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【レビュー】Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ) [評価・感想] 夢に満ち溢れたPLAYするミュージックビデオ!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回は2019年9月に配信されたPS4/Switch「Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ)」のレビューをしていきます。

本作は恋に破れ傷付いた少女が主人公のアクションアドベンチャーゲームですが、夢に満ち溢れたPLAYするミュージックビデオでした!

アナタは実際の知覚に与えられていない物事を現実世界と置き換えてイメージしたことはないでしょうか?

例えば人が空を飛んだり、扉の取っ手からレーザーが発射されたり。

本作ではそんな夢のある世界をミュージックビデオの要領で描き、実際にプレイすることが出来ました!

次から次へと展開が移り変わっていくので、プレイタイムの割には濃い時間を味わえます。

しかし、あまりにも展開が早く、オートで進んでいくので初回プレイ時は何が何だか分かりませんでした。

アーティスティックなゲームなので評論家に評価されるのは分かりますが、個人的にはもう少しプレイヤーが能動的に介入できるようにしてほしかった。

ここからはそんなPS4/Switch「Sayonara Wild Hearts」について詳しく語っていきます。

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このゲームを3行で説明すると?
  • ステージクリア型のアクションアドベンチャーゲーム。
  • キャラクターはオートで前進していくが、左右の移動はプレイヤーが行う。
  • ステージによってはシューティングゲームなどの他ジャンルの要素が盛り込まれる。
初リリース日 2019年9月26日
対応ハード PS4/Switch
ジャンル アクションアドベンチャー
価格 1,400円(税込)
推定クリア時間 1~2時間
発売元 Annapurna Interactive

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良いところ

濃厚なゲームプレイ

本作をクリアするまでのプレイタイムは1~2時間。

昨今の大作ゲームと比べたらあまりにも短く感じますが、その分だけ濃い体験を味わえました。

とにかく無駄な描写が全く無い!

ゲームというものはプレイヤーに長く楽しんでもらうために少なからず繰り返しプレイを強要させるような要素が盛り込まれています。

レベルアップのために同じ敵を何度も倒したり、先に進むための鍵をマップの中で探したり・・・。

あるいはゲーム内のデータを使いまわして似たようなステージを量産することだってあるでしょう。

ところが本作の場合、一般的なゲームにありがちな水増し感が全く無いんです!

各ステージは強制スクロール制となっていて、ボタンを押さなくても自動で進んでいきます。

それもステージによっては時速300kmで進んでいくので、1ステージの情報量が凄い!

一瞬でJRPGの街1個分に相当するフィールドを駆け抜けていくので、3Dモデルの無駄遣いをしていますw

データ量はローポリゴンのうえにテクスチャが単色なので少ないと思いますが、用意されたゲームデータを惜しみなく放出していくところに潔さを感じられました。

短時間に詰め込まれた様々なゲーム要素

本作の密度が濃い要因は短時間で広大なフィールドを駆け抜けていく点だけではありません。

様々なゲームジャンルの要素を詰め込んでいることも大きかったりします。

レース、シューティング、ダンス etc…

次から次へと新しいジャンルの要素が飛び込んでくるので、少しプレイするだけでも様々な刺激を味わえます。

また、

  • 一定時間ごとに切り替わる地形
  • 天と地を行き来する反重力エリア
  • 電子世界の中で流れてくるブロック

など、ギミック1つ1つの凝り具合も凄い!

個人的に短時間で濃い体験を味わえるゲームは大好物なので、初回プレイ時は興奮しました!

夢に満ち溢れた世界観

本作の世界は夢に満ち溢れています。

空を飛んだのかと思ったらゲームの世界に入ったり、車で荒野を駆け抜けたり・・・。

ぼくはボーッとしている時、実際の知覚に与えられていない物事を現実世界と置き換えてイメージすることがあるんですが、まるでその時の様子を具体化したかのよう。

整合性には欠けるので「?」なところはありますが、自由な発想で作られているところはインディーズゲームらしくて好感が持てます。

ちなみに本作のストーリーはこんな感じ。

恋に破れ傷付いた少女の心がバラバラに砕けた瞬間、世界のバランスが崩壊する…。

夢の中に現れたダイヤモンドの蝶が、少女を空のハイウェイへと誘う…

そして少女はこの場所で、自分には覆面ライダー「ザ・フール」という別の顔があることを知る。

現実味のないストーリーではありますが、夢に満ち溢れています。

音楽と融合することで生まれるミュージックビデオ感

各ステージでは本作のために書き下ろされたBGMが流れます。

あまりにも各ステージの展開とシンクロしているので、まるでミュージックビデオを動かしているかのよう。

BGMのジャンルはオシャレなポップ系。

音楽ツウだったらツボにハマりそうなオシャレで聴き心地の良いテイストで、センスの塊で構成されています。

誰でもクリアできる難易度調整

ゲームを最後までプレイするにはある程度のプレイヤースキルが必要になります。

これはゲームの長所でもありますが、一方では短所にもなるでしょう。

本作の場合、「ミュージックビデオをPLAYする」というコンセプトを持たせているのか、誰でもクリアできるように調整されています。

使用するのはスティックと1つのボタンだけ。

展開もオートなので、スティックを前に倒さなくても勝手に進んでいきます。

そのうえミスをしても少し前から一瞬で再開できるうえに同じステージで何度もミスを続けるとスキップできるのだから驚きました。

「ゲームは苦手でクリアできない!」

本作はそんなゲーム初心者にもおすすめ出来ます。

リプレイ性の高さ

「え?もう終わり!訳が分からなかったよ!」

開発者もそんな感想が続出することを予測していたのでしょうか?

本作はクリア後も繰り返し楽しめる要素が数多く用意されています。

スコアアタック、収集アイテムの回収はもちろん、実績的な要素やノンストップでプレイできるモードだってありますから。

PS4版の場合、ゲームをクリアしてもPSNのトロフィーは入手できないので、1つでも取りたければ必然的にやり込みをしなければなりません。

かくいうぼくも1周のクリアタイムがあまりにも短かったのである程度はやり込みをしました。

おかげで価格分の満足感は味わえたので、ゲームらしいやり込み要素を盛り込んでくれたのは有り難く感じます。

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個人的に合わない&気になったところ

もう少しBGMに介入したかった

各ステージはまるでBGMのメロディに合わせたかのように構成されています。

そのためミュージックビデオでプレイしている感覚を味わえるんですが、BGMそのものにプレイヤーが介入している感じは味わえませんでした。

BGMに合わせたオシャレな映像の中でなんとな~くキャラクターを左右に動かしていく。

ゲームプレイの大半がこんな感じなので、それもあって1周プレイしただけでは「よく分からない」という感想が生まれてしまいました。

各ステージにはスコアアップのアイテムが散らばっていますが、これらは無造作に設置されています。

せっかくアイテムを設置しているのですから、それらを入手することでBGMと連動した効果音が鳴ったらプレイヤーがゲームに介入している感が増してより楽しめたと思うのですが・・・。

一部のクイックタイムイベントではBGMと連動してボタンを押している感があったので尚更惜しく感じました。

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さよならワイルドハーツのレビューまとめ

まるでミュージックビデオ内のキャラクターを動かしているかのような感覚を味わえるゲーム。

全体的なテイストもアーティスティックで、芸術性の高い作品に感じます。

惜しいのが、受動的になりがちなゲームプレイ。

ちょっとでもボーッとしていると次から次へとストーリーが勝手に進んでしまい、なんとな~くキャラクターを動かして終わってしまいます。

かと言って的確にキャラクターを動かせてもスコアが増えていくだけなので、もう少しプレイヤーがゲームに介入している感じを味わいたかった。

個人的にはその辺りが気になってしまいましたが、センスの良さは感じられました。

供給媒体こそはゲームですが、誰でもクリアできるように作られているので、普段はゲームをプレイしないポップな音楽好きにもおすすめ出来ます。

きっと、クリアする頃には楽しい夢から目覚めた時のような心地良さを感じられることでしょう。

夢に満ち溢れたPLAYするミュージックビデオ!

こんな人には特におススメ。
・ポップな音楽好き。
・短時間で濃い体験を味わいたい人。

こんな人にはおススメできない。
・1本のゲームを長く楽しみたい人。

Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ)/お気に入り度【75/100%】
プレイした時間・・・約3時間

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