2018/02/28/7:00 | ゲームレビュー

星のカービィ2【レビュー・評価】桜井カービィに挟まれた地味な良作

1995年3月に発売されたGB「星のカービィ2」を今回はレビューします。

GB「星のカービィ2」は2Dアクションゲーム「星のカービィ」シリーズのナンバリング2作目です。

良いところ

カービィファミリーが初登場!

カービィと言えば孤独で、これまでは一人で冒険していました。

そんな中、今作ではリック、クー、カインといった3匹の仲間が追加されたんです!

リックはハムスターなので陸ステージで活躍し、クーはフクロウなので空ステージ。カインはマンボウのなので水中ステージで主に活躍します。

これらの仲間キャラクターが追加された事によってステージに特色が生まれやすくなり、差別化という面では良いと思いました。

仲間との合体によるコピー能力が新鮮!

前作となるFC「星のカービィ 夢の泉の物語」で初登場したコピー能力。

吸い込んだ敵を飲む込んで能力をコピー出来るものですが、今作では一気に減ってしまい、たったの7種類しかありません。

しかし、仲間との合体によって同じコピー能力でも特性が変わるんです!

例えばバーニングの場合、カービィだと前方に体当たり攻撃を仕掛けますが、リック合体時はリックが口から炎を吐くようになります。

このようにコピー能力と仲間の組み合わせで技の特性が変わっていくので、前作よりも試行錯誤が楽しくなりました!

合体することで発動するコピー能力の中には思わず”ほっこり”するような可愛い系もあるので注目ですぞ!

虹のしずくを集める面白さ

今作では「虹のしずく」というアイテムを集める収集要素が存在します。

この「虹のしずく」。数こそは少ないんですが、どれも入手するのはかなり難しいんです!

特に7-7に隠された「虹のしずく」は攻略サイトを見なければ入手困難と言えるほど見つけにくく、当時は何度も何度もやり直して入手しました。

それ以外の「虹のしずく」も「どのコピー能力を、どの仲間と組み合わせて使用すれば良いのか?」と悩むような場所に隠されていて簡単には入手出来ません。

「星のカービィ」シリーズは色々プレイしましたが、アイテム収集の難易度に関しては今作が一番印象的でしたね。

「虹のしずく」をすべて集めることで真のラスボスと戦えるので、完全クリアを目指している方は是非、集めましょう!

7-7の虹のしずくはメモを取りながら総当りで探していったなぁ

ゲームボーイソフトとしては大ボリューム

本作に収録されているステージ数は前作のFC「星のカービィ 夢の泉の物語」と同程度です。

つまり、GB「星のカービィ」の8倍もあるんですね。

ゲームボーイ後期(1995年)に発売されたとは言え、同ハードの2Dアクションゲームとしてはなかなかのボリュームだと思います。

各レベルごとにミニゲームが用意されていますし、前述の通り「虹のしずく」を集めるのは大変なので、ゲーム上級者でも遊びごたえを感じられますよ~。

スポンサーリンク

個人的に合わない&気になったところ

夢の泉の物語によって薄れる有難味

GB「星のカービィ」から劇的にボリュームアップしているGB「星のカービィ2」。

しかし、その間に発売されたFC「星のカービィ 夢の泉の物語」と比較したら派手さに欠けてしまいますし、本作の後にはすぐに名作のSFC「星のカービィ スーパーデラックス」が発売されるので、位置付け的に微妙な作品となっています。

ステージ数がFC「星のカービィ 夢の泉の物語」と大差ないのはゲームボーイソフトとしては頑張っていますが、桜井政博さんが関わっていないからか前作ほどセンスを感じられず、少々物足りなさを感じます。

大幅ボリュームアップした「星のカービィ」の2Dアクションゲームがいつでもどこでも遊べるというのは1995年当時としては有難かったとは思いますが・・・

全体のまとめ

丁寧に作られており、初心者から上級者まで楽しめる良く出来た作品だと思います。

が、FC「星のカービィ 夢の泉の物語」とSFC「星のカービィ スーパーデラックス」といった桜井カービィに挟まれてしまった印象で、相対的に見ると地味な作品です。

そこは少々不遇な気もしますが、人気キャラクターのリック、クー、カインといった3匹の仲間が初登場した作品ですので、「星のカービィ」シリーズを語るうえでは外せない作品だと思います。

桜井カービィに挟まれた地味な良作。

こんな人には特におススメ。
・2Dアクションゲーム好き。
・2Dアクションゲーム初心者。

こんな人にはおススメできない。
・探索が苦手な人。

星のカービィ2/お気に入り度【65/100%】
プレイした時間・・・約20時間


タグ , , ,
  • LINEで送る

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

コメント広場の住人(14)

  1. ホンマ☆トモフミ より:

    リック、クー、カインといえば、僕が幼い頃に知ったカービィとデデデ以外のキャラです(*^^*)
    ひかわカービィやさくまカービィといった初期の漫画作品では必ずといっていいほど、カービィ陣営にいつもいたのでゲームでも結構出るのかなと本編をプレイするまでは思ってたのですが、番外編やチョイ役を除いて本編に正式に登場するのは2と3だけなのは驚きました(゚o゚;;

    あの3匹のお友達は漫画のキャラ的には良かったけど、桜井さん(原作者)が考えたキャラじゃないし、売り上げ的にもパッとしない(というか2も3も発売時期が不遇すぎるorz)ため、いまいち扱いが微妙なキャラですよね(^_^;)

    ゲームの方も初期の3つ目のカービィ本編として考えたら、よくできてると思います。ボリュームも前作の夢の泉に匹敵するぐらいありますし、もし1の後に出てたら、大きな進化でしたね!でも難易度はちょっとシビアになっちゃったかな。昔、カービィWiiでカービィ好きになった幼き頃の弟はラスボスのダークマターが強すぎて半泣きしてましたよ💦
    個人的にはVCのお値段(¥400ぐらい)的にも☆7/10ぐらいですね。確かに地味な佳作だと思います。

    ちなみに知ってますか?このカービィは当初、横井軍平さんプロデュースで「戦車のカービィ」として開発されましたが、「カービィの世界観に戦車はミスマッチ過ぎる」という指摘で3匹の動物になったようです。
    後の「スーパーレインボー」や「ロボボ」で本当の戦車(メカ)を出してしまいましたね(笑)

    思い入れが強くて話が長くなってしまいましたm(_ _)m

    • kentworld より:

      本作で初登場した仲間キャラって漫画ではお馴染みの存在になっていますよねw

      コミカライズへの貢献をした影の立役者かもしれませんね。

      売上は何気にスーパーデラックスよりも多いんですよ~。

      ただ、プレイしたユーザーの満足度は圧倒的にスーパーデラックスの方が高いので、自然とそちらが目立ってしまうんですね。

      本作は夢の泉の物語が間になかったら前作から順当にパワーアップした作品として評価されていたと思います。

      戦車のカービィは知りませんでした!w

      実はかなり攻めた企画だったんだなぁ・・・お蔵入りになったのは良かったような残念のような?

      かなり無難な内容になってしまいましたからねぇ。

      いえいえ、トモフミさんの博識ぶりがよく分かるコメントです!

      • ホンマ☆トモフミ より:

        売り上げはしょぼいと言って、失敬しましたm(._.)m
        Wiki調べだと国内では149万本、海外では236万本も売れた大ヒット作ではありますよね(^_^;)
        でもその後の3が…。
        確かにスパデラは国内売り上げが110万本でしたので、実際は2の方が売れているんですよね。でも次回作が傑作過ぎて残念ながら地味な一作ですよね…。
        発売時期もリアルタイムではないですが、すでにSSやPSが出始めの頃ですもんね。

        • kentworld より:

          はい。2は売れていたんですよ。3が売れなかったのはTVCMを流さす、SFC末期だったのが大きいですね。

          スーパーデラックスは最大のヒット作に見えて実は違うんですよねぇ。

          売上と知名度は一致しない典型的な例だと思います。

          2が発売された頃はPSやSSが発売されてGBは過去のハードみたいになっていました。

  2. より:

    僕が初めて遊んだのはこのカービィです。幼かった頃が一気に蘇りますね。キーアイテムを手に入れるのが桜井さんではない本編カービィでは最も難しく、これがカービィ3に引き継がれたんですよね。
    このシリーズの悪役は、近年は人間の声で「グオーーーーー!!」と雄叫び上げる怪物っぽい亀と違い根は善人という登場多いですよね。あくまで「操られて戦うだけ」とか。

    • kentworld より:

      実は僕も本作が初のカービィだったんですよ!

      弟がピンクのゲームボーイとセットで買っていたのでやらせてもらいました♪

      やりこみ要素の難しさはこの頃がピークでしたよねー。

      真のラスボスは僕も少し手こずった記憶です。

  3. y.crash より:

    カービィ2は実は人生初のカービィです。
    今思うと、よく攻略とか一切見ずに全クリしたなぁ・・・とシミジミwww

    個人的に7-7の虹のしずくより、4-4の虹のしずくに苦戦した記憶がw
    あそこのクリアの仕方がどう考えてもおかしいんですよw
    上級者でもミスしやすいやり方でwww

    あと、カインスパークは大好きでした。

    実は上手くやるとリックだけ使用しなくても完全クリア可能なんですよ・・・w
    だから一部でほっとこハム太郎なんて言われてて・・・w

    隠し部屋は妙に多かった記憶がありますね。
    あと、5-5で卑猥なネタがあるのはご存知ですか?w
    あれ当時なんとも思わなかったんですけど、8年前に自分は気が付いてHAL研ひでぇwww ってなってましたwww

    • kentworld より:

      本作が人生初のカービィの方、多いですね~。

      4-4の虹のしずくって難しいことで有名みたいですが、僕はなぜかそこまでの記憶が無いんですよねw

      ノーヒントで入手しましたが、一体、どうやっていたのだろうか?何故か思い出せないw

      リックはそうだったんですか!?

      個人的にカインは使い所が限られていてあまり好きじゃなかったですw

      卑猥なネタは後から知りました。あれは意図的に入れたのだろうか?

      位置付け的に地味な作品ではありますが、何かとネタが多い作品ですよね。

  4. JINO より:

    内容的にはGBの初代をベースに夢の泉の物語の要素を
    導入しつつ独自の発展を遂げた作品といったところですね
    特に3匹の仲間の存在が他作との差別化に貢献しています
    その後の作品でもちょくちょく出てくるダークマター族も
    確か本作が初めての登場だったと思います
    本作はGBが勢いを落としていた時期での発売だったゆえ
    シリーズの中では影が薄い分類に入ってしまってますが
    本作独自の魅力は3や64といった作品に受け継がれますし
    根強い支持を得ているのは間違いないでしょうね

    • kentworld より:

      今作最大の特徴は、何と言っても仲間キャラクターですね!

      この要素によって差別化に成功しているのは確かだと思います。

      また、ラスボスのダークマター族も後の作品の事を考えると印象深いですよね。

      初カービィだったのもありますが、個人的にも思い入れのある作品です♪

  5. より:

    任天堂はちょっと前までの数年間とSwitch発売以降、そしてWii時代までの時の傾向を見るに、「ちゃんと律義にゲームを作ると強い」会社だなーと思います。3DS以降、あの会社は何かと「人と繋がらせたがる」傾向があり、余分なサービスを次々に生んでしまったなと思います。ここ最近次々終了しているのは主に「人と繋がる」サービスです。あれらを作り過ぎた為にゲームの構造がテンプレート多めに、マンネリになったり、どこかいびつな構造になり、酷い時にはテニスウルトラのように、しかるべき要素が殆ど無い状態のまま世にゲームを送り出したなんて事も有りました。強い所と弱い所を自身がしっかり見据え、ゲーム作りに勤しんで欲しいと思っております。
    ゲームソフトが少なかった時代も、売れなかった時代も64やGCの時はアイデアに溢れてました。サンシャインとか今やっても楽しそう。ゲームの中身はしっかりしてましたからね。

    • kentworld より:

      当時はソーシャルゲーム全盛でしたからねぇ。任天堂も影響されていたのかもしれません。

      ソーシャル要素に頼りすぎてゲーム内容がマンネリだと良くないですよね。

      ソーシャル要素の面白さは副次的なものですから。

      最近はソーシャル要素ばかりに頼らず面白い作品を作ろうとしているので期待です!

  6. KA より:

    これもバーチャルコンソールで初めてプレイしました、ナンバリング系統は未プレイでしたから仲間と合体でのコピー能力は新鮮に感じました、一つのコピーでこんなバリエーションが出てくるのかと感心しました。
    それとシリーズお馴染みのボスラッシュはシリーズで最も苦戦してまるごと復元機能を使ってしまいました…

    夢の泉とは別方向の進化でそれぞれの良さがありました、スパデラ方面と3,64方面とどちらも本編でありながら続編が分岐していくようになっていくのですね。

    • kentworld より:

      同じコピー能力でここまで枝分かれしていくものなんですね~。

      当時もよく考えたなぁと感心しておりました。

      ボスラッシュはまるごと復元機能を使用していましたかw

      そう言えば僕はクリアした記憶が無いです。

      確かに言われてみると続編が分岐しているような気もします。

コメントする

初めての方もコメント大歓迎!何か伝えたい場合、お気軽にどうぞ(^o^)でも、荒らしや誹謗中傷コメントはご勘弁(>д<) 頻繁にされる場合、ログを取って法的な措置を取らせて頂きます。

関連記事

パズドラZ【レビュー・評価】アレンジされているが、コンシューマーゲームとしてはまだまだ足りない
夏色ハイスクル★青春白書 (略) 【レビュー・評価】素材は良いのに、合体事故で台無しになったパンティゲーム
ゴミ箱 -GOMIBAKO-【レビュー・評価】PS3だからこそ実現出来た次世代の落ちモノパズル!
クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周【レビュー・評価】PSを代表する名作アクションゲーム!
ソニックトゥーン 太古の秘宝【レビュー・評価】クソゲーではなく凡作!
クライシス2【レビュー・評価】安定した面白さのFPS!
ネットハイ【レビュー・評価】外面は尖っているが、内側は凡庸
毛糸のカービィ【レビュー・評価】任天堂らしい手触り感溢れるデジタル玩具!
初音ミク -Project DIVA- F 2nd【レビュー・評価】続編というよりバージョンアップ版だけど、今回も超面白い!
MONSTER OF THE DEEP: FINAL FANTASY XV【レビュー・評価】VR初心者の開発者がVR初心者のFFXVファンに贈る釣りゲー!