どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2016年10月に配信されたPSVR「THE PLAYROOM VR(ザ・プレイルーム・ヴィーアール)」のレビューをしていきます。
本作はPSVRとPSカメラを使って楽しむゲームが5種類収録されたバラエティゲームですが、なんと本作・・・
無料なんです!
それでいてマリオパーティや3Dマリオ風のゲームをVRで楽しむことが出来て最高でした!
まずは良いと思った点から書いていきます。
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- 5種類のゲームを収録したバラエティゲーム。
- 1~2人用ゲームを1種。2~5人用を4種収録。
- プレイすればするほどコインが溜まってUFOキャッチャーに挑戦できる。
初リリース日 | 2016年10月13日 |
対応ハード | PSVR |
ジャンル | パーティ |
推定クリア時間 | 1プレイ5分 |
価格 | 無料 |
発売元 | SIE |
目次
良いところ
VRマリオをやりたくなるROBOT RESCUE
えええ!なんだこれは!?
本作には5種類のゲームが収録されていますが、一番ビビッときたのが「ROBOT RESCUE(ロボットレスキュー)」。
なんと、本ゲームではプレイヤーの視界に映ったミニロボットをスティックとボタンで自由に操作できるんです!
それでいて首を動かすと好きな方向にカメラが動くので、バーチャル空間の中でミニロボットを遠隔操作しているような感覚を味わえます。
VRゲームって一人称視点がメインだけど、実は三人称視点のゲームも行けるんですね。
ゲーム内容は思っきり「スーパーマリオ3Dランド」。
カラフルポップなグラフィック。マリオチックなワクワク感のあるBGM。
そしてジャンプアクションを駆使して奥へ進んでいくゲームデザインがまんま「スーパーマリオ3Dランド」なんですw
しかし、探索要素に関しては本家以上に強く感じました。
というのも本ゲームでは全部で20体ものミニロボットがステージの脇道に隠れているからです!
コンプリートするには様々な角度から眺めなければならず、一筋縄ではいきません。
ぼくはコンプリートするのに3回くらい再プレイをしてしまいました。
めちゃくちゃ盛り上がるGHOST HOUSEとWANTED!
PSVRのパーティゲームってこんなにも盛り上がるのか!?
思わずそう言いたくなるほど本作には面白いゲームが収録されています。
それが「GHOST HOUSE(ゴーストハウス)」と「WANTED!(ウォンテッド)」。
これらのゲームに共通して言えるのは、VRヘッドセットを装着することで見える画面だけでは攻略不可能であること。
例えば「GHOST HOUSE(ゴーストハウス)」ではお化けを捕獲することになります。
が、お化けはVRヘッドセットの画面には映らず、TV画面にしか映らないんですね。
そのためTV画面を見ているプレイヤーがVRヘッドセットを装着しているプレイヤーに口頭で伝えなくてはなりません。
これがなかなか難しいもので、難易度が上がると正確な位置を伝えるのが困難になってきます。
この感覚、まるでスイカ割りのよう。
TV側のプレイヤーは口だけの参加になるので、極端な話、何人でも参加出来ます。
そこが本ゲームの素晴らしいところだと思いました!
まあ、参加者があまりにも多いと情報量が増えて大変なことになりますけどねw
巨大モンスターとヒーローの激しいバトルが楽しめるMONSTER ESCAPE
続いて「おおっ!」と思ったのが「MONSTER ESCAPE(モンスターエスケープ)」。
巨大モンスターとヒーローの激しいバトルが楽しめるミニゲームなんですが、1対4の非対称マルチプレイゲームなんです!
つまり、VRヘッドセットを被ったプレイヤーが巨大モンスター役で、通常のコントローラを持った残り4人のプレイヤーがヒーロー役なんですね。
VRヘッドセットから見える映像とTVから見える映像は全く異なっており、それぞれの役割を果たしながらミニゲームで戦うことになるんです!
面白いのが巨大モンスター役。
自身の顔を動かすことでビルやヘリを破壊することが可能で、本当に巨大モンスターになった気分を味わえます。
しかし、ヒーローに負けてしまうと空高くへ飛んでしまうんですねw
そんな体験も含めてVRらしさを感じられ、アトラクションとしては最適です。
だるまさんが転んだを楽しめるCAT AND MOUSE
続いて紹介するのが「CAT AND MOUSE(キャット&マウス)」。
本ゲームは言ってしまえばだるまさんが転んだです!
VRヘッドセットを装着したプレイヤーが猫役で、通常のコントローラを持った残り4人のプレイヤーがネズミ役になります。
そして、ネコ役のプレイヤーがカーテンから顔を出すまでの隙を狙ってネズミ役のプレイヤーがチーズを奪っていくんですね。
やっていることはまんまだるまさんが転んだですが、形式がユニークだと思いました。
コレクション要素によるリプレイ性の向上
最後に紹介したいのが、「MINI BOTS(ミニボット)」。
本ゲームではDUALSHOCK 4を使ってUFOキャッチャーを楽しむことができるんです!
手に入れたグッズは部屋の中に飾られて行くので、収集好きには嬉しい要素です。
注目したいのが、UFOキャッチャーをプレイするにはコインが必要なこと。
コインは各ゲームをプレイすることで溜まっていくので、本作のリプレイ性を高める役割を果たしているんですね。
コンプリートを目指すのであれば各ゲームを沢山プレイしましょう♪
惜しいところ
開始時間が長い
全体的にミニゲーム開始までの演出が長く感じます。
「GHOST HOUSE(ゴーストハウス)」と「WANTED!(ウォンテッド)」の高難易度ステージはマゾゲーでリトライ前提なので、何回も続けているとテンポが悪いです。
演出はスキップできるようにしてほしかった。
1つ1つが小粒
本作には全部で5種類のゲームが収録されていますが、いずれも小粒で1ゲーム5分程度で終わります。
対戦ゲームの中には複数のステージが用意されていますが、2~3回やったら飽きてしまうのでコレクション要素があるとはいえ長続きしません。
とは言えこれは無料配信ソフト。無料ゲームである事を考えたら十分過ぎるボリュームです。
全体のまとめ
プレイステーションVRの可能性を広げたミニゲーム集。
VRゲームって1人で楽しむイメージが強いけど、TV画面を合わせることで非対称パーティゲームとしても楽しめるんですね。
特に「GHOST HOUSE(ゴーストハウス)」と「WANTED!(ウォンテッド)」は参加者さえいればコントローラなしでも楽しめるので、万人におすすめしたいミニゲームです。
一方、「ROBOT RESCUE(ロボットレスキュー)」は1人でも楽しめる本格的な3Dジャンプアクションゲームで3Dマリオ好きとしてはワクワクしました。
全体的に「マリオパーティ」や「スーパーマリオ3Dランド」の匂いがするので、まるで任天堂の開発者がこっそり作ったんじゃないかと思ってしまう作品です。
VRで遊ぶマリオパーティと3Dマリオのお試しパック!
こんな人には特におススメ。
・パーティゲーム好き。
・ジャンプアクション好き。
こんな人にはおススメできない。
・特になし。
THE PLAYROOM VR/お気に入り度【80/100%】
プレイした時間・・・約8時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
VRでパーティゲームって恐らく少ないでしょうね。
こういうゲームはもっと増えてもいいと思います。
対戦ゲームばかりなら、お勧めできない人に「一人で楽しむ人」ですかねw
ボリュームが少ないのも無料なら許せそうですね。