

バトルフィールド ハードライン (価格改訂版)/Xbox One
2015年3月に発売された「バトルフィールド ハードライン」を今回はレビューします。「バトルフィールド ハードライン」は人気FPS「バトルフィールド」シリーズのスピンオフ作品です。開発は「デッドスペース」シリーズを手掛けたヴィセラルゲームズ。対応ハードはPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360。
目次
良いところ
海外ドラマを体感できる
キャンペーンモードでは、警察と犯罪者の戦いを海外ドラマ風に描いていました!「デッドスペース」シリーズを手掛けたヴィセラルゲームズが手掛けているだけあってこれまでの作品とは違って大きく毛色が異なっていて、ストーリー、キャラクター、演出が過去作から大きくパワーアップしています。
特に印象的だったのが、演出面です。ゲーム終了時には次回予告。ゲーム開始時にはあらすじが海外ドラマ風に挿入されて、気分を書き立ててくれます。オープニングシーンも用意されていますし、キャンペーンモードだけで1つのゲームとして売り出しても良いくらい。
ボリュームに関してはいつも通り腹6分目ですが、短いプレイの間に普通のドンパチだけではなく、ステルスアクション、カーチェイス、探索、戦車バトル、脱走など、非常に多くのギミックが盛り込まれていて最後まで飽きずにプレイ出来ます。一人称視点で展開されるカーチェイスのシーンはかなりの迫力なので、「アンチャーテッド」シリーズなどが好きな人にはぜひ見てもらいたいくらいです。
ステルスアクションが楽しい
今回のキャンペーンモードでは、ステルスアクションが重視されていました。「ファークライ」シリーズのように石を投げて敵の気をそらせますし、手錠を使って捕まえることも出来ます。
もちろん、銃を使っての皆殺しプレイも出来ますが、ステルスアクションをするほど刑事ランクが上がって強い武器がアンロックされるため必然性がありますし、攻略の自由度が上がっていると思いました。
バトルフィールドならではのマルチプレイ
「バトルフィールド」といえばマルチプレイモード!もちろん、本作にも収録されています。相変わらずマップは広大ですが、大人数でのバトルはフレンドと一緒だと特に楽しく、ボイスチャットを使っての意思疎通が盛り上がります!
「A地点に行こう!」、「いや、C地点だよ!」、「B地点はどう?」
こんな感じで意思疎通をしつつ、敵を倒していくのが最高に楽しい。今作では警察と犯罪者の戦いを描いているため、それぞれの立場になった気分を味わえます。パトカーに乗ってのドンパチはこれまでの「バトルフィールド」シリーズでは味わえなかったので新鮮です。
前作の「バトルフィールド4」で良かった部分は基本的には踏襲。プレイの進行に合わせてマップが変化したり、機種によっては最大64人での対戦が楽しめます。スピンオフタイトルだからこそできるルールも追加。現金輸送車を襲ったり、逆に警護したり、人質を助けるルールだってあります。もちろん、いつものコンクエストやチームデスマッチも収録。
惜しいところ
キャンペーンモードの序盤は大暴れしにくい
ゲーム序盤は刑事ランクが低く、強い武器を使う事は出来ません。そのためステルスプレイが推奨されていて、大暴れしたい人は物足りなさを感じてしまいます。「バトルフィールド」と言えば戦車に乗って豪快に建物を破壊する側面が強いだけに、このシリーズでステルスアクション推奨のプレイは違和感がありました。
肩すかしなラストシーン
キャンペーンモードは確かにこれまでよりも力が入っています。しかし、ラストのシーンは肩すかしでした。解釈次第かもしれませんが、ストーリー面でも尻切れトンボな印象は強く、キャンペーンモードを単品でフルプライス販売するにはまだ無理がある感じです。せいぜい、ミドルプライスでしょうね。
全体のまとめ
「バトルフィールド」の新たな一面を見せてくれた意欲作。「これがバトルフィールドなの?」と言える部分はありますが、全体的な完成度は高く、特にアクション映画の主人公を体感したい場合は意外とおススメの作品だったりします。
こんな人には特におススメ。
・海外ドラマ好き。
・アクション映画好き。
こんな人にはおススメできない。
・大暴れするキャンペーンモードをやりたい人。
バトルフィールド ハードライン/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約15時間
やっぱり見れば見るほど車のシーンはニードフォースピードに見えますw
ステルスプレイとは、他のゲームでもしてる気分になりそうですね。
昔のソフトですけどトゥルークライムっていうゲームを思い出しました。
このゲームは犯罪を犯した人を逮捕するか、抵抗する者に限っては
やむを得ず殺すことも可能なゲームですね。
ただ、ヘッドショットとか降伏している人を殺すとモラルが下がっていくってやつでしたね。
モラルが下がりすぎると警察に追われることになりますね。
GTAの警察版とでもいうべき存在でしたね。
スリーピングドックスはこのトゥルークライムの販売権利を
アクティビジョンからスクエアが買ったとか。
ただ版権は買ってなかったから題名を変更したらしいですね。
あまり関係ない話ですみません。