるのかと思っていたんですが、全然そんなことはなくって、1個1個丁寧に作られていて・・・

「ストーリー物のゲームってこんなに時間掛けるもんだっけ!?」と衝撃を受けました。

あと、このゲームから教わったことも沢山あります。

「ペルソナ5」本編では主人公たち怪盗団が社会に対する怒りというか、腐った大人たちに改心させていくじゃないですか。

僕は社会に対して何の鬱憤もなく満足して暮らしている人ってほとんど居ないと思っていて、ほとんどの人たちはやりきれない毎日だとか、理不尽な中で生きているわけですよね?

そういったものを敵として作り上げて戦っていくというのは凄いことするなぁと思いました。

RPGってファンタジー物が多い印象で、異世界の中でドラゴンと戦ったりとか、お姫様を助けるとか、そういうイメージがあったんですけど、「ペルソナ」はそうじゃなくて、現実の世界をベースにしているんですよね。

もちろん、実際には登場人物たちの仮想世界ですけど、パレスで描かれているのは現実世界を元に作られているじゃないですか?

なので言葉の1つ1つに説得力がありましたし、何よりも当時、「将来どうしよう」と悩んでいたので、「世界は誰が決めるもんでもなくお前が決めるもんなんだよ、この世界をどういう風に捉えたってそれは全部お前の自由なんだよ」ということを教えてくれたのが大きいですね。

プレイしたのは20代前半なんですけど、まだ人生長い中でやれてよかったなと思いました。

無印の方は2周してロイヤルもやりましたけど、全部楽しいので、一回も飽きたことがなくって400時間か500時間くらいやりましたね。

もちろん、システム的にも面白いところはいっぱいありますけど、人生の教訓としてこのゲームで出会ったキャラクター、教わった言葉とか、そういったものは自分の中で大切なものになるんだなと何の疑いもなく思った作品です。

ありがとうございました!

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