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【レビュー】星のカービィ 夢の泉デラックス [評価・感想] TVアニメに合わせて作られた新たな初心者向けタイトル!

3.5


星のカービィ 夢の泉デラックス/GBA

おはっく~!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2002年10月に発売されたGBA「星のカービィ 夢の泉デラックス」のレビューをしていきます。

本作はFC「星のカービィ 夢の泉の物語」のリメイク作になりますが、TVアニメに合わせて作られた新たな初心者向けタイトルでした!

2001年秋。「星のカービィ」のTVアニメがスタートします。

が、肝心のゲーム版は開発ラインが一本もないことが判明。

せっかくの相乗効果を逃してしまいます。

そんな中で作られたのが今回レビューするGBA「星のカービィ 夢の泉デラックス」。

ベースとなるのはFC「星のカービィ 夢の泉の物語」ですが、GBA世代に贈る初心者向けタイトルとしては非常に良く出来ています。

程良い難易度なので誰もがクリア出来るようになっていますし、やり込み要素も充実していますから。

ここからはそんなGBA「星のカービィ 夢の泉デラックス」について詳しく書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • 1993年に発売されたFC「星のカービィ 夢の泉の物語」のリメイク作。
  • グラフィックが強化され、操作感覚も刷新された。
  • 収録されているサブゲーム3種も一新。
初リリース日 2002年10月25日
対応ハード GBA
ジャンル 2Dアクション
売上 初週18.9万本/累計91万本
推定クリア時間 1~2時間
発売元 任天堂

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良いところ

ハイクオリティな2Dカービィを携帯機で楽しめる

ファミコン末期の名作として知られる「星のカービィ 夢の泉の物語」。

今回レビューするGBA「星のカービィ 夢の泉デラックス」は同作品のリメイク作になりますが、まず印象的なのが背景の描き込み量になります。

なんでもCGを描き下ろして作られたらしく、ゲームボーイアドバンスソフトとして見てもクオリティが凄い!

オリジナル版の背景は殺風景だったので、同じフィールドでも印象が全然違います。

加えてカービィも操作感も刷新。

全体的に運動能力が増していて、軽快に動いてくれます。

本編としては前作となるN64「星のカービィ64」はモッサリしていたので、初めて触った時は「おぉ!」となりました。

グラフィック、操作感。

あらゆる面が優れているので、後に発売されたGBA「星のカービィ 鏡の大迷宮」やDS「星のカービィ 参上!ドロッチェ団」は本作をベースに作られました。

さすが桜井カービィ!

程良い難易度調整

「『星のカービィ』シリーズは簡単」

そんなイメージを持たれている方も多いと思いますが、実際には作品毎に難易度がまちまちだったりします。

極端に難易度が低いものもあれば高いものもあり、一概に簡単とは言えません。

そういう意味で今作は程良い難易度調整に感じます。

体力の最大値は6。被ダメージ量は1で固定されているので程良く緊張感を味わえますし、1UP出来る機会も少なめですから。

それでいてゲームオーバーになってもステージの最初に戻されるだけなので、デスペナルティはそこまで厳しくありません。

難易度に対する考え方は人それぞれですが、今作は大衆が求める最大公約数的な調整をされている印象で、「上手い!」と思いました。

上級者向けのやり込み要素が充実

実は本作、1周クリアするだけなら1~2時間程度で終わってしまいます。

2002年のゲームとしてみたらあまりにも短く感じますが、もちろん、これで終わりではありません。

上級者向けのやり込み要素としては

  • 達成率
  • エキストラモード
  • かちぬきボスバトル
  • メタナイトでゴー!

が用意されています。

これらをやり込めばプレイタイムは数倍になるので、高難易度のゲームが好きなぼくでもある程度の満足感を味わえました。

ここからはやり込み要素について語っていきます。

隠し部屋探しが楽しい達成率100%までの道のり

達成率を100%にするには各地に隠されたスイッチを作動させなければなりません。

隠されたスイッチは全部で17個。

いずれも隠し部屋に存在しますが、その多くは特定のコピー能力が無いと入ることが出来ません。

中には別のステージから特定のコピー能力を入手しなければいけないこともあるので、ちょっとした謎解きを楽しめました。

残り人数の有り難みを感じられた「エキストラモード」と「メタナイトでゴー!」

ある条件を満たすと出現する隠しモードの「エキストラモード」と「メタナイトでゴー!」。

いずれも本編の高難易度版で、残り人数の有り難みを感じられました。

というのも体力の最大値が3に固定され、元気ドリンクの回復量は1に調整されているからです。

これは本編の半分になるので、1ダメージを受けるだけで致命傷を負うようになりました。

本編では敵の位置をあまり考えずにホバリングアクションでフワフワ飛んでいましたが、隠しモードでは敵の位置を考えて飛ばないといけません。

特に終盤はボス戦が相次ぐので、数戦目に達した時は緊張感を味わえました。

また、ゲームオーバーになる頻度が増した影響で1UPの有り難みも感じられるようになっています。

各ステージに隠されたスイッチを踏むとサブゲームをプレイ出来る部屋がオープンしますが、そこでは必死になってボーナスを狙いましたもんw

補足
  • サブゲームで好成績を叩き出すと1UPなどのボーナスが貰えます。
  • ただし1度しかプレイ出来ません。

体力の温存が熱い「かちぬきボスバトル」

シリーズではお馴染みの「かちぬきボスバトル」は今作にも収録されています。

例によって体力を回復出来ないので、如何に体力を温存して勝ち抜くのかの駆け引きが熱く感じました。

単なるボスラッシュモードとは言え、回復縛りやコピー能力のおかげで奥深さを感じられます。

終盤のボスに負けるとガクッと来ますが、時間が経つと悔しさで再戦したくなりましたw

何気に凄い4人同時プレイ

本作は通信ケーブルを使用して2~4人の同時プレイが出来ます。

凄いのが、サブゲームだけではなく、本編でも可能なこと。

2002年当時に2Dアクションゲームで4人同時プレイを実現するとは!?

当然、オリジナル版ではこんなことは出来なかったので、リメイク作ながらも凄いことをやっています。

地味に嬉しいのが、SFC「星のカービィ スーパーデラックス」で人気が高かった「刹那の見切り」が改良されて収録されていること。

画面にビックリマークが表示されたらボタンを押すだけの単純なゲームではありますが、そんなゲームを携帯機で、それも最大4人で楽しめるのですから素晴らしい。

随所で感じられる桜井節

本作は「星のカービィ」の生み親である桜井政博さんがゼネラルディレクターとして関わっています。

そのため随所でコダワリを感じられました。

カービィの操作感覚は言わずもがな。

それ以外にも

  • 洗練されたコピー能力の説明画面
  • 大量のカービィが流れてくる起動画面
  • 無駄を省いた演出

など、随所で桜井節が炸裂しています。

桜井さんは物事を簡潔にまとめるのが上手い!

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個人的に合わない&気になったところ

先祖返りしている感は否めない

本作のベースとなっているのは1993年に発売されたFC「星のカービィ 夢の泉の物語」になります。

そのため2002年のゲームとしてみたら先祖返りしている感は否めません。

過去作品と比べてボリュームは大幅にダウンしていますし、システムも簡略化されていますから。

回転スクロール表現が廃止されている

オリジナル版で印象的だったバタービルディングの回転スクロールは廃止されています。

そのうえ時間経過で扉が開くという仕様になっているので妥協しているように感じました。

ここは是非ともゲームボーイアドバンスの限界に挑戦してほしかった。

オリジナル版の回転スクロールはファミコンの限界に挑戦している印象だっただけに尚更。

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星のカービィ 夢の泉デラックスのレビューまとめ

GBA世代に向けて作られた初心者向けカービィ。

開発期間が短く、ベースとなっているのがFC「星のカービィ 夢の泉の物語」なのでボリュームは少なめですが、とても良く出来ています。

TVアニメの販促用という側面が強かったとは言え、本作が発売されるまでの7年間、携帯機向けのカービィ本編は発売されていませんでした。

それだけにこのタイミングで初心者向けのタイトルを出すのは大正解と言っても良いのではないでしょうか?

個人的には息抜きとして楽しめました。

重厚長大で難しいゲームばかりをプレイしていると、たまにはコンパクトで手軽なゲームもプレイしたくなるのですよ。

そういう意味では初心者だけではなく上級者も息抜きとしておすすめします。

TVアニメに合わせて作られた新たな初心者向けタイトル!

こんな人には特におススメ。
・ゲーム初心者。
・息抜きしたい人。

こんな人にはおススメできない。
・ボリュームを重視する人。

星のカービィ 夢の泉デラックス/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約5時間

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コメント広場の住人(8)

  1. ⭐️翔べ!星になったトモフミ⭐️ より:

    そういえば、アニメ版カービィの放送期間中は残念なことにゲームに恵まれてませんでしたね💦
    夢の泉DXの発売時期のときは、アニメはもう2年目に差しかかっていましたしね(´-ω-`)

    でも夢の泉DXは、前作まで設定が複雑化もしくは他のゲームみたいに大作化してた中でリブート作としてとても良い立ち位置だったと思います。売上としては国内ミリオンは叶いませんでしたが、改めてカービィはアクションゲーム初心者にもってこいの作品になったと思います。もとがGBの作品ですし!

    グラフィックのすごさは、当時は当たり前にみてましたが、オリジナル版をやったあとでようやくグラフィックのすごさを実感しましたwww
    もとのオリジナル版はファミコンですから、8ビット機としてみれば、オリジナル版も結構すごいですけどね😅

    隠し部屋探しやメタナイトでGOなど後にスタンダードとなる隠し要素を多く盛り込んでますね。
    コピー能力説明文の桜井節といい、桜井さんのゲームデザインはほんとに嫌いになれません( ̄∇ ̄)

    かちぬきボスバトルだけは、当時としてはあまりにも難し過ぎてできなかった💦

    先祖返りしてるといえば、鏡の大迷宮の後に本作をやると、例えばソードの能力だと通常斬りと空中での回転斬りしか攻撃方法がないのでそこはシンプル過ぎでしたね(^^;)
    もとがコピー能力初登場のファミコン版なので調整に時間をかけられなかったのでしょうねwww

    回転スクロールの面は、オリジナル版であったので逆に驚きましたよwww
    おそらくどのステージでも4人同時プレイできるのが仇になったのかな。
    でもそれならそれで別のステージに差し替えとけば良かったのに(^_^;)
    謎の時間経過で扉が出るので、初見は「え?何待ち?」状態でしたwww

    • KENT より:

      アニメ版カービィが放送開始された当初は肝心のゲーム版がなかなか発売されず勿体ないことになっていました。

      カービィと言えば初心者向けなので、ハード初期にシンプルなタイトルを出すのは良い判断に感じます。鏡の大迷宮のような凝ったタイトルは後期に出したら良さそう。そういう意味では今年か来年辺りに変化球のカービィ本編がSwitchに出てほしいです。

      グラフィックのクオリティは当時としてはかなりの水準に感じます。

      多くの要素はファミコン版から継承していますが、回転スクロール廃止は勿体なく感じました。マルチプレイとの兼ね合いかな?インタビュー記事によると4人同時プレイを実現させるのは相当大変だったようで・・・

  2. y.crash より:

    自分としては夢の泉の物語より先にこっちやっちゃったんで違和感はなかったんですよね。
    今見ると、中ボスやボスがでかいでかいw
    おかげで難易度が上がった部分と下がった部分がw

    例の回転スクロール表現の削除はおそらく通信プレイ時でうまくできなかったってことなんじゃないかなって思うんですよ。
    技術的にも確かに難しいですけど、それ以上に2人以上で問題が発生したとかじゃないかな。
    だから妥協してこんな感じに・・・もちろん再現はした方がいいとは思いますが。

    この作品からアニメで人気が出たメタナイト優遇時代突入ですよ。
    まだこの作品だとデデの旦那は夢の泉を踏襲して扱いは同じだったけど・・・しばらく不遇の扱いが・・・アニメの陛下のせいだ・・・。

    • KENT より:

      最初にプレイしたタイトルが基準になりますもんね。

      4人同時プレイを実現させるのは相当大変だったようで、色々と細かい調整をされたようで・・・そのしわ寄せが回転スクロール廃止なのかも知れません。

      デデデ大王は噛ませ犬みたいな扱いのことが多いですねw たまにはクッパのように凶暴化して襲ってきても良さそうですが・・・

  3. crystal より:

    GBA夢の泉DX懐かしすぎます~!!

    これには印象深い思い出がありまして・・・^^

    当時小学生で小学館の「小学4年生」の読者だった私はゲームやおもちゃが当たる抽選に挑戦するべくはがきを送ったんですよ。

    でもきっとはずれると思って結局お店で買ってもらってきょうだいでプレイしてたら

    次号の抽選結果に見事わたしの名前が載っててまさかのソフトがダブるという事態が起きましたwww

    多分当たったやつは売ったかいとこにあげた記憶がw

    その後GCプレーヤーの抽選時また同様の事態が起こり
    「小学○年生どんだけ当たりやすいの!」って思いました^^

    いまはほぼ休刊らしいです><

    • KENT より:

      懸賞って案外当たるものなんですね~。

      ぼくは面倒であまり応募しないので、そういう話を聞いていると応募した方が良いのかと思ってしまいます。

      小学館の学年誌は懐かしい。低学年のは付録が多くて好きだけど、高学年になると少なくて微妙に感じていましたw

  4. より:

    この年には、星みたいなヒトデみたいな王子様の水中アクションゲームが、ベッキーさんの主題歌と共にリリースされたのも話題でしたな。主題歌と共に、という流れは、一年前の小人宇宙飛行士と動植物のゲームでも取られてましたね。王子様のゲームは意外と面白く、妹が買って貰ったゲームでしたが気付いたら僕の方が遊んでたという(笑)

    • KENT より:

      言われてみると2ヶ月連続で発売になるんですね!

      ポジション的には似ているタイトルがこうも短期間に出るとは面白い。

      スタフィーはいずれプレイしたいです。

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