2018年4月に配信されたSwitch「12 orbits(12オービット)」を今回はレビューします。
Switch「12 orbits(12オービット)」は2~12人で楽しめるシンプルなルールのマルチプレイゲームです。
ダウンロード専売で、価格は約240円。
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- 白い円にぶつかって自分の色にしていく対戦アクションゲーム。
- 自機は自動で動くが大きな円の中でボタンを押すと周辺をクルクル回る。
- 収録されているルールは4種類。
初リリース日 | 2018年4月26日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | パーティ |
推定クリア時間 | クリアの概念が存在しない |
価格 | 240円(税込) |
発売元 | Roman Uhlig |
良いところ
気軽に2~12人対戦できる
なんと本作、たった1台のSwitch本体で最大12人対戦が出来てしまいます!
言っている意味がよく分からないかも知れませんが、これが本当にできるんですよ!
というのも本作はボタン1つ。もしくはタッチのみでプレイ出来てしまうから。
1つのJoy-Conだけでも複数人のボタン割り当てができるうえにタッチスクリーンを12等分する事で本体だけで最大12人対戦が楽しめます。
それでいて価格はたったの240円!
安価で大人数プレイを楽しみたい場合はこれ以上無いほど有能なゲームだと思います。
妙な魅力のマルチプレイ
肝心のゲームルールはどんな感じなのでしょうか?
平たく言うとFC「クルクルランド」のような感じ。
自機はオートで動くんですが、円の中でボタンを押すと周辺をクルクル回り、逆に円の外ではダッシュ&回避が出来ます。
この特性を活かしてステージに転がっているボールにぶつかって自分の物にしていきましょう!
自分の物にしたボールには色が付き、他プレイヤーが当たるとダメージを受けてリタイアになってしまいます。
やっている事は非常に単純だけど、円の中でクルクル回る心地良さや複雑な動きが取れないもどかしさによって妙な魅力があります。
収録されているルールは4種類。いずれもステージに転がっているボールを自分の物にしていくことでゲームを有利に進めることができます。
惜しいところ
演出が簡素過ぎる
全体的に効果音周りが寂しく、BGMも単調です。
勝利時の演出はありますが、めちゃくちゃ簡素で優勝しても嬉しさが半減してしまうほど。
あらゆる部分を簡素にする事がコンセプトなのかもしれませんが、演出周りはもっと派手にしても良いんじゃないかと思いました。
1人では全く楽しめない
対戦相手としてコンピュータを派遣できないので、1人では全く楽しめません。
一応、Joy-Con1個でもボタン割り当てによって複数のキャラクターを同時に操作する事は出来ますが、1人2役をしてもねw
全体のまとめ
安価で大勢の人間とマルチプレイを楽しめるのが最大の魅力と言える作品。
4人で対戦できるゲームは数あれど5人以上になるとなかなか存在しませんので、そういう意味ではとても重宝します。
しかし、所詮は240円のゲーム。色々簡素で12人対戦をしたとしても盛り上がりに欠けます。
ですので、ゲームパーティをする時はメインではなくサブポジションに留めておくのがおすすめの作品です。
たった240円で身近な人と最大12人で対戦できる安価で簡素なパーティツール!
こんな人には特におススメ。
・気軽に大勢で楽しみたい人。
こんな人にはおススメできない。
・1人で楽しみたい人。
12 orbits/お気に入り度【45/100%】
プレイした時間・・・約1時間
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初代のXBOXにあった、拓洋興業の「マジデスファイト」を思い出します。「マジデス…」が枝葉の部分を飾ることばかりに腐心せず、ゲームそのものをシンプルに練り込んでいたらこうなっていたでしょうね。
ここまでシンプルだとフリーゲームレベルですw
12人対戦出来る事で何とか有料販売出来る体裁となっていますw
クルクルランドっぽいって言われてもこればっかりは実際に動いてるの見ないとスクショの画像だと「何?このゲーム」って感じです。
でもこういう系はさすがストイックな作りで「ザ・ぼっちプレイヤーお断り」な雰囲気が漂うのはわかりますwww
このゲームのスクリーンショット、地味過ぎますからねw
解像度を無視したらファミコンでも表現出来るレベルですから。240円ですし、かなり割り切っています。