2016/04/26/12:00 | ゲームレビュー

スターフォックス ガード【レビュー・評価】Wii Uならではのタワーディフェンス!しかし、中毒性は低めで古臭い

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スターフォックス ガード

2016年4月に発売されたWii U向けダウンロードタイトルです。
価格は約1,600円。「スターフォックス ゼロ」とのダブルパックも発売中。
今回の記事では本作のレビューをしていきます。

▼Wii Uならではのタワーディフェンス!

WiiU_screenshot_TV_01BEB

本作の目的は、レアメタル発掘基地を守ること!
特定の敵が1体でもコア部分に近づいて攻撃されたらゲームオーバーになってしまいます。
言ってしまえばタワーディフェンスゲーム!
この手のゲームはスマートフォンゲームでも腐るほど出ているので珍しくもなんともありませんが、
本作の場合、Wii Uゲームパッドのタッチスクリーンと2画面が良い塩梅になっているんですよー!

WiiU_screenshot_TV_01BEB
WiiU_screenshot_GamePad_01BEB

テレビ画面には12個の監視カメラによるスクリーンが。
ゲームパッドの画面には全体マップが表示されています。
どちらの画面も一長一短あるので、防衛するには交互に見ないといけないんですよね。

監視カメラは12個ありますが、いずれも視界が狭く、瞬時に敵の位置を把握出来ません。
じゃあ全体マップだけを見たら良いのかと言われるとそうではなく、
基地の外までは表示してくれないのでピンチの時にしか役立ちません。

攻撃は12個ある監視カメラから可能。
本編の「スターフォックス」感覚で敵にビームをお見舞いする事が出来ます。
そこそこ爽快で、2つの画面を交互に見て操作する
カメラを切り替える忙しさと相まってなかなか楽しいです。
基本はタワーディフェンスですが、Wii Uだからこそ実現出来た「忙しくて楽しい」を生み出しています。

▼様々な敵やギミック!

WiiU_screenshot_TV_01BEB

本作には全部で100ものステージが存在します。
これだけあると差別化を持たせにくいんですが、25種類以上の敵。
ステージによって異なるギミック。ルールによって上手く差別化していました!

敵の種類が25以上といいますが、単に見た目を変えただけじゃないんですよ。
敵によってはカメラを妨害したり、移動スピードが速かったり、
盾を持ちながら接近してきたりして、操作するカメラを切り替えて戦う必然性を生み出しています。
ステージのギミックも面白いですね。敵の移動が変則的になるツルツル滑る床。
実質、バリケードになるトンネルなど、カメラの位置によっては不利になってしまうギミックが目立ちます。

それ以外にも耐久力の高いボスキャラクター。
踏むと敵が有利になるスイッチ。弾薬の制限が存在するステージなど、
やっている事は同じなのに様々なアクセントを加えて飽きさせないように工夫しています。

▼自分でステージを作成する事も!?アンロックシステムも存在!

WiiU_screenshot_TV_01BEB

本作はオンライン上に自作ステージを公開する事も出来ます。
作り方は簡単。どのタイミングで、どのカメラの位置に、どんな敵を配置するか。これだけです。
他のプレイヤーが作ったステージを連続でクリアしていくモードも存在して、
気軽にオンラインを楽しむ事が出来ます。

それ以外にはレベルアップによるアンロックシステムを用意。
とにかく色んなステージをプレイしてクリアする事でレベルが上がっていき、
エクストラステージなどがアンロックされていきます。
最初の方は特に意識することはなく、適当にプレイして行けば良いでしょうね。

▼スターフォックスネタもちょっとだけ存在

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「スターフォックス」のスピンオフという事で、同シリーズのネタも少しだけ存在します。
舞台となる惑星はシリーズではお馴染みのところですし、
Wii U「スターフォックス ゼロ」に登場するスリッピーがフルボイスで色々喋ってくれました!

当初は完全オリジナル作品でしたが、
後付けの割にはちゃんと「スターフォックス」のスピンオフになっています。
ちなみにWii U「スターフォックス ゼロ」のメニュー画面から本作の体験版をダウンロードする事も可能。
ダブルパックを購入されなかった方は試しにプレイするのも良いでしょう。

▼成長要素が弱く、中毒性は低め

WiiU_screenshot_GamePad_01BEB

このように面白い試みが満載ですが、中毒性は低く感じました。
僕は面白いゲームだとぶっ続けでプレイするけど、
本作は長くても1時間程度で止めてしまうんですよね。

確かに1ステージプレイする分には面白いんですが、
10ステージ連続でプレイしたら「もういいか」となってしまう。
そう感じてしまう要因としては、成長要素の弱さがあると思います。

あまり好きなやり方ではありませんが、カメラに成長要素や装備の概念(※)を加えたり、
ハック&スラッシュ要素を加えたらつい「もう1ステージ!もう1ステージ!」となると思うんですよ。
本作の場合はそれが弱く、強みとなるギミックにしてもルール自体が変わらないため
先のステージ見たさでプレイする動機にはなりにくく、それが中毒性の低さに繋がっています。
※装備の概念は存在するものの、超シンプルで味付けとしては弱い。

この辺りは純正任天堂タイトルの弱点が出てしまいましたねぇ。
本流の任天堂はギミックを作り出すのは上手いものの、
中毒性を高めるシステムを生み出すのはあまり上手くないんですよね。

代表的な「スーパーマリオ」、「ゼルダの伝説」にしても
2016年の今となってはゲームシステムが優れているというよりも
ギミックや操作感覚が優れているからこそ楽しんでいるところが強いですから。
身も蓋もない話ですが、タワーディフェンス系は純正任天堂だと強さを見せにくいジャンルだと思います。
この手のジャンルは凝ったシステムで中毒性を高めていくタイプですからねぇ。


Wii Uのデバイスを有効に活用したシステムは感心してしまいました。
まだゲームパッドにこんな使い方があったとは!?
確かにこれはテレビ画面とゲームパッドの画面が離れているからこそ実現出来た面白さだと思います。
しかし、この手のジャンルでは重要な成長要素が弱く、どこか古臭さを感じてしまう。
Wii Uならではのタワーディフェンス!しかし、中毒性は低めで古臭い。

こんな人には特におススメ。
・Wii Uならではのゲームを求めている人。

こんな人にはおススメできない。
・凝ったタワーディフェンスを求める人。

スターフォックス ガード/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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