Forza Horizon 5/Xbox Series
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
2020年に発売されたXbox Series。
Xboxの4代目となるゲーム機ですが、先日、ついに購入しました!
購入の決め手となったのが、今回レビューする「Forza Horizon 5 (フォルツァホライゾン 5)」。
海外では人気が高いオープンワールド型のレースゲームで、メキシコを舞台にしています。
プレイした率直な感想としては・・・
安定して面白い!
といった感じです。
前作の時点でクオリティが半端なかったので素人目では区別が付きにくいところはありますが、順当に進化しています。
一体、何が変わっているのでしょうか?
ここからはXbox Series/Xbox One「Forza Horizon 5」の魅力などを語っていきます。
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- メキシコを舞台にしたオープンワールド型のレースゲーム。
- 自由にフィールドを走行してレースイベントなどに参加できる。
- マップの広さは前作の1.5倍。収録車種は500種類。
初リリース日 | 2021年11月9日 |
対応ハード | Xbox Series/Xbox One |
ジャンル | レース |
推定クリア時間 | 20~30時間(ストーリークリア) |
発売元 | 日本マイクロソフト |
目次
良いところ
超広大なオープンワールドマップ
「Forza Horizon」シリーズはオープンワールドマップが舞台となっています。
どこへ行くのもプレイヤーの自由。
気ままにドライブするのはもちろん、各地で開催されているレースイベントに参加することもできます。
この辺りは過去作にも言えることですが、今作はマップがさらに広くなりました。
体感的には前作の1.5倍くらいでしょうか。
前作の時点で相当広かったというのに、どこまで広くなるのかw
凄いのが、これだけ広大でありながらも密度が濃いことです。
様々なレースイベント、スピードトラップなどの仕掛け、ミッション・ストーリー形式のイベント、各地に隠されたボーナスボード、掘り出し物。
過去作でも見られた要素がオープンワールドマップにギッシリ詰め込まれているので、退屈な時間がありません。
むしろ、もっと広くしても良いんじゃないかと思うくらい。
多彩なロケーション
舞台となるメキシコには様々なロケーションが存在します。
山、川、海、街、荒れ地、ジャングルなどなど。
過去作以上にロケーションの幅が広いので、幕の内弁当のような国だと思いました。
特筆したいのが、マップの左上にあるオリサバ山の標高です。
なんと、5,636Mもあります!
さすがにゲーム内ではデフォルメされて収録されていますが、それでも頂上までの距離は非常に長く、山道を進んで走行したら5分近くも掛かりました!w
過去作にも登山道は存在しましたが、ここまでの規模ではなかったので印象に残っています。
それ以外にも
- 遺跡だらけのジャングル
- 巨大なサッカーボールが転がっているスタジアム
- 複雑に入り組んだ街
など印象的なロケーションが満載で、メキシコのイメージが大きく変わりました!
個人的にメキシコと言えば危険な国というイメージを持っていましたからね。
まさか、こんなにも美しい国だったとは!?
強化されたエンタメ要素
「Forza」シリーズはレーシングシミュレーターというジャンルです。
レースゲームではありますが、リアリティを重視しているので、「マリオカート」のようなエンタメ要素は控えめとなっています。
例えばアイテムを使ってライバル車を妨害するなんてことはできませんし、敵キャラクターを倒すなんてイベントもありません。
しかし、今作はと言いますと、過去作よりはエンタメ要素が強化されています。
例えばストーリーモードでは超巨大なマシンに乗ってパレードを楽しむシチュエーションがあったりもしますし、車をボールに見立ててボーリングを楽しむ要素も追加されました。
また、チャプター制のイベント「Horizon Story」では単に走行するだけではなく、特定のエリアを調べたり撮影するというアドベンチャーゲーム的な要素が追加。
ゲームプレイに抑揚ができました。
過去作でもダウンロードコンテンツでレゴとコラボしたりとエンタメ要素が全くなかった訳ではないんですが、今作ではより強調されている印象です。
ぼくは「スーパーマリオ」のようなリアリティを無視したエンタメ要素が強いコンテンツが好きなので、今作はより好みの方向性となりました。
リアリティを追求したグラフィック
ここまでエンタメ要素が強化されたことを触れていきましたが、「Forza」はリアリティを追求したシリーズです。
今作ではその辺りも抜かりがなく、グラフィックのクオリティは過去最高レベルに達しています。
特に凄いのが、細部の作り込みです。
車のテカリはレイトレーシング(※)の実装によってさらに細かくなりましたし、建物の内部も手を抜かずに描いています。
フォトモードやドローンモードを起動すると画面を止めて背景を細かく観察できるんですが、全く手を抜いていないので驚きました!
ただでさえマップが広くて途方も無いと言うのに、一瞬で通り過ぎてしまうような建物の内部まで作り込むとはw
過去作のノウハウが蓄積されているとは言え、どれだけの手間がかかっているのか?想像するだけで恐ろしくなってきます。
ちなみにオプションでは「クオリティ重視にするのか?」「パフォーマンス重視にするのか?」を選択することができます。
どちらも捨てがたいんですが、ぼくは24インチのモニターでプレイしているので、「パフォーマンス重視」で主にプレイしました。
「パフォーマンス重視」にすると映像が滑らかに動くようになるので、動かしていて気持ち良いんですよね。
人によっては映像のクオリティが落ちてしまうことを敬遠されるかもしれませんが、個人的には「パフォーマンス重視」でも十分に美しく感じます。
レイトレーシングはXbox One版には実装されていません。
惜しいところ
何をやったら良いのかわからない
今作も内容が複雑なので、初見プレイ時はごちゃごちゃしているように感じます。
メニュー画面は複雑で、よくわからない横文字が並んでいます。
音声も相変わらず英語ですし、字幕も読みにくいので、ナビゲートも役に立ちません。
まあ、適当にプレイしていてもポイントが溜まってコンテンツが解禁されるようになっているんですけどね。
それでも初期の作品と比べて肥大化している印象で、本質がボヤけているように感じます。
マンネリ感がある
全体的に前作を順当に強化されたような内容なので、過去作をプレイしているとマンネリ感があります。
個人的に最もマンネリを感じたのがボーナスボードの隠し場所です。
ボーナスボードはオープンワールドマップの至るところに隠されているんですが、今作でも橋の下に隠すケースが多いんですよ。
橋を渡っている時にボーナスボードのマークがミニマップに表示された時は「またここか…」と呆れてしまいました。
前作で見られた四季ほどインパクトのある新要素も見られないので、新作として売り出すのは弱く感じます。
本記事の文字数は約3,500で、前作のレビュー記事よりも1,000文字ほど少なくなっていますが、それは、書けることが少ないからですw
Forza Horizon 5 (フォルツァホライゾン5)のレビューまとめ
順当に進化したハイクオリティなオープンワールド型のレースゲーム。
前作から順当に美しくなり、順当に広くなり、順当に楽しくなりました。
人によってはマンネリに感じるかもしれませんが、最近は期待を下回るAAA級タイトルが目立っているだけに、本作の順当な面白さには大きな価値を感じられます。
改造や撮影も健在なので、車好き、ドライブ好きは買って損はありません。
ホント、「Forza」シリーズは過去作の良いところを積み上げていくのが上手いですねw
メキシコの印象を覆すハイクオリティなオープンワールドゲーム!
こんな人には特におススメ。
・ドライブ好き。
・観光好き。
こんな人にはおススメできない。
・複雑なゲームが苦手な人。
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