Forza Horizon/Xbox 360
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は2012年10月に発売されたXbox 360「Forza Horizon(フォルツァ ホライゾン)」のレビューをしていきます。
本作はアメリカ合衆国コロラド州を舞台にしたオープンワールド型のレーシングシミュレーターゲームですが、車ゲー初心者におすすめしたいほどコンパクトにまとまった作品でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- アメリカ合衆国コロラド州を舞台にしたレースゲーム。
- オープンワールドマップを自由に走行できる。
- 各地で開催されているレースイベントをこなしていくのが主な目的。
初リリース日 | 2012年10月23日 |
対応ハード | Xbox 360 |
ジャンル | レース |
推定クリア時間 | 10~20時間 |
売上 | 初週1.5万本 |
発売元 | マイクロソフト |
目次
良いところ
アメリカ合衆国コロラド州を自由に走行できる!
本作の舞台となるのはアメリカ合衆国コロラド州!
なんと、ゲーム開始直後からこの世界を自由に走行できるんです!
これまでの作品ではサーキットの中を周回することしか出来なかっただけに、これは大きな進歩に感じます。
え?自由に走行出来たらレースゲームとして成立しないんじゃないかって?
実は本作、フリーモードとレースモードの2つに分けられているんです。
あくまでも自由に走行できるのはフリーモードであって、レースモードでは従来の仕切り板に覆われたレースを楽しめます。
レースは各地で開催されているので、フリーモードで開催地まで行ってイベントをこなすのが主な流れになっているんですね。
オープンワールドマップの中で楽しめる様々な遊び要素
フリーモードでできることはレースイベントを探すだけではありません!
それ以外にも以下のような遊び要素が詰まっているんです。
- 各地に設置された看板の破壊。
- 特定の地点での最高速度の測定。
- 隠された車探し。
- アウト・ポスト探し。
- 絶景ポイント探し。
各地を走行すればするほど様々な発見があるので、何も考えずに走っているだけで楽しさを感じられます。
素晴らしいのが、オンラインのフレンドともフリー走行できること。
なので、擬似的なツーリングを楽しむことができるんですね。
他にもフレンドとはレースをしたり鬼ごっこ的な遊びをすることも可能で車好きの遊び場になっています。
走行する楽しさが増した
正直なところ「Forza Motorsport(フォルツァ モータースポーツ)」シリーズは個人的に合いません。
何が合わないのかと言うと、リアリティを追求しすぎているから。
見た目はもちろん、挙動から何もかも本物そっくりに仕上げるのでゲームと言うよりはシミュレーターになっているんですよね。
車好きには溜まらないと思いますが、ゲームをプレイしたいぼくからするとユーモアが足りなくてちょっとズレてくるんです。
そんな中で発売された本作はややゲーム寄りの調整になっていたのが嬉しかった!
例えば最高速度。
どの車も200kmを軽く超える速度を出すことが可能で、上手く行けば300km超えも夢ではありません。
ここまで最高速度を出せるとゲームっぽく感じられてテンションが上りました!
あと、カーブを曲がる時に発生する遠心力もやや抑えられているのでそこまでスピードを落とさなくて良いのも助かりました。
極めつけは人気ランクの概念!
本作ではドリフトを決めたり看板などを壊すことでポイントが加算されていきます。
しかも以下のようなリスクとリターンが存在するんです!
- ドリフトなどを短時間に連続で決めるとスコアの倍率が加算される(リターン)。
- 加算前にクラッシュなどを起こすとポイントが消滅してしまう(リスク)。
このようなリスクとリターンを併せ持った要素が加えられたことでゲーム性が高まり、レース以外の楽しさが増しました。
人気ランクを上げることでお金が貰えるので、余裕があったらドリフトを決めるなどしてカッコいい走りをしていきましょう!
まあ、レースの順位とは無関係なのであんまり意識し過ぎると逆効果の場合もありますがw
快適なリワインド機能
2009年に発売されたXbox 360「Forza Motorsport 3」から搭載されたリワインド機能。
もちろん本作にも搭載されているので快適なレースを楽しめました!
リワインド機能の何が凄いのかって、少し前の状態に巻き戻せることです。
例えばコースアウトして壁にぶつかった時も数秒前に戻れば回避することができるんですね。
ぼくがプレイしたXbox 360「Forza Motorsport 2」ではリワインド機能が搭載されておらず、コースアウトの度に最初からやり直していたので助かりました。
路面に最適な道筋を表示してくれるアシスト機能も相変わらず搭載されていますし、快適なレースを楽しむための配慮は今作でもバッチリです!
秋の行楽に最適な世界観
本作の舞台となっているアメリカ合衆国コロラド州。
ここは山岳地帯の州で、自然に覆われています。
しかも本作の季節は秋に設定されているので、秋の行楽を疑似体験するうえでも最適に感じました!
ぼくは秋になると岐阜県の山岳地帯をドライブしますが、本作をプレイしているだけでも疑似体験できるのが嬉しいですね♪
特に崖エリアにあるトンネルを高速でくぐっている時は本当にドライブしている感じを味わえました。
気になるグラフィックのクオリティですが、オープンワールドゲームとしては一定水準に達していると思います。
崖エリアや荒野のスケール感はバッチリですし、無数に生えた木も遠くで見る分には差し支えありません。
肝心の車は光沢表現が物足りないですが、モデリングのクオリティ自体は最低限には達していると思いました。
惜しいところ
見えない壁が多い
一見すると広大なフィールドに見えるこちらの画面写真。
しかし、実際には見えない壁に覆われているんです。
その証拠に周辺の低い柵に何度アタックしても破壊出来ず先に進めません。
さすがに「崖を突っ込めるようにしろ」とまでは言いませんが、荒野のようなエリアはもう少し(事実上の)見えない壁を排除してほしかった。
探索要素として100の看板を破壊する要素が存在しますが、大半がすぐに見つかってしまいました。
だって、市街を除けば脇道に逸れることがほとんどできない関係で目に見える場所ばかりに設置されていますからね。
このように本作は事実上の見えない壁だらけなので、オープンワールドゲームならではの広大さは言うほど味わえません。
「Forza Motorsport」シリーズは周回制のレースゲームなので立派な進歩ではありますが。
全体のまとめ
まさか自分がForzaシリーズを楽しめるとは!?
Xbox 360「Forza Motorsport 2」が合わなかったので驚きました。
楽しめたのはオープンワールド化したことも大きいですが、ゲーム的な遊び要素が増したのも大きな要因です。
壁にぶつからずドリフトなどを決めることで加算されていくスコアシステム。
看板の破壊や隠された車を探す探索要素。
こういった要素のおかげでベースがレーシングシミュレーターでもゲームらしさを感じられて最後まで楽しめました。
オープンワールド化したことでフレームレートが60fpsから30fpsへ。
車種が533種から127種へと前年発売のXbox 360「Forza Motorsport 4」から大きく減っていますが、車への関心がそこまで強くないぼくにとっては気になりませんでした。
ですので、ぼくのような人がレーシングシミュレーターに手を出すのであれば今作がおすすめです♪
車ゲー初心者におすすめしたいコンパクトなオープンワールドレースゲーム!
こんな人には特におススメ。
・車好き。
・ツーリング好き。
こんな人にはおススメできない。
・過度なハチャメチャ感を期待する人。
Forza Horizon/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
レースゲームのオープンワールド化はおもしろそうですね。
任天堂も最近はニンラボでドライビングキットを出しましたが、ドライビングシミュレータ×オープンワールドは基本早く移動できる分オープンワールドとの相性はもってこいですよね(^^)
次回作のマリカでは、ディディーコングレーシングの規模でもいいのでフリーランニングモードがほしいです!
そうそう、移動速度が優れているからオープンワールドとの相性が良いんです。
確かにマリオカートでもこのようなモードが欲しいですね。
単にコースを増やすだけではもう差別化を計れないと思います。
レースゲームでマップを自由に移動できるモードがあるんですね!僕も実はXbox360のForzaを遊んだことがありますが、全然琴線に触れるところはなかったんですけど(そもそも車やレースに興味が薄い)、記事を読んで面白そうだな~と感じました。
レースゲーのフリー走行・探索といえば、ディディーコングレーシングを思い浮かべますね!次回のマリオカートは、きっとそんな要素が追加されているといいな!!というか、多分されていると思います。だって、マリオテニスではストーリーモードが、そして、あのマリオパーティでさえ、自由に動かせるマップが用意されていたんですから!レーシングカーとアクションゲームの相性は意外とマッチすると思いますので(ガレージ大作戦しかり)、今後のレースゲームの展開に期待します!!
はい!本作ではマップを自由に移動できます!
フォルツァモータースポーツとは違ってゲーム的な楽しみ方も増しているので、初心者はこっちがおすすめですよ~♪
レースゲームのフリー走行はディディーコングレーシングが初でしたね。あれは斬新でした。
確かに次のマリオカートにはフリー走行モードが収録されていそう。
気になるのは次がいつ発売されるのかですね。マリカ8DXが売れ続けているので当分先かも。
Forza Horzonは従来のMotorSportとは一線を画す部分がありましたねぇ。
本家より長く遊べるのは個人的にはこっちだったりします。
あと、今は配信終了していてできないんですが一時期Horizon1にはラリーの拡張があって、ラリーをすることができる唯一のシリーズだったんですよ。
それ以降はラリーじゃなくてダートだったりする程度なんですが。
まあ、ラリーって言ってもコ・ドライバーはいるんですが何故か隣にはいないのでおそらく無線で支持なのかな?www
このころはまだ本家に比べて車種が少ない、チューニングが細かくできないっていうのはあったんですが、のちのしりーずだと本家並み、一部は本家にすら無いチューニングもあったりするんで、Horizonだからこそできた部分もあるんですよね。
本格的にForzaシリーズ大好きになったのは実はこの作品だったりしますwww
一応Forza4から始めた自分なんですがねwww
NFSは自分なぜか長続きしないことが多いんですが、こっちはそういうのは無いんですよね。
本作が発売された時点でフォルツァモータースポーツは4作も発売されていたんですよね。
そんな中でこのようなスピンオフタイトルを発売するとは思い切りました。
ダウンロードコンテンツに関しては今となっては利用出来ず惜しいですが、ゲーム自体は楽しめたので良かったです♪
ホライゾンシリーズも作品を重ねるごとにボリュームアップしていますよね。1から2の進化にも驚いています。
y.crashさんもフォルツァホライゾンから始めたようで、初心者向けであることは間違いない感じかなー?
自分みたいな行楽的にゲームの世界を見て回るのが好きな人には堪らないタイトルですね!こういうのもっと増えてほしいなあ・・・、これは今後の購入リストに入れておこう。
季節的にはピッタリのゲームです♪
このシリーズは作品ごとに舞台が異なるのでそれぞれに魅力がありますね。
近々、続編のレビューもします。そちらのスクリーンショットもご期待ください♪
レースゲームがオープンワールドになったら、どう楽しむんだろう?と思っていましたが、各地でイベントがあってそれをこなしていく感じなんですね!うん、楽しそう♩
ただ個人的にはリワインド機能は好きではないんです。レースゲームはストイックなプレイの仕方が好きなので、リワインドがあると、緊張感が薄れてしまって、、。
でも気軽にプレイしたいユーザーには有り難い機能ですよね。
あと、レースゲームを正式なモータースポーツだとモータースポーツ協会が認めた、という記事を昨日みました。
他のスポーツよりも現実とゲームとの間の差が少ないことが、認められ理由だそうです。
リアルとバーチャルの境界がどんどん小さくなっていきますね。
そうなんです!2つのモードを交互に進めていく感じなんですね!
リワインド機能はOFFにすることも可能で、OFFにするとボーナスが貰えるようになっています。
フォルツァシリーズって難易度を細かく調整してボーナスの増減をコントロールすることが出来るんですね。
パーツも自動で選択してくれますし、痒いところに手が届いています。
モータースポーツの件は記事にしようかな?
情報ありがとうございます!
Horizon、最近4を買ってどっぷりハマっております
元々Frozaはシムの方のMotorsportシリーズは過去作4本くらいプレイしてて好きで、最近はAssetto corsaとかもやってたんですが、Horizonはカジュアルとリアルのバランスが素晴らしいですね。
オープンワールド系ってどうしてもカジュアル過ぎちゃって自分みたいな人間は敬遠しがちだったんですが、ダート走ってるときの感覚が楽しすぎて買っちゃいました。4は柵やガードレールや石垣も壊せてかなり自由度高いですw
ぼくも4をプレイ中です!
1から4を通してプレイすると進化の具合に驚きますね~。
4になってからは完璧と言っても良いほど自由な走行を楽しめるようになりました。
いずれレビューしたいですねー