マリオパーティDS/DS
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
「携帯機で遊べる『マリオパーティ』でおすすめのタイトルは何になるのか?」
ぼくは、今回レビューするDS「マリオパーティDS」を挙げたいですね。
本作は2007年11月に発売されたパーティゲームで、国内だけで200万本以上を売り上げる大ヒットとなりました。
大ヒットしたのはDSが普及していたというのもありますが、ゲーム自体の完成度が高いのも大きいと思っています。
過去作の良いところを携帯機に上手く落とし込んでいるというか、最大公約数的な内容で、プレイして「これは売れるわ!」と思いました。
マップの数が少なかったり、やや大味なところはありますが、携帯機で気軽に「マリオパーティ」を楽しむ分にはおすすめです。
ここからはそんなDS「マリオパーティDS」の良いと思った点から語っていきます。
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- マリオファミリーが活躍するパーティゲーム。
- 5種類のボードマップでスゴロクを楽しめる。
- 70種類以上のミニゲームも収録。
初リリース日 | 2007年11月8日 |
対応ハード | DS |
ジャンル | パーティ |
売上 | 初週23.5万本/累計210万本 |
推定クリア時間 | 5~6時間(ストーリークリア) |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
本格的なマリオパーティを携帯機で遊べる!
本作で特筆したいのが、本格的な「マリオパーティ」を携帯機に落とし込んでいることです。
「マリオパーティ」はスゴロクとミニゲームを交互に楽しむパーティゲームで、戦略性やアクション性が程よく融合した点などが特徴となっています。
1998年に1作目が発売されて以来、毎年のように新作が発売され、N64やGCの定番タイトルとなりました。
本作ではそんな「マリオパーティ」の良さを潰すことなく携帯機のゲームとして成立させています。
グラフィックは3Dポリゴンによる立体的な表現を採用。
キャラクターモデルこそはN64版をやや上回るローポリですが、スゴロクのマップはGC版のように高低差があるので、視覚的な楽しさを持たせています。
ルールも据え置き版を踏襲したものとなっていて、
- 順番にサイコロを振っていく点
- スゴロクのマップが入り組んでいる点
- マップ毎に専用のギミックが存在する点
- サイコロを振る前にアイテムを使える点
- 決闘ミニゲームが存在する点
など、抑えるべきところは抑えている印象で、違和感なく楽しむことができました。
据え置き版と遜色のないクオリティの「マリオパーティ」をいつでもどこでも遊べるとは嬉しいですね!
しかも1つのDSカードで最大4人対戦が楽しめるのですから、携帯機のパーティゲームとしては非常に優秀です。
テンポ良く遊べる
本作は据え置き版と比べてテンポが良くなっています。
スゴロクでは順番にサイコロを振っていく関係上、CPUの出番になると退屈になりがちなんですけどね。
演出が簡素なのでサクサク進みますし、CPU同士がミニゲームを行う場合はスキップしてくれるので、すぐに自分の出番が回ってきます。
また、ストーリーモードでは1回のプレイが10ターンに設定されているので、据え置き版と比べて半分以下の時間で終わるようになりました。
携帯機はスキマ時間に遊ぶことが多いだけに、この気配りは嬉しいですね!
DSの機能を活かした遊び
ニンテンドーDSには様々な機能が搭載されています。
2画面、タッチスクリーン、マイク etc…
本作ではそんなDSの機能を活かした遊びが多数盛り込まれています。
特に活かしていると思ったのが2画面です。
スゴロクでは上画面にマップが常に表示されているので視認性が良いですし、ミニゲームでは2つの画面を繋げることで表現の幅が増えているように感じます。
でも、本体の機能を活かしすぎると押し付けがましいものになってしまい、めんどくさく感じることがありますよね?
本作の場合、めんどくさくない、ギリギリのラインに留めている印象で、良い落とし所に感じます。
嫌われやすいマイクを使ったミニゲームもOFFにすることができるので、DSの機能を活かしている点はプラスに働いている印象です。
1人用のやり込み要素が充実
本作は1人でも楽しめるやり込み要素が充実しています。
5つのボードマップを冒険していくストーリーモード、5種類以上のパズルゲームを遊べるパズルモード。
5体のボスを倒すまでの時間を競うボスタイムアタック。
さらに各モードをやり込むことでマリパポイントが貯まっていき、ポイントに応じてギャラリーで閲覧できる3Dモデルが手に入ります。
中には条件を満たさないと手に入らない3Dモデルも存在するので、コンプリートを目指そうと思ったら大変です。
個人的に好きなのがパズルモードです。
パズルモードでは歴代シリーズに収録されていた5種類以上のパズルゲームを楽しめるんですが、どれも中毒性が高いんですよ。
ルールも同じ色のブロックを揃えるものばかりでわかりやすく、空いた時間にプレイしたくなります。
携帯機との相性が抜群なので、「面白いモードを入れてきたな~」と思いました。
タイトル | 出典 |
ドッスンパズル | N64「マリオパーティ3」 |
ボムヘイパズル | GC「マリオパーティ4」 |
ピースをうばえ! | GC「マリオパーティ5」 |
つなげてブロック | GC「マリオパーティ6」 |
かいてんパネル | GC「マリオパーティ7」 |
さんかくパズル | 新作(ストーリークリア後に解禁) |
惜しいところ
マップの数が少ない
スゴロクのマップは5種類しかありません。
過去作では隠しマップを含めて6種類以上用意するのが基本だったので、ちょっと少なく感じました。
また、マップもやや小さめで、アイテムを使えば1ターンで1周できてしまいます。
本作は携帯機のゲームでありながらも据え置き版と遜色のないクオリティとなっていますが、さすがに容量不足だったのでしょうか?
スゴロクのマップに関しては据え置き版ほどのボリュームを出せなかったようです。
大味なゲームバランス
ゲームバランスは大味に感じます。
大きな要因となっているのが、スターの入手難易度が低いことです。
スゴロクの勝敗はゲーム終了までに入手したスターの数で決まるんですが、本作では簡単に入手できるので、インフレ化しやすくなっています。
なぜ、簡単に入手できるのでしょうか?
要因としては、
- マップが狭く、アイテムを使えば1ターンで1周できる
- アイテムの価格が安い
- 大量のコインを入手できる機会が多い
の3点があります。
その気になれば5枚以上のスターを獲得した状態で終えることができるので、ちょっと大味に感じました。
10ターンでプレイしてこれですから、20ターン。30ターンでプレイすると飽きてしまうかも。
マリオパーティDSのレビューまとめ
「携帯機でみんなと『マリオパーティ』を遊びたい!」
そんなユーザーのニーズに応えた良作で、大ヒットするのも納得できる水準に達しています。
DSカードが1枚あれば対戦プレイを楽しめるので、周りでDSを持っている友達がいたら持っておくと嬉しい一本です。
本格的なマリパを携帯機に上手く落とし込んだ良作!
こんな人には特におススメ。
・パーティゲーム好き。
こんな人にはおススメできない。
・大味なバランスが苦手な人。
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