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【レビュー】STRAY (ストレイ) [評価・感想] 少し怖いが、世界観と猫の作り込みが本気すぎる!

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どうも!KENT(@kentworld2 )です!

猫になって冒険したい。

あなたはそんな夢を持っていませんか?

今回レビューする「STRAY(ストレイ)」はそんな猫好きの夢を叶える作品だったりします。

プレイヤーが操作するのは人間ではなく猫。

それも四足歩行で進んでいき、人間では通れそうにない道に足を踏み入れることもできるので、猫の気分をバッチリ味わえます。

少し怖いところもあるので癒やしゲー的な先入観で手を出すと面を喰らうかもしれませんが、面白い試みのゲームだと思いました。

ここからはそんな「STRAY」の良いと思った点から語っていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 猫が主人公のアクションアドベンチャーゲーム。
  • ストーリーに沿って機械に覆われた荒廃した都市を冒険していく。
  • 相棒「B-12」の力を借りて聞き込みをしたりアイテムの物々交換もできる。
初リリース日 2022年7月19日
対応ハード PS5/PS4
ジャンル アクションアドベンチャー
価格 3,520円(税込)
推定クリア時間 5~7時間
発売元 アンナプルナ・インタラクティブ

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良いところ

プレイヤーが猫であることを活かした操作感

本作をプレイしてまず感心したのが、プレイヤーが猫であることを生かしたシステムを採用していることです。

ゲームはチャプター形式で、ストーリーに沿ってフィールドを探索していきます。

普通のゲームですと人間を操作して進んでいくものですが、本作で操作するのは四足歩行の小さな猫。

人間で出来なかったことが出来るようになったり、逆に出来なくなっています。

この変化が新鮮で、最初の頃は操作しているだけで楽しく感じました。

というのも、猫を操作している時の納得感が凄いんですよ。

左スティックで好きな方向へ移動、R2ボタンを押すことで加速。

スピードも微調整できるので、状況に応じて移動速度を変えることができます。

また、飛び移れる足場が近くにある時に×ボタンを押すと足場まで自動でジャンプ。

ボタンを押さない限りは足場から落ちることもないので、猫のバランス感覚を再現しています。

PS5版の場合、アダプティブトリガーによって細かい振動を感じられるようになっているので、より一体感を味わえました。

プレイヤーが猫であることを活かした仕掛け

このように本作は操作感覚1つを取っても猫であることを活かしていますが、プレイヤーの行く手を阻む仕掛けにも独自性を感じます。

前述の通り、猫は人間が出来ないことが出来たり、逆に出来なかったりします。

本作ではそんな猫の特性を活かした仕掛けが満載で、アクションアドベンチャーゲームとしても新鮮に感じました。

例えば進入禁止エリアに入る場合、

棚の上に置かれた石を加える → 行く手を阻むプロペラの近くに置く → 故障させて中に入る

なんて工程を行う必要があります。

人間を操作するアクションアドベンチャーゲームの場合、こんな工程で侵入できませんから、この要素を1つ取っても猫であることを活かしているように感じました。

他にも敵に見つからないようコッソリ進んだり、屋根まで登って2階の窓からアパートに侵入したり。

非力で身軽な猫だからこそ実現できたゲーム体験を味わえるので、人間を操作するアクションアドベンチャーゲームに慣れていると新鮮です。

開発者の猫への愛

ゲームをプレイしていると、

あぁ、このゲームを作っている人は猫が大好きなんだなぁ

なんて感じることがしょちゅうありました。

理由としては、攻略とは関係ない猫要素も多いからです。

典型的なのが鳴き声ボタンでしょうか。

○ボタンを押すと猫が「ニャー」と鳴きます。

しかし、攻略に役立つものではありません(トロフィー取得条件の1つではありますが)。

こんな要素をわざわざ盛り込む開発者に猫嫌いはいないでしょうw

他にも横になって眠れるエリアが設置されていたり、壁や床を引っ掛けるエリアが設置されていたり。

ゲームクリアとは直接関係のない猫要素が満載なので、ホッコリしました。

なんでも本作を手掛けたBlueTwelve Studioは人間よりも猫が多いスタジオのようで、それもあって猫への愛が凄いことになっています。

明確なクリアが存在するゲームではありますが、猫シミュレーターの側面もあると思いましたね。

吊るされたバケツに入ってリフトのように移動する仕掛けも可愛いよな

作り込まれた世界観

本作の作り込みが凄いのは猫だけではありません。

世界観も同じくらい作り込まれています。

舞台となる世界は機械に覆われた荒廃した都市。

この世界には人間の姿が見られず、人型のロボットが生活しています。

街並みも混沌としており、九龍城砦のようなスラム街もあれば近未来都市のような集落も存在します。

プレイヤーである猫はそんな都市に迷い込んでしまい、隠された秘密を解くことになるんですが、真実を知った時は驚きました。

まさか、この世界にあんな秘密が隠されていたとは!?

真実を知ってからも

この世界にはなぜ人間がいないのだろうか?

とか、色々と想像してしまい、考察をしたくなりました。

背景の作り込みも素晴らしく、観察をしてみると色んな発見があります。

街中には数え切れないほどの小物が置かれていたり、どこかで見たことがあるような映画のポスターが飾られていたり、室内では専用のBGMが流れたり。

世界観の作り込みは小規模開発のゲームとしては思えないくらい凝っています。

「STRAY」の小ネタ動画とか出そうと思ったら沢山のネタが思い浮かぶだろうなぁ

アドベンチャーゲーム的な探索要素

ゲームを進めていくと開放的な世界を探索することになります。

そこではアイテムを物々交換してストーリーの進行フラグを立てることになるので、アドベンチャーゲーム的な楽しさを感じました。

その際に活躍するのが、相棒のB-12です。

B-12は高度な翻訳技術によって意思を猫に伝えることが可能で、他のロボットの言葉も通訳できます。

ゲームを進めていくとこの特性を活かしたアイテムの物々交換を行うことになるので、探索性を高めていると思いました。

中にはゲームクリアと直接関係のないサブイベントも用意されているので、各地をくまなく探索してみると面白いですよ。

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注意点

あくまでも成人男性向けのゲーム

猫が主人公のゲームということで、一見すると可愛いものが好きな方にもおすすめできるように感じます。

しかし、殺伐としたところがあるので、癒やしゲーとして手を出す場合は注意が必要です。

猫が血を出して倒れるとか、そこまで過激な描写はありませんけどね。

足を挫いてしまったり、化け物に襲われてしまったり、レーザーに撃たれて倒れてしまったり。

猫好きですと見ていて辛くなってしまう描写が含まれています。

化け物に追いかけられるというホラーゲーム的な側面もありますし、根本的な作りは欧米産のアクションアドベンチャーを踏襲していると思いました。

このことからも本作のメインターゲットは、ホラーや暴力的な表現に慣れている成人男性なんでしょうね。

CEROはBなので子供でも遊ぶことはできますが、 殺伐とした要素への耐性が多少は必要です。

方向音痴には厳しい

良いところでも触れたように、一部のチャプターでは開けた世界を探索することになります。

が、マップが入り組んでいることに加え、マップ機能がないので、方向音痴は厳しいと思いました。

特にチャプター3では屋根に登っていくつかのアパートを探索することになるので、迷って進めなくなってしまう可能性が高く感じます。

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惜しいところ

キャラクターの名前がわかりにくい

今作の登場人物は英語表記となっています。

これが非常にわかりにくく、キャラクターの名前が頭に入ってきませんでした(ぼくが英語苦手なのもありますが)。

英語表記の方が世界観的には合っていると思いますが、名前を覚えられないのは本末転倒ですので、設定で変えられるようにしてほしかった。

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STRAY (ストレイ)のレビューまとめ

猫になってサイバーパンク風の世界を冒険していくアクションアドベンチャーゲーム。

殺伐としたところもあるので癒やしゲーとして手を出すのはおすすめしませんが、一風変わったアクションアドベンチャーゲームがプレイしたい人には良い作品に感じます。

猫が可愛いのはもちろん、薄汚れた世界観の虜になると思いますよ。

クリアまでのプレイタイムは短めですが、他にはない魅力がギュッと凝縮されています。

こんな人には特におススメ。
・猫好き。
・サイバーパンク好き。

こんな人にはおススメできない。
・可愛いだけのゲームを遊びたい人。

お気に入り度【80/100%】

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