2016年11月に発売されたPS4「イーグルフライト」を今回はレビューします。
PS4「イーグルフライト」は大鷲となってパリの世界を自由に飛び回るPlayStation VR専用のフライトアクションゲームです。
目次
良いところ
大空を飛び回る快感
あなたは鳥になって空を飛びたいと思った事はありませんか?
本作はVRヘッドセットを装着してプレイする事で辺り一面がゲームの映像となり、首を動かす事で好きな方向へ飛び続けられるのでそんな願いを叶えてくれます!
ゲームの進行形式はオーソドックスなオープンワールドタイプ。メインミッションを順番にクリアしていく他、自由に世界を飛び回って様々なサブミッションや収集アイテムを集めることができます。
今の時代、特別凄い事をやっている訳ではありませんが、自由に空を飛びまわってサブ要素を攻略していくのは地味に面白いです!
ストイックなゲーム性
このゲーム、実はかなり歯ごたえがあります!
各ミッションにはチェックポイントが存在せず、壁に当たったり、敵の攻撃を受けてしまうと最初からやりなおしになってしまうんです。
後半のミッションはクリアするだけで5分近くかかるので、かなり粘ってからやり直しになるとショックなんですよね。
それだけにミッションの終盤まで進んだドキドキ感を味わえます。このストイックさは古典的な面白さに繋がっていて、ゲームオーバーになってもつい何回もプレイし続けてしまいました。
惜しいところ
ミッションのバリエーションが少ない
ミッションのバリエーションは少なめに感じました。
リングをくぐるミッション。ダンジョンの奥へと進むミッション。敵を倒していくミッション。味方を護衛するミッション。このくらいしかありません。
ミッションは20以上用意されているだけに、クリアまでに何度も同じようなミッションをプレイする事になりました。
もう少しダンジョンの構造に変化を持たせるなどのアクセントが欲しかった。
激しく首を動かす
このゲームはやり込んでいくと激しく首を動かさなくてはなりません。
いずれのミッションもクリア後に3段階の評価をされるんですが、最高ランクにするにはスピードをMAXにして細いルートを進まないといけないから壁にぶつからないようにするために素早く、正確に首を動かさないといけないんですね。
鳥になって空を飛びまわれるゲームだと思ったのに、アンドロイドのようなヘッドセットを付けて激しく首を振り続けるってどういう事だよ!?傍から見たら首振り変態ロボットおじさんにしか見えませんw
熱中すると激しく首を動かす事になる関係上、首が筋肉痛になる可能性はもちろん、酔ってしまう可能性もあります。僕の場合思ったほどは酔いませんでしたが、1時間くらいプレイすると若干目が回りました。
もう少しグラフィックを頑張って欲しい
グラフィックはもう少し頑張って欲しいと思いました。
広大なフィールドを描いているのは良いんですが、木が張りぼてっぽかったり、建物の書き込みが足りておらず、PS4基準で見るとイマイチです。
あの「アサシン クリード」シリーズを手掛けたUBIソフトの作品なだけに尚更気になってしまいました。
VRゲームは臨場感が命なので、もっとグラフィックが書き込まれていたら面白さが増すと思います。
全体のまとめ
シンプルだけど、古典的な面白さが詰まっていると思いました。
ただ、肝心の空を飛びまわっている感動は思ったほど味わえず、ボリュームもVRソフトらしく価格の割には控えめで満足度はやや低いです。
シンプルだけど古典的な面白さが詰まっている首振り変態ゲーム。
こんな人には特におススメ。
・死んで覚えるゲームが好きな人。
・大空を飛びたい人。
こんな人にはおススメできない。
・3D酔い耐性がない人。
・コストパフォーマンスを重視する人。
イーグルフライト/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約5時間
首振りめっちゃ笑いました
誰かに見られてたら悲惨ですね
イーグルフライトは発表時の背景と実際の、映像が違うなーと思いました
アサクリなみの細かさなら買ったんだけどなー
どうもVRお試しで作った感があるイメージなのに高いし
いずれはやってみたいですけどね