どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2019年10月に配信されたSwitch「Otokomizu~漢水~」のレビューをしていきます。
本作はふんどし男が江戸を駆け抜けるアクションゲームですが、これはアカン!
ただでさえHENTAI感があって人を選ぶというのに操作周りに難があり過ぎますからw
そのうえボス戦の難易度が狂っているので、鋼の心を持った漢にしか勧められないHENTAIで不出来な作品に感じます。
イライラしながらもプレイを続けてしまいましたが、ターゲット層が非常に限られているのは確かでしょう。
ここからはそんなSwitch「Otokomizu~漢水~」の良いと思った点からまずは書いていきます。
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- ふんどし男を操作して火災が発生した建物を消火していく。
- 時間内に10件以上の建物が全焼しなければクリア。
- ステージによってはボス戦が発生することもある。
初リリース日 | 2019年10月31日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | アクション |
推定クリア時間 | 5~10時間 |
価格 | 980円(税込) |
発売元 | BIG BOYS STUDIO |
目次
良いところ
シュールでHENTAIな絵面
本作の主人公はふんどし×ちょんまげ×マッチョなおっさん!
彼は手足から水を噴射することが可能で、その勢いで宙を舞うことが出来ます(逆に言えば二足歩行での移動はできない)。
ゲームの目的は燃え上がる民家を消火すること。
モタモタしていると民家が全焼してしまい、10件を超えるとゲームオーバーになってしまいます。
言ってしまえば消防車をふんどしのおっさんに変えたようなものなんですが、何故そうなるのか!w
半裸のおっさんが宙を舞う姿は実にシュールで、PS1時代の変なゲームを彷彿とさせます。
人によっては溜まらないセクシー要素
ふんどしのおっさんが宙を舞う絵面は単純にシュールで面白く感じますが、一方で性的な魅力も感じられました。
このおっさん、水で潤っているので体がヌルヌルしたような質感になっているんですよ。
人によっては触りたくなるような魅力を感じられるのではないでしょうか?w
極めつけは構え!
ボタンを押すことでふんどしのおっさんは様々な構えを取ることが出来ます!
中には股間や尻といったアンダーラインを強調するような構えも見られ、性的な魅力を打ち出している印象です。
そ、そんなに強調していると触りたくなってきますよ///
構えを使い分けて火を消していくゲームプレイ
このようにHENTAIな構えですが、実はゲームを攻略するうえでは非常に重要な要素だったりします。
というのも構えによって吹き出す水の方向が変化するからです。
水は手足の先端から噴射されるので、例えば直立ポーズでは真下にしか噴射出来ませんから。
構えは4種類セットすることが可能で、4つのボタンを使って噴射する部位を細かく決められ、構えによっては体を360度傾けることが出来ます。
今はどの構えが最適なのか?どの部位から噴射すれば良いのか?どの方向に体を傾けたら良いのか?
プレイヤーは臨機応変に判断しなければステージをクリアすることはできないでしょう。
忙しいゲームプレイ
多くのステージは時間制となっていて、その間に10件以上の建物が全焼しなければクリアになります。
しかし、モタモタしていたらあっという間に10件以上の建物が全焼してしまうので、テキパキ動いて消火活動をしなければなりません。
この忙しさがゲームを面白くしているように感じました。
どれだけの時間が経ったら建物が全焼してしまうのかはゲージ表示で分かるようになっているので、大半が半分以下だった時の緊張感は溜まりません。
バカゲー的な演出
開発スタッフはプレイヤーに変な性癖を植え付けたいのか?それとも笑わせたいのか?
ぼくは後者の意図が強く感じました。
大きな要素となっているのが随所で見られるバカゲー的な演出。
例えばアイテムを入手する度に「オッス!」と漢たちの叫び声が聞こえるんですよw
また、ミッション失敗時は股間に玉が直撃した時の「チーン」という音が鳴り響きますw
シュールで安っぽいイベントシーンといい、随所でバカゲーの匂いを感じました。
惜しいところ
癖が強すぎる操作性
操作周りはあまりにも癖が強すぎます。
移動は手足から噴射される水の勢いを借りて行うんですが、物理法則が妙にリアルなんですよ。
例えば右手だけ噴射させたら左に流されてしまいますから。
慣性も強く、思うような高さ・位置に行くのは困難に感じます。
そんな操作周りをさらに難しくしているのがカメラアングル。
3Dゲームの多くは上下のカメラを180度しか回せません。
ところが本作の場合、360度回ることができるんですよ!
それ故に上下のカメラを弄った場合、逆さまになってしまい、混乱してしまうことがありました。
いくら縦横無尽に移動ができるとは言え360度回せる設定にしなくても良かったんじゃ?
バランスがおかしいボス戦
ステージの中にはボス戦も用意されていますが、なんじゃこりゃ!?
超が付くほど高難易度で針の穴に糸を通すかのようなプレイを強いられます。
というのも制限時間が厳しいからです。
いや、制限時間自体は長いんですが、頻繁に火災が発生するんですよ。
放っておけば3分もしないうちに10件以上が全焼してゲームオーバーになってしまいます。
かと言ってボスをほったらかしにもできないので一体どうすれば良いのかw
そのうえ前述の通り操作周りの癖が強すぎるのでゲキムズと言えるほどの難易度になっています。
せめて強化状態になるハイパーモードが使えたら良かったんですが、ボス戦では使用禁止になっているという・・・。
成長要素にしても一番強化させたい消火能力を上げることは出来ず、あまり意味を成していません。
問題アリなパフォーマンス
パフォーマンス周りは決して良いとは言えません。
ちょくちょく処理落ちをしますし、ミサイルが直撃した時は一瞬だけ画面が止まりますから。
まるで低スペックなパソコンで3Dゲームをプレイしているかのよう。
グラフィック自体はPS1ソフトを彷彿とさせるようなチープさが漂っているので、Switchが性能不足というよりは最適化が行われていないのでしょう。
全体のまとめ
色んな意味でPS1の変なゲームを彷彿とさせる作品。
ゲームバランスは2010年代のゲームとは思えないくらいぶっ壊れていますし、絵面がシュールですからw
ちょっと触って笑う分には良いですが、クリアを目指そうとなったら鋼の心が求められます。
短気な人の場合、プレイすればするほどイライラすることでしょう。
理不尽なゲームにもある程度の寛容なぼくでさえも「これ、無理ゲーでしょ」と思いましたからw
文句を言いつつもSwitchのバッテリーが2回も切れるほどプレイを続けてしまいましたが、ゲームとしてみたら開発途中の不出来な作品であることは否めません。
鋼の心を持った漢にしか勧められないHENTAIで不出来な作品!
こんな人には特におススメ。
・鋼の心を持った漢。
・HENTAI好き。
・バカゲー好き。
こんな人にはおススメできない。
・短気な人。
Otokomizu~漢水~/お気に入り度【35/100%】
プレイした時間・・・約5時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
元々steamで発売されたバカゲー枠ですからねw
絵面がホントひどいw
動画で見ただけですけどすっごい操作性悪そうだなぁって思ったら案の定ですかwww
ほんと今のSwitchってPS1みたいなポジションになりつつありますねぇw
一部の消火の仕方が無駄にカッコいいのもあって余計にw
このシュールさを実際にプレイして楽しめるかどうか・・・w
動画だけで操作性の悪さが分かってしまいましたかw
色んな意味でPS1ソフトっぽいですよ。子供の頃はこういうゲームに憧れていたので好きなように買ってプレイ出来て嬉しいです♪
裸のアイアンマンの様にも見えるな。
360度と言うとスターブラッドアリーナだったかPSVRの。あの手のも操作で混乱していたな。
Kent氏のパワーをもってしても人を選ぶと言うのがスゴいな。
逞しい体格からすると褌の下の放水が一番強そうだが、画面には映せない秘奥義なのだろうか。
その発想はありませんでしたw
自由に空を飛べるとは言え水の噴射によるものなのでw
さすがのぼくでも本作はキツかったです。もしかしたら構えによっては褌に包まれたゾウさんから出せるかも知れませんw
なんでこんなゲームのコンセプトが通るの?アカンでしょ?(褒め言葉)
これで割といいゲームならいいけど、案の定と言いましょうか、ゲテモノですからねwww
見た目はアレですが、主人公のやってることは消火活動をしててまっとうなヒーローなんですよね。
もしヒーロー名をつけるなら、フンドシスプラッシュマンって命名しますよ(^^)♫
インディーズゲームの多様性を感じますな~!レビューしていて楽しかったですw
ゲームとしては問題点が多すぎるので大半のプレイヤーを振り払いますw
見た目はHENTAIですが、立派なヒーローなのでイベントシーンでは住人に感謝されていますよ~!
お疲れ様です。いやケントさんは期待を裏切らないな。やはり変態MAXの作品でしたか。小生は鋼の心は無いのでレビューで充分楽しめました。ありがとうございます?
はい!約束通り購入してレビューしましたよ!ふどうさんもよければ是非!昔のファミコンゲームみたいな手強いゲームですw
超兄貴シリーズを忘れられない人がまだこの世の中にいるんだなぁ……。
本作の主人公は超兄貴のオマージュなのかも知れませんねw