1993年3月に発売されたFC「星のカービィ 夢の泉の物語」を今回はレビューします。
FC「星のカービィ 夢の泉の物語」は2Dアクションゲーム「星のカービィ」シリーズの2作目となる作品です。
2002年10月にはリメイク作のGBA「星のカービィ 夢の泉の物語デラックス」が発売。
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- ホバリングアクションを駆使してゴールを目指していく2Dアクションゲーム。
- コピー能力が初登場。
- 様々なサブゲームを収録。
初リリース日 | 1993年3月23日 |
対応ハード | GB |
ジャンル | 2Dアクション |
推定クリア時間 | 4~8時間 |
売上 | 累計100万本 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
ファミコンの限界に挑戦した映像美
え?これがファミコンソフト!?
初めて本作をプレイした時、ファミコンソフトとしては異次元の映像美に驚かされました!
カービィのメルヘンな世界観をたったの12色でしっかりと描いているうえ、カービィや敵キャラクターが滑らかに動いていましたから!
カービィのポヨポヨ感をファミコンのアニメーションで描くって、相当なことだと思います。
さらにド肝を抜かされたのがとあるステージで登ることになるタワー。
移動することでまるでタワーの周りをグルグル回っているかのように絵が動くので、ファミコンソフトとは思えないほどの立体感を味わえました。
本作が発売されたのは1993年ですが、さすがファミコン末期に登場しただけあって同ハードを知り尽くした設計がなされています。
コピー能力で大幅に広がった攻略の自由度
今作から吸い込んだ敵キャラクターを飲み込むことで能力をコピーすることができるようになりました!
例えば炎タイプの敵を飲み込んだ場合、カービィも炎攻撃ができるようになるんです!
コピー能力の中には複数のアクションが用意されたものもあり、まるで別キャラクターを操作しているかのように感じられます。
本作に登場するコピー能力はなんと25種類!
コピー能力によって使い勝手の良し悪しはありますが、だからこそ攻略の自由度が高まり、同じステージでも複数の楽しみ方が生まれています。
桜井イズムを感じられる遊びココロ
本作のディレクターは前作と同じく「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズで知られる桜井政博さんです。
桜井政博さんと言えばサービス精神旺盛でユーモアあふれる遊びココロ。
前作では控えめでしたが、今作では桜井節全快となっていて、彼のセンスがキラリと光る内容になっています。
まず、紹介したいのがオープニングの絵描き歌。
カービィの描き方を分かりやすく紹介した歌なんですが、ゲームのオープニングに盛り込んでくるとはw
しかもあっという間過ぎて笑えるw
他にも使用中のコピー能力やカービィの状態を視覚的に表現したウインドウの演出。
クレーンゲームや早撃ちバトルなどのユニークなミニゲーム(サブゲーム)。
自由にコピー能力を入手できる博物館などサービス精神旺盛でユニークな試みが満載で、ただの2Dアクションゲームの枠には収まっていません。
個人的にはダメージを受けた瞬間、右下のウインドウに表示される「いたっ!」の演出がお気に入り♪
前作から大幅にボリュームアップ!
前作は丁寧な作りではあったものの、ボリュームが圧倒的に足りませんでした。
今作の場合はその辺が大幅に改善されていて、トータルのステージ数は前作の約8倍もあるんです!
しかもサブゲームやコピー能力など新要素も満載で、前作以上に幅広い層が楽しめるようになりました。
これだけ詰め込まれているのに前作から1年足らずで発売出来ていることにビックリです!
初心者への配慮もバッチリ!
前作からあまりにも要素が増えているので初心者が混乱しそうですが、そこは「星のカービィ」。
今作では超分かり易いチュートリアル動画を収録しているので、そちらをご覧になればどんなゲームなのかバッチリ分かります!
1993年当時のゲームはまだチュートリアルを搭載している作品が少なく、「習うより慣れろ!」な姿勢だっただけに素晴らしい!
しかもファミコンソフトとしては珍しくオートセーブに対応しており、リセットボタンを押しながら電源を切ればデータがセーブされました。
個人的に合わない&気になったところ
処理落ちが発生する
やはり、ファミコンの性能では限界があったのでしょうか?
全体的に処理落ちが目立っていて、画面がスローモーションのようになることがあります。
特にスパークというコピー能力を使用すると必ず処理落ちするようになっていて、人によっては気が散るでしょうね。
個人的には必ず処理落ちすることで意図的なスローモーションを起こすことが出来てそれはそれで面白かったですが。
全体のまとめ
前作が「1」だったら今作は「3」と名乗っても良いくらい大幅な進化を感じられる一作。
ファミコンソフトではありますが、映像表現やボリュームは同時期のスーパーファミコンソフトに負けないレベルですし、当時としては珍しかったオートセーブにも対応していて至れり尽くせりな作品です。
後に大物となる桜井政博さんがディレクターとして関わった作品の2作目ですが、個人的には今作で彼とカービィの本領が発揮されたと思っています。
カービィと桜井政博が本領発揮したファミコン末期の名作!
こんな人には特におススメ。
・2Dアクションゲーム好き。
・2Dアクションゲーム初心者。
こんな人にはおススメできない。
・処理落ちに神経質な人。
星のカービィ 夢の泉の物語/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約20時間
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