バトルスポーツ めく〜る
2017年5月に配信されたニンテンドースイッチ向けダウンロード専用タイトルです。ゲームジャンルは対戦アクションで、価格は約1,000円。本記事では本作のレビューをしていきます。
目次
ヒップドロップでパネルをめく~る
本作のルールは、ヒップドロップの反動を利用してできるだけ多くのパネルをめくる事!
ヒップドロップをすると周辺のパネルが自分と同じ色に変わり、タイムアップ時にどれだけめくれたのかを競う事になります。
パネルはめくり返すことができるので、制限時間のうちに何度も何度も陣地の奪い合いになる事でしょう。
言ってしまえば陣取り合戦ですね。昔からあるルールなので、これだけでも盛り上がります。
アイテムの存在によって深まる駆け引き
パネルをめくると、アイテムが出現する事があります。
アイテムを入手する事で移動速度が上がったり、パネルをめくる範囲が広がったりする他、一定時間無敵になるなどプレイヤーを有利にするものが沢山あるんです!
面白いのが、倒されるまで能力アップ系の効果が引き継がれる事。
倒されない限りは圧倒的なスピードや攻撃範囲を保つ事が出来て有利な立場になれるんですが、倒されてしまったら状況が一転。辺りにそれまで入手したアイテムが散らばってしまい、ライバルに取られてしまう恐れが出てきます。
ヒップドロップの反動でパネルがめくれるとその上に乗っていたキャラクターはふっとばされてミス扱いになるので、アイテムをたくさん持っている人がいたら攻撃するのも手なんですね。
ヒップドロップバトルも可能
本作では陣取り合戦風のルール以外にもヒップドロップバトルも可能となっています。
制限時間のうちにどれだけのキャラクターをヒップドロップで吹き飛ばせたのかを競うタイムバトル。決められた残機数で戦うストックバトルが用意されていて、陣取り合戦とはまた違った楽しさがありました。
タイム系のバトルは30秒単位で時間を変更する事が可能なので、短時間でサクッと楽しめるから良いですね。
コンピュータの強さは3段階から選べました。でも、最高レベルでもあまり強くありません。
フィールドのギミックを使ってのバトル
用意されたステージの中にはギミックが設置されている事もあります。
衝撃を与えると周辺のパネルが自分の色に変わるスイッチ。特定の方向に強力なレーザー砲を御見舞するタレット。そして、ジャンプしないと反動で少しの間動けなくなってしまう波が用意されていました。
いずれもアイテムと合わせてバトルを盛り上げてくれて、良い味付けに感じます。
対戦特化のシンプルな内容
このように土台は良く出来ていますが、ゲームモードはアッサリしています。1人用のストーリーモードは存在せず、ローカル・オンラインの対戦プレイのみ。
レートシステムのようなものも存在せず、ひたすらコンピューターかネット上のプレイヤーと戦うのみで淡々としています。
しかもネット対戦は陣取り合戦(たくさんめく~る)に人が集中しがちでそれ以外のルールでのマッチングは難しく、思うように楽しめません。
とは言え約1,000円のゲームだったらこれで十分な気がします。アップデートでアイテムやステージも追加されますしね。
ハドソンのアレに似てる
このゲームをプレイして思ったのは、ハドソンの「ボンバーマン」に似ているという事です。
ヒップドロップの反動が十字形に広がってダメージを与えられる点。キャラクターの能力をアップできるアイテムが存在する点。そして、ユーザーインターフェースやBGM、グラフィックなどのセンスが「ボンバーマン」っぽいんですよ。
「ぷよぷよ」の精神的後継作として「にょきにょき」が。「ロックマン」の精神的後継作として「MightyNo.9(マイティーナンバーナイン)」が登場したように、本作は「ボンバーマン」の精神的後継作と言っても過言ではないくらい面白さが継承されています。
全体のまとめ
全体的にはシンプルながらも白熱する良質な対戦ゲームに感じました。
使用するのは十字ボタンと1つのボタンのみなのでおすそ分けプレイに最適な作品で、ニンテンドースイッチとよくマッチしています。
収録されているゲームモードがアッサリ過ぎるところはありますが、最大4人でローカル・オンライン問わずに楽しめるのは魅力的で、これが1,000円で購入できるなら本家が食われてしまう恐れがあるくらいです。気軽に対戦できる良質なポストボンバーマン。
こんな人には特におススメ。
・対戦ゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・1人で楽しみたい人。
バトルスポーツ めく〜る/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約2時間
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OVERFENCEってどんな会社かみてみましたが、社長さんがハドソンの元執行常務なんですね。ボンバーマンをオマージュしているのも納得しました。キャラクターのセンスが悪いのが難点ですかね。
そうなると本当にボンバーマンの精神的後継作と言えそうですね。
キャラクターは人気出そうにないのが惜しいけど、面白いですよー。
1000円で気軽に対戦できる分、スーパーボンバーマンRの立場が危うくなりそう(^^;
(フルプライスで評判が悪い分…)
さぁ!どうするKONAMI!?
正直、スーパーボンバーマンRを買うよりこっちの方がオススメですw
1,000円でこの内容なのに対し、向こうは5,000円ですからねw
とりあえずUIとか含め大分シンプルって感じかな?でもこの価格で更に色々と追加予定でボンバーマンの様な楽しさなら安定した面白さはありそうですね〜!こうなると本家がどうなるのか…?
ただ一人でやるとなると特に目標もなさそうなのでモチベーションは維持出来なさそうですね…
はい、低価格の分、完全に対戦特化となっています。
1,000円だったら文句はないですね~。
淡々としていますが、対戦は面白いので!
対戦のハードルは非常に低いので、ニンテンドースイッチユーザーは持っていて損はありません。
まぁ今の所見た目がチープだったりやり込みとかはないけど、何かやりたいなって時や、とりあえず誰かと対戦したい!って時にしたら楽しいって感じかな?
Kentさんの評価も高めだしこれから色々と増えるだろうし、何より1000円なのでとりあえず買っといても損はなさそうですね!
Switchで対戦ゲームはまだ少ないですからね。
1,000円でそれなりに盛り上がる内容なので、オススメです!
アップデートでの拡張もありますしね。
ボンバーマンとこちらのめくーるはどちらがおすすですかね?
オンラインの人はいまでもいますか?
めく~るは販売的に苦戦してしまい、発売から時間が経ってしまったので、オンライン人口は期待出来ないと思います。
一方、ボンバーマンはアップデートで大きく改善されたので、今は完全に形勢逆転されています。なので、ボンバーマンがおすすめです。