ニーア オートマタ/PS4
先月発売されたオープンワールド型アクションRPG、PS4「ニーア オートマタ」。
本作は全体的に狂っていて、変なゲームです!本記事ではそれを分かりやすくお伝えしたいと思います。
物語の核心には触れませんが、ネタバレ要素は多くあるので、まだプレイされていない方の閲覧は自己責任でお願いします。
目次
オートセーブできないのは分かったって!
本作は最近のゲームでは珍しく、オートセーブが出来ません。オートセーブに慣れたユーザーへの配慮からかできない事を何度も言ってくるキャラクターがいるんですよ。
もう分かったって!物覚えが悪い僕でもさすがにここまで同じ事を言われたら理解できるって!
スッポンポンやん!
ゲーム序盤に初登場するアダム(特殊個体)。なんと、何も履いていません!パンツも履いていません!
これ、ヤバい奴やん!アンドロイドっていう設定だから良いの?それとも、付いていないから良いの?w
自分の目を疑ってしまい、思わず股間をジッと見してしまった僕は頭がおかしいのかもしれません。
こちらをクリックしたら何も履いていない事がよーく分かると思います。
※当ブログは健全なサイトなので股間を黒く塗りつぶしていますが、実際には何も付いていません。
その後はズボンを履くようになりました。スッポンポンだとタダの変質者にしか見えなかったけど、ズボンを履いたらイケメンになりますねw
ジェットコースターを舞台にバトル!
ロケーションの1つとして登場する遊園地。ここではジェットコースターに乗りながらの2Dバトルを楽しめます。
ディズニーランドのようにメルヘンな城をバックに高速移動するので、凄い凝っていますね。この辺りはプラチナゲームズの作品っぽい。
レトロ風シューティング
敵にハッキングされたり、逆にハッキングをするとレトロ風シューティングパートに突入!
BGMが8bit風になり、3Dドットのシューティングミニゲームをプレイする事になります。ハッキングパートをレトロ風シューティングに見立てるとは良いセンスしている!
カミになる!
「このゲーム、狂ってる!」と思ったシーンの1つ。呪文のように「カミになる!」を連呼して、おどろおどろしいBGMが流れるので狂気に満ちておりました。
2Bちゃんの素顔
目隠しアンドロイドの2Bちゃんの素顔はこんな感じでございます。個人的には目隠しの方が良かったなぁ。
イメージ通りといえばイメージ通りなんだけど、目を隠していた方が瞬発力は薄れるものの想像力が膨らむって言うか。
周回プレイ?
1周目をクリアするとご覧のようなメッセージが挿入されます。周回プレイ前提のゲームである事をスクウェア・エニックスの宣伝部が伝えるんですね。
周回プレイって書いたら語弊が生まれてしまうけど、確かに1周プレイしただけではオープニングを終えた程度なので、知らない人のためにお知らせは入れておいた方が良いです。このゲームの本性は2週目から発揮されます。
まさかのノベルパート
本作はオープンワールド型のアクションRPGですが、ノベルパートも用意されています。
ノベルパートではゲームパートで表現するのが難しかった細かい描写やバックストーリーが描かれていて、ストーリーを語る手段を上手く使い分けているんだなぁと思いました。
プレイヤーキャラのシステムを復旧
プレイヤーキャラのアンドロイドは激しい攻撃を食らってシステムが破損してしまう事があります。
そうなると画面がおかしくなってしまい、音も聞こえなくなってしまうのでハッキング画面でシステムの復旧をする事になるんです。
復旧をする事でおかしかった画面が徐々に改善されて行くので、これはゲームならではの表現だなぁと思った。
こちらはシステムが破損した時のゲーム画面。見ての通り画面がモノクロになり、解像度も低くなり、視認性が大幅に悪くなってしまいました。
音も消えてしまうので、プレイヤーが操作しているアンドロイドとの一体感を味わえるようになっているんですね。これもゲームならではの表現だと思います。
スタッフロールでシューティング?
とあるエンディングではスタッフロールがシューティングゲームになってました。
これが意外と難しくって、油断しているとゲームオーバーになってしまう。
7回ゲームオーバーになったら強化モードで再挑戦できるので、余程上手い人じゃない限りは頼った方が良いですね。
ニーア オートマタみたいなクソゲー捨ててしまえ?
シューティングゲームをクリアするとメッセージを残す事が出来ました。
メッセージは選択肢の中から選べるんですが、その中には「ニーア オートマタみたいなクソゲー捨ててしまえ!」、「プラチナゲームズなんて嫌いだ!」なんて自虐的な選択肢もあったりしますw
これは、プレイヤーを試しているのでしょうか?変なゲームだなぁとは思っていましたが、ここまでやるとは!?
メッセージを残したらデータ全消去!オンラインストレージにセーブデータを残してあるけど、それにしても酷い。
このように「ニーア オートマタ」は非常に変なゲームです。
ゲームだからこそ出来たストーリー描写、プレイヤーを試しているメタ要素など、他の作品では味わえない物が詰まっていて、ゲームの可能性を感じられました。
これでアクションゲームとして面白かったら最高だったんですけどね。個人的にはそこが大きく足を引っ張ってしまいました。
関連記事:ニーア オートマタ【レビュー・評価】ゲームだからこそ表現出来たストーリーの手法は凄いが、全体的に好きにはなれなかった
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自己責任をもって見に来ましたw
オートセーブは今時当たり前ですけど、正直言ってうっとうしいと思うときがあるんですよ。オートセーブがない時代からやってたってのもありますけど、一部のゲームでバグまでオートセーブしてしまってそのバグったデータをロードしたらフリーズ確定ってバグがあるゲームを持ってるのでw オートセーブはオフにできるゲームが望ましいですが、最初からないなら逆にいいかなとも思ってます。
すっぽんぽんでも何もついていないなら隠す必要が・・・いや、もしかしたらついてないだけで・・・!?w なんかMGS2の雷電の裸を思い出しましたw あれ改造するかドキュメント版のムービーで分かるんですけど、雷電はお稲荷さんがついてませんw 海外ゲームじゃないので仕方ないですがw
ズボンの有無でイケメンか変質者か、極端ですねw
みんな死んで、紙になる!!・・・いや、髪かな?w
2Bの目って確か初期PVにも映ってた気がするんですが・・・。
もうちょっと目の位置が下でたれ目だったらいいかな・・・個人的にw
なんというか、すごいメタ要素や自虐ネタが多いですね。
いかにもゲーム的表現です。
プラチナゲームズ制作の中でも異端じゃないですか?w
ベヨネッタとかでもここまでの表現はなかった気がします。
オートセーブの場合、数手前のセーブをロード出来るようにしてくれると助かりますね。
このゲームはクイックセーブが出来るので、
オートセーブじゃなくてもそこまで不便には感じません。
何も付いていないなら隠す必要が無いのくだりにワロタ
雷電も付いていないんですか!?
ちょっと気になってきたぞー←
体型は良いと思うので、ズボンを履けばイケメンに早変わりです!w
2Bの目はタイトル画面で放置した時に流れるムービーでも確認が出来ます。
目の拘り、凄いですねw
このゲームはプラチナ色は薄く、ヨコオタロウさんの作風が強く表れていました。
他のプラチナゲー感覚で手を出すと驚くでしょうね。
この作者のゲームは総じて変ですね。
そもそもドラッグオンドラグーンの
バッドエンドから派生してるのも変だし。
グッドエンドを覆して魔王が復活しましたっていう
ゲームが多いけど、あの苦労はなんだったんだって思わせないだけ
いいのかなあ。
ニーアシリーズはドラッグオンドラグーンシリーズとも繋がっているんですよね。
確かに新作では魔王が復活するゲームが本当に多い。
僕はまた新作をプレイ出来る嬉しさの方が勝っているので、気になっていませんでしたが。
褒め言葉としての変なゲームでしたねぇ笑
作家性がここまで強い作品って初めてプレイした気がします。
アダムとイヴは強烈でしたねw
とにかく気持ち悪かったなぁあの兄弟。
2Bは案外早く素顔見れちゃいましたよね。
やっぱ目隠しの方が妙な魅力あるなぁと思いました笑
デザイン的にセンスの塊ですよね2B。
ノイズ入れたりモノクロにしたり砂嵐に近い状態にまでなったりもして
操作的にはストレス感じる面もあったけどゲームでしかできない表現技法でしたね。
演出面としては最後セーブを消すところまで素晴らしかったと思います。
データ全消しという選択肢があるからこそトロフィー購入入れたんだろうなと思いました。
オープンワールドとしてやアクションゲームとしては正直難ありに感じましたが、
ストーリー、世界観、ゲーム特有の表現技法による演出で大幅に加点できる作品でした。
サントラに興味惹かれるレベルでしたね。
ここまで作家性が強いタイトルはメジャー系ではほとんどないですね。
作家性の強さはインディーズゲームレベルですw
アダムとイヴのやりとりは不思議でしたねぇ。気持ち悪さを上手く表現して、印象に残りました。
2Bの素顔はもう少しもったいぶるかと思ったら、
タイトル画面で放置した時に見られるオープニングで確認出来るんですよねw
ダメージを受けて視認性が悪くなるゲームは他でも見られますが、
セーブファイルの方は初だったので、あの表現には驚かされました。
確かにトロフィー意識している人がデータ全消しの罠にハマったら発狂するだろうからなぁw
サントラは今月末に発売されるようですね。
購入者が多そうです。
ディレクター「ノベルゲー要素とオートセーブではないようにしたのは、レプリカントで不評だったからです。」
こういう人ですからね笑
DRAG-ON DRAGOONはシナリオ面の狂気がメインでしたが、ニーアはシステム面の狂気を売りにしてるのではないかと。
Twitterなどでの発言を見ても良い感じに狂っているなーと思いましたw
確かにシステムの方で狂いを感じられて、
ゲームならではを考慮に入れるとニーアの方がゲームファンには評価されやすいかも。
アダムの股間は僕も三度見くらいしましたよww
最後の戦いでハッキングするとレトロ風シューティングでメニュー画面を破壊する演出になっていて凄い感心しました。
それは良かったです、僕だけじゃなくてw
最後の演出も凝っていましたよね。
あれは何の情報も仕入れずに体験してみたかった気がするw
凄く個性的なゲームでしたね。作者がやりたいことをやっているなぁと感じました。
個人的に最初にこのゲームヤバい!と思ったのは裸のアダムが出てくる直前に出てきた機械生命体達でした。穴に落ちる前の機械生命体が『やめて』『痛い』と言ってきたと思ったら、穴の中にいた機械生命体は子育てや男女の営みの真似をしていて、狂気を感じましたしとてもとても戦いづらかったです。
後は村の子どもたちの集団自殺ですね。パスカルと避難所に戻る時嫌な予感はしていましたが、予想を上回る狂気が待ってました。しかもパスカルの記憶を消した後に村に行くと、子どもたちのコアを売っているパスカルの姿が・・・。記憶を消さずに出ていった方が良かったのかなと思ってしまいました。
他に2週目での遊園地のラスボスと森の国の兵士たちは戦いにくかったですね。それぞれの想いが切ないです。というより、このゲーム戦いにくい敵が多すぎます。笑
アクション部分は1週目は楽しかったですが、2週目はシューティングが面倒臭くなってイージーでやりました。笑
いろいろ粗はありましたが、それらをカバーして大きくプラスになる魅力があるゲームでした。個人的にはかなり楽しめましたね。
作者の個性をゲーム内に盛り込むのは歓迎です!
アダムが初登場する前の戦闘も不思議な感覚でした。
2Bと9Sの突っ込みも面白かったですw
パスカルはそんな事をやっていたのか・・・
なんという鬱展開。サイドストーリーも作り込まれているのがよく分かる話です。
敵側の事情も知ってしまうと戦いにくいですね。
みんな、それぞれの事情があるんだなぁと思うようになりました。
世界を救うには知らなくても良い事情があるんですね。
2週目を終え、これから3週目ですが凄く独特で個性的な作品ですね。
「心」を持ってしまったゆえに様々な苦しみを感じるようになった機械生命体達には悲しみさえ感じました。サブクエストの機械生命体達も人間臭い一面があり、印象深かったです。
ゆがんだ狂気の一方でどこかやるせなさを感じました。
余談ですが、今作を基に作曲された「命にふさわしい」を聴いた後だと、より一層この世界観に入り込めましたね。
心を持つ事で、嬉しさだけではなく、悲しさも感じられるようになる。考えさせられますね。
自分に心がなかったらどうなっていたのかと思います。
色々と深いゲームなんだなぁとみなさんのコメントを読んで再確認しました!
メタフィクション的な演出の手法は小島監督に近いものを感じました。それによってゲームの没入感は増しますがシューティングだけは「絶対に許さねぇ!」と思いながらプレイしてました。くどすぎる。その反面9Sの憎悪の感情とシンクロしている自分を感じました。つまり、ヨコオタロウにしてやられたということです。
小島監督の作品でもメタ要素がよく見られて、その度にニヤリとさせられます。
シューティングは不評ですねぇw
一応、ハッキングという形でプレイヤーが選択して行うとは言え、面倒でしたよね。
>9Sの憎悪の感情とシンクロ
そこまで計算して作られたらビックリ!