どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」のレビューをしていきます。
本作めっちゃ盛り上がっていまして、発売日は一部で行列が出来ているところもありました!
そんな「ドラクエIII リメイク」ですが、
「めっちゃ面白い!」「懐かしくて感動する!」
といったポジティブな声もあれば
「またリメイクするの?」「文字やドット絵が小さくない?」
といったネガティブな声もありますが、実際はどうなのでしょうか?
今回は「ドラクエIII リメイク」をクリアしたぼくKENTがみなさんからの質問にお答えする感じでレビューしていきます。
後半では買う価値があるのかについても語っていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 1988年に発売されたFC「ドラゴンクエストIII」のリメイク作。
- 2Dと3Dを融合したHD-2Dという映像表現で作られている。
- 新エピソード、新職業、バトルロードなどの要素が追加された。
初リリース日 | 2024年11月14日 |
対応ハード | Switch/PS5/Xbox Series |
ジャンル | RPG |
推定クリア時間 | 30~40時間 |
発売元 | スクウェア・エニックス |
目次
- 1 ドラゴンクエストIII そして伝説へ…とは?
- 2 読者からの質問
- 2.1 Q.ぶっちゃけグラフィックやBGMはどう?
- 2.2 Q.文字やドット絵が小さく見えるけど、実際はどう?
- 2.3 Q.Switch版はロード時間が長くない?快適に遊べる?
- 2.4 Q.ポリコレの影響でどう変わった?
- 2.5 Q.リメイクによってヌルゲーになってない?
- 2.6 Q.追加されたモンスターバトルロードってどうなの?
- 2.7 Q.追加された”まもの使い”ってどうなの?
- 2.8 Q.過去作と比べて快適になった?
- 2.9 Q.原作未プレイだけど、そんな人でも楽しめる?
- 2.10 Q.7,600円分の価値はある?
- 2.11 Q.何度もリメイクされているゲームだけど、改めて買う価値はある?
- 2.12 Q.ストーリーは肉付けされてどう変わった? (※微ネタバレ注意)
- 2.13 Q.期待以上の内容だった?
- 3 ドラゴンクエストIII そして伝説へ…とは?のレビューまとめ
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…とは?
まずはゲームの概要を簡単に紹介します。
本作は広大な世界を冒険していくファンタジーRPG。
勇敢な戦士の血を引き継いだ主人公となって仲間と共に魔王バラモスを倒す旅に出かけます。
特徴的なのが、キャラクターメイキングシステムを採用していることです。
ドラクエシリーズの多くはストーリーを進めることで固有のキャラクターが仲間になりますよね?
一方、本作ではプレイヤー自らが仲間を雇うシステムを採用していまして、名前や性別、職業、髪色、見た目を好きなように決めることができます。
用意されている職業は10種類。
万能な勇者、物理戦に強い戦士、回復や補助に特化した僧侶などなど。
それぞれ異なる特性を持っているので、どのような組み合わせのパーティを作るのか考えるのが楽しかったりします。
さらに勇者以外はレベル20以上になると転職することも可能。
レベルが1になってしまい、能力値も半分になってしまいますが、前職の「呪文」は引き継いで使うことができます。
これを活用すれば呪文も使える戦士にすることもできるので、攻略の幅がグーンと広がりました。
例えばバイキルトっていう攻撃を上げる呪文がありますよね?
この呪文を戦士に使うとただでさえ高い攻撃力がさらに上がるので、戦士1人だけで脳筋プレイをすることができます。
こんな感じで色んな戦い方ができるので、育成する楽しさがグーンと増しました。
ほかにも性格を変更することによってステータスの伸びが変わったり、ある程度は好きな順番から攻略できたり。
全体的に自由度が高い作りになっているので、試行錯誤したり、繰り返しプレイする楽しさがあります。
最初に発売されたのは1988年で、対応機種はファミリーコンピューター。
その後はスーパーファミコン、ゲームボーイ、スマホなどでリメイクされ、「性格」など数多くの要素が追加されました。
という訳で数え切れないほど展開されてきたタイトルなんですが、今回はHD-2Dという映像表現を用いてまたまたリメイクされました。
果たしてどんな出来になっているのか?
ここからは質問に回答する感じでレビューしていきます。
読者からの質問
Q.ぶっちゃけグラフィックやBGMはどう?
まずは本作の目玉であるグラフィックやBGMの強化について。
今回のリメイクではHD-2Dという2Dドットと3DCGを融合した映像表現を取り入れていて、BGMはオーケストラ音源になりました。
これについてはまずグラフィックは良し悪しがあると思いました。
良い点としては、原作と比べたらめちゃくちゃキレイになっていますし、過去のリメイクと比べても強化されています。
背景が3Dになったので高低差が出来て世界旅行している感じが強くなりましたし、水面がめっちゃキレイになりました。
見てください!このシーン!
水が反射して波に立体感が生まれていますよね?
あまりにも美しくって、航海中は目的地を忘れることもありましたw
ほかにも塔の上空で見られる景観とか。
原作では感じられなかった絶景を堪能できるので、「あぁここはこんな風になっていたんだなぁ!?」と思いました。
ただキャラクターに関してはドット絵となっていますし、カメラも引いた状態なので「XI」ほどの迫力はないかな。
それでもボスの演出が強化されているとか。
HD-2Dのゲームなりに迫力があるので、原作を知っている者としては興奮しました!
そしてBGM。こちらは原曲を崩さず丁寧にアレンジしているので、順当にパワーアップしています。
フィールド曲や戦闘曲などの聴き心地が良くなっているので、プレイ中はドラクエの世界に引き込まれました。
というかラーミアのところで流れる「おおぞらをとぶ」。
これがめっちゃ良いアレンジで、この曲を聴くためだけに大空を飛び回りたくなってきますw
あと今作、ラーミアが空を飛んでいるときには風の音が追加されているんですよね。
この音がBGMとマッチしているので、それもあって空を飛んでいる時の浮遊感が強調されている印象です。
Q.文字やドット絵が小さく見えるけど、実際はどう?
A. 正直、戦闘中のHPやMPは少し見づらいです。
ぼくはモニターでプレイしまして、画面から50cmくらい離れた状態で遊びました。
要はパソコンゲームを遊ぶ感覚でプレイしたので、多少文字が小さくても見えるんですよ。
なのでプレイ中に文字が小さくて読めないとか、そこまで不便な印象はありませんでした。
ただリビングで2Mくらい離れたところでプレイする分にはちょっと厳しいと思いました。
ドラクエユーザーの年齢層ってけっこう高めで、年輩の方も多くいます。
そんな方に向けた画面構成ではありませんので、そこは配慮が足りていないと思いました。
あとはドット絵の大きさについて。
これに関しても同様で、モニターに近付いてプレイする分には良いけど、リビングで離れてプレイする分には小さいと思いました。
これでもボスとかの大きさが強調されてはいますが、雑魚敵はもう少し大きく描いて表情とか見えたら良いと思いましたね。
Q.Switch版はロード時間が長くない?快適に遊べる?
これに関しては最近のSwitchソフトを見たうえでの質問ですね。
最近のSwitchソフトって待ち時間が長いタイトルが増えていて、快適に遊ぶのが難しくなってきています。
ただ本作に関してはほとんど問題ないと思いました。
エリア移動時、戦闘開始時ともに2~3秒程度。
たまに5秒弱の少し長いロードが入ることはありますけど、思ったよりも全然短いです。
個人的にはプレイして気になることはほとんどありませんでした。
最速を求めるなら他機種版には劣りますけど、それでも大した差はないと思います。
もしロード時間が長いとかいう理由でSwitch版を買おうか迷っている方がいましたら、安心して買っていただけたらと思います。
Q.ポリコレの影響でどう変わった?
A. ポリコレの影響はほとんどありませんでした。
確かにキャラメイクのシーンでは男女の表記がルックスA・Bになっていましたし、性別固有の性格も共通になりましたけどね。
性別の概念は結局変わっていなくて、会話ではルックスAだとお兄さんって呼ばれますし、女性限定の装備も装着できなかったりします。
という訳で男性に相当するルックスAでは「ガーターベルト」などを装備することはできなかったりします。
「ガーターベルト」って装備すると性格がセクシーギャルになりまして、レベルアップした時のステータスが上がりやすくなるんですよね。
よって、装備できないルックスA(男性)は不利になるので、スーパーファミコン版で見られた女性優遇なバランス調整は健在だったりします。
ほかにも女性専用の水着装備がグラフィックにも反映されたり、みなさん大好きなパフパフは健在だったり。
原作で見られたお色気要素はしっかりと残っています。
こういうのってポリコレの影響で調整されると思ったんですけどね。
結局ほとんど変わっていないので、ルックスA・Bという表記は必要だったのかとさえ思えてきます。
Q.リメイクによってヌルゲーになってない?
A. 序盤はヌルゲーだけど、中盤以降は普通に難しいです。
まず序盤なんですが、
- キラキラポイントから種や装備が手に入ること
- とくぎの追加で強い技が増えたこと
から無双プレイがしやすくなりました。
強いアイテムがバンバン拾えますし、とくぎの追加によって攻略の抜け道が増えていますからね。
このままだと原作の手応えを味わえないと思いましたが、ある程度進めてからは難しくなってきました!
具体的に言うと今作は雑魚敵が強いです。
1ターンに2回以上行動することが多いので、ブレス攻撃とかを連続でされると一気に全滅の危機に陥ります。
ステータスアップの種とか、強い装備を集めてもこのザマですから、原作と比べてもかなり強くなっている気がしますね。
ちなみに難易度は3段階の中から設定できますけど、ぼくはノーマルに相当する「バッチリ冒険」でプレイしました。
この難易度でも苦戦することがあるので、バランス調整は違いますが、過去作で見られた手応えは今作にも残されていると思いましたね。
Q.追加されたモンスターバトルロードってどうなの?
A. 正直、そこまで凄い要素には感じませんでした。
モンスターバトルロードはモンスター同士の戦いに重点が置かれた寄り道要素で、
- 各地に隠れているはぐれモンスターを保護する
- 保護したモンスターのパーティを作る
- 指定の大会で優勝していく
といった流れで楽しむことができます。
要は「VIII」とかで見られた要素を輸入した感じなんですが、そちらと比べたら地味に感じました。
カメラがグリグリ回るような熱い演出はないですし、大会を盛り上げる審判がいなかったりしますからね。
やり込み要素の追加としては良いんですが、全体的に簡素すぎるので、もう少しやりようがあったと思いますね。
ただバトルロードで優勝すると、かなりおいしい報酬が貰えたります。
めちゃくちゃ便利なアイテムとか、大量のゴールドとか。
冒険が楽になる報酬が貰えるので、ご褒美目当てでプレイする分には良いと思いましたね。
Q.追加された”まもの使い”ってどうなの?
A. これはやり過ぎなんじゃないかっていうくらい強いです。
まず序盤ではヒーラー役として重宝します。
レベル6~7になると覚える「やすらぎの歌」。
これを使うと全員の体力を回復できます。
回復量が少なかったり、戦闘中でしか使えないという制約はありますけどね。
序盤は全体回復できる手段がほとんどありませんので重宝しました。
あとははぐれモンスターを10体保護すると覚える「まものよび」。
これは保護したモンスター数に応じて威力が変わる特技なんですが、最終的にはとんでもないくらい強くなります。
単純にダメージ数が大きいですし、連続攻撃なのでメタル狩りにまで使えてしまいます。
正直、これさえあれば他の攻撃とくぎが要らなくなってしまうので、やり過ぎだと思いましたね。
というか本作、はぐれモンスターを保護する要素が追加されているんですが、まもの使いが仲間にいたら逃げなかったりします。
これによってパーティ必須な感じになっているので、ちょっと優遇され過ぎな気はしますね。
Q.過去作と比べて快適になった?
A. 基本的には快適になりました。
どこへ行けば良いのかヒントが表示されるようになりましたし、ルーラで行けるポイントが細かくなりましたからね。
過去のリメイクと比べても遊びやすくなっているので、快適になったと言えばそうだと思います。
ただ100%満足なのかというとそうではなくて、不便に感じるところもあります。
まずバトルスピード。
今作では3段階の中から設定できますが、一番遅い「ふつう」だとスーパーファミコン版よりも遅く感じます。
結局「はやい」がデフォルトという印象で、思ったほどスピーディではないと感じました。
あとは仲間の行動をAIにおまかせした時。
基本的には賢いんですが、アイテムを持たせると勝手に使うので、これは設定でOFFにできる機能が欲しかったですね。
あとは個人的な話になってしまいますが、戦闘中でも片手で遊べる設定がほしかったです。
今作フィールドではZLボタンで走ることができまして、Lボタンで決定ボタン代わりになります。
これによって移動パートでは片手でプレイできるんですが、戦闘パートではできないんですよね。
というのも戦闘パートでのLボタンはバトルスピードの変更になるので、左のJoy-Conだけでは操作できなかったりします。
まあ本体設定のボタン割り当てで十字ボタンに決定の機能を付けたら片手で遊べなくはないんですけどね。
できればソフト内で完結できる機能がほしかったです。
Q.原作未プレイだけど、そんな人でも楽しめる?
A. ある程度は楽しめると思います。
「ドラクエIII」ってもともと完成されたRPGで、後の作品に大きな影響を与えましたからね。
今回のリメイク版はそんな名作を尊重しながらもパワーアップさせた作りになっているので、RPG好きでしたら楽しめると思います。
ただ「ドラクエIII」特有の古臭さも残っているので、最先端のRPGに慣れ親しんでいると古典的に感じてしまうかもしれません。
フィールドを歩いていると強制的に戦闘が始まったり(ランダムエンカウント)、ストーリーがアッサリだったり。
根本的な部分は黎明期の色が残っているので、そこを含めて楽しめたら良いと思います。
前提として、「ドラクエIII」はRPGの基礎を築き上げた作品ですからね。
この作品を遊ばれた方々がクリエイターになって、各々が独自の考えでRPGを発展させていったという歴史があるので。
RPGの教科書として楽しむのも良いと思います。
Q.7,600円分の価値はある?
A. 正直、うーんといった感じです。
発売直後にみんなで盛り上がるとか、原作の思い出に浸るとか。
そういった個人の感情を含めたら定価分の体験を味わえると思いますが、作品自体は昔のゲームを順当に強化したような感じですからね。
いくつかの新要素が追加されていますけど、ボリュームがめちゃくちゃ増えた訳ではありませんので、何の補正もないと割高に感じてしまうかもしれません。
個人的にはこのくらい価格で売るのであればもっとグラフィックをリッチにしてほしかったです。
今作のコンセプトからは逸れてしまいますが、「XI」に相当する3Dグラフィックでリメイクするとか。
そういう変化があると7,600円でも全然割高に感じないんですけどね。
見下ろし型のゲームであること。過去に何度もリメイクされていることを考慮に入れると、安いとは言えないです。
ただ「ドラクエIII」って現行機ではスマホ版をベースとしたタイトルしか遊べないんですよね。
そちらは1,500円と安価ですが、スーパーファミコン版と比べると不満点が目立っているので、あまりおすすめできなかったりします。
という訳で現行機で出来の良い「ドラクエIII」を遊びたいのでしたら多少割高でも本作がおすすめです。
Q.何度もリメイクされているゲームだけど、改めて買う価値はある?
A. 「ドラクエIII」が好きな人。シリーズファンなら買いです。
基本的には原作に忠実ですが、キレイになったグラフィックで楽しめますし、「XI」などで見られた要素も輸入していますからね。
リメイクとは言え次世代の「ドラクエ」を垣間見えるところがあるので、お財布に余裕がありましたら今からでも買って良いと思います。
一方で
- ドラクエシリーズの繋がりなどに興味がない人
- もう「III」は良いよって人
は急いでプレイする必要はないと思います。
決して悪い作品ではないんですが、「XI S」とかと比べたら分が悪いですからね。
Q.ストーリーは肉付けされてどう変わった? (※微ネタバレ注意)
A. 正直、大きな変化があるとは言えません。
ただ次にすることの理由付けになっていたり、目的がハッキリするようになったので迷うことがなくなりました。
例えばジパングのシーン。
ここではやまたのおろちと戦うことが目的となっていますが、そこに至るまでのイベントシーンが追加されていて、目的がわかりやすくなっています。
ジパングって日本が舞台だったりしますから、ここでのイベントが増えているのは嬉しかったですね。
あとはお母さんやオルテガ関連は演出が大幅に強化されています。
お母さんの切ない感情とか、オルテガがあの世界へ向かうところとか。
原作では描写不足だった点が補完されているので、原作ファンだとニヤリとします。
ただそういった話が出てくるのは中盤から終盤にかけてなので、それまではあまり変化を感じられないかもしません。
特にオルテガの新エピソードに関しては有名な”あの世界”に行ってからなので、それまではないものだと思っていましたw
Q.期待以上の内容だった?
A. 個人的には期待以上の内容ではないと思いました。
あくまでもHD-2Dという映像で「ドラクエIII」を遊びやすくしたような作品であって、根本的な部分は原作と大差ないですからね。
リマスターとまでは言いませんが、ゲームの印象を根底から変えるような追加要素はないので、間違っても最先端のRPGとは言えないです。
個人的には追加要素が刺さりませんでした。
モンスターバトルロードは予想以上に地味でしたし、ストーリーの肉付けもそこまで凄いものではありませんでしたからね。
原作を尊重していると言えば聞こえは良いんですが、発売直後の盛り上がりを考慮に入れると、期待を超えられるものではなかったかなと。
まあ本作、過剰なくらい期待されていた気はしますけどね。
「『オクトパストラベラー』が成功したから、その流れで『ドラクエIII』もリメイクしよう!」
というノリだったハズなのに、
- 発表から発売まで3年半も掛かってしまった
- 2024年末の目玉タイトルが不足していた
といった要因が重なったことで「ドラクエ」本編の新作並に期待されてしまった感はあります。
とまあネガティブな話になってしまいましたが、普通の良作と言える水準には達しているので、過度な期待をしなければ買って損はありません。
要は100点のものを期待していたのに80点のものを出されたような感じなので。
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…とは?のレビューまとめ
ここまで「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」について語っていました。
簡単にまとめると、
- 原作を忠実に再現した手堅いリメイク!
- 期待以上ではないが、安定した良さがある!
といった感じです。
あくまでも「ドラクエIII」を美しく遊びやすく仕上げた作品であって、最先端のゲームでは決してありませんが、原作プレイヤーが思い出に浸るうえではよくできています。
まあ「ドラクエIII」って過去に何度もリメイクされているので、「またか…」と感じる人もいると思いますけどね。
そうは言ってもまともなリメイク作は20世紀に発売されたものであって、既に20年以上も経過しています。
ここまで期間が空いているようだと改めてプレイした時に感じるものがありますから、当時とは違った印象を持つと思います。
子供の頃はなんとも思わなかった母のセリフが身に染みるとか。
大人になって見えてくるものがあったりしますから、原作プレイヤーでしたら買う価値があります。
そうでなくてもRPGの基礎を打ち立てた歴史的な名作ですから、ゲーマーの教本としてプレイするのも良いと思いますね。
個人的には本作をプレイして「ドラクエIII」の良さを再確認しましたし、「I・IIリメイク」の発売が楽しみになりました!
次のリメイクではどんな仕掛けが隠されているのか?想像するだけでワクワクします。
こんな人には特におススメ。
・リアルタイム世代のドラクエファン。
こんな人にはおススメできない。
・「III」はもう良いと思っている人。
・最先端のRPGを求めている人。
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