
パネルでポン/SFC
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は1995年10月に発売されたSFC「パネルでポン」のレビューをしていきます。
SFC「パネルでポン」は任天堂開発第一部とインテリジェントシステムズが共同開発したアクションパズルゲームです。
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- せり上がってくるパネルを消していくパズルゲーム。
- 同じ色のパネルを縦か横に3つ揃えると消せる。
- カーソルを動かして2つのパネルを入れ替えていく。
初リリース日 | 1995年10月27日 |
対応ハード | SFC |
ジャンル | パズル |
推定クリア時間 | 6~7時間(ストーリーモード) |
売上 | 不明 |
発売元 | 任天堂 |
目次
良いところ
連鎖をする爽快感
本作の基本的なルールは、パネルとパネルを入れ替えて同じ色を3つ揃えること!
これだけだとありがちなパズルゲームに思えますが、実際にプレイしてみるとオリジナリティを感じられました。
まず、このゲームのパネルは上から落ちて来るのではなく、下から上へ盛り上がってくるんです。
操作も変わっていて、降って来るパネルを操作するのではなく、カーソルを動かして2つのパネルの位置を入れ替えるシステムになっています。
パネルが天井についたらゲームオーバーである点は変わりませんが、斬新ですよね?
面白いのが連鎖のシステムです。
パネルの消去中にも他のパネルの移動や消去が可能になっているので、その隙に並びを入れ替えてしまえばプレイヤーの手によって連鎖が可能になります。
そのため「テトリス」や「ぷよぷよ」よりも反射神経のテクニック要素が求められ、アクション性が高く感じました。
慣れるまでにコツは要りますが、連続でパネルを消去出来た時には効果音の音階が上がって聞き心地が良いので、爽快感を味わえる事でしょう!
色鮮やかなグラフィック
本作はメルヘンな世界観を採用しており、パネルのカラフルさと相まって色鮮やかな印象です。
パズルゲームってどうしても地味な印象を持ってしまいますが、本作の色使いはそんなイメージを吹き飛ばしてくれます。
登場キャラクターのほとんどが女の子なのは、男の子からしたら少々恥ずかしいですが。
1人用のモードが多彩
シリーズ1作目でありながら、1人用のモードは充実しています。
30以上のステージを順番にクリアしていくモード。
決められた手数でステージをクリアしていくパズル要素が強いモード。
コンピュータと連続で戦って行くストーリー要素が加わったモード。
そして好きなレベルから練習ができるモードとバラエティに富んでおり、1人で遊ぶだけでも長く楽しめます。
対戦プレイが面白過ぎる!
このゲームは対戦プレイが面白過ぎます!
対戦プレイが面白い最大の理由は、相手の画面にお邪魔ブロックをお見舞いできること。
お邪魔ブロックは対戦プレイでは連鎖を決めたり、一度に4個以上のパネルを消去するとお見舞い出来ます。
パズルゲームの対戦プレイとしては特別目新しくありませんが、「パネルでポン」の場合はテクニック要素が強いため他のパズルゲームよりも熱くなりやすく、特にピンチの時は必至でパネルを入れ替えてのめまぐるしい戦いが楽しめました。
ある程度の腕がある人と対戦すると最高に盛り上がりますよ。
チュートリアルが充実
上達までコツがいるゲームということでチュートリアルは充実しています。
操作方法やルールをデモ画面で紹介してくれる以外にも連鎖方法を60種類ものデモプレイによってガイドしてくれたりと、1995年発売のゲームでありながらも説明書は必要ありません。
ぜひ、ゲームを始める前にチュートリアルをチェックしましょう!
惜しいところ
せっかくの世界観やキャラクターが活かされていない
せっかくメルヘンな世界観に可愛いキャラクターを採用しているのに、それが全く活かされていません。
コンピューターと連続で戦って行くVSモードでは一応ストーリー要素はあるもののキャラクターに個性は全く無いし、ストーリーには全く捻りがなくて勿体無いです。
1995年発売という事である程度は仕方が無いと思いますし、変にキャラクター性を高めるとオタクっぽくなってしまうので、この調整で良かったかもしれませんけどね。
セーブ機能が付いていない
1995年発売のゲームなのに、バックアップ機能は付いていません。
その代わりパスワード機能は付いていますが・・・。
ちなみにバックアップ機能を付けなかったことで価格を安く出来たんだとか。
パネルでポンのレビューまとめ
一見すると普通のパズルゲームに見えますが、実はとんでもない中毒性を持っています。
スマートフォンで人気の3マッチパズルに近い感覚でプレイ出来ますので、今となっては昔よりも取っつきが良いかも!?
個人的なマイベストパズルゲーム!
こんな人には特におススメ。
・パズルゲーム好き。
・テクニックを求める人。
こんな人にはおススメできない。
・思考スピードが遅い人。
パネルでポン/お気に入り度【90/100%】
プレイした時間・・・約10時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
パネルでポンですか、懐かしいです。と言っても自分は持ってないんですけど、友人とかなり遊んだのを覚えてますね。
したから盛り上がるって確かに少ないですもんね。斬新でした。
当時としてみると、確かにオタク系なのであまり練ることが出来なかったのかも。
今もし出すなら需要あると思いますね。ストーリーやキャラをもっと練ったり、デザインを今風にしたりで。