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【レビュー】星のカービィ 参上! ドロッチェ団 [評価・感想] 2006年に送り出されたもう1つの入門ゲーム!

3.5


星のカービィ 参上! ドロッチェ団/DS

おはっく~!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2006年11月に発売されたDS「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」のレビューをしていきます。

本作は奪われたおやつのショートケーキを取り戻していく2Dアクションゲームですが、2006年に送り出されたもう1つの入門ゲームでした!

時は遡ること2006年。

ニンテンドーDSが空前の大ブームとなり、老若男女が親しむゲーム機となりました。

中には本ハードからゲームを始められる方も現れ、任天堂はそんな方々に向けて「New スーパーマリオブラザーズ」を発売します。

同作品は2Dアクションゲーム初心者でも楽しめるように調整されていて、空前の大ヒットを記録。

そんなNewマリオの影に隠れてしまいましたが、今回レビューするDS「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」も2Dアクションゲーム初心者におすすめします。

従来の作品で見られた癖の強さを取っ払っているので、多くの方がクリア出来るようになっていますから。

逆に歯ごたえを求めている場合、本作はおすすめしません。

ここからはそんなDS「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」について詳しく語っていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • ステージクリア型の2Dアクションゲーム。
  • 敵を吸い込んで飲み込むことで能力をコピー出来る。
  • 各ステージに隠されたお宝を入手するとドロッチェ団が邪魔してくる。
初リリース日 2006年11月2日
対応ハード DS
ジャンル 2Dアクション
売上 累計119万本
推定クリア時間 5~6時間
発売元 任天堂

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良いところ

過去作品で見られたアクを取り除く姿勢

元々、「星のカービィ」シリーズはゲーム初心者向けに作られていました。

しかし、やり込み要素に目を向けると意外なくらい癖が強かったりします。

例えば特定のコピー能力で壊せる壁があるとしますよね?

では、そのコピー能力はどこで入手すると思いますか?

なんと、別のステージから入手しないといけなかったんです!w

SFC「星のカービィ3」やN64「星のカービィ64」では中盤以降にこのようなシチュエーションが見られました。

また、GBA「星のカービィ 鏡の大迷宮」に至ってはメトロイドヴァニアのように入り組んだマップデザインを採用するという始末。

とてもゲーム初心者にはおすすめ出来ないほど牙を剥いた作りになっています。

一方、今回レビューするDS「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」はどうでしょうか?

過去作品で見られたアクを徹底的に取り除き、再びゲーム初心者にもおすすめ出来る内容になっていたんです!

進行形式はオーソドックスなステージクリア型になり、マップデザインも基本的には一本道になり・・・。

さらには特定のコピー能力で壊せる壁があった場合、コピーの材料となる敵は近くに潜むように調整されています。

おかげでコピー能力を入手するために別ステージへ行く手間が省けました。

意地悪な仕掛けも控えめなので、サクサク進めることが出来ます。

ニンテンドーDSの機能を活かした演出

本作はニンテンドーDS向けとしては初の本編カービィになります。

そのため同ハードの機能を活かした仕掛けが随所で見られました!

特に印象的なのが、二画面を活かした仕掛け。

メインとなるのは上画面で、下画面には入手したアイテムが表示されます。

入手したアイテムはタッチして使用したり、かき混ぜることが可能。

食べ物の場合は回復し、コピー能力の場合はタッチした瞬間に対象となる能力を使えるようになります。

また、カービィがダメージを受けると入手したアイテムが下画面内で暴れるので、最初は「おぉ!」と思いました。

パワーアップしたドット絵のグラフィック

ニンテンドーDSは3Dポリゴンの描写も可能ですが、今作は前作に引き続き2Dのドット絵を採用しています。

ドット絵のクオリティは使い慣れているだけあって高く、カービィもサクサク動いてくれるのでちょっと触っただけで「楽しい!」と思いました。

今作ならではだと思ったのが破壊表現。

各ステージで見られる大きな草は「カッター」などで切ることが可能で、ブロック以外のオブジェクトを破壊する楽しさが増しています。

ドロッチェ団と繰り広げられるお宝の奪い合い

そして今作最大の特徴がドロッチェ団と繰り広げられるお宝の奪い合い!

ステージ内で見られる大きな宝箱を取ってみましょう。

すると、ドロッチェ団が現れてカービィの進行を阻止してきます。

さらにダメージを受けると宝箱を落としてしまい、ドロッチェ団が拾うと自身の巣に持ち帰ってしまうんです!

その場合、巣の中でドロッチェ団と戦って奪い返さなければならず、1分近く時間をロスしてしまいます。

1回くらいなら良いんですが、これを繰り返されるとやや苦痛なので、大きな宝箱を入手したら慌ててゴールまで逃げるようになりました。

このような駆け引きは従来のシリーズ作品では見られなかったので、新鮮に感じます。

ネズミキャラクターをこれだけ描き分けられるのは地味に凄い

お宝を始めとするお楽しみ要素

今作ではお宝にスポットを当てているからなのでしょうか?

各ステージに隠されたお宝を集めることで様々なお楽しみ要素を楽しめるようになっています。

カービィの色を変えたり、隠しステージを解禁したり、サウンドテストモードを解禁したり…。

お宝自体は収集アイテムではありますが、集める毎にお楽しみ要素が解禁されるので集めるモチベーションが増しています。

さらにシリーズではお馴染みの「サブゲーム」「ボスラッシュ」も収録。

複数人で楽しんだり1人でやり込むことも出来ます。

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個人的に合わない&気になったところ

ラスボスが笑っちゃうくらい弱い

詳細は伏せますが、今作のラスボスは笑っちゃうくらい弱いですw

ぼくでさえも初見で倒せてしまったので、「え?」と思いました。

あまりにもアッサリなので、もう1ラウンドくらいあっても良かったような?

逆に苦戦したのがワールド3のボスであるメカクラッコ。

メカクラッコ戦は足場が不安定のうえに第二形態まで用意されているので、前後のボスと比べたら異常な強さを誇ります。

ぼくの場合、ボス戦前に入手出来る「トルネード」を暴発させたせいで4回もミスになりましたw

よって、今作での真のラスボスはメカクラッコということにしておきましょう!

やや不便なアイテムのストック制

今作は「お宝」「コピー能力」「回復アイテム」「カービィの元」をストック出来るようになっています。

しかし、最大5個までしかストック出来ないんです。

しかも「お宝」「カービィの元」だけで大半が埋まってしまうので、思うように「コピー能力」「回復アイテム」をストック出来なくて不便に感じることがありました。

特にストックが満タンの状態だと泡に包まれた「回復アイテム」に触れても回復出来ないのはちょっと。

低難易度なゲームなので、そこまで困ることはありませんでしたが・・・。

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星のカービィ 参上! ドロッチェ団のレビューまとめ

ゲーム初心者向けに作られた「星のカービィ」を再定義したような作品。

過去作品と比べても難易度が下がっているので、アクションゲームが苦手な人やゲーム初心者におすすめ出来る作品となっています。

逆に歯ごたえを求めている場合はメリハリに欠けてしまい、アッサリに感じてしまうことでしょう。

かくいうぼくもサクサク進みすぎてしまい、印象に残りにくい部分はあったんですが、高難易度ゲームばかりやっていたので息抜きにはなりました。

2006年に送り出されたもう1つの入門ゲーム!

こんな人には特におススメ。
・2Dアクションゲーム初心者。
・サクッと楽しみたい人。

こんな人にはおススメできない。
・歯ごたえを求めている人。

星のカービィ 参上! ドロッチェ団/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約6時間

※Special Thanks:nicondさん

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コメント広場の住人(8)

  1. トモフミ参上! より:

    参ドロは懐かしいです!
    僕が1日でクリアーしたことのある神ゲーです(≧∀≦)
    普通1日でクリアーできるってマイナスにとらえかねないですが、本作の場合は数時間で濃厚な2Dアクションが体験できて、病みつきになりました。

    個人的には、お宝集めが非常に楽しい!
    スパデラの洞窟大作戦は画像のみ(オムニバスゲーだから仕方ないけど)、鏡の大迷宮はコンプがめんどい(しかも中にはガッカリ賞もあり)と2作とも欠点があったのですが、今作はマリオのスターコイン形式でステージのどこかに3つあるシンプルさと集めるとカラーチェンジなどのお楽しみがあるのが非常に楽しかった(≧∀≦)
    大変だと思いますが、こういうコレクト要素をニューマリシリーズのいずれかでやってくれたら評価が変わったかも。

    今作のラスボスは、「ドク」ですねwww
    終盤のボスよりも中盤のメカクラッコやヤドガインの方が強いんですがwww
    いっそのこと終盤でドクが団長のドロッチェを裏切り、カービィとドロッチェが力を合わせてドクを倒すストーリーの方が胸熱でしたよ。

    「カービィのもと」は、ただ無駄にコピーパレットを埋めてしまうゴミアイテムでしたね。
    宝箱もストックを埋めてしまうのでここはうまく分けて欲しかったですよ。
    あと下画面のストックが今作限りなのは、もったいない気がしました。
    UDXはリメイクだから仕方ないとして、TDXやロボボは今回みたいな下画面の機能を有効活用すれば良かったのになぁ。

    これからゲームをはじめる子どもには、おすすめしたい不朽の名作です。

    • KENT より:

      1日でクリアされましたか!w それはすごいですね~。ぼくは2日掛かってしまいましたよw

      お宝集めにあれだけのお楽しみ要素を盛り込むのは当時としては凄いことだと思います。言われてみたらNewマリオのようなスターコイン形式でしたね。

      相変わらずキャラクターは小気味良く動いてくれますし、パッと触っただけで面白さが分かるタイプのゲームに感じます。

      今作ならではの要素はイマイチなところもあるけど、かと言って作品の評価を大きく落とすほどのものではなく、軽くプレイする分には悪い作品ではないですよね。

  2. 匿名 より:

    前に他の記事で書かれていたけれどついにプレイされましたか。
    自分はカービィシリーズは好きなんですけど、スーパーデラックスの後に3をやってしばらく離れていたんですよね。
    3はつまらないわけではないけれど、仕掛けや謎解きの複雑化に加えてミニゲームを強制されるのが面倒だったんですよ。
    それでこのドロッチェ団はちょっと買い物に行ったときに中古で安かったので買ってみたというかんじでした。
    たしかにネットの評判通り簡単だし短かったけど記事にある通りシンプルな作りで、3以降の複雑化について行けなかったファンとしては久しぶりのカービィなのもあって楽しかったです。
    ただやっぱりアイテムのストックは調整不足と言われても仕方ないですね。
    不評と判断されたのかそのまま無くなってしまったけど、しっかり作ればもうちょっと違う評価になったと思います。
    それとコピーのトルネイドですが、実はこれシリーズファンの間で最強のコピーの話になると候補として出される強コピーの一つなんですよ。
    一定時間無敵+安定した火力を持っていて、今作はトルネイドだけでクリアできるほどです。
    でも動きにクセがあるので慣れてないと使いにくいというのもわかります。

    このドロッチェ団はたしかに難易度が低いのは事実だけれど、これ以降そこそこ謎解きを入れつつ複雑になりすぎないように配慮する方向に向かっているので、今のちょうどいいかんじの難しさにたどり着くために必要な要素だったと思います。

    • KENT より:

      はい!ついにプレイしました!

      コメントを読んだ感じだと、本作のターゲット層とドンピシャだったようですねw

      ネット上の意見はどうしてもコアユーザーが目立ってしまうので、発売直後にイマイチな声が多かったのも自然なことに感じます(Newマリオもそんな感じでしたし)。

      トルネイドは確かに強いんですが、暴発するので使い所が難しく感じます。誤って何度も落下してしまいましたw でも、癖になるコピー能力です♪

      今、改めて本作をプレイしてみると、今後のシリーズ作品の方向性を正す役割を果たしているように感じます。

  3. y.crash より:

    ドロッチェはぶっちゃけ調整不足だったりかなり短い感じで物足りなさはありましたけど、それでも手軽にできる分楽しんでましたねぇ。
    実は初期のタイトルは「星のカービィDS ドロちゅ〜団と おなかの秘密」だったんですが、あまりに子供向けすぎるってことで「参上!ドロッチェ団」になったんですよ。ドロッチェの方がカッコいいですしね。

    ドット絵はDSの中でも相当綺麗ですからね。このソフト以上となるとそうそうないでしょう。
    待機モーションとかこの作品独自のがあったり、発想も今までにない感じでポテンシャルはすっごい良かったんですよね。
    ストックももうちょっと練っていればすっごい要素になったんですけどね・・・。
    それにデデの旦那やウィスピーウッズの扱いが悪かったり(鏡の大迷宮の方が全く出てないと思うとまだマシ)メカクラッコやヤドガイン、ドロッチェとダークドロッチェがむつかしい半面それ以外のボスが雑魚すぎて・・・www

    他にもサウンドテストで2曲、効果音もいくつか抜けがあったりして細かいところでどうにも微妙なところが多かったんですが、最たるはストーリーがあまりに投げっぱなしだったってことです。
    カービィのケーキを盗んだのは結局誰だったのか・・・デデの旦那だったのかドロッチェたちだったのかはたまた実は意外なキャラだったのか・・・。
    メタナイトの登場とかも唐突でしたし、ダークゼロがあまりにネタキャラすぎて・・・ねぇwww

    おかげで開発のフラグシップを嫌いになりましたwww 鏡の大迷宮は楽しめたけど、それはボリュームがあまりにすごいから楽しめたのであって、デデの旦那が出ない時点で魅力が少なかったんですよ・・・w
    まあ、フラグシップはもう無いですけどね・・・。

    あるときに時間つぶしにやってたら40分で完全クリアしてましたwww 眠気に襲われながらwww
    それくらいなれちゃうとすっごい早いですw エクストラモードの仕様も納得の速さwww

    ドロッチェ団のキャラ自体は好きですよ。もちろん♪
    あとDSで設定した誕生日になると起動時に特別なイラストが出るって仕様があるんですが知ってました?

    • KENT より:

      y.crashさんもなかなか気に入っているようですね。

      そんなタイトルだったんですか!?それは嫌だなぁw 正直、ドロッチェ団というタイトルも最初は「あれ?」って感じでした。当時から本作の存在は知っていましたが、気が付いたら発売されていた印象です。

      ドット絵のクオリティはy.crashさんも認める程ですか。炎上するアニメーションが用意されているなど力が入っていますよね!

      ストーリーは確かに投げやりだったw

      実は本作、外注なんですよね。なので、過去作品の二番煎じっぽい部分も散見されます。

      え?40分で完全クリア出来るようになっているんですか!w そこまで短縮出来るとは凄い・・・w 誕生日ネタは知りませんでした・・・

  4. nicond より:

    レビューありがとうございます!

    DSの機能を活かした演出は今思うと結構すごいことしてたかもwかき混ぜて生み出すシステムは本作特有なので、今でも好きです。

    ラスボスはカービィ史上最弱とも言われていますねw1周回ってネタになって、これはこれでいいような気がしますw

    本作が初カービィで、カービィファンになったきっかけの1つなので、思い入れがあります。
    実は横スクロールアクションをプレイするのは初めてだったので、まさに入門用ゲームと言えますね。
    そして、何回やったか分からないほど何周も100%クリアしました。今やっても体が覚えているかもしれませんw

    マゾゲーマーのkentさんには簡単すぎて物足りないでしょうねwでも、息抜きになったなら良かったです!

    • KENT より:

      下画面が実質、カービィのお腹の中になりますからねw

      このシステムは洗練させたら面白くなりそうなので、次回作以降で活かしても良かったと思います。

      ラスボスは噂通りの弱さでしたw

      今作の反省を活かして最近の作品はラスボスを強化しているのかな?と思ったり。

      ぼくにとっては物足りない部分もありますが、こういう作品も必要だなとnicondさんの話を聞いていると思います(о´∀`о)

      ぼくの場合、不親切なファミコンゲームで育ったので、生まれてまもない頃から洗礼を受けまくりましたw

      このゲームをプレイして積んでいた「鏡の大迷宮」を一気に進めてしまいましたよ(こっちは逆に手強いw)。

      なので、プレイする意義はあったと思います。

      改めて、ありがとうございましたm(_ _)m

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