デビル メイ クライ2/PS2
デビル メイ クライ HDコレクション/PS4 / PS3 / Xbox 360
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は2003年1月に発売されたPS2「Devil May Cry 2(デビル メイ クライ2)」のレビューをしていきます。
本作は本作は半人半魔のダンテが主人公のスタイリッシュアクションゲームですが、デコボコをなくしたことで八方美人な作品になってしまいました。
全体的に前作よりも難易度が下がっているので、続編にありがちな取っ付きにくさはありません。
しかし、前作で長所にも短所にもなった部分にメスを入れた結果、ほとんど印象に残らない作品になってしまったんです。
そんなPS2「Devil May Cry 2(デビル メイ クライ2)」の良いと思った点からまずは書いていきます。
※2012年3月には本作を収録したPS3/Xbox 360「デビル メイ クライ HDコレクション」が発売。
※2018年3月には本作を収録したPS4/Xbox One「デビル メイ クライ HDコレクション」が発売。
※本記事ではPS4版のレビューをしていきます。
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- 戦闘中心の3Dアクションゲーム。
- ダンテとルシアの2人が主人公。
- 前作から様々な新アクションが追加された。
初リリース日 | 2003年1月30日 |
対応ハード | PS2/PS3/Xbox 360/PS4/Xbox One/Switch |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
推定クリア時間 | 6~10時間 |
売上 | 初週30.9万本/累計41.7万本 |
発売元 | カプコン |
目次
良いところ
簡単に発動できる回避アクション
ヤッ!
ホッ!
このように本作は回避アクションが簡単に出来ます。
前作ではR1ボタンを押しながら△ボタンを押してスティックを側面に倒さないといけませんでした。
ところが本作の場合、○ボタンを押すだけで発動するんです!
おかげで敵の攻撃を華麗に回避することができるようになりました!
このような改良によってスタイリッシュアクションの名に相応しくなったと思います。
マイルドになったゲームバランス
前作はかなり凶悪なゲームバランスでした。
イエローオーブがない状態で体力が0になるとセーブポイントからやり直さないといけませんでしたからね。
下手をすると30分近くも前のところから再開しなければならず、プレイヤーの心をへし折ってきます。
一方、今作では体力が0になっても直前から再開できるようになりました!
しかもイエローオーブを持っていると体力が0になってもすぐその場から再開することができるようになり、快適性が飛躍的に増しています。
さすがに前作のバランス調整は時代錯誤に感じてしまったかw
このように本作はゲームバランスがマイルドになっているので、固定カメラでも一部を除いてさほど気になりませんでした。
攻撃ボタンを押すと自動で敵の方を向いてくれますし、前述の回避アクションを組み合わせることで片手でもある程度は戦えますw
ダブル主人公のシステムを採用!
今作は2人の主人公が存在します。
1人は前作でお馴染みのダンテで、もう1人は新キャラクターのルシア。
本作ではこの2人の視点から物語が展開されます。
ポイントなのが、それぞれの視点からプレイできるようになっていること。
本作では魔界の復活を望むアリウスの計画を阻止することが目的になります。
それをダンテとルシアの2手に分かれて行うんですが、それぞれ異なる物語が展開されるんです!
時にはダンテとルシアが合流することもあるので、両サイドをプレイすることで物語の深みが増すようになっているんですね。
コンボが簡単に決まるルシアのアクション!
今作で操作できるルシアは短刀を使ったアクションが素晴らしかった!
彼女は短刀の二刀流を主な武器としていて、攻撃ボタンを押すとコンボがガンガン決まります。
ダンテのアクションがモッサリになったのもありますが、彼女を初めて操作出来た時は感激してしまいましたw
こんなにもサクサクとコンボが決まるなんて!?
それと、ストーリーはルシアサイドの方が見どころがありました。
彼女の隠された秘密とは一体!?
惜しいところ
遠距離攻撃と近距離攻撃のバランスが崩れた
今作は全体的に遠距離攻撃が強く感じます。
特に魔人化時の火力が高くなった関係でダメージが通る通る!w
おかげで近距離攻撃をする必然性が薄れてしまい、一部のボス戦はほぼ遠距離攻撃メインで戦ってしまいましたw
問題なのが、遠距離攻撃は無限に行えるうえオートロックオン機能によってほぼ確実に命中すること。
そのため延々と銃を撃ちながら辺りをウロウロするだけで良いので駆け引きをほとんど楽しめないんです。
弾薬に制限があってオートロックオン機能がなければTPSとして楽しめたんですけどね。
まあ、そうなると「バイオハザード」に戻ってしまいますがw
全体的に地味
全体的に本作は地味に感じました。
まず気になったのが、無個性なマップデザイン。
前作はリニアな形で館を探索出来たので印象に残ったんですが、今作では奥へ奥へと進んでいくので印象に残りませんでした(その分ロケーションは多いですが)。
また、明らかに前作よりも敵の攻撃頻度が減っており、ヒット&アウェイの駆け引きを味わいにくく感じます。
極め付けは地味な効果音!
効果音は全体的にメリハリがなく(特にルキアのアクション)、地味な世界観やストーリーと相まって洋ゲーをプレイしているかのようです。
難ありのアクション性
全体的にアクション性は難ありだと思いました。
まず気になったのが、ダンテのモッサリアクション。
今作でもボタンを連打することで攻撃が連続で決まるんですが、動きがモッサリしているうえに過剰なヒット&ストップによってサクサク決まらないんです。
さらに困ったのが、新アクションのウォールハイク。
壁に向かって回避ボタンを押すと壁を駆け上がってその後に自動でジャンプするんですが、これを崖の前でやると高確率で奈落の底へ「ドボン」するんです!w
勝手に壁を駆け上がるのは百歩譲るとして、その後にジャンプしないでよ~!
低ボリュームのうえに内容が重複
全体的にボリュームが少なく感じました。
物量的には前作と大差ないんですが、サクサク進める関係でダンテ編をクリアするまでのプレイタイムは3時間程度だったんです。
もう一方のルシア編にしてもダンテ編よりも短いうえに大半のマップが重複しているので新鮮味に欠けました。
PS2版はダンテ編とルシア編を別のディスクに分けて2枚組で売り出していたようですが、わざわざ2枚に分けなくても・・・。
全体のまとめ
古臭いゲームバランスだった前作から様々なメスを入れた作品。
しかし、その多くが「デビル メイ クライ」の個性を潰すもので、今度は当たり障りのないバトルアクションゲームになってしまった印象です。
悪くはありませんが、本作が発売された2003年の時点でこれよりも面白い3Dアクションゲームはいくらでもあるように感じます。
あえておすすめするなら「デビル メイ クライ」初心者でしょうか。
面白いのかどうかはともかく、クリアだけなら比較的簡単ですからね。
デコボコをなくしたことで八方美人になってしまった初心者向けのDMC!
こんな人には特におススメ。
・アクションゲーム初心者。
こんな人にはおススメできない。
・硬派なアクションを楽しみたい人。
デビル メイ クライ2/お気に入り度【45/100%】
プレイした時間・・・約6時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
実は初めて遊んだDMCだったりします。当時は厨二全盛期だったので、吸血鬼っぽいダンテは前作よりカッコよく感じたっけなぁ。
まぁ、DMCらしさで言えばある意味名倉以上に最下位でしょうけど…遠距離メインの戦い方は、3のGSあたりで上手く埋めてくれたと思います。
そうでしたか!?
中二全盛期になると、本作のようなタイプのゲームに憧れる年頃ですもんねw
DMCの遠距離攻撃ってアシストが強すぎて味気なく感じます。なので、今作以降のバランスがベストですね~!
真魔神が爽快が無い。
-114514点
あれ使えばバグで真空派連発できて楽しいよ。
アドバイスどうもです!
どうやらプログラム上のミスがあるようですねw
前作や最新作の5がとっつき辛いと思った分、このDMC2ならやってみたいかも。
サクサク進む上に女主人公のルキア登場などちょっといいな〜と思ってしまいました。
それにしても2で難易度が全体的に低下するって稀有なパターンですねwww
次回の3ではこのバランス調整が課題になっていくのか?
ちなみにはじめの3行説明文の使用できるキャラがダンテ×ダンテになってますよwww
お疲れ様です?
このゲームでしたら比較的サクサク楽しめると思います。
まあ、楽しいのかどうかはまた別ですけどねw
やっぱり元が2003年のゲームなので昨今のアクションゲームと比べたら見劣りしてしまいますから(^_^;)
説明文は訂正しました。すみません(汗)
デビルメイクライは3までプレイしたんですが、一番やりこんだのが2だったりします。
1と比べると簡単でしたが、そこが良かったのかもしれません。
1はハード過ぎましたもんね~
シリーズの入り口としては当時プレイする分には悪くなかったかも。
「酷評聞いてからプレイしたらそうでもなかった」の代表みたいなゲームですね。
レバーの入力タイミングで派生するコンボとか長押しで連射出来る銃とか光るところはあったし、迷いにくくなったマップという明確な改善点もあるのに次回作で丸ごと無かったことにされたのが残念です。
まあ銃しか届かないボスとかは論外ですが。。
普通なだけで悪いゲームではないですもんね。
確かに今作で良かったと思う部分は次回作でなかったコトにされている感が強いです・・・
このゲーム、ものすごい不満だったな・・・
続編のゲームやってガッカリしたのがこれが初めてだったんすよねぇ懐かしい
ただイカしたBGMやボス敵の悪魔らしい禍々しいデザインとかダンテの見た目や真魔人とか
所々に光る部分があっただけに印象に残るんですよねぇこれが凡ゲーなら即座に忘れてやるところでしたよ
前作が好きだった方にとって今作は色々とコレジャナイ感じですもんね。
ぼくはこの手の禍々しいデザインに慣れていたので印象には残らなかったんですが、リアルタイムでプレイしていたら変わっていたかも?