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【レビュー】FIA ヨーロピアン・トラックレーシングチャンピオンシップ [評価・感想] ビックリするほどリアリティを追求したシミュレーター!


FIA ヨーロピアン・トラックレーシングチャンピオンシップ/PS4 / Switch

おはっく~!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2019年10月に発売されたPS4/Switch「FIA ヨーロピアン・トラックレーシングチャンピオンシップ」のレビューをしていきます。

本作はトラックレーシング選手権を題材にしたシミュレーターですが、ビックリするくらいリアルです!

グラフィックからレースのルールまで徹底的にリアリティを追求していて、さすが30年以上の歴史を誇る「FIA 欧州トラックレーシング選手権」公式ゲームだけのことはあります。

ぼくはこの手のゲームに疎いので本作をプレイしてカルチャーショックを受けました!

ここからはそんなPS4/Switch「FIA ヨーロピアン・トラックレーシングチャンピオンシップ」の良いと思った点からまずは書いていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • トラックを運転してゴールを目指していく。
  • トラックの重量によってコーナーでは大きくスピードを落とす必要がある。
  • キャリアモードでは指定された以上の順位でレースに勝利しなければならない。
初リリース日 2019年10月31日
対応ハード PS4/Switch
ジャンル レース
推定クリア時間 15~25時間
発売元 3goo

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良いところ

トラック運転手の大変さが分かる!

本作で操作することになるトラックは5トンにも及びます。

トラックの中では小型の部類ですが、それでも普通の車と比べたら大変なことが本作をプレイしてよく分かりました。

まず面を食らったのが、コーナー走行時。

カーブを曲がる時はトラックの重量によって速度を落とさないといけません。

スピードを出したまま曲がろうとしたらさあ大変!

遠心力でコーナーから外れてしまい、悪路を走らなくてはなりませんから。

カーブを曲がる時にスピードを落とすのはリアル系のレースゲームでは常識ですが、本作の場合はさらにスピードを落とさなければなりません。

しかもブレーキを使用し過ぎた場合、オーバーヒートして効きが悪くなるんですよ。

そのため水タンクから水を噴射して冷却しなければならないんですが、使用出来る水には限りがあります。

どうでしょう?普通の車に慣れていたら面を喰らいますよね?

設定でMT(マニュアル)操作にすることも出来るので、そちらも合わせら運転が忙しいのなんのw

ライセンスモードで楽しみながらトラックの運転を学べる

ハッキリ言ってトラックの運転はめちゃくちゃ難しいです。

デフォルトではAT(オートマ)操作に設定されていますが、それでも難しく感じます。

そのためか本作はライセンスモードをクリアしないとメインのキャリアモードをプレイすることが出来ません。

ですが、ライセンスモードは楽しみながらトラックの操作を学べるので気に入りました。

ライセンスモードでは15の課題をクリアすることになるんですが、いずれもクリアするとゴールド・シルバー・ブロンズとランク付けされるんですよ。

それがゲームファンとしてはツボで、一度クリアしたとしてもゴールドランク目当てで何度もプレイしてしまうんです。

気になる課題の内容はブレーキや温度管理など様々。

10秒でクリア出来るものもあれば2分以上かかるものもあってマチマチです。

驚くほどリアリティを追求したドライバー選手権のレース

メインとなるキャリアモードではドライバー選手権を行いますが、驚くほどリアリティを追求しています。

レースゲームと言えば3周すればゴールになりますよね?

ところが本作の場合、コースによっては10周以上もしないといけないんです!

1周するのに2~3分掛かるので、完走するのに30分掛かります。

また、ドライバー選手権のルールは非常に厳格です。

一般的なレースゲームで許されたことは本作では許されません。

他のトラックに衝突する、コーナーをカットする、指定された速度を超過する。

なんてことをしたらペナルティが課せられてタイムが加算されてしまいますから。

また、与えられる水タンクは限られているので、考えて使わないと終盤にブレーキがオーバーヒートしてしまいます。

「ただでさえトラックの操作が大変だと言うのにここまでリアルにするとは!?」

ですが、本作は「FIA 欧州トラックレーシング選手権」公式ゲームです。

実在するレースを再現しているという意味ではむしろ利点に感じます。

厳格なルールによって前のトラックは簡単には追い越せないので、上手く追い越せた時は気持ち良いですよ~!

12台ものトラックが同じコースを走行する絵面は壮観ですぞ!

針の穴に糸を通す楽しさ

このように本作は非常に難しいゲームです。

「フォルツァモータースポーツ」シリーズのようなリワインド機能も無いので、コーナリングを失敗した時は致命傷を負ってしまいます。

正直なところ、最初は「なんだこの難しいゲームは!?」と発狂しましたよw

でも、トラックの操作感や厳格なルールに慣れてから1位を取れた時の達成感は相当なものでした。

確かにキツイところはあるんですが、大会に優勝出来た時はまるでドライバーになったかのようでしたから。

PS4版の場合、優勝するとトロフィーもバンバン貰えるので嬉しさ倍増です!

富士山を眺められる

本作には14コース収録されていますが、そのうち1つは日本のサーキットなんです。

それも「富士スピードウェイ」なので、あの富士山を眺めることが出来ます。

トラックから眺める富士山は壮観でした。

三人称視点モードの場合、他のレースゲームと比べて視点が高くなっています。

それが富士山を眺めるうえではマッチしているので、思わず見とれてしまいました。

というか本作の青空は美しく感じます。

もうね、トラックから飛び出して手を広げて大きく呼吸したくなるくらいw

爽やかなパッケージデザインは伊達じゃなかった!

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個人的に合わない&気になったところ

設定の切り替えが分かりにくい

ゲームをプレイしていて設定の切り替えが分かりにくく感じました。

まず気になったのが視点の切り替え。

PS4版の場合、十字ボタン左右で切り替えることが出来ます。

デフォルト状態だと一人称視点なんですが、これがやりにくいんですよ。

個人的には三人称視点が性に合っているので、どのボタンを押したら視点が切り替わるのか分かりにくいのは困りました。

あと、さすがに1レースに10周以上もするのはキツイので設定で切り替えようとしたんですが、どうすれば変えられるのか分かりにくく感じます。

PS4版の場合、キャリアモードのダッシュボード画面で△ボタンを押すことでアクセス出来る体験設定メニューから切り替えられるんですが、気付くのに時間が掛かってしまいましたよw

良くも悪くも忠実に再現し過ぎている

本作はシミュレーターに振り切っているので、ゲームとしての娯楽性には欠けます。

「ライバル車を妨害したい!ショートカットしたい!」

そんな欲求に応えてくれるゲームではなく、如何に厳格なルールを守りながら1位を目指すのかを重視したゲームになっています。

驚いたのが、週末レース。

同じコースを練習→予選→レース1→レース2→練習→予選→レース3→レース4と計8回も走らないといけないんですw

練習と予選はスキップ出来るから良いものの、それでも計4回は走らないといけません。

デフォルト状態の場合、1レースにつき12周もしないといけないので、リアリティを徹底的に追求しているなと思いました。

※1レースの周回数は25%、50%、75%に設定することも出来ます。

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全体のまとめ

「FIA 欧州トラックレーシング選手権」を忠実に再現したゲーム。

ガッチガチなルールの中でプレイすることになるので窮屈な面はありますが、トラックを中心としたレースゲームは初めてなので新鮮でした。

個人的にハマったのが、ブレーキの温度管理。

ブレーキを使用したら水で冷却をしなければならないので、そこが運転の良いアクセントに感じたんです。

慣れるまで大変でしたが、慣れてからはハマって「もう1回!もう1回!」と続けてプレイしてしまいました。

決して万人向けではありませんが、妙な魅力を持った作品。

ビックリするほどリアリティを追求したシミュレーター!

こんな人には特におススメ。
・トラック好き。
・リアルなトラック選手権を楽しみたい人。

こんな人にはおススメできない。
・エンターテイメント性を重視する人。
・爽快感を重視する人。

FIA ヨーロピアン・トラックレーシングチャンピオンシップ/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約15時間

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コメント広場の住人(6)

  1. y.crash より:

    相当トラックレースゲームとしてはリアリティがありそうですね。
    Forzaでもあるには合ったんですがあちらはあくまでトラックレースができるってだけで通常のレースと似た感じのルールなんですよ。
    無法地帯になりにくそうなゲーム性ですね。Forzaってある意味無法地帯なんでw
    その点はグランツーリスモとかに似てるかも。

    富士スピードウェイは最近のゲームで収録されることが少なくなっちゃったんですよね。
    っていうか、日本のコース自体がなぜか収録される回数が減っちゃって・・・。
    最近だとGTくらいしかまともに入ってるのが無いって感じかな・・・。

    ガチガチなルール(いい意味で)とトラックだけってせいで間口はGTやForzaより狭いですし、F1シリーズと違ってめっちゃ早いわけでもないですけど、これ良さそうですね。
    自分F1シリーズはF1自体がそんなに好きじゃなくなっちゃったんでやらないですけど、これやってみようかな・・・デスストランディング終わり次第気晴らしにやろうかしら・・・気晴らしになるとは思えないけどw

    最近のレースゲーム・・・っていうかレーシュシミュレーター系はガチですごいですからね。
    ある意味どのスポーツよりもリアリティあるのがレースって言われてますからね。
    グラフィックもそうですし、挙動もどんどん進化してできるんで。
    空のグラフィックも最近のゲームってすっごいですからね。PS3・360時代だとまだゲームによってはスプレーで描いたようなのもありましたけど。
    ちょっと脱線しますが、ブッとびニトロの空の表現はめっちゃきれいでビビりましたもんw
    クラッシュでこんなリアリティあるそらを拝めるとは・・・ってw

    • KENT より:

      おお!予想以上に好感触ですね!ガッチガチに縛られたルールって嫌われやすい印象ですが、逆にそこが本作の味に感じます。

      日本のコースが収録されている時点で日本人としてはプラス要素になりますよね。本作の富士山は大きな見どころに感じます。

      今年はフォルツァモータースポーツシリーズが発売になりませんし、その代替として本作は良いかも。

      グラフィックのクオリティに関してはあまり言及しませんでしたが、空や雨の表現は凄いですよ~!ぶっ飛びニトロもかなりのグラフィックでしたよね。

      確かに一昔前は空がスプレーだったw

      静止画では綺麗に見えても動かしてみると青い壁にスプレーを塗っているだけというw

  2. ほにょ より:

    富士スピードウェイが収録されているのは面白いですね。前にも書いたと思いますがこういうトレーラーヘッドのレースはヨーロッパを中心に行われていて、日本では行われていないしやろうという動きもありません。となると、やっぱり景観の美しいコースということで取り上げられているんでしょうね。

    • KENT より:

      そうそう、日本では行われていないようで、富士スピードウェイに関しては、もしも開催されたらどうなるのかをイメージして作られているようです。景色の美しさは数あるコースの中でも印象的でした。

  3. たけのこちん より:

    こんなレースゲームが出ていたんですねー!知りませんでした。
    タイトルに「FIA」の冠がついているだけあって、かなり忠実に再現されているようですね。

    他のレースゲームにない要素として、ブレーキの温度管理とは面白いですね!
    面倒ととるかリアルととるか、評価が分かれそうな感じがします。
    僕は断然、後者タイプです!

    収録コースを調べてみたんですが、ラグナセカも入っているんですね!
    名物のコークスクリューをトラックで激走したらひっくり返ってしまいそう(笑)

    • KENT より:

      はい!話題作に埋もれていますが、発売になりました!

      ゲームと言うかシミュレーターですが、ブレーキの温度管理は駆け引きとしても良い塩梅です。

      グランツーリスモなどとはまた違うかも知れませんが、今年のシミュレーター系レースゲーム枠として良いかなと思います。

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