今回はレビューします。PS2「ゾーン オブ エンダーズ Z.O.E」は
ハイスピードでロボットを操作できるアクションゲームです。
簡単操作で迫力のロボットバトルが楽しめる
ハイスピードで空を飛び回り、ミサイルなどの武器を発射する
アニメに登場するような大型のスーパーロボット。本作ではそんなスーパーロボットを
本当に簡単な操作で動かすことができます。プレイ動画を見た時は
「難しそう」と思っていましたが、実際に操作してみると
あまりの簡単操作に驚いてしまいましたね!
操作が簡単に感じる一番の理由は、敵をロックオンすると
カメラが敵を中心に回ってくれる事。これのおかげで戦闘中は
敵を見失うことなく、ハイスピードのバトルを楽しむことが出来ます。
ロボットアニメらしいストーリー
ストーリーはロボットアニメとしてはかなり王道無作りになっていました。
話の流れを簡単に書かせて頂くと・・・
気弱な少年がふとした理由でロボットを操縦する事になる
↓
ひょんなことから敵と戦っていく。
↓
戦いを得て、だんだん気弱な少年の心が強くなっていく。
ね、王道でしょ?ロボットアニメ好きは食傷気味になるかもしれませんが、
個人的にはこの王道さが逆に惹かれました。もちろん戦闘シーンは
プレイヤーがロボットを操作する事になるので、
本作はまさにロボットアニメを見ながらロボットの操作を楽しむゲームって感じですね。
ちなみに音声はフルボイスで、随所でPS2のマシンスペックを生かしたCGムービーが挿入されます。
ボリュームが少ない
ゲームクリアまでのプレイタイムは5~6時間程度。
ミッション高ランククリアなどのやりこみ要素を入れても
1.2時間程度上乗せされるほどのボリューム。
その5~6時間も何度も同じマップを行き来してのお使いイベントが多く、
雑魚敵の種類も少なく、充実感があるとは思えませんでした。
ゲームパートのみのプレイだと3.4時間程度のボリュームになってしまいます。
そう考えるとゲームとしては本当に薄い内容に感じますね。
全体的に単調
前述の通り雑魚敵の種類は数種類。
そんな雑魚敵と何度も戦いつつ探していくことになるアイテム。
近接攻撃でゴリ押し可能な雑魚敵戦。あまり変化の無いマップと
全体的に単調な内容で、詰めが甘く感じました。
ゲーム終盤からは一本道・一方通行でテンポ良くボスバトルや
ミッションが挿入されたので、序盤~中盤もこんな感じにしてほしかった。
マップを行き来してのお使いはつまらないですから。
消化不良な終わり方
ストーリーの最後は感動できる部分はあるものの
肝心なところが描かれておらず、消化不良に終わってしまいます。
ボリュームも少ないですし、本来描くハズだった物語の
序章部分しか描いていないような印象を持ってしまいました。
ハイスピードなロボットバトルを簡単操作で楽しめる
原作が無い、オリジナルのロボットゲームというコンセプトは良いのですが、
そこだけで力尽きてしまった印象で、ゲーム自体の作りは甘く、
ボリュームは少なめで、色々と惜しい作品。ハード初期に発売された典型的な作品かも。
こんな人には特におススメ。
・ロボットアニメ好き。
こんな人にはおススメできない。
・ボリュームを重視する人。
ゾーン オブ エンダーズ Z.O.E/お気に入り度【50/100%】
プレイした時間・・・約7時間
※何か分からないゲーム用語を見かけたらこちら をご覧ください。
【人気ブログ】( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)【ランキングへ】