どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は2016年7月に配信されたiOS/Android「ポケモンGO(Pokemon GO)」のレビューをしていきます。
本作は位置情報を活用してポケモンを捕まえていく収集型のRPGですが、社会現象になるのも納得するほどコミュニケーションツールとして優れていました!
まずは良いと思った点から書いていきます。
※2018年11月10日時点でのレビューになるので、その後、アップデートによってゲーム内容が変更される可能性があります。
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- 位置情報機能を使って屋外でポケモンを収集するゲーム。
- ポケモンを捕まえるには有限の「モンスターボール」が必要。
- 各地に訪れることで「モンスターボール」などのアイテムが貰える。
初リリース日 | 2016年7月6日 |
対応ハード | iOS/Android |
ジャンル | スマホゲーム |
推定クリア時間 | クリアの概念が存在しない |
価格 | 基本プレイ無料 |
発売元 | Niantic, Inc. |
目次
良いところ
現実世界とポケモンが連動
現実にポケモンが存在したらなぁ・・・
そんなユーザーの願いを叶えてくれたのが今回レビューする「ポケモンGO」。
なんと、本作では位置情報やAR機能との連動によって現実世界を舞台にポケモン収集を楽しめるんです!
ゲームを起動すると現在位置を反映させたマップが表示され、一定時間経つとポケモンが出現します。
出現したポケモンをタップすると戦闘画面に移行。
「モンスターボール」を上手くポケモンに向かって投げることで捕まえることが出来ます。
その際、AR機能をONにすると現実世界を背景にすることができるんです!
ただでさえ位置情報によって現実世界と連動しているのにAR機能とも連動させてくるとは!?
本作をプレイすることでよりポケモンが身近に感じると思います。
ポケモンを集めるのが楽しい!
各地に生息しているポケモン。
捕まえることで図鑑が埋められていくので、コンプリートを目指したくなります!
そんなポケモンですが、当初は第1世代の151種類しか居ませんでした。
それがアップデートによって第2世代、第3世代、第4世代のポケモンが追加されたんです!
おかげで当初から倍以上のポケモンが存在するので、図鑑を埋めるまでにかかる時間がかなり長くなりました。
今後もアップデートによってどんどん追加されていきそうで、ポケモン図鑑のコンプリートをするだけでも燃えます!
ダイエットに最適!
本作は位置情報機能を活用するのでほぼ屋外専用になります。
室内でゲームをプレイする人からしたら不満を感じるかもしれませんが、一方ではダイエットに最適なんです!
最大の要因となるのが各地に点在する施設の存在。
各地には「ポケストップ」「ジム」などの施設が設置されており、近付くと様々な特典が貰えます。
特典でまず重宝するのがアイテムの「モンスターボール」。
「モンスターボール」はポケモンを捕まえるためのアイテムなんですが、あっという間になくなってしまいます。
なくなってしまったらポケモンを捕まえられなくなるのでさあ大変!
しかし、周辺の「ポケストップ」まで向かえば「モンスターボール」を入手できることがあるんですね。
ポケモン収集をするため周辺をウロウロ
↓
「モンスターボール」がなくなった!?
↓
「モンスターボール」を入手するために「ポケストップ」まで移動
ゲーム開始時はこんな手順を繰り返すことになると思いますが、実際に歩かないといけないのでウォーキングになるんです!
ゲームを楽しみながらダイエットができるって最高じゃないですか!?
本作をやり込むことで必然的に1日の歩数が増えるので、そのうえで食事量をキープしていたら体重を減らすことが出来ます。
複数人と同時にプレイすると最高に楽しい!
本作は1人でも十分に楽しめますが、複数人と同時にプレイしたらさらに楽しくなります!
何故かと言うとポケモンの出現場所は固定化されているからです。
つまり、複数人が同じ場所で本作をプレイしていたら情報共有ができるんですね。
あ!ピカチュウが出現した!
近くで「ポケモンGO」プレイヤーがそう叫んだら他のプレイヤーは「え?マジで?」と反応して探し始めることでしょう。
この感覚は現実世界の虫取りそのもので、本編以上にポケモン収集を周囲のプレイヤーと楽しめるようになっています。
↑こちらは2016年8月に撮影したポケモンの聖地と言われている名古屋の鶴舞公園。
沢山の人が映っていますが、なんとこの人達。全員が「ポケモンGO」プレイヤーなんです!
これだけの多くの人と同じ空間で同じゲームをプレイして情報共有できるなんて!?
当時のぼくは未知のゲーム体験を味わえたことに感動しました。
このように本作は複数人と同時にプレイすることで真価を発揮するので、家族や友達と旅行する時にみんなでやると最高に楽しめます!
↑こちらは「ポケモンGO」から見た鶴舞公園。
さすが聖地と言われているだけあって「ポケストップ」の数が凄いw
ルアーも常に誰かが使用しているので、すぐにポケモンが見つかります。
その影響でこれだけ沢山の人が鶴舞公園まで来ているんですね。
旅行のお供に最適!
旅行の話が出てきましたが、実際のところ相性抜群です!
地域によって出現するポケモンが違いますし、「ポケストップ」などの施設の設置数も変わってきますからね。
場所によっては驚くほど施設が密集しているので、思わぬ穴場が見つかることだってあります。
さらにさらに!
特定の地域にレアポケモンが大量発生することだってあるんです!
その影響でレアポケモンが大量発生した地域に観光客が殺到した過去もありました。
賛否分かれるところですが、たった1本のゲームがここまでの経済効果をもたらすのは凄いと思います。
レアポケモンの大量発生が旅行のきっかけになることもあると思うので、インドア派がアウトドア派になることだってあるでしょう。
↑ちなみにポケストップは各地のランドマークと連動しています。
そのため各ポケストップには写真と名前が付いており、その場でランドマークの情報を調べるきっかけを与えてくれるんですね。
「ポケモンGO」があれば旅行した地域に詳しくなるかも!?
中毒性が高い
え?もうこんな時間!?
本作は様々なシステムによって中毒性が高く、気が付いたらあっという間に時間が過ぎてしまいます。
ポケモン収集とアイテム収集をローテーションするだけでも中毒性を感じますが、以下の要素がさらに中毒性を高めてくれるんです!
- 経験値とレベルの概念が存在し、レベルアップすることで様々な恩恵を受ける。
- 「ポケモンを5匹捕まえる」など条件を満たすことで様々な特典が貰える「リサーチ」が存在。
- たまに入手できる「タマゴ」を孵化させることで様々なポケモンを入手できる。
- アイテムを使って捕まえたポケモンを育てることができる。
「今日はもうやめよう」と思ったらレベルアップして報酬を沢山もらえたのでもう少し続けるとかザラにありますw
個人的に大きいと思ったのが、アップデートによって追加された「リサーチ」システム。
様々なチャレンジを達成することでご褒美が貰えるシステムはソーシャルゲームの常識ではありますが、「ポケモンGO」との相性も非常に良いと思いました。
「リサーチ」は大きく分けて2タイプが用意されており、積極にこなしていくと超レアポケモンに遭遇することがあるから燃えます!
緩いソーシャル要素
スマホゲームと言えばソーシャル要素!
という訳で本作は見知らぬ人と緩い繋がりを楽しめる要素が大量に存在します。
以下、本作の緩いソーシャル要素を箇条書きでまとめてみました。
- 3つの勢力に加入できる。
- 加入した勢力のジムに訪れると手持ちのポケモンを配置できる。
- 別勢力のジムに訪れるとポケモンバトルが楽しめる。
- 特定のジムでは他のトレーナーと一緒に強力なポケモンと戦う「レイドバトル」を楽しめる。
- フレンド機能を搭載。フレンドになることでお互いのプレイ状況を確認できる。
- フレンドとは道具をプレゼントしたりポケモン交換が楽しめる。
- 「ポケストップ」で「ルアーモジュール」を使うことで30分間ポケモンを引きよせることができるうえに周りのプレイヤーにも効果がある。
ここで挙げた要素の多くは綿密なコミュニケーションをしなくても成立するので、ソロプレイでも恩恵を味わえるんですね。
こういった緩いソーシャル要素が本作の中毒性をさらに上げていると思います。
惜しいところ
注意深くプレイする必要がある
社会問題にもなっている「ポケモンGO」。
実際にやってみると確かにこれは社会問題になるのも分かります。
うっかりながらスマホなんてしていると立ち入り禁止区域に入ってしまったり、事故ってしまう恐れがありますからね。
田舎には手が込んでいなくて危険な場所が沢山ありますし、都会は人口密度が高いせいで歩きスマホなんかやっていたらぶつかってばかりでしょう。
車や電車に跳ねられるだけではなく、短気な人にぶつかって怒られる恐れもあります。
一応、ゲーム画面を見なくてもポケモンが出現したら振動しますが、自分が歩いている過程も眺めていたいからそれができない人も多いでしょう。
そこで便利なのが別売りの「ポケモン GO Plus」。
この周辺機器を連動させることでスマホの画面を見ずにポケモン収集やタマゴの孵化が出来ます。
ポケモンが出現する度に足を止めてスマホの画面を見るのも面倒ですし、ガッツリプレイするなら早めに買った方が良いでしょうね。
※アップデートによってアプリを起動していなくてもタマゴを孵化することができるようになりました。
本編ポケモンから多くの要素がスポイルされている
本作はコンシューマーゲーム機で展開されている「ポケットモンスター」シリーズの派生作品に過ぎません。
そのため本編から多くの要素がスポイルされています。
戦闘システムは簡略化されているので本編のような戦略性は低いですし、ストーリー性やダンジョン探索、細かい育成を楽しむことも出来ません。
あくまでもポケモン収集に特化した作品なので、本編と比べたら淡白な印象を持ちました。
これで満足する人もいるとは思いますが、何かのついでにやるからこそ面白いゲームに感じます。
地域格差が生まれている
各地に設置されている「ポケストップ」。
実在する世界のランドマークに設置されていて近づいてタッチするとアイテムが貰えるんですが、田舎だとほとんどありません。
下手をしたら1kmも歩かないと見つからないくらい。
一方、都会だと数十メートル歩くだけで見つかるので地域格差が生まれています。
各社の協力によって配信当初よりはマシになりましたが、それでも都会の密集具合を見ているとね・・・。
ジムバトルのハードルが高すぎる
各地に設置されているジムでは他のプレイヤーとポケモンバトルをすることになります。
しかし、対戦するのは勝ち進んだプレイヤーだけあってみんな廃人で、ちょっとプレイしているだけの人は全く歯が立ちません。
おかげでハードルが非常に高くなってしまい、ジムからは遠ざかってしまいました。
それもあって本作はますますポケモン収集だけを楽しむゲームになってしまった印象です。
※アップデートによってレベルが低いユーザーにも優しくなりました!具体的に書くとジムに配置されたポケモンは時間の経過と共にCPが減少する仕様に変更されています。
全体のまとめ
ポケモンが元来持っている収集とソーシャル要素に特化したような作品。
コミュニケーションツールとしてみると核爆弾級の破壊力を持っており、一時期は社会現象になったのも頷ける作品です。
また、インドア派の人間を外に出歩かせるという意味でも効果的で、地域経済効果をもたらしたことから健全なゲームだと思います。
一方で淡白な部分があったり歩きスマホを助長させる部分があるなど分かりやすい欠点も見受けられますが、それでもこれは凄い作品です。
個人的にも一時期は本作のおかげで旅行がより楽しくなったのでプレイして良かったと思います。
社会現象になるのも納得!収集とソーシャルに特化した次世代ポケモン!
こんな人には特におススメ。
・ウォーキング好き。
・収集好き。
こんな人にはおススメできない。
・外に出たくない人。
・作業ゲーが苦手な人。
ポケモンGO/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約30時間
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Nintendo | PlayStation |
Xbox | etc |
なんか駅や公園に人(中年寄り)が集まってんなー?と思ったらスマホ片手のPokémon GOラーの人達ってことが多いですね
とうとう(Pokémon GOのために)スマホの二台持ち始めましたー!とかいう会話も聴こえてきて(でも敬語で話し合っていて完全な仲良しでは無い感じ)スゲーなって思うと同時に異様な空気を感じますねぇ
まぁイベント的なものはPokémon GOの人たちのオフ会状態なんでしょう
自分は娘と配信当初にちょっとだけやりましたが、収集要素が面倒くさすぎてすぐに辞めました
スマホに縛られてる気もするし(笑)