
Forza Motorsport 2/Xbox 360
どうも!KENT(@kentworld2)です!
今回は2007年5月に発売されたXbox 360「Forza Motorsport(フォルツァ モータースポーツ) 2」のレビューをしていきます。
本作はMicrosoft Game StudiosとTurn 10が開発したレースシミュレーションゲームですが、当時としてはめちゃくちゃリアルで凄い作品でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- リアリティを徹底的に拘ったレーシングゲーム。
- 見た目だけではなく挙動もリアリティを追求。
- コースは15種類。車種は310種。
初リリース日 | 2007年5月24日 |
対応ハード | Xbox 360 |
ジャンル | レース |
推定クリア時間 | 20~30時間 |
売上 | 累計10.0万本 |
発売元 | マイクロソフト |
目次
良いところ
超リアルなグラフィックと挙動

なんだこのゲームは!?
初めて本作をプレイした時、あまりのクオリティに驚きました。
グラフィック、挙動。
何から何まで本物そっくりなんです!
グラフィックはよ~く見ると観客がハリボテだったりしますが、車や道路に関しては本物そっくりに見えました。

車の曲線はとても滑らかで、ボディは反射するので思わず触りたくなってしまうくらい。
道路にはタイヤの跡が残り、本当に走っているかのよう。
それでいて車の挙動は本物そっくりだから凄い!
ハンドルコントローラを使えば完全なドライビングシミュレーターになるくらいの勢いです。
さすが秒間360回もの挙動シミュレーションを行っているだけのことはありますね。
そしてエンジン音!
エンジン音は車種によって細かく変わるようになっていて、さらなるリアリティを感じられるようになっています。
秒間60フレームによって生まれる滑らかな動き

本作を初めてプレイした時、なんとなくアーケードゲームのようなリッチさを感じました。
そう感じた大きな要因が秒間60フレームを実現していること。
つまり、滑らかな動きを実現しているんですね。
ただでさえグラフィックや挙動、エンジン音がリアルだと言うのに滑らかに動くとは!?

実は本作、「あつまれ!ピニャータ」とのセットパッケージ版を2009年に2,480円で購入したんですよね。
「あつまれ!ピニャータ」が付いて2,480円でこのクオリティのゲームが楽しめるなんて!?
当時は感激していたのを覚えています(※定価は約7,000円なので注意)。
親切なアシスト機能

リアル系レーシングゲームってなんだか難しそう・・・。
ぼくはそんなイメージが強くあります。
というのもとあるリアル系レーシングゲームを試遊台でプレイした時に全く運転出来なかったからです。

「マリオカート」は余裕で運転出来たのに、リアル系レーシングゲームってこんなに難しいのか!?
こんな感じで当時は絶望しました。
しかし、本作の場合は親切なアシスト機能の搭載によってリアル系レーシングゲーム初心者のぼくでも簡単に運転出来たんです!
以下、アシスト機能で特筆したい点を箇条書きでまとめていきます。
- 推奨された走行ラインが道路に表示される。
- どこでブレーキを踏めば良いのか色で教えてくれる。
そう。アシスト機能があると単に走行ラインを表示するだけではなく、どこでブレーキを踏めば良いのか教えてくれるんですね。
「マリオカート」の感覚でプレイすると常に全速力で走行すれば良いイメージですが、リアル系レーシングゲームだとそうはいきません。

リアル系レーシングゲームの場合は遠心力によって道路を曲がる時にスピードを出すと外側に滑り出そうとするので、コースアウトしてしまうんですね。
そのため急カーブではブレーキを踏まなければなりません(これは現実の運転でもそうです)。
アシスト機能があれば適切なタイミングでブレーキを踏めるので助かりました!
まあ、ある程度プレイするとレールに沿っている感じがして退屈になってくるんですけどねw
そういう時はアシスト機能をOFFにすることをおすすめします(OFFにすることでレース終了後の賞金額が増えます)。
オリジナルの車をデザインできる!

そして本作最大の特徴がカスタムペイントカーの作成!
車にはXbox 360などのロゴ以外にも円や多角形などのシールを貼ることができるんです!

凄いのが、組み合わせ次第ではアニメキャラをモチーフにした痛車を作成できること。
ぼくのような素人には到底作れませんが、職人さんはビックリするくらい綺麗な痛車を作成してくるんです!
しかも作成するだけでは終わりません!
オンライン機能を活用すれば売買も可能なうえ、写真を公開することもできるんです!
おかげでレースから外れたソーシャル的な楽しさも生まれたんですね。
ちなみに本作の収録車種は310種。ダウンロードコンテンツを含めたら349種にも及びます。
惜しいところ
単調なレース展開

メインとなるCareerモードは単調でしたw
このモードではレースを重ねて賞金を稼ぎ、車を集めていくことになりますが、用意されているレースの数が半端ないんですw
それでいてライバル車も決まっているのでレース展開は似たり寄ったりします。
これがデフォルメ系のレースゲームだったらアイテムによる一発逆転などで不確定要素が生まれて同じコースでも飽きずに楽しめるんですが・・・
そんな要素を本作に求めるのは野暮な話ですよねw
1レースの走行時間が長過ぎる

ある程度ゲームを進めると1レースの走行時間が非常に長くなります。
なんと、1周2分以上もかかるコースを6周することになるんです!w
さすがにこれだけ同じコースを周回するのは厳しいなぁ。

トドメとなったのがコースアウトのペナルティ。
前述の通り本作はリアル系レーシングゲームなので、カーブの前でスピードを出し過ぎるとコースアウトします。
そこからコースに復帰するには10秒以上の時間を要してしまうので、1位から8位まで大ランクダウンすることもザラにあるんですね。
もし、そんな事故が6周中5周目に起きたとしたら・・・ゾゾゾッ。
実際、何度かそんな事故が起きてしまったのでテンションが一気にダウンしてしまいました。
コース開始までに20秒ものロード時間がありますし、リカバリーがキツイのは否めません。
※本作には少し前の状態に巻き戻すリワインド機能は存在しません。
全体のまとめ

とにかくリアリティに拘ったレーシングゲーム。
そのクオリティは確かなもので、2007年のゲームとしてみたら飛び抜けていると思います。
ぼくはこの手のゲームが苦手ですが、アシスト機能やAT機能によってある程度は楽しめました。
ただ、単調なゲーム展開によって10時間ほどプレイしてからは作業的になってしまい、後味は良くありません。
ですので、結局は車好きに向けたゲームなんだと思います。
ぼくの場合、車は持っていますが、特別好きではないのでそこが裏目に出てしまいました。
リアリティを追求した車好きによる車好きのためのシミュレーター!
こんな人には特におススメ。
・車好き。
こんな人にはおススメできない。
・作業的なのが苦手な人。
・ゲームらしいハチャメチャ感を求める人。
Forza Motorsport 2/お気に入り度【50/100%】
プレイした時間・・・約15時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |


Forzaキタ――(゚∀゚)――!!
よく世間で言われてるのがForzaの基礎は2から完成していたって言われてるんですよ。
それは自分としてはちょっと違うなぁっておもってて、Forza1からすでにアシスト機能はあるんですよ。
まあ、60fpsって意味だったらForza2からなんですけどね。
痛車は正直度肝抜きますよw
自分はせいぜいカービィとPS1ロゴが限界でしたwww
図形を組み合わせて描くとか一種の制限プレイwww
日本人って制限プレイ好きな人多いんだろうなって思う瞬間でしたwww
とくに海外の反応が面白くてwww
「日本人は(いい意味で)Crazyだ!」
「なんてこった!俺は仮想世界でも日本人から車を買うハメになるのか!」等々www
仮想世界云々の人は現実でも日本人から車を買ったんだなぁってwww
これからフォルツァシリーズを連続でレビューしていきます!
まずは10年越しとなったフォルツァモータースポーツ2からのレビューです!
60fpsはフォルツァモータースポーツシリーズの代名詞ですからね。
痛車は出来る気がしませんw
これって絵を描くのとは異なるスキルを必要としますよね。
本作の痛車は海外の方も度肝を抜いたようで、日本人の意地を見せつけたと思います。こういった現象はXbox市場を語る上では外せませんね!
kentさんがリアル系レースゲームのレビューをするのはめずらしいですね。
同じサーキットを何周もぐるぐるする作業の無駄感そのものを楽しみたいんです。
そうですね、製品版のレビューになるとこれが初になると思います。
車好きにとってはリアリティなレースそのものを楽しめるんだなぁと思いました。
実際の車の運転もうまくなろうと思ったらひたすら走り込まないといけないし、好きな人にとってはそれ自体が楽しいわけで「作業」ではない。そういう面も含めてリアルだし、ゲームではなくドライビングシミュレーターなんだと思います。
そうですね、本来のゲームとはちょっと違ってくるんだと思います。
なので、シミュレーターという表現が適切です。
このシリーズには初作からロータス・カールトンという車が収録されていますけど、このカールトンという車名はイギリス限定のものなんです(イギリス以外ではオメガという名前)。メーカーがイギリスだけで違うブランドを名乗っているので車名も変わるんですが、あえてカールトンとして収録しているのはオメガにゲームで使う上で商標的な問題があるのか、実車のチューンアップを手掛けたロータスの母国に合わせたのか、イギリスのデベロッパーが開発しているかのどれかなのかなと思いますが、ソニーの「グランツーリスモ」シリーズのフォロワーとして、より車好きにひっかかる要素を持たせようとしているのは確かでしょうね。
車って権利関係が色々とあるようですからね。
それが影響しているのかフォルツァシリーズは発売から暫らくすると配信停止になることもあります。
グランツーリスモとの差別化は何らかの形で図りたいでしょうね。
僕はSteamの安いドライビングシミュレータを主に知ってたので、フォルツァのレビューを読むとドライビングシミュレータとして洗練しているなと思いました。
グランツーリスモの体験版をプレイしたことあるので雰囲気は結構、わかりました。マリカのようなレースゲームを期待するとかなり操作性に癖があると思うので、そこはゲーム性を求めるかリアル性を求めるかで変わってきますね。
このゲーム、なんと11年も前に発売されたんですよ~!
リアルタイムでプレイしたら驚きますよ~。
ぼくは発売2年後に買ったけど、それでもビックリしました。
操作性はグランツーリスモをイメージしていただければ良いと思います。
マリオカートの感覚でプレイしたら絶対に面をくらいますが、あれが現実の運転なんですよね~。
リアル系のレーシングゲーム・・・あんまりやったことないな、前に知り合いの家にあったのでプレイさせてもらえましたけど確かにこれは面白かったなあ・・・。ただそれでも挙動に慣れないですけども・・・。
リアル系レースゲームって最初にプレイした時のインパクトが凄いんですよね~。
あとはそこからどうモチベーションを保てるのかどうか。
操作は初めてプレイすると混乱しますよねw
リアル系のレースゲームのレビューは初なんですね。
僕はForzaは未プレイですが、レースゲーム好きとしては、これからのシリーズレビュー楽しみです!
キャリアモードを単調に感じられるなら、合わないかもしれませんね。
リアル系はコースの最適なレコードラインをみつけたり、コースによってセッティングを調整したりといった部分を楽しめないときびしいかもしれません。
1レースの走行時間も、耐久レースのイベントやF1系のゲームでは、数時間ぶっ通しのレースなのでさらにハードルが高いでしょうね。
でも高難易度ゲーが好きなkentさんだから、プレイしているうちに慣れると思いますが!
僕はレースゲームは、1人で遊ぶときはリアル系、みんなで遊ぶときはデフォルメ系を遊ぶ感じです。
グランツーリスモで画面分割対戦は ほぼしないですし、逆にマリオカートでタイムアタックをすることもないです。
それぞれ違う楽しみ方がある、という感じですね。
せっかくレースゲームのレビューをされたので、僕のレースゲーム購入歴を振り返ってみました。
【プレイステーション】
・リッジレーサー レボリューション
・Formula 1
・チョロQ VER.1.02
・アイルトン・セナ カートデュエル
・グランツーリスモ
・グランツーリスモ2
【ニンテンドー64】
・マリオカート64 (兄弟が購入)
・ディーディーコングレーシング
・F-ZERO X
【ゲームキューブ】
・マリオカート ダブルダッシュ
【プレイステーション2】
・グランツーリスモ4
・ツーリストトロフィー
【プレイステーション3】
・グランツーリスモ6
【Wii】
・マリオカートWii
圧倒的にPS1が多いですね。
振り返ってみて驚きましたが、こんなにPS1で買っていたのか!
1番衝撃的だったのは、やはり初代グランツーリスモですね〜。
それまでプレイしていたレースゲームに比べて、車種数(しかも実車)、コース数、グラフィック、ゲーム性とどれをとってもド肝をぬかれました(笑)
あっ、あとあのリプレイのカッコよさにも!
はい!初めてレビューしました!
この手のリアル系レースゲームをプレイされている方のレビューを読んでいると専門的な話が多いのでレビューは控えていたんです。
今回は車好きではないただのゲーム好きの視点から書かせていただきました。
残念ながら今作はリアルだなぁと思いつつもすべてを堪能出来なかったんですが、外伝作品となるフォルツァホライゾンシリーズはぼくでも楽しめたんですよ!
今回レビューしたのもフォルツァホライゾンが楽しめたというのも大きいです。
今後はモータースポーツではなくホライゾンシリーズの方を連続でレビューしていきます!
たけのこちんさんはシチュエーションに合わせてレースゲームを選ばれている感じですか。
プレイされたレースゲームは様々なタイプがありますね!何気にぼくがプレイしているゲームも多いぞ!?
初代グランツーリスモの衝撃は大きかったようですね。当時は相当リアルに見えたのではないでしょうか。