海外で人気のオープンワールド型ステルスアクションゲームシリーズの最新作、
PS4/Xbox One「アサシン クリード シンジケート」。
あれからプレイを続けて本作の内容が大体わかってきたので、
本記事ではセカンドインプレッションをしていきます。
今回も様々な新要素・アクションが追加されていますが、
一番大きな要素は馬車とジップラインだと思います。
舞台が近代のロンドンになった事で交通手段が多彩になり、
列車はもちろん、馬車を使っての移動も可能になりました。
当然、主人公も列車や馬車を使っての移動が可能になっていますが、
馬車の方は感覚的には現代社会の車に近く、
より「グランド・セフト・オート」シリーズのようなオープンワールドアクションに近づいたと思います。
同シリーズと同じくミッションではカーチェイスや輸送をする事もありますよ。
ジップラインはワイヤーロープを建物の高いところ引っかけ、
一気に屋根近くまで飛ぶという「アサシン クリード」シリーズではある意味禁断と言えるアクション。
このアクションが追加された事で地道に建物を登っていく必然性は薄れてしまいましたが、
素早く建物から建物へ飛び移っていくのは気持ち良く、
また、ジップライン中に飛び降りての攻撃もできるため、より立体的な戦いが可能になったと思いました。
多くのミッションではこれらの新要素が関わってきて、
従来のステルスアクションに新しい味付けが加わっています。
劇的に変わった!とまでは言えませんが、他の作品と区別を付けられる要素ではありますね。
「アサシン クリード」シリーズは毎回、成長要素が存在します。
多くの作品ではテクニックさえあればステータスを高めなくてもクリアできるバランスになっていますが、
前作の「ユニティ」では少し成長バランスがRPG寄りになっていて
テクニックはあってもある程度ステータス強化しないと苦戦するバランスになっていました。
今作でもそこは継承していてスキル、装備、味方といった
3つの成長要素をそれぞれ強化しなければ苦戦するバランスになっています。
過去作の場合、成長要素が緩すぎて寄り道して
ステータスを強化する必然性が薄かったので、このくらいのバランスが丁度良いですね。
各ミッションには推奨レベルが表示されるので、
敵との戦いで苦戦するようだったら寄り道をしてスキル、装備、味方の強化を行いましょう!
ストーリーは相変わらずの「アサシン クリード」節というか、あまり見所はありません。
ちゃんと日本語音声でドラマが展開されるのに端折っている感じがして感情移入がしにくいんですよね。
男女2人のアサシンが力を合わせて立ち向かっていくのは良いと思いましたが。
現代パートは今回もおまけ的な感じ。シリーズ初挑戦の方はよく分からないと思いますが、
ほとんどないに等しいので気にしなくても良いと思います。
前作の「ユニティ」はパフォーマンス周りの酷さや
コンパニオンアプリなど邪魔な要素によってあまり高く評価されていませんでした。
本作ではその辺りは徹底的に反省されていて、
パフォーマンスやバグに関してはだいぶ改善されています。
特に処理落ちはほとんど感じませんでした。
前作のように何千人もの住人が街を歩いていないのが大きいのでしょう。
ただ、バグは相変わらず遭遇してしまったなぁ。
メインミッションを進めたいのにフラグが発生しなくなって
リトライするハメになったりとか、姿の見えない敵が襲ってきたりしました。
コンパニオンアプリ、オンライン要素はすべて排除されているので
そこが気になった方は問題ありませんが、個人的に新要素で要らないと思ったものがあります。
それは、拉致です。本作ではターゲットを生きたまま基地の外へ連れ出して
目的地まで輸送するミッションが用意されているのですが、
敵に見つからず生きたままターゲットを外まで連れていくのって凄い面倒なんですよ。
「アサシン クリード」シリーズというのは
暗殺がメインのゲームだというのになぜこんな事をしないといけないのか。
拉致は終盤になればなるほど増えていくので、面倒な印象がどんどん高まってきます。
あと、馬車を使っての移動もお使い要素を増長させているところがあってあまり好きじゃない。
全体的には前作よりも遊びやすくなっているけど、ゲームとしては前作の方が好みだなぁ。
前作の「ユニティ」って色々叩かれがちですが、ステルスアクションとしての出来は結構良くて
多くのミッションでは広大なフィールド内で好きなところから潜入出来て手探り感があったのに
、今作ではそんなミッションがほとんどなくて面倒なものが増えているんですよね。
今作はネット上ではかなり高く評価されていますが、僕は「ユニティ」の方が好きだな。
今作では肉弾戦も用意されています。なんと女性主人公も戦う事が可能で、
ガタイの良い男達にたった一人で立ち向かって行くので壮観ですw
第一次世界大戦を舞台にしたサブミッションも存在。
このミッションのためだけに広大な専用フィールドを用意するところが海外ゲームならではですね。
敵が時々「お前はもう、死んでいる」と言いますが、これって・・・w
この人、「お・も・て・な・し」の人に似てるw
アサシン クリード シンジケート
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ロンドンを走り回るのは楽しいんですが、ステルスパートはやっぱり既視感というか、今まで同じことを何度もやってきたような感が否めないですね。
ブラックオプス3の方がまだそんな気分は薄かった気分。
馬車も…アクションとしてはブラックフラッグの海戦の方が圧倒的に楽しかったです。
まあ単純に比較出来ないけど。
ストーリーは気にしてはいけないと思ってる。気にとめないことは円滑に物事を進める秘訣。
でもジェイコブは良いキャラですね。姉貴とのやり取りは結構面白いです。
拉致は言われてみれば微妙な要素ですね…。
明らかに怪しい人物が味方と共に堂々と歩いてる様子を見て見ぬフリしてくれる敵達は人格者か何かか。
確かに暗殺者がターゲットを生かしてるってよく分からないかも。
でもそこら辺のガラの悪いお兄さん拉致って街を散歩するのは楽しい。
「俺たちもう親友だよな」の一言が衝撃的。
親友ってこんな簡単に作れるのか。今度試してみようかな。
冷静に考えたら同じようなことジャイアンがやってた気がする。
拉致はいつも気絶させて、周りの敵を掃除してから運んでますね。
わら山の中に隠しておけば見つかりませんし。
前作に比べると守りに入ってる印象がありますけど、ポイントはしっかり押さえてあるのでかなり面白いです。
シーズンパスも買ってしまいました。
シークエンス4をクリアしたあたりですけど、確かにパフォーマンス関連はよくなりましたね。ロープランチャーが便利すぎて、これからデフォでいれてほしいです。馬車の移動、楽しいじゃないですか。ま、これは個人の嗜好によりますが。
自分もゲーム的にはユニティのほうが面白いと思います。ユニティって基本的に高難易度でやりがいがありましたもんね。今回くらいのパフォーマンスがあれば名作として名を残したのになあ。
>きりんさん
アサシンクリードは敵の基地に潜入することが
核ともいえる要素なので、そこは良いと思うんですよ。
確かに今回はブラックフラッグのように
大きく変わるような味付けはありませんでしたけどね。
もう少し馬車や列車のシステムを磨いたら良かったかも。
拉致は今作限りにしてほしい。
この要素は僕にとって蛇足に感じてしまったので。
吹き替えの台詞はベタというかw
>「俺たちもう親友だよな」の一言が衝撃的。
このノリの軽さは欧米人ならではだと思いますw
>アサヒさん
>拉致はいつも気絶させて、周りの敵を掃除してから運んでますね。
攻略法としてはそちらの方が効率良いと思います。
個人的には毎回、全滅させるのが面倒なんですよね。
前作のように隠密行動してターゲットをすぐに倒せるミッションをもっとやりたかった。
>野菜みたさん
ロープランチャーの便利さを味わったらもう戻れませんね。
今後はどうするつもりなのだろうか?
馬車は最初こそ良かったけど、だんだん飽きてしまって。
ユニティの方がステルスアクションゲームらしかったと思います。
そこを評価されず、パフォーマンス周りばかりを悪く言われて不遇な作品です。
わざわざ、拉致なんてせずに その場でボコって情報聞きだすでも いい気がする ギャングでアサシンなんだし