2018/03/04/7:00 | ゲームレビュー

星のカービィ64【レビュー・評価】3D映像によってアトラクション化を果たしたカービィのフルコース!

2000年3月に発売されたN64「星のカービィ64」を今回はレビューします。

N64「星のカービィ64」は2Dアクションゲーム「星のカービィ」シリーズのN64版です。

良いところ

立体感あるステージ構成

あの!カービィが・・・!

本作でついに3Dポリゴン化を果たしました!

厳密には前年に発売されたN64「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」で3Dポリゴン化を果たしていますが、それでも立体感のあるカービィを見れたのは嬉しかったです。

カービィのまん丸感を出すためかなりのポリゴンを割いているようで、N64ソフトにありがちなカクカク感はほとんどありませんでした。

そしてステージ構成!

まるで奥へ行けるんじゃないかと錯覚するような立体感のある作りになっていて、背景を眺めないと勿体なく感じてしまいます。

そう感じる大きな要因が、奥行きのある絵作りになっているほか、カメラワークが立体的だから。

斜め方向から映したようなカメラワークにする事でステージの奥へ進んでいるかのような感覚を味わう事が可能で、映像を見ているだけでワクワクします。

しかもエリアによってはカービィを動かす事でカメラが回転するのだからたまりません!

とあるステージでは横に移動する事でカメラが少しずつ回転していき、奥に見える城の中へ入っていけるので感激しました!

2Dアクションゲームをあえて3Dポリゴンで描いた作品は当時からありましたが、2.5D的な印象を持つような作品はあまり無かったので新鮮に楽しめましたね。

これだけ1つのステージに力を入れているとまるでアトラクションを楽しんでいるかのような印象で、充実感が出てきます。

コピー能力をミックス出来る!

本作のゲームシステムで大きな特徴となっているのが、コピーミックスです!

用意されているコピー能力こそ7種類と多くはありませんが、それぞれを組み合わせる事で35通りの攻撃技を繰り出す事が可能で、ゲームの奥を深めています。

しかも単に異なるコピー能力を組み合わせるだけではなく、重ねがけでも変化するので、試行錯誤する楽しさがありました。

コピー能力をミックスする手段は4つあり、能力を持った敵をまとめて吸い込むなどして行く必要があります。

コピー能力を使った謎解きが面白い!

本作には収集アイテムとして「クリスタル」が存在しますが、中にはコピー能力を使わなければ入手出来ない事があります。

「2」「3」にもあったような要素ですが、今作ではコピーミックスを駆使しなければ入手出来ないのが面白かったです。

35通りもあるので試行錯誤する必要はありますが、壁の色を見たらどんなコピーミックスで壊せるのかある程度は分かるので、「3」の「ハートスター」集めほどは苦戦しませんでした。

個人的には程良い難しさに感じられ、やりこみ要素の難易度バランスも絶妙に感じます。

パーティゲームとしても大活躍!

本作にはミニゲームとして「おちおちファイト」「けんけんレース 」「とるとるバトル 」が収録されています。

いずれも最大4人で対戦する事が可能なので、N64ソフトらしくパーティゲームとしても大活躍しました!

特に燃えるのが、「おちおちファイト」。

足場を崩す衝撃波を放ってライバルを落とし、最後まで生き残っていくのが目的のミニゲームなんですが、単純ながらも燃えるんです!

それ以外のミニゲームも良く出来ていて、友達と一緒に遊ぶ時、これらをローテーションするだけでも1時間は楽しめると思います。

もちろん、1人でコンピュータと対戦する事も可能。難易度を変更する事でステージが変わることもあるので、本編の息抜きとしてやり込むことも出来ます。

数々のおまけ要素

それ以外にもシリーズではお馴染みのおまけ要素が満載でした!

サウンドテストやボスラッシュ、そして敵キャラの名前を知ることが出来るカードの収集、画面パネルの変更とお楽しみ要素も色々用意されています。

個人的に気に入ったのが、サウンドテスト。

過去作品にも収録されていましたが、個人的に本作のBGMがシリーズの中では最も好きなのでよく聴いていました。

特にお気に入りなのが、紅葉が美しい1-2で流れるBGM。とても癒やされるので、疲れた時に聴きたくなってきます。

ちなみにサウンドテストでは効果音も自由に聴けますが、実はカービィシリーズの生み親である桜井政博さんの声も聴けるんです!

と言うのもデデデ大王のハンマーを振る音は桜井政博さんが担当しているから!w

ファンの方はデデデ大王のハンマーを何回も振りましょう!

僕もファンなので、何回も振りましたw

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個人的に合わない&気になったところ

もう少しステージ数を増やして欲しかった

本作に用意されているステージ数は20程度となっています。

さすがに「1」と比べたら4倍もありますが、「2」や「3」と比べたら半減していますし、本作はN64ソフトなので尚更物足りなく感じました。

その分だけ1ステージは作り込まれていますし、ゲームをクリアしてもクリスタルやカード集めなどのやり込み要素はありますが、「スーパーデラックス」のボリュームが基準だと思っている方には厳しいです。

面白かったからこそもっと色んなステージを楽しみたかった。

全体のまとめ

N64ソフトとして見るとボリューム不足ですが、全体的には作り込まれていて、まるでフルコース料理を食べているかのようでした。

当時の2Dアクションゲームとしては背景の作り込みが素晴らしく、雰囲気ゲーとしての側面もあるので、味わって楽しむ事をおすすめします♪

3D映像によってアトラクション化を果たしたカービィのフルコース!

こんな人には特におススメ。
・2Dアクションゲーム好き。
・ほのぼのしたい人。

こんな人にはおススメできない。
・ボリューム感を求めている人。

星のカービィ64/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約20時間


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コメント広場の住人(16)

  1. y.crash より:

    64は好きですけどどうしても一部操作性が苦手なんですよねw
    ホバリングの制限は別にいいんですけどあのもっさりした移動に地味にやりづらいリフトアップw
    カービィの中でもかなり異質だと思いますねw コピーミックスとかw

    こうじょうけんがくが一番むつかしいってもっぱらの評判ですけど自分はそうは思ってないんですよw こうじょうけんがくは何故か1回も死んでないのでw どうしてかな~www

    ゼロツーが凄い人気ですね。でも自分はミラクルマターの方がw

    ミラクルマターは実はダークマター族がカービィのようなものを作ろうとしたんじゃないかって思ってまして、カービィがコピーを最大2つまで一緒にできるから、じゃあ全部混ぜようってできた奇跡物質なんじゃないかなって。だからミラクルマターだと。
    ミラクルマター戦の時にボム形態だけ体力が2なのと泡っぽく破裂するだけなので、ボム形態は未完成を表してるんじゃ?って思っていたり。
    上のは全部妄想ですけどねwww

    • kentworld より:

      確かに少しもっさりしていますね。言われてみて気が付きましたw

      爽快感とかを求めてしまうとN64版はいまいちかもしれませんね。

      こうじょうけんがくは少し苦戦しました。でも、奥行あるフィールドを堪能出来て面白かったなぁ♪

      ミラクルマターの考察は凄い!

      でも、納得出来るような考察ですね。そこまで考えたことがなかったので、y.crashさんの想像力に脱帽です。

  2. KA より:

    3に続いてこれもカビコレで初プレイになりました。

    2Dアクションゲームながら奥行きを生かしたギミックが多かったです、立体視を活かせそうなので3DSでリメイクの相性抜群だと思いました。

    コピーミックスは2,3の仲間キャラ同様色々な組み合わせを試してみる楽しみもあります、お気に入りはスパーク✖️カッターのライ◯セイ◯ー風なコピーです。

    サブゲームは100%クリアと関係なかったからプレイしてませんけどみんなで集まった時にプレイするとかなり面白そうに見えました。

    2から続くナンバリング系統最後の作品でそれ以降は夢の泉系統ベースになっていくのでここで分岐した本編シリーズが統合されるということですね。あとナンバリング系統は一作もリメイクされてないのも少し気になります。

    • kentworld より:

      僕も3DSでのリメイクに適した作品だと思いました。

      3DSでもっと2.5Dアクションが発売されても良さそうですよね。

      コピーミックス。僕もお気に入りのがいくつかあった記憶なんですが、いかんせん、昔のゲームなので思い出せない(^_^;)

      プレイしたのは発売当時ですからね~。

      サブゲームは単品でも安価で売り出せそうなクオリティです。

      一応、コンピュータと対戦することも出来ますよ~。

      本作の発売以降、カービィはGBAでの展開がメインとなり、リメイクやら探索型ゲームやら色々出すようになりました。

  3. より:

    64にはWii Uと違いソフトもようやく多くなり輝いていた時期があり、その時に発売されたソフトの一つですね。これも新しい機能の導入により、輝かしいゲームになっていました。ウルルンスターの海底ステージの最初のエリアのカメラワークが臨場感有ります。今のフルCGカービィより3D映像の機能の活かし方が上手いですね。ミス時の演出も他のカービィと違いますし、BGMの感じも違いますね。デデデでミスしたら面白い(笑)

    • kentworld より:

      2000年頃のN64は後期でしたが、素晴らしい作品が連発され、本作もその1つでしたね。

      カメラワークの臨場感は本作が最高だと思います。

      フル3DカービィはWiiや3DS、Switchでも発売されますが、本作のカメラワークを取り入れてほしかったなぁ。

  4. KAZU より:

    実はこれ以降のカービィ本編はほとんどやっていないんですよね。アドバンスからのカービィは探索要素が増えた割りに、1ステージが長くなってどうも馴染めなくて。エアライドとかタッチカービィ!とかすいこみ大作戦などのスピンオフはだいたいやっているんですが。

    • kentworld より:

      僕も派生作品のコロコロカービィをプレイして以降は一旦、シリーズから離れてしまいました。

      理由は携帯機メインになったことですね~。

      でも、エアライドはプレイしました。同じくスピンオフだと手軽に出来て良いですよね!

  5. 街毛 より:

    ステージというか星ごとの個性が幅広くて、64の恩恵が出ていました。ただいくらなんでもそのステージにないコピー能力を他から持ってこないとコンプリート出来ないのは辛かったです。

    というかおちおちファイトの対戦の方が印象深い笑

    • kentworld より:

      星ごとに世界観が確立されていて、明確な区切りがありましたよね。

      世界観やBGMはシリーズの中ではいちばん好きです。

      この頃のカービィはコピー能力を他所から持っていかないと収集アイテムをコンプリート出来なかったんですよねw

      あれは謎解きをする楽しさがあってこれはこれで好きでしたw

      おちおちファイト。街毛さんも当時はハマっていたんですね!

  6. ホンマ☆トモフミ より:

    これはBGMが名曲揃いのカービィですね。僕は1-2の曲やリップルスター、ウルルンスターの島面の曲がお気に入りです。
    通称「星のカービィ ケロヨン」ですね!(開発中の名称。その後、なぜか普通にお尻に64とついて面白くないタイトルになっちゃった…)

    実はカービィとの出会いは本作のCMがきっかけだったりします(*´ω`*)
    カービィがコピー能力ミックスでいろんな姿になるのが面白いCMでしたね。カービィのCMに関しては本作がベストかな。

    でもゲーム内容は…
    前作の3よりはいろいろ改善されているし、力の入れ方も違うのですが、今作もカービィの操作性が悪いと思いました(^_^;)
    スパデラやその後のGBA2作と比べてもっさりしてます。
    あと一番嫌だったのが、スマブラのようにホバリングに制限があることです。スマブラは相手を落として勝利というルール上、仕方がないのですが本編カービィではホバリングの制限はつけてほしくなかったです。そうすると難易度が上がりますし、カービィ本編の心地よさが削がれてしまうと考えてますから。

    ですがおちおちファイトやけんけんジャンプはシンプルながら面白いですし、トレカ集めも楽しかったです。
    また今作だけの仲間にアドレーヌやリボンというカービィ世界には珍しい?美少女2人が出るのはいいですよね(〃ω〃)それをやると少女漫画チックという指摘も受けそうですが、カービィの世界観にとてもマッチしてると思いました。人間もしくは人型キャラがまた出ないかな?それこそスイッチでは初のHDカービィなのでデフォルメ化されたかわいい女の子とかをヒロインとして出して欲しかったなぁ(´・ω・`)
    今後のハル研に期待したいです(笑)

    オススメ度は☆5/10くらいかな。初CGのカービィが気になるカービィファンなら遊んでみる価値は充分あると思います。

    • kentworld より:

      その通称は初めて知りました!w そんな名称だったのか・・・。

      TVCMはあまりよく覚えていませんが、分かりやすい内容だった気がします。

      トモフミさんとの出会いはあのCMだったんですね。CGのカービィが可愛かった記憶です♪

      操作感覚は言われてみると少しモッサリ感がありましたね。スパデラのサクサク感に慣れてしまうとたしかに気になるところはあります。

      ホバリング制限があるのは、リフトに乗って移動するエリアがあるからなのかも。

      このゲームはいつものカービィよりも女性向けな感じがしたので、パッケージを手にとるのは少し恥ずかしかったですw でも、カービィの世界観にはよくマッチしていましたね。

      今は美少女キャラ人気もありますので、また出しても良いと思いますが、思わぬイメージを持たれてしまうかもw

  7. ナスタ より:

    よくできた作品なんですけど、特別好きな作品でもないですねー。一応カードをフルコンプするくらいはプレイしましたが、全体的な難易度の低さともっさりした動きが気になってしまいます。演出はかなり良いんですけどね。

    ミニゲームは本編以上にはまりました!シンプルで熱くなれて最高ですね。

    • kentworld より:

      このゲーム、意外とみなさんの評価が低くて驚いていますw

      でも、冷静に考えると物足りない部分はあったので、納得ですね。何かが足りないなーとは思っていました。

      ミニゲームは本編以上に楽しまれましたか!?

      本編より多人数プレイの方が盛り上がる点はN64ソフトらしいですね笑

  8. JINO より:

    最初このゲームをプレイした時は
    「カービィの動き遅っ!」とか思ったりしちゃいましたが
    遊んでいるうちに作品の雰囲気の良さを気に入り
    今ではシリーズの中で割りと好きな分類の作品ですね
    パッケージにいる女の子二人も可愛いですしね(^_^)
    立体的なカメラワークの2.5Dのアクションゲームという点は
    風のクロノアを思わせます
    コピーミックスは中々に面白い試みでしたね
    自分はバーニングボムを良く使ってました
    花火ドカーンてな感じで

    • kentworld より:

      僕も同じような感じです。この作品は雰囲気が良いんですよね~。

      プレイしている当時は多少、不満もあったけど、今となっては良い思い出ばかりが残っています。

      全体的に可愛すぎるのは男の子としては恥ずかしかったんですけどねw

      本作をプレイしていると風のクロノアを彷彿するところはありますね。

      立体的なカメラワークの2.5Dアクション。もっと出て欲しいな~。

      通常の2Dアクションゲームと比べて開発工数が多くて苦労に見合わないかもしれませんが。

      バーニングボムは使っていて気持ち良いですよね♪

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