どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2015年2月に配信された3DS「ハコボーイ!」のレビューをしていきます。
本作はステージクリア型の2Dパズルアクションゲームになりますが、箱を使ったパズルがユニークなボリューム満点の優等生でした!
主人公は体から箱を出すことが出来ます。
しかも1個だけではなく、2個3個と繋がった状態で出すこともできるんです。
出した箱は足場にできるほか、バリケードにすることも可能。
本作はこのように体から出てきた箱を使ってステージをクリアしていくんですが、ステージのバリエーションが凄いことになっているんですよ!
「700円なのにこんなに楽しめて良いの!?」
なんてクリアした時は思いました。
それでいて目立った欠点が存在せず、HAL研究所のゲームらしく優等生的な作品。
ここからはそんな3DS「ハコボーイ!」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- ステージクリア型の2Dパズルアクションゲーム。
- 主人公は体からいくつもの箱を出すことができる。
- ただし出せる箱の数はステージ毎に決められている。
初リリース日 | 2015年1月15日 |
対応ハード | 3DS |
ジャンル | パズルアクション |
推定クリア時間 | 5~10時間 |
価格 | 693円(税込) |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
主人公から出てくる箱を使って障害物を飛び越えていく楽しさ
本作の主人公は箱1個分の高さまでしかジャンプ出来ません。
ということは箱2個分の高さを誇る壁があったら先に進めないじゃないですか!?
そんな時に便利なのが主人公の体から出てくる箱!
この箱を利用すれば例え箱2個分の高さを誇る壁に出くわしてもジャンプで飛び越えられるんです!
さらに主人公は2個3個と繋がった箱を出すことも出来ます。
これらを上手く使えば箱3個分の高さを誇る壁だってジャンプで飛び越えられるんです!
このように主人公の体から出た箱を利用して障害物を飛び越えていくことに楽しさを感じられました。
ワールドごとに異なる様々なギミック
本作には沢山のワールドが用意されています。
ワールドには複数のステージが存在するんですが、それぞれに決まったテーマが存在するんです。
動く床メインのステージ、トゲトゲの足場が沢山登場するステージ、レーザーが設置されたステージ etc…
新しい仕掛けが登場しても最初は簡単に飛び越えられるかも知れませんが、徐々に応用が求められて難しくなっていきます。
さすが「星のカービィ」シリーズを手掛けているHAL研究所!
ゲーム制作をする際のお手本にしても良いくらい難易度の曲線をキレイに描いています。
ギミックのバリエーションも多いですし、一発ネタでは終わっていません。
気軽に楽しめる様々な配慮
HAL研究所と言えばユーザーフレンドリーなゲームを作ることに定評があります。
本作も例に漏れず様々なユーザーが楽しめるよう最大公約数的な部分を突いていました!
まず「おお!」と思ったのがリトライの快適性。
チェックポイントが非常に多いうえにLRを押すことですぐにその場からやり直せるので気軽にリトライが出来ます。
(もちろん、何回やり直してもペナルティはありません)
1ステージの全長も携帯機のダウンロード専売タイトルとしては良い落とし所に感じます。
仕掛けを3~4個解いたらゴールできるほどの長さなので、早ければ1分もしないうちにクリアできるんですよ。
極め付けがゲームコインを使った救済措置!
ゲームコインを使用することでどのような形の箱を出せば良いのかヒントを教えてくれるんです。
数分経っても分からない仕掛けに出くわしたら使ってみると良いでしょう。
(ゲーマー的にはプライドの問題が関わってきますが)
圧倒的なステージ数
本作の価格は700円弱になります。
700円といえばお昼のランチ代と同じくらいの価格ですよね?
にも関わらずステージの総数は173もあるんです!
ワールドで表すなら20以上!
FC「スーパーマリオブラザーズ」のワールドが8個だったことを考えると倍以上あるじゃないですか!?
さすがに1ステージ毎のボリュームは同作品に劣りますが、700円でこのステージ数は驚きました。
しかも本作、1ステージ毎にやり込み要素として「王冠集め」が存在するんですよ。
王冠は各ステージに設置されており、簡単に発見出来ます。
しかし、各ステージでは体から出せる箱の数に限りがあるので、王冠の入手を意識しているとクリア出来なくなってしまうんですよ。
「如何に箱を使わず王冠を入手してゴールするのか?」
王冠のコンプリートを目指しているとそんな駆け引きを楽しめるようになっています。
ステージクリアだけは簡単だけど、収集アイテムを意識すると難しくなる。
この辺りのさじ加減もHAL研究所のゲームらしく感じます。
やり込み要素が満載
このようにボリューム満点の3DS「ハコボーイ!」ですが、実はお金の概念も存在します。
お金を使って何をするのかというと、お店でコスチュームやサブステージを購入できるんです。
コスチュームを装着すれば主人公を可愛くアレンジできるかも!?
サブステージはスコアアタックやタイムアタック形式となってます。
なので、本編とは異なる楽しさがあると思いました。
このように本作はやり込み要素も満載なのでコストパフォーマンスは非常に高く感じます。
クリア後のおまけステージを含めて楽しめばプレイタイムは10時間を超えるでしょう。
惜しいところ
優等生過ぎる
シンプルでユニークなアクション、ユーザーフレンドリーなシステム、大量のステージ。
このように本作はシリーズ1作目にして高い完成度を誇ります。
しかし、爆発的に面白いのかと言うとそうでもありませんでした。
パズルの中には考えさせられるものがあると思ったし、仕掛けも満載で良く出来ているのは確かです。
でも、何時間もぶっ続けでプレイするほどの中毒性は感じられませんでした。
なんというか、最大公約数的な作りなので個人的に突き刺さる部分が無かったんですよ。
良くも悪くもHAL研究所の作風が出てしまっています。
長くプレイすると絵が寂しくなる
本作のグラフィックはまるで初代ゲームボーイソフトのようにシンプルだったりします。
使用されている色は4種類程度。
しかも白黒なのでカラフルな感じがしません。
ちょっとプレイする分には良いんですが、5時間以上プレイすると物足りなく感じました。
BGMといい、初代ゲームボーイソフトを意識しているような雰囲気も見受けられるので人によっては利点になるかも知れませんが。
全体のまとめ
欠点らしい欠点はなく、パズルアクションゲームとして非常に優れた作品。
万人向けを意識するあまりインディーズゲームのような尖った魅力はあまり感じられませんでしたが、体から出てくる箱を活かしたパズルアクションは見事でした!
700円の割にはボリュームがあるので、お昼のランチ代くらいで長く楽しめるゲームを求めている場合はおすすめします。
箱を使ったパズルがユニークなボリューム満点の優等生!
こんな人には特におススメ。
・パズルアクション好き。
こんな人にはおススメできない。
・カラフルな絵を重視する人。
ハコボーイ!/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約6時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
僕はこのハコボーイシリーズはなかなかお気に入りです。
グラフィックの良さやストーリーとかそんなものよりも単純なゲーム性としてのおもしろさが全面に出てて、僕の好みになるポイントをピンポイントで突いてきますwww
現在は3DS版は3部作出ているうえにSwitch版も出てるシリーズですが、どれも作品ごとに個性が出ていて、良くも悪くもずっとシンプルな作風が「もうSwitch版が出たから3DS版はいらないかな」という気にさせないなかなか稀有なシリーズですよ(*’▽’*)
確かに爆発的なおもしろさはないけど、丁寧な作りでギミックもワールドごとにテーマがあり楽しいのでスキマ時間やたまに気軽に遊ぶならこのシリーズがオススメですね〜。
シンプル・イズ・ベストといった作品でしたね。いつの時代に発売しても受け入れられるようなゲームに感じます。
六角形のグラフで表すと全方位がそこそこの伸びを見せたような作品というか。
それ故に突き刺さるものがなく、個人的には普通に面白いの域を出ませんでした。
ハコボーイは一気にクリアするようなものではなく毎日チマチマと解き進めて行くのが正しい遊び方のような気がします
日々のちょっと空いた時間に少しずつ進めて二~三週間くらいかけてコンプしましたが、麻薬的な中毒性があってやめられず2、3と買い続けてしまいました
1は特にシンプルなのでちょっと飽きやすいかも知れませんね
あと1はステージのクリア時間とハコ使用数を限界まで極めるためのモードが弱い(一応あるけれどワールド単位なので最適解がよくわからない)のが難ですね
そうですね、スマホゲームのような付き合い方をするゲームなのかなと思いました。
1は今となってはシンプルになるんですね。それだけ2、3とパワーアップしたということか。
価格は700円なので、その割には長く楽しめるゲームだったと思います。
2以降はされていませんか?
ギミックが増えた上に各ステージで使用ハコ数とクリア時間が表示されるようになり、その値によってランク付けされるので最高ランクとれないとイーッてなって何度もやり直します
まさに実績解除と同じ動機ですけれどやり応えはいや増しました
2以降はプレイしていません。セールなど機会があったら手を出します。