
2001年12月にPS2で発売された大作3Dアクションゲームです。
読み方は「ジャック ン ダクスター」。開発しているのは「クラッシュバンディクー」シリーズや
「アンチャーテッド」シリーズ、「ラスト・オブ・アス」で知られるノーティドッグ。
この会社が作るゲームはどれも大好きなんですが、
実はPS2「ジャックXダクスター 旧世界の遺産」は未プレイだったんですよ。
それで先日格安で本作の中古を購入したので、ちょっとプレイしてみました。すると

僕は3Dの箱庭アクションゲーム、それもアイテムを集めて先に進んでいくタイプで
明るくてカラフルなゲームが好きだったりします。それが最近では一本道だったり、
リアルで殺伐だったりと、完全に理想的な作品は滅多になかったんですよね。
それだけにPS2「ジャックXダクスター 旧世界の遺産」は最高過ぎる!
しかもこのゲーム、実はオープンワールドマップを採用しているんですよ!
本作のマップはいくつかのエリアに分かれているんですが、
それまでの道を進んでいく時に、ロード時間が全く発生しないんです。

例えばN64で発売された「スーパーマリオ64」や「バンジョーとカズ―イの大冒険」では、
各ステージへ入る時に画面の切り替えが行われます(待ち時間はほぼありませんが)。

しかし、PS2「ジャックXダクスター 旧世界の遺産」の場合は
本当に画面切り替え無しでステージ1やステージ2に行けるから、
すべてのマップが繋がっている感があるんですよ!
何気にこれは凄く重要な事だったりします。だって繋がっているようだと
細切れ感が無くなって、冒険している感を味わえるじゃないですか!

グラフィックはオープンワールドと言う事もあって、PS2ソフトとしては並み程度かな。
ただ、フレームレートが60なのは凄いですね。起動時のロードも長くないですし、
この時代にここまでPS2のマシンパワーを引き出すとはさすがノーティドッグ!
各ステージの目標は、言ってしまえばアイテムを集める事。
崖の上や水の中、砂浜など様々な場所にあるアイテムを集めて行けば、基本的には先に進めます。
時には一定時間能力が強化されるアイテムで指定の場所まで走るなど
ちょっとした謎解きもありますが、全体的には割と簡素な作りですね。
その辺はもう少し凝っても良かった気がする。
アクションゲームとしての難易度はかなり高め。
2段ジャンプをする事前提のアスレチック。
3回当たっただけでミスになるシビアな仕様によって何回も死んで戻されました。
ただ、本作にはゲームオーバーが無く、チェックポイントも多いうえに
リトライにかかる時間も一瞬なので、ストレスは感じません。
それどころか悔しくなってついつい続けてしまう事が多く、上手い調整です。
プレイして気になったのは、相棒のダクスター!!!
こいつは酷いんですよ。だってジャックの体力が無くなって倒れても、
「ジャック、倒れたついでに足揉んでくれない?」とか
ノー天気な事を言って、緊張感が全くないんです。
あまりにも空気を読まないその態度にぶっ飛ばしたくなってしまった。
こんな酷い相棒、初めてみましたよー!
声優が「クレヨンしんちゃん」のマサオ君なのも、イライラに拍車をかけていますw

あと、BGMがちょっと寂しい気がします。せっかく見た目がカラフルで明るいのに、
BGMは環境音的な最近多い海外ゲームっぽいので、メリハリが無いんですよね。
もう少し楽しげなBGMが多かったら面白くなったと思うのに。
全体的には僕の箱庭3Dアクションゲーム欲を満たしてくれる内容で、
非常に満足しています。次回作から方向性が変わってしまったようだけど、
これだったら続編のPS2「ジャックXダクスター2」も買いたいなぁ。
プレイして思ったのは、やっぱりノーティドッグ最高!と言う事です。
▼おまけ
↑本作のプレイ動画を撮ってみました!
これを見て本作のマップがシームレスである事を実感してください。
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知らないゲームだったけどスクショ見て強く興味をそそられました!
よければしっかりとしたレビュー記事も書いてもらいたいです。
エリア切り替えがないのも地味に嬉しいですね