牧場物語2/N64
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は1999年2月に発売されたN64「牧場物語2」のレビューをしていきます。
本作はぼくが初めてプレイした「牧場物語」シリーズなんですが、当初の印象とは異なるゲームでした。
てっきり、ぼくは牧場経営が主体のゲームだと思っていたんですよ。
確かに牧場経営が大きな要素ではあるんですが、実は他にも色んなことができます。
魚釣りを楽しんだり、鉱山で採掘を楽しんだり、街で恋愛をしたり・・・。
RPGや恋愛ゲーム的な要素も含まれているので、幕の内弁当のように何でもありなゲームだったりします。
当時はそれが新鮮で、次第にぼくはその何でもありなゲーム内容の虜になっていきました。
ここからはそんなN64「牧場物語2」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- 牧場を運営していくシミュレーションゲーム。
- 作物を栽培したり家畜を飼うことができる。
- 街で恋愛を楽しんだり山奥の鉱山で採掘を楽しむこともできる。
初リリース日 | 1999年2月5日 |
対応ハード | N64 |
ジャンル | シミュレーション |
売上 | 初週2.8万本/累計9.3万本 |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
発売元 | ビクターインタラクティブソフトウエア |
目次
良いところ
自由度が高いゲームデザイン
主人公は牧場主となり、牧場を運営していくことになります。
こうして聞くと牧場での作業に追われるゲームに感じるかも知れません。
ぼくも最初はそう思っていたんですが、実は色んなことができたりします。
村の人と交流を楽しんだり、彼女を作ったり、釣りを楽しんだり。
また、アルバイトをしたり、村で定期的に開催されるイベントを楽しむなんて要素も存在します。
当時は色んなジャンルの要素をミックスさせたゲームが少なかったので、本作をプレイした時は
といった感じで衝撃を受けました!
↑こちらは本作の全体マップです。
牧場以外にも行ける場所が多く、まるでRPGのワールドマップみたいですよね?
実はぼくが本作を購入した最大の理由が全体マップをゲーム雑誌で見かけたことだったりしますw
牧場経営が主体のゲームなのに、まるで冒険ができそうなワールドマップのデザインに惹かれたんですよね。
実際、本作はRPGっぽい部分が多く、
- 道具は使い続けるとレベルアップする
- 体力を増加させるアイテムが存在する
- 精霊や女神様が登場する
- 鉱山で採掘ができる
なんて要素が存在します。
ジャンル的にはシミュレーションではありますが、RPG要素のおかげでワクワク感が増している印象です。
ちなみに本作が発売されてから7年後には「ルーンファクトリー」という派生作品が誕生しました。
こちらは戦闘の要素を加えた作品になるので、本作のRPG要素が好きな人は必見です!
魅力的なキャラクター
牧場の近くにある「花の芽町」には様々なキャラクターが生活しています。
特徴的なのが、1日1回会話をする毎に好感度が上がっていくことです。
好感度が上がっていくとイベントが発生したり、普段の会話内容が変化していくので、意外な一面が見えたりします。
当時はそれが新鮮で、色んなキャラクターと仲良くするようにしていました。
特に印象的だったのが、結婚候補のカレンちゃんです。
彼女は今でいうツンデレキャラで、最初は主人公に冷たく当たっていきます。
ですが、粘り強く交流を続けることで徐々に心を開いていくので、ガチ恋しちゃいましたw
彼女を取り巻く環境(両親との確執)にもドラマ性があり、妙な魅力を感じます。
結婚候補としてはそれ以外にも4人いますが、ぼくはカレンちゃんしか眼中にないですw
ちなみに結婚をすると一緒に生活できるだけではなく、赤ちゃんが誕生することもあります。
牧場運営が主体のゲームなのに恋愛要素にも力を入れてくるとは、当時は感心したものです。
地味に楽しい農業
ここまで牧場以外の要素に触れていきましたが、肝心の牧場運営も地味に楽しかったりします。
作物を栽培して出荷をする。
家畜の世話をしてミルクや卵を出荷する。岩や雑草の処理をする。
どれも面倒ではありますが、コツコツ真面目に積み重ねてお金を稼ぐのが快感で、家事やバイトをするのに通ずる楽しさがあります。
そんな農業の癒やしとなるのが家畜です。
家畜としては牛や羊、ニワトリを飼えるんですが、みんな可愛いんですよ。
特に可愛いのが牛さんです。
本作に登場する牛さんはふっくらしているので、世話をしている時、放牧している時は癒やされるんですよね。
おまけに機嫌が良い時はニコニコするので、愛着を持ってしまいます。
リプレイ性が高い
本作のエンディングは複数用意されており、隠しパラメーターである幸せ指数の数で決まるようになっています。
また、1回のプレイで彼女にできるのは1人だけになるので、1周プレイで全てを極めることはできません。
そのためリプレイ性が高く、イベント見たさに何度もプレイしてしまいました。
1周クリアだけでも20時間以上掛かるので、気軽に周回プレイはできませんけどねw
惜しいところ
作業的に感じてしまうことがある
ある程度プレイしていると1日の生活がルーチンワーク化して作業に感じてしまうことがあります。
朝、起きたら作物の水やり、家畜の世話、出荷。
昼になったら気になる人と片っ端から会話。
夕方になったら山へ出かけて資材を調達・出荷してお金稼ぎ。
良いエンディングを目指そうとする場合、このような生活になりがちなので、単調に感じることがありました。
この作業感こそが「牧場物語」だと思いますし、飽きないよう定期的にイベントが発生するように作られていますが、それでも辛い時がありますね・・・。
ぼくの場合、ツンデレキャラのカレンちゃんとの交流とふっくらした牛さんの世話をモチベーションにしていましたw
もう少し快適にしてほしい
前述の通り本作は作業的な面が強いので、もう少しユーザーインターフェースを快適にしてほしかったです。
例えば手に持っている道具を入れ替える場合、いちいちポーズメニューを開かないといけません。
また、作物は1個1個出荷しなければならず、その度にポーズメニューを開く必要があります。
ポーズメニューを開く時には僅かな待ち時間が発生するので、何百回も繰り返しているとボディーブローの効いてくるんですよ。
特に牧場が大きくなってくると1日に何十個もの作物や卵、ミルクを出荷する必要があるので、何度ポーズメニューを開いたことかw
バグが多い
色んな要素を詰め込んだゲームなので、デバックが大変だったのでしょうか?
同時期に発売されたN64ソフトと比べて不具合が目立っています。
例えばストーリー的に場違いなキャラクターがフィールドに立っていたり(しかも話をかけられない)。
幸いにも進行不能になるほど酷いバグには遭遇しませんでしたが、少し印象が悪くなりました。
あと、これはバグでは無いのですが、家に近づくと屋根のポリゴン欠けが高確率で発生します。
ポリゴン欠けは見栄えが悪いので、もう少しカメラを引いた状態にできたら良いと思いました。
プレイしていたら真っ先にわかることなのに、開発者は気が付かなかったのでしょうか?w
牧場物語2のレビューまとめ
牧場経営以外にも色んなジャンルの要素を盛り込んだ幕の内弁当のような作品。
「牧場物語」シリーズは数多く発売になっていますが、ぼくはこの作品が一番好きです。
初めてプレイした「牧場物語」シリーズなのもありますし、ゲームバランスとか、雰囲気とか、ひとことでは表せない魅力があるんですよね。
単調ではありますが、発売当時はイベント見たさに何周もプレイしていました。
RPGや恋愛ゲーム的な楽しみ方もできる幕の内弁当!
こんな人には特におススメ。
・コツコツと作業をするのが好きな人。
こんな人にはおススメできない。
・作業ゲーが苦手な人。
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
2Dの牧場物語は面白いですね
牧場物語の中でも未だにハーベストムーンが大好きです
カレンか病院のエレン?で迷いながらもプレイ傾向からピンク髪の好感度ばかりがあがっていくのが懐かしい
3Dの牧場物語シリーズはWii版は(ヒロイン的にも)なかなかでしたがもっさりしててやる気がもたないです
アイテム切り替えはPSPのハーベストムーンだとR+□・△だかで持っている農具・作物を切り替えられるので、朝の仕事する順番に合わせて農具をセットしておいたりすることで改善してますよ
私も牧場物語シリーズをしてきましたが、
この牧場物語2が1番ゲームとして楽しかったです(=⌒▽⌒=)
なつかしい!
大好きなシリーズの一つです!
自分はフーンファクトリーより普通のぼくもののほうが数倍好きですね
友だちとパーセントのランキングを競って楽しんでいました笑
もらったレシピを読んで実際に家で料理を作ってみたのもいい思い出です。
>紙屋さん
牧場物語ファンの間では、
2とハーベストムーンの2強となっていますよねw
同じ作業を繰り返すゲームなので、
テンポが悪いとやる気になれません。
あ、PSP版は改善されていたのか。
まあ、ここまでシリーズを積み重ねているからには
さらに快適になって行きますよねw
>おとあんさん
2は未だに根強い人気ですよね。
このゲームはバランスが本当に良い!
>TAKUMI∞(つなマヨ)さん
新作が発売される事を記念して
懐かしいゲームをレビューしてみました!
僕はルーンファクトリーは未プレイなんですよ・・・。
4は挑戦してみたいと思っているんだけど。
>クイコンさん
レシピは集めていたけど、
実際に料理はしませんでした・・・。
でも、当時は現実世界で実用性のある
アイテムを集められるのは斬新だなと思っていたなぁ。
そう言えば僕も友達に貸して%のランキングを争っていましたw
結果は・・・負けました^^;