どうも、久しぶりのC-rexです!
この前、ついに逆転裁判シリーズのナンバリングを制覇したので、逆転裁判シリーズを再評価と分析をしてみようと思います。
ただ、これはあくまでもボク個人の意見でありますので、その点をお忘れなく。
さて、近年の逆転裁判シリーズの評価(主にamazon)を見てみると、初期の、いわゆる「成歩堂3部作」のころに比べて芳しくありません。高くてもせいぜい☆3.5くらいです。
しかも、逆転裁判4に至っては、ゲームカタログにおいてなんと「黒歴史」のレッテルを貼られています。
評価なんて、人それぞれであるのはアタリマエです。だが、ボクはこうした評価にこう言いたい。
「その評価は公正とは言えません!今、ここで、再検証すべきです!」
そこで今回は、逆転裁判シリーズをQ&A方式で読み解いていくことにしましょう。なお、今回はナンバリングを中心に考察をしていきます。
それと、宣伝するためこの記事で、ボクがシリーズのタイトルにどんな見解を持っているかを分かりやすくするため、ところどころにボクの記事のリンクを貼っておきます。この点もご了承ください。
Q1.成歩堂3部作は名作なのか?
A.1(蘇る逆転)と3は名作ですが、2は改悪要素が目立つので名作とは言えません。
(C-rex)
1(蘇る逆転も含む)から3までのナルホド君が主役の「成歩堂3部作」。シリーズの中でも評価が最も高いタイトルばかりです。
確かに、ストーリーという観点だけで見れば、どれもこれも比較的クオリティーが高く、トリッキーな展開が魅力的です。
しかし、システムやゲームバランスを考えると、3部作全てのタイトルを名作と呼ぶには無理があります。
では、1から3までのタイトルをザックリ分析していきましょう。
1(蘇る逆転)はストーリーがとてもぶっ飛んでいて魅力的で、比較的難易度が低く、初心者へのフォローがしっかりしています。しかし、セーブや移動は面倒です。
以上のことから、1は名作と判断できます。
2は前作の魅力的なストーリー、ゲームシステムを受け継いでいます。
しかし、前作の欠点に加え、前作から打って変わって、ヒントが分かりづらくなり、即死ペナルティが追加され、ペナルティ付きのサイコ・ロックが導入されるなど、急激な高難易度化でゲームバランスが悪いです。
以上のことから、2は名作と判断できません。
3はシリーズ最高レベルの怒涛の展開、初代のゲーム性を受け継ぎつつ、2のゲームバランスの悪さを大きく改善されています。
しかし、1からの欠点は改善されておらず、3話以降は少し高難易度になっています。以上のことから、1と同様に名作と判断できます。
このように、成歩堂3部作は確かに面白いタイトルではありますが、完全な名作とは言い切れません。
関連記事:C-rexの俺的!逆転裁判ランキング!(C-rexのさすらいな日々)
Q2.逆転裁判4は黒歴史なのか?
A.致命的な欠陥はありますが、ゲームシステムはある程度改善されているので、黒歴史ではありません。
(C-rex)
逆転裁判4の問題点をまとめた記事を以前書いたので、そちらのリンクを下に貼っておきます。今作の問題点の詳しい見解を知りたい方は下記のリンクへ。
Gaming Stone 第5回「逆転裁判SP 『逆転裁判4再調査委員会』逆転裁判4の失敗の分析とそこから見えるもの」(C-rexのさすらいな日々)
逆転裁判4の問題点は大きく分けて「ストーリー」と「キャラ」の2つで、特に後者は致命的な問題でした。
この点だけを見れば、シリーズ最悪のタイトルと言われても仕方がないと思います。
しかし、他の側面から見ると、少し評価は変わってきます。
相手の行動のクセでウソを「みぬく」、蘇る逆転から追加された「科学捜査」の本格的な導入といった、新要素が追加され、シリーズの新たな面白さが切り拓かれました。
また、2、3から高難易度化された謎解きも改善され、無印のころの低い難易度に近づき、初心者への対応が良くなりました。
このように、ゲームシステムは改善されており、こうした点は高く評価できます。
「黒歴史」というコトバは「忘れ去りたいもの」という意味です。これをシリーズもののゲームに当てはめて考えると、
「シリーズ最悪レベルで、シリーズから消し去りたいほどひどいゲーム」
↓
「ゲームとしてプレイする価値がない」
↓
「クソゲー同然」
というような感じになります。「クソゲー同然」のゲームを黒歴史とする場合、逆転裁判4はこの定義に当てはまるゲームでしょうか?
さっき書いた内容を考えれば、コタエはアキラカです。全く当てはまりません。つまり、逆転裁判4を黒歴史と評するのは、過小評価だと言えます。
余談ですが、逆転裁判の黒歴史があるとすれば、2012年に公開された実写版「逆転裁判」だと思います。好きな人には申し訳ありませんが、アレはホントに最悪な映画でした。
関連記事:原作の面白さをガン無視した別物で、ストーリーも演出もつまらないクソ映画 「逆転裁判」映画レビュー(C-rexのさすらいな日々)
Q3.成歩堂3部作以降、逆転裁判シリーズは劣化したのか?
A.いいえ。劣化したというよりは、ナゾトキのスタイルが変わっただけです。
(C-rex)
Amazonで逆転裁判5、6の評価を見てみると、約☆3.5です。
こういう評価を見ると、シロートは「ああ、このシリーズは段々劣化していったんだなぁ……。オワコンなんだ」と考えてしまいます。実際、ボクだったらそう思います。
しかし、5、6を実際にプレイしてみると、劣化をしていると思ったのは、とんでもない誤解でした。
実際にプレイしてみて思ったのは、ナゾトキ(法廷パート)が「推理」よりも「分析」に重きを置いているなと思いました。
4ではさっき書いた相手の動きのクセを「みぬく」ことで相手のウソを指摘、5では「ココロスコープ」で相手の感情を分析し、感情のムジュンを見つけ出し、6では姫巫女の霊媒による「霊媒ビジョン」で死者の最後の光景を分析します。
このように、成歩堂3部作以降は、「分析」に重きを置いています。
また、こうした「推理」から「分析」への変化と同時に、低難易度化が進みました(6で少し難易度が上がりましたが)。
こうしたシステムとゲームバランスの変化で、新規ユーザーやナゾトキ初心者が入りやすくなりました。
しかし、タクシューのセンスや推理に面白さを求めていた旧来ファンは「コレジャナイ感」を覚えるようになり、成歩堂3部作以外を受け入れられなくなり、低評価が多くなってしまったと考えられます。
確かに、成歩堂3部作以降の5、6は世界観が陳腐な感じになり、ストーリーは主人公が複数になったことで統一感がなくなったりして、センスを失ってしまったという側面は否めません。
その点は、タクシューのセンスのスゴさを感じます。
しかし、4から6は成歩堂3部作のシステム面、高難易度化の問題を改善し、新たな面白さを切り拓きました。こうした点を考えると、このシリーズは劣化ではなく、むしろ進化し続けていると言えます。
Q4.逆転裁判シリーズの最大の失敗は?
A.「成歩堂龍一」という過去の栄光を引きずり、神格化してしまったことです。
(C-rex)
確かに、逆転裁判シリーズは面白いタイトルです。ぶっ飛んだ世界観、ギャグとシリアスが入り混じったトリッキーな展開はホントに楽しいです。
しかし、近年の動向を見ると、ブランドとしての地位が下がっています(他のカプコンブランドも同様の傾向が見受けられます)。
これの原因は、「成歩堂龍一」という存在を大きくしすぎてしまったことだと考えられます。その原因をさらにたどると、4が原因です。
プレイした方なら分かると思いますが、4のナルホド君はオドロキ君のアドバイザーであり、最終話ではほぼ主人公のようなポジションでした。
これは、本来の主人公であるオドロキ君を抹殺しているような状態です。
ただでさえオドロキ君は、ナルホド君とキャラが似ていて微妙なキャラになっているのに、旧作の主人公に主役の座を取られてしまうと、存在意義をなくしてしまいます。
しかも、完結した物語の主人公にまた主役のポジションを与えることは、「世代交代をしない」ということです。
言い換えれば、前作からの世界観を引き継ぎ、大きな変更はしないということです。そうなると当然、新主人公は登場しないはずです。
しかし、4にはオドロキ君という新主人公がいます。
これは、世代交代のタイトルという証拠です。なのに、旧主人公のナルホド君に主人公のようなポジションを与えるのは、なおさらオドロキ君の存在意義をなくします。
こうして、ナルホド君のキャラ改悪も絡んで、4は世代交代ができず、ナルホド君という「過去の栄光」を引きずってしまいました。
その後のタイトルでもオドロキ君の存在感は薄いまま、ナルホド君の存在感が大きくなっていきました(もっとも、6ではオドロキ君の存在感は多少ありましたが)。
こうした状況を見ると、ナルホド君は「メタルギア」シリーズのビッグボスのような存在になってしまったんだなと思います。
ビッグボスはアメリカを救った伝説の兵士で、「BIG BOSS」の称号を獲得したのち、ゼロの組織に偶像(イコン)にされるほどの存在になりました。
強引なのかもしれませんが、ナルホド君はビッグボスと同じように、ある種、神格化されてしまったのかもしれません。
その証拠に、稲船さんはナルホド君が登場すれば受けると考え、彼を登場させようという意見を出していましたからね(ウィキペディア情報なので、ウソの可能性がありますが)。どんな判断や!
歴史にIF(もしも)はないので、今さら後悔のようなことを言うのはナンセンスではありますが、4を完全に独立した世界観にすればこうなることは避けられたように思います。
(C-rex)
4つの疑問のコタエ、いかがでしたか?
古参、新規の方も逆転裁判の歴史がハッキリ見えたと思います。そして、このシリーズの評価が少しだけ変わるかもしれません。
最後は、「このシリーズは今後どうしたら良いか(どうしてほしいか)」を考えてみました。ボクの案はこうです。
① ナンバリングを次で完結させる
② 大逆転裁判と逆転裁判シリーズの時系列の中間(または、逆転裁判と同じ時代)のタイトルの製作
③ システムの抜本的な改変
という感じです。とにかく、今の逆転裁判シリーズには他のブランド同様、「大きな変化」が必要だと思います。
逆転裁判のシステムは15年以上大きな変化がありません。
理由は、今までストーリーでシステムのマンネリ化をカバーしていたからです。
しかし、ナンバリング・大逆転裁判の評価の低迷を見ていると、もうストーリーではカバーできる状況ではありません。
だからこそ、次回作はシステム面の大きな進化が大事だと思います。
最後に
(C-rex)
さて、ここまで逆転裁判を分析しましたが、最後の最後に言わせてください。
逆転裁判シリーズは、明るくシリアスで、まさかの展開に満ちたトリッキーなストーリー、強烈で親しみやすいキャラ、ウソつきを証言台で叩きのめす楽しさ、そして分かりやすいナゾトキが魅力です。
そして、高難易度のゲームが特徴的なカプコンの中では珍しく、比較的易しい難易度です。
ボクはアドベンチャーは苦手ジャンルです。しかし、去年プレイして、一度2で挫折し、3か月前に大逆転で再ブームが来ました。
このシリーズはアドベンチャーが好きじゃない人でもハマるほどの魅力があります。だから、人生で一度はこのシリーズをプレイしてほしいです。
以上、C-rexの「論理と推理の実験劇場」でした。
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4が黒歴史と言われてるのは出来が悪いとかではなくていきなり7年経過してナルホドが弁護士を引退させられてるからそのあとのナンバリングをどうするか明らかにCAPCOMが苦労してたからですよ。逆転裁判としては凡作レベルだと思いますけどナルホドが結局存在感があるまま、オドロキのキャラが見えてこないで一新することも出来なかったし。結果しばらく検事で繋ぐしかなかったですから。CAPCOM側が忘れ去りたいのではないかって揶揄も含めての黒歴史評価なんです。5では当然のようにナルホドが若返りつつ復活して開き直りを感じましたけど。リアルタイムプレーヤーの逆転検事発表されたときの「もう裁判出せないのかな」感は否めなかった。
推理より分析に重きをおくようになったか。確かにそれはありますね。映像の表現力が上がると論理展開だけではなくて映像そのものに謎をいれるようになるし。5以降の3D化によって新しい面白さを入れてくれたのは良かったです。5の3話のギャグは力業が多くて苦笑いしましたがね…ココロスコープも霊媒ビジョンも個人的には好きです。
シロートとかよりライトユーザーとか使った方がトゲが無くなるかなとは思います。強い言葉=同調しやすいってことではないので…(いつもごめんなさい)
ご指摘ありがとうございます。そうだったんですか。確かに、ナルホド君の設定には無理がありましたし、その後のブランクが長かったですからね。これはひどいですよね。
からかいの意味での「黒歴史」ですか……。記事の中でも書いたように、黒歴史=クソゲー同然と受け取られかねないので、違う表現を使うべきだと思いますね。
おっしゃる通りです。近年の逆転は「カンガエル」から「シラベル」ゲームになっています。大逆転はかなり推理中心ですがねw
ああ、「逆転学園」ですね。あれは昔の少年マンガにありそうな熱い友情が描かれてましたね。そういうノリはタクシューはやらないから、違和感はあるんだと思いますよ。個人的には、シノブちゃんが好きでしたので、嫌いじゃないですよ。あと、一路先生もモノマネには使えますw
タクシュー節を意識したら、カタカナを使いたくなり、バンジークス検事が言ってた「シロート」を使いたくなったんですよw別に同調を求めまくってるわけじゃないですよ。誤解を与えてスミマセン。
いえいえ、街毛さんは論理と根拠を持ってマチガイを指摘しているだけなので、問題ありませんよ。むしろ、そうした指摘があるのは、こちらの改善にはありがたいですよ。
あ、あともうひとつ思い出しました。逆転検事12の時系列は逆転裁判3の五話と逆転裁判4の四話の回想(ナルホド君弁護士バッジ剥奪事件)の間なんです。逆転裁判3より後かつナルホド君がやらかしてミツルギとか全く出て来くなってしまう間にどうにか詰め込んだのが逆転検事12なんです。ナルホドバッジ剥奪っていう大事の時にミツルギは何をしていたんだとか説明できないでしょうから12ともに五話の事件が二日間くらいに詰め込まれてるんですよ笑ここら辺も4の扱いに苦労してましたね…
あれま。
あ、なるほど。タクシュー節のカタカナですか。気がつきませんでした笑
ちなみに4はスマホの配信が5よりあとだったり4→5まで結局6年かかりましたし、公式が扱いに困ってた感はやっぱりありましたが、5のココネの黒いサイコロックは4をちゃんと生かしてくれたっていう謎の感動がありました。
ああ、気付かなかったか~。この記事、タクシュー節以外にも逆転裁判の小ネタが他にも探してみてください。
黒いサイコロックありましたね!
逆転裁判はGBAで1にハマって、2は面白いけど長いっ!3はまぁ面白いけどクソ長いっ!4は面白いけど何がしたかった?と思い5と6と大は安くなったら買おうと放置しております。
そんな状況ですが、4は黒歴史というか、媚びようとしたのか、新しい流れにしたかったのかわからんかんじですねぇ
5以降やってないので何ですが、確かに逆転裁判はシステム面とかリニューアルしたほうが良いですね
同じことやってるマンネリ感が拭えません。
個人的に逆転裁判は売れた後に、何度も何度もリメイクされてブランドイメージも安くなってしまったイメージもあります。
私はレイトン同じく、スマホと平行展開でも良いかなぁと思う次第です。
あと仰る通り、改変も必要かなと思いますね。
今時犯人を追い詰める手段が通り一辺倒なのは流行らないかなぁと
確かに段々長くなっていますね。個人的には、ストーリーの味付けが良ければ、がまんできますが。
3は確かに長いですが、蘇る逆転はもっと長いですよw
4は設定が中途半端でしたね。僕は繰り返し言ってますが、4にナルホド君を登場させたのが失敗だったと思いますね。そうすれば、世代交代はできたと思います。
おっしゃる通り、マンネリになっていますよ。特に、システム面はすさまじいです。カプコンはイメチェンが下手くそなんで不安ですが、革命のような変化をしてほしいです。
マンネリはモンハンやらストリートファイターもそうですね、バイオはなんとか新しい試みが見られましたが
カプコンは守りに入りすぎてしまったのかなぁ
ブレスオブファイアは冒険?してコケたので、弱気になるのもわからんでもないですが、モンハンや逆転裁判を生み出したときを思い出して欲しいですね
蘇るは限定版購入して放置した気がします。
なんか息を吹きつけろとか、電車でやりづらい操作があって通勤プレイヤーには辛かったです(笑
逆転裁判は好きなシリーズではあるので今後の方向性が良くなると良いですね
モンハンは確かにマンネリ化してますね。ワールドはかなり期待できますが。
前に街毛さんだったかが言っていたんですが、カプコンは新体制を作るのが苦手と言っていましたね。なんというか、両極端ですよね。
通勤でプレイしてたんですか!?僕は、朗読しながらプレイしたいので、そういうプレイはしませんね。
今後の進化を見守りましょう。
朗読ですかっ!?
それは通勤や外出先では無理ですね
C-rexさんの背後でオバチャンパート(高速)の朗読を聴きたいですね(笑
C-rexさん、記事提供、ありがとうございます!
素晴らしいクオリティの考察だと思いますよ。
シリーズの冠が付いているとハードルが上がって、実際のポテンシャルよりも低く評価される事って多いんですよねぇ。
その分、新規タイトルとして発売するよりも高い売上を見込めますけど。
この記事に合わせて逆転裁判バージョンのさっく~を描いてみました!笑
3DS版逆転裁判4を紹介する時などに使用したいですね。
と言うか、このタイミングで3DS版逆転裁判4が発表されたのはこれ以上ないくらいタイムリーだと思いますw
最高のタイミングで、最高の記事を公開できてこちらも嬉しく思ってます。
こちらこそ、ありがとうございます!
逆転裁判の場合、なぜポテンシャルを発揮しきれなかったかというと、4の失敗が「世代交代失敗」というあまりに大きすぎるものだったからだと思います。逆転裁判シリーズは今後も存続させる気なら、大きな変化をしてほしいです。
このタイミングでの4の移植はすごいですね!w今さら感はありますが、センスあふれるナルホド君ならぬ「さくホド君」と、オドロキ君ならぬ「オドロック~」を作ってもらえましたから。すごい良かったです。「いいセンスだ」
冷静な分析ありがとうございます
幾つか異議(異論)はありますが、概ね同意です
初期3部作が優れているのは空前絶後のキャラと驚天動地のストーリー展開であって、基本システム自体は古くさいものです
(モチロン当時としては画期的でしたが)
タクシューは世界設定そのものを仕掛けに盛り込んだトリックを得意とするので(推理小説でいうところの叙述トリックに近い)、キャラと設定が固定化されたシリーズものは苦手のようです
そのため3でさっさと完結させたあとはゴーストトリックやレイトン、大逆転と言った新境地に舞台を移したとか
新しさとタクシュー節を楽しみたければ大逆転、馴染みのキャラで安定した面白さを楽しみたければ逆転、という風に住み分けができていると思います
こちらこそありがとうございます。Amazonの評価に不満があり、主観を交えながら客観的に見つめてみようと思ったのがこの記事の原点でしたので、うれしいです。
街毛さんに指摘された点は、僕の論点が間違っていたので、その点は申し訳ありませんでした。
確かに、逆転裁判シリーズは「ポートピア殺人事件」のころからのアドベンチャーゲームのシステムですよね。
おお!とても的を射た分析ですね。道理で、タクシューは単体のほうが強いわけだ。機会があれば、この指摘をうちのブログでも使わせていただきますね。
確かに、住み分けされてますよね。あと、タクシューのセンスを本気で感じたいならゴーストトリックもおすすめです。
ゴーストトリック、良いですよね
タクシュー節の本領発揮というか、面目躍如というか
逆転でやれなかったことをスキホーダイやってる感があって楽しかったです
作る側が思いっきり楽しんで作ってるなと感じました
おっしゃる通りですね!個人的には、逆転裁判をも超える名作ですね。
4の評価についてメインストーリーに関しては好みの問題もあるだろうけど
システム的に不満だった点を挙げてみますね。
「みぬき」システムが論理もへったくれのないただのイチャモンなところです。
論理バトルを汗かいたとかの言いがかりで進められてもねぇ。
5のココロスコープもそこまでではないけど軽く不満だったなぁ。
6の託宣は霊媒って概念をしっかりルール付けた上での話なので良かったです。
個人的にはアンチ低難度化なんでそういう意味でも4と5は好きじゃない。
確かに2はシステム的には理不尽なとこあったけど難しい故のカタルシスあったし何より論理がしっかりしてた。
リカバーを直前にするだけでいいと思ってます。
低難度だととっくに分かってることで驚いたりされて引き延ばしにしか感じないんですよね。
6で難易度少し戻った点も6をそれなりに評価してる点です。
個人的な順位は3>1>2≧6>>>>>5>>4ですね。
逆転裁判は相手を「論破」するゲームですから、某政党みたいな揚げ足取りに不満を感じる気持ちは分かります。
ココロスコープは比較的分かりやすく、サクッとプレイできるので個人的には好きですが、逆に霊媒ビジョンは空間的に把握するタイプのナゾトキなので不満ですね。
僕が2に対して冷たい評価なのは、情けない話ですが、このシリーズで初めて屈辱的な経験=自力でナゾを解けず、攻略サイトを使ったたことへの恨みという側面があるんです。だから、2が世間的に評価が高くても、評価できないんですよ。
5と6の差がスゴイw色々思うところがあったんですね。
逆転裁判4は近年では10年の時をかけてメーカー側が見直していますね。これはその続編の逆転裁判5や6を手掛けたスタッフの功績かなと思ってます。
私はストーリーでは逆転裁判1~3、システム面やユーザーフレンドリーとしては逆転裁判4~6かなと思います。どちらかが良いと優劣をつけるつもりはないですが、はじめて逆転裁判を触れる人は1か5が個人的におすすめです。
C-rexさんの次回作のアイディアも興味深いですね。メーカー側が3DSで逆転裁判全ナンバリングや大逆転裁判を保管するつもりのようなので、私の場合はスイッチなどの新しい機種で全く新しい逆転裁判シリーズを手掛けてほしいなぁと思います。それこそ逆転裁判4で世代交代を失敗した過去がありますので次回作は改めて新人時代のナルホドくんを主人公にしたリブート作にすればいいんじゃないかなと思います。もしくは逆転裁判と大逆転裁判のキャラがお互いに出会うお祭り展開も期待してます。今年はシリーズがお互い区切りがついた状態なので次回作がとっても楽しみですね(^^)
(大逆転裁判2が出たばかりで11月に逆転裁判4の3DS版が出る状況なので気が早いですけどね…)
android版、そして3DS版の発売を見ると、そう思いますね。
おっしゃる通りです。どちらも一長一短ですから、どっちが良いかはその人の気持ち次第ですね。
1か5から始めるのは良いと思いますが、やっぱり無印(または、蘇る逆転)からがベストだと思いますね。逆転裁判シリーズは、原点からすべてが繋がっていますからね。
スイッチでの展開は絶対やるべきですね!いつでもどこでも、さまざまなプレイスタイルでできる逆転裁判、これは売れますよ!しかも、グラフィックも向上しますからね。
リブートねぇ……。成歩堂3部作は何度も移植されてきたから、お腹いっぱいですから厳しいですね。それよりは、完全な新時系列の逆転裁判にするのがベストかなと思いますね。
4の成歩堂は、元々別キャラだったのを成歩堂を出す方針になったことで成歩堂に差し代わったと聞いたことがあります。だからあんな別人になったと
もし最初から成歩堂逮捕が決まっていて、そのキャラも3までの情けないまま「助けて王泥喜くん~」なんて言われたら、プレイヤーも王泥喜くんと一緒に成歩堂を助けようという気になっただろうし、そこでしっかり主人公交代できたんじゃないかと思いますね
しかしそれを差し引いても個人的には王泥喜くんは主人公としては成歩堂くんに比べてあまりにも下位互換だと思いますね。デザインも弱いし、何より名前が成歩堂に比べて字面も語呂も良くない印象です
そうです!本来は別キャラの予定だったんですよ。ところが、稲船さんの案を取り入れたら今みたいになったんですよ。
ナルホド君の無実を証明する展開、これはすごい名案ですね!
オドロキ君は設定がナルホド君と被ってる要素が多いせいで、差別化されてないんですよね。まるで、クローンなんですよね。これは問題でしたね。
結構ズバッと切りますなぁ。個人的には逆裁2も、弁護士へのアンチテーゼとも言えるラストの展開は衝撃でかなり楽しめた作品でしたね。1や3の方が好きではありますが。
4は、やっぱナルホド君の扱いと、主人公変えといてオドロキ君が全然活躍しなかったのが色々言われてるんでしょうなぁ。
5や6ではちゃんと活躍してて、むしろ6はオドロキ君の物語の集大成といった感じなんですけどね〜
システムも確かにずっと同じだとマンネリには感じそうですが、システム凝るよりはやっぱストーリーに力を入れて欲しいかな?
何だかんだ逆転裁判には危機的状況から論破した時のカタルシスを求めてるので(´ω`)
ウユニさんと同じく順位付けをしてみると、3>>検事2>1>6>2>>5>>>>4>>>>>>>>>逆裁レイトンですね。
2のナルホド君の葛藤は確かに評価できますよね。僕は、その点は評価してますよ。
確かに、4はオドロキ君をもっと活躍させるべきだったと思いますね。大事なトコロ取られすぎですから。
5はココネちゃんに押され気味でしたが、6のラストはしっかり活躍してましたね。しかも、ナルホド君をやっと超えましたからね。6でオドロキ君は初めて、主役として輝きましたね。
システムを大幅に変えるとき、逆転裁判のストーリーの面白さの伝統を受け継ぎつつやってほしいと僕も思います。システムの改革は、「伝統の継承」が前提だと思いますからね。
ワースト3が僕と似てますね。それにしても、レイ逆に相当恨みがあるみたいですね。まぁ僕は2には恨みがありますケドw
ナルホドくんは格闘ゲームのアルティメット マーヴル VS. カプコン 3でプレイヤーキャラになっていたけど通常はキャラ性能が低く弱キャラですが条件を満たすと発動する逆転モードが超強力の極端な性能を持った上級者向けのキャラでしたね。
記事の内容とはあまり関係ない話ですが。
逆転裁判は「ダンガンロンパ」のフォロワー元なので興味あるから今年中にはプレイしたいです。
「マーヴル VS. カプコン アルティメット」のナルホド君は映像で観たコトありますよ。声が烏賊さんだと違和感があるなと思ってました。まさか、そんなメンドウなキャラだったとは……。
ダンガンロンパは、僕が好きじゃない「デスゲーム」系ですが、いつかはプレイしようかなと思ってます。
どの作品でも2代目主人公は優等生キャラになりがちで、前主人公の人気を超えられない印象です。
そうなんですか。まるで、2世タレントですね。
こんにちは。
逆転裁判は1から遊んでますが、個人的には「1」が一番好きで、
「逆転裁判4」も好きなんですよね。
愛着がある登場キャラが変わるのは残念でしたけど、面白かったですし。
ただ、タイムパラドックス的な矛盾があったストーリーに、
ちょっと無理があったかな~と(笑)
それよりも4以降、タクシューさんが離れたのが残念で、
5と「逆転検事」シリーズを遊んでないです。
6は遊びましたけど、案外面白くて、
これはこれで有りなのかなと思ってしまいました(笑)
おお!僕も初代が好きですよ!偶然ですね。
4のキャラでは、僕は「みぬきちゃん」が好きですね。性格、ルックス、どちらもシリーズトップクラスです。
「メイスンシステム」の下りは、ちょっと強引でしたね。個人的には嫌いじゃないですが。
大逆転裁判2を今プレイしてるんですが、やはりタクシューのセンスというのは、逆転裁判シリーズの面白さの根幹に繋がってるように思います。
5、6には何かが欠けてたような感じが、今思うとありますね。
逆転裁判は1〜6までプレイしましたが、確かに駄作は無いと思います。
ただそれでも123と比べると45の面白さは数段落ちていると個人的には思いますね。
4はストーリーがあまり良くなかったのと、『見抜く』のシステムがただの言い掛かりな上にあまり面白く感じませんでしたね。特にハミガキの見抜くは絶対に許しません。笑
ゲームシステムに関しては多少簡単になったり見抜くのシステムが合わなかったりそこそこ不満はありましたが、まだ許容範囲内でした。
5はストーリーに関しては4で破綻したものを多少は立て直していたと思いますが、探偵パートのヒントがかなり多くほぼ一本道な上に証拠以外の所を調べてもほとんど反応してくれないですし、裁判パートもかなり簡単になってしまって、個人的に探索パートでは色々な場所を調べて裁判パートで試行錯誤して矛盾を見つけ出すという逆転裁判の好きだった所が潰されてしまったんですよね。ココロスコープは見抜くよりはマシでしたが、あまり好きでは無いです。それが原因で6は発売日に買わずに見送ってしまいました。
ただ6は難易度が123の頃に近づき、霊媒ビジョンもしっかり推理する時の証拠として機能していて、ストーリーもある程度綺麗にまとまっていたので見限らずに買ってよかったと思いました。
個人的に順位をつけるとしたら、3≧1>2=6>>>4>>>>5ですかね。
もちろん最初にも言った通り45も駄作という程のゲームでは無いので、気になる人はプレイしてみて欲しいですね。
後はAmazonの評価は買ってない人でも書き込めるので気にしない方が良いと思います。
4、5は駄作ではないですが、逆転裁判の低迷期でしたからね。
4の「みぬく」はウユニさんが指摘したように、揚げ足取りですから、論破が好きだった人が嫌がるのは無理もないですね。
ハミガキさんの脇汗のヤツですか!?何かトラウマでもあるんですか……?
大逆転裁判2をプレイしていて感じるのは、5、6はかなり甘口になってたんだなということですね。大ヒントはほとんどないし、つきつけるものも分かりませんからね。5、6はそういうのがないから、タクシューの厳しさが好きだった人には物足りなさがあったと思いますよ。
6は集大成らしく、しっかりしたタイトルだったと思いますよ。
ウユニさんのランキングと似てますね。にしても、5の評価の低さ、スゴイですねw
amazonはゲームに関しての評価はあまり信用してませんよ。
逆転4はシリーズの汚点として見られる事も多いけど、
黒歴史にせずに真剣に向き合って5に繋げた姿勢は褒めたいですね。
タクシューはロジックやトリック、検事チームはストーリー、伏線張りと
それぞれ違った持ち味があるし、短い期間で新作が出来る体制ができつつ
あるのが嬉しい。前作の反省を活かしたのか去年の6、そして今作の大逆転2
が当たりだったので、シリーズの今後も期待が持てるようになったかな。
順位はつけないですけどシリーズの中で個人的に良作と感じたのは
1,3,6,検事2,大逆転2かな。大逆2は3話以降で評価がモチのロン
いい意味で大逆転しました!
確かに、Ryouさんのおっしゃる通りですね。
持ち味は確かに両方ありますが、タクシューはユニークでセンスがあり、検事チームは、刑事ドラマ的なシナリオが良いと思いますね。
近年の逆転裁判を見てると、やっと最悪の低迷期を抜け出したと思いますよ。
おお!大逆転裁判2は結構高い評価ですね。僕は近いうちに、レビューを出しますので、そちらをよろしくお願いします。
ここまで分析してプレイしているのなら、オリジナルシステムである御神楽少女探偵団との違いなどの感想も聞きたいですね。
個人的には逆転も好きですが、何故か常に同じ事件を遊んでいるような感覚になるのがマイナス点だと思います。
御神楽の場合、話が変わると常に新しい事件を担当しているという新鮮さがありました。
横槍のようで申し訳ありませんが、私は御神楽はしましたよ。逆転裁判で言うなら新しい情報だと感じたら「ゆさぶる」をする感じでしたね。
システムは古いところもありましたが推理としては面白かったです。御神楽って結構事件の顛末が救われないことが多かったですよね…一話一話がかなりインパクト残して終わるから毎回新しい事件のような感覚になるのかも。
ごめんなさい。御神楽少女探偵団は全く知りません。
逆転裁判が同じ事件に感じるのは、トリックがシンプルだからなのと、どの話も常に「今までの前提を覆す展開」だからだと思いますね。とはいえ、それがこのシリーズの魅力でもあるんですよね。
Cーrexさんの逆転裁判愛がこもっていてとても面白く感動しました。自分も1~3をプレイしていて大好きです。ゴーストトリックもプレイして思ったのはタクシューさんのキャラクターは会話してるだけで面白いです。
4以降はハードを持っていないこともあってまだやってないのですが大逆転裁判がしたいので3dsごと買うつもりです。
ありがとうございます。ただ、僕はどうしようもない飽き性なんで、このシリーズへの熱は冷めてしまうでしょう。ただ、シリーズを制覇するほどハマったタイトルなので、ココロには残ると思います。
そうですね。タクシューはキャラを生かしたトリッキーなストーリーが面白いんですよね。
大逆転裁判は2からが本編みたいなもんなんで、挫折せずプレイしてください。そうすれば、このシリーズの面白さが分かります!