レイマン レジェンド/Wii U / Switch / PSVITA
2013年10月に発売されたWii U「レイマン レジェンド」を今回はレビューします。
Wii U「レイマン レジェンド」はUBIソフトの看板キャラクター、レイマンが主人公の横スクロールアクションゲームです。
2014年4月にはPSVITA版が。2018年2月にはSwitch版が発売。
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- レイマンが主人公の2Dアクションゲーム。
- 新たにリズム形式のステージが追加。
- 「レイマン オリジン」のステージも収録。
初リリース日 | 2013年10月17日 |
対応ハード | PSVITA/Wii U/Switch |
ジャンル | 2Dアクション |
推定クリア時間 | 10~15時間 |
売上 | 初週0.1万本 |
発売元 | ユービーアイソフト |
目次
良いところ
手触り感の良さ
気持ちぃぃぃ~!!!!!
本作は2Dアクションゲームですが、前作に続いて手触り感が凄く良かったです!
極端な話、何も考えずに移動しながらジャンプや攻撃アクションをするだけでも楽しいくらい。
何故、こんなに触っていて気持ち良いのでしょうか?
分析してみたところ、良い意味で軽いキャラクターの挙動。そこそこ速い移動速度。自由に壁を登れる運動能力。リーチが大きい攻撃アクション。激しい敵のリアクション。
これら5大要素が「触って面白い」という印象に繋がっていると思いました。
「触って面白い」点に関しては数ある2Dアクションゲームの中でも最高峰に位置します。
テンポの良さ
「触って面白い」印象をさらに強めてくれるのが、「テンポの良さ」です!
このゲーム。2013年のパッケージタイトルとしては非常にテンポが良く感じられました。
キャラクターがサクサク動いてくれるのはもちろん、全体的にロード時間が早いんです!
リトライ時、エリア切り替え時に発生するロード時間はほぼないですし、唯一発生するステージ選択後のロード時間も3~5秒程度のうえ専用画面でレイマンを操作することができます。
この点は前作と共通ですが、今作からはロード中にプレイできる専用ステージで体力を増やすアイテムが出現するようになりました!
それを狙って取るようにしたらあっという間に時間が経ちますし、そもそも、ロード時間自体が短いので待ち時間の長さにイライラする事はありません。
これだけテンポが良いと止め時を失ってしまい、ミスをしてやり直しをくらってもついもう一回やってしまいます。
ゲームパッドを活かしたステージが面白い!
本作は元々Wii U専用ソフトとして開発が進められていました。
そのためWii Uゲームパッドを活かした特殊なステージが用意されているんです!
特殊ステージではオートで動くキャラクターをタッチ操作や傾き操作でアシストする事になります。
キャラクターを直接操作する訳では無く、タッチ操作や傾き操作を強要させられるため好みが分かれると思いますが、個人的には「New スーパーマリオブラザーズU」のバディプレイを1人用で楽しんでいるようでこれはこれで面白く感じられました。
リズムアクションステージが面白い!
さらに本作にはリズムアクションゲーム風のステージも用意されています!
こちらはBGMとアクションの効果音が連動して作りになっているんですが、非常に計算されて作られているのが伝わって色んな意味で楽しめました!
例えば適切なタイミングでジャンプや攻撃をすると、まるで演奏しているかのような音になるんです!
こちらは普通にアクションをこなしているだけなのにまるで演奏しているかのような楽しさを味わえるとはなんて斬新な!?
前述のWii Uゲームパッドを活かしたステージといい、本作は2Dアクションゲームの枠には収まらないユニークな試みが満載です!
何度もプレイしてしまう中毒性
あ!くそ!もう一回!くそ!もう一回!
前作同様、本作は難易度が高く、一回、二回当たっただけでミスになってしまいます。
一見すると厳しいように感じますが、残り人数が無限でチェックポイントが多く、リトライにかかる時間もほぼ無いので、「もうやめよう」と思ってもつい「もう一回!もう一回!」とプレイしてしまうんです。
この面白さにさらなる拍車をかけるのが、終盤の激ムズステージ。
ゲーム終盤になると難易度がさらに上昇してかなりのアクションゲーマーじゃないとクリアできないほどのレベルになるんですが、前述の大量に用意されたチェックポイントと瞬時に再開できるテンポの良さから麻薬的な中毒性を生み出し、気が付けば「クリアできるまで帰れま10」状態になるほどハマります!
ゲームクリアまでに何十回、何百回とミスをしてやり直しをしてしまいましたが、ついプレイを続けてしまいました。
前作のステージをリニューアルして収録
なんと本作。前作である「レイマンオリジン」の厳選したステージが40個も収録されているんです!
ただでさえ80以上のステージが用意されているというのに、そのうえで前作のステージを40個も収録するとは!?
しかもベタ移植ではなく今作向けにアレンジされているので、前作プレイヤーもそこそこ新鮮に楽しめます。
具体的にどう変わったのかと言うと、収集アイテムの面です。
各ステージには囚われたキャラクターが配置されているんですが、前作から8人も増えています(ステージにも寄りますが)。
つまりよりステージを探索する必要が出て来たという事ですね。
厳選したステージの中には爽快感抜群のシューティングタイプや宝箱を追いかけていく強制スクロール系、そしてボス戦も収録。
「レイマン オリジン」の美味しいところはしっかりと持ってきているので、これだけでも楽しめます。
最大5人で楽しめるマルチプレイ要素を収録!
実は本作、一人用のゲームではありません!
Wii U版は最大5人で楽しめるように作られているんです!
やっている事はWii U「New スーパーマリオブラザーズ U」に近く、最大4人が2Dアクションステージを攻略しつつ、Wii Uゲームパッドを操作するプレイヤーがアシストするような感じ。
ストイックな一人用とは違ってワイワイガヤガヤ楽しめるパーティゲームに変貌してまた違った楽しさがあります。
そして協力プレイ以上に盛り上がるのが対戦ミニゲームのカンフーサッカー!
レイマンのキック攻撃でボールをゴールに叩き込むという単純なルールなんですが、これを最大5人でプレイすると軽快なアクションと相まってめちゃくちゃ盛り上がるんです!
サブ要素が盛り沢山!
ここまで読んで分かるように本作は大ボリュームの内容となっていますが、まだまだあります!
他にも数多くのサブ要素が収録されているんです!箇条書きで挙げさせて頂くと・・・
- 毎日ステージが変わるインターネット専用のチャレンジモードを収録。
- スクラッチで様々なアイテムを入手する要素が存在。
- スクラッチで様々なアイテムを入手する要素が存在。
- トロフィーを集めてレベルを上げるシステムが存在。
- 収集アイテムを集めて操作キャラクターをアンロックさせるシステムが存在。
こんなにもあります!
これらの要素によってリプレイ性が高まっており、長く楽しめるようになっているんです。
特にチャレンジモードは毎日挑戦できるステージが変わるので、ハマりますよ~。
ステージの構成は本編をベースにしているようですが、世界中のプレイヤーと記録を競えるだけあって燃えます。
惜しいところ
目標スコアを突破する難易度が落ちた
前作同様今作では各ステージに目標スコアが設定されていて、それを突破するとトロフィーが貰えます。
しかし、今作の場合最高ランクの金でも比較的簡単になっていて、初見で目標スコアを達成する事が多くありました。
前作で最高の目標スコアを突破するにはギリギリ達成できるかできないかの瀬戸際レベルだっただけに、歯ごたえが無くなったようで残念です。
やや煩わしいゲームパッドの傾き操作
ゲームパッドを活かしたステージは面白いんですが、少し煩わしいと感じるところも。
それはゲームパッドを傾けるエリアです。あれは寝ながらプレイするとやりにくい。
それとオートで動くキャラクターも時々こちらが納得できない動きをして奈落の底に落ちる事もあり、少しストレスを感じる事もありました。
相変わらずワンパターンな隠し場所
各ステージにはボーナスステージが2つ隠されています。
また、囚われているキャラクターがボーナスステージ以外にも3~8人いて探す必要があるんですが、隠し場所が安易に感じました。
例えば天井にポツンと開いた穴の先とか、落とし穴に見える場所の下とか。
もう少し頭をひねってしまうような隠し場所を作って欲しかったです。
全体のまとめ
基本部分は前作をベースにして各ステージの構成をさらに洗練させたような作品。
触って面白い。テンポが良い。終盤は高難易度。
アクションゲームで中毒性を高める3大要素をしっかりと備えており、今回もハマってしまいました。
見た目こそは日本人向けではありませんが、中毒性抜群で大ボリュームなので、2Dアクションゲーム好きは触って損はありません。
中毒性抜群の大ボリューム2Dアクション!
こんな人には特におススメ。
・2Dアクションゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・見た目で判断する人。
レイマン レジェンド/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約14時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
リトライの待ち時間が一瞬なので僕もつい何度もプレイしてしまいました。中毒性は抜群でしたね。
僕はオートで動くキャラクターをアシストするマーフィーのステージはなるべくスルーしました。
オートで動くキャラクターがちょっとした段差を超えてくれないことがあってイライラしてしまいました。
でも、ニワトリになったキャラクターを導くためにマーフィーが壁を食べるステージは面白かったです。
タッチパネルをなぞったとおりに壁が消えるのが気持ち良かったです。
目標スコアを達成する難易度は確かに物足りなかったですね。
「金カップゲットにはちょっとスコアが足りないだろうな〜」と思ってゴールしたら余裕のスコアで金カップをゲットできて拍子抜けすることが何度もありました。
>チキさん
リトライ時の待ち時間って長いと
ストレスが溜まるので、一瞬なのは本当に良かったです!
オート移動になると、どうしても自分が思ったように
動いてくれないところがあるのはもどかしいですね。
ですが、こういうステージを加える事によって
前作から変化を持たせているのは好感が持てました。
本当は星10にしても良かったんですが、
スコア周りの歯ごたえがイマイチだったので、9にしてしまいました。
個人的にはここが最大の難点です。
エクストラどころか本編終盤すら悪意の塊の様な難易度だったオリジンに比べると、圧倒的にプレイしやすさ、爽快感はUPしましたね。アクションとしての完成度は(タッチステージ除けば)こちらの方が上だと思います。
WiiUでの大きな収穫の一つだったんで、気が向いたらswitchでもプレイしようかな。
オリジンでも十分過ぎるほど楽しめましたが、今作はさらに洗練されていたと思います。
数あるWii Uソフトの中でもトップクラスのクオリティでしたね!
だからこそ、Switch版で日の目を見て欲しいです!
レイマンレジェンドはスイッチで近々出るので今年中に購入したいです(^-^)
メダル判定は若干、ゆるいようですね!個人的には嬉しい♪
今年のスイッチはレイマン、シャンティ、カービィ、ドンキー、ヨッシーと大好きなアクションゲームシリーズが多数控えているのでほんとに楽しみです。
個人的に本作は近年プレイしたステージクリア型2Dアクションゲームの中ではトップクラスの満足度でした!
メダルは意識しなくてもそこそこ取れるので、そういう意味で要素のアンロックは難しくないと思います。
Switchはいつの間にか2Dアクションゲームも充実してきましたね!
海外のゲームは発売日遅れない、日本のはしょっちゅう遅れる、なんかこういうイメージ有ります、現在は。僕が子供だった時代は違ってたかもですが。任天堂は「遅らせない」という律義な開発のし方ですけどね。
もうすぐSwitch版が国内発売ですね。マリオ+ラビッツ同様、日本語対応でなければ日本版を別に買う予定です。因みにマリオ+ラビッツは、北米版がヨッシーが仲間になった所まで、日本版はヨッシーの格好のラビッツが仲間になった所まで進みました。
海外のゲームも遅れる時は遅れますよ~。
最近は「レッド・デッド・リデンプション2」が2018年春から秋に延期されました。
ただ、海外ゲームは発表を遅らせている事が多く、それが延期しないイメージを強めているのかもしれません。
任天堂も最近はその傾向が強く、昔ほど発売延期をしなくなりました。
レイマンのSwitch版は近日発売ですね!追加モードが気になるところです。
マリラビはまさかの2バージョン並行プレイとはw
ラビッツを楽しんだから、その元であろうレイマンにも興味が湧いてきました
評判もいいみたいだしswitch版を買ってみようと思います
ぜひ、Switch版を購入してみてください!
マリラビとは全く異なるタイプのゲームですが、2Dマリオに近いゲーム性で、そちらが好きならハマると思います。
レイマンも、やはり更新で日本語対応は有りませんでした。なのでこれも、日本版を別途購入する事にしました。他に海外メーカーのゲームはマーベルヒーロー2を。国内メーカーはぎゃる☆がんとカービィ。上のゲームと同じUBIは海外のみ発売のJust Dance。色々楽しみ!
あらら・・・日本語対応ではありませんでしたか。それでも両バージョン個別に購入されるとは凄いw
他のタイトルには収録されていると良いですよね・・・