

バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX/PS3 / Xbox 360 / PS4 / Switch
どうも!KENT(@kentworld2 )です!
今回は「Burnout Paradise (バーンアウト パラダイス)」のレビューをしていきます。
本作はオープンワールド型のレースゲームですが、疲れた時にプレイする分には最高のゲームです!
リアルな映像のレースゲームは家庭用向けだけでも数え切れないほど存在しますよね?
本作の場合、簡単操作で楽しめるうえ、広大なフィールドを自由に爆走できるので、気軽に楽しむことができます。
洋ゲー特有の大雑把さは感じられますが、多くの人におすすめしたい作品です。
ここからはそんな「バーンアウト パラダイス」について詳しく語っていきます。
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- パラダイスシティを舞台にしたオープンワールド型のレースゲーム。
- 広大なフィールドをプレイヤーの好きなように走行できる。
- 75種類ものマシンを収録。
初リリース日 | 2008年2月21日 |
対応ハード | PS3/Xbox 360/PS4/Xbox One/Switch |
ジャンル | レース |
推定クリア時間 | 15~25時間 |
売上 | 初週1.0万本(PS3) |
発売元 | エレクトロニック・アーツ |
目次
良いところ
オープンワールドマップを自由に走行できる
本作で特筆したいのが、オープンワールドマップを自由に走行できることです。
従来のレースゲームは指定されたコースを周回してタイムを競うものでした。
一方、本作は制限に縛られず、好きなように走行することができます。
凄いのが、作り込みの細かさです。
舞台となるパラダイスシティは総面積約70km 2に及び、都市から峠までをロード時間なしで走行することができます。
それも平面的ではなく、高低差もあってトンネルから立体駐車場、線路までを走行できるのだから凄い・・・。
グラフィックも粗さを感じられず、動きも滑らかなので、技術力の高さを感じられました。
本作が発売されたのは2008年2月になりますが、当時のレースゲームとしては間違いなく最先端に位置したと思います。
簡単操作で楽しめる
グラフィックがリアルなレースゲームなので、操作が難しく見えるかもしれません。
しかし、実際には簡単操作で楽しめます。
この手のレースゲームって遠心力を考慮に入れて運転しなければならず、急カーブではスピードを落とさないといけないんですが、本作ではそんな必要はありません。
スピードを出したまま急カーブを曲がっても遠心力によってスリップするなんてことはなく、すんなり曲がれます。
見た目こそはリアルですが、車の挙動はゲームっぽくアレンジされている印象です。
ニトロゲージを消費してのブーストをすることで時速300kmで爆走することもできますし、リアリティよりも爽快感を重視して作られているように感じます。
パラダイスシティに詰まった遊びの数々
舞台となるパラダイスシティには様々な遊びが詰まっています。
代表的なのがイベント。
交差点にいくと
- ライバルたちと目的地まで競争する「レース」
- ライバルをクラッシュさせた数を競う「ロードレイジ」
- 黒い車から逃げながらゴールを目指す「マークドマン」
- 制限時間内に指定された得点を獲得する「スタントラン」
といったイベントに参加することができます。
イベントの数を合計すると100以上。
ライセンスのランクを上げていくことで新しいイベントが解禁されるので、ゲームを攻略している感覚を味わえます。
個人的に好きなイベントは、ライバルをクラッシュさせた数を競う「ロードレイジ」です。
ライバルにぶつかると壁に激突し、クラッシュする演出が挿入されるので爽快なんですよ。
遊びと言えば、各地に設置された看板を壊すのも面白いですね。
パラダイスシティ内には赤い看板が至るところに設置されています。
壊すことでカウントされるようになっているので、収集アイテムを集めるような感覚で壊したくなりました。
でも、看板の中にはジャンプ台を利用しないと壊せない位置に設置されていることもあるので、簡単には壊せないんですよね。
どのようにして看板を壊すのか考えるのはレースゲームというよりはアクションアドベンチャーゲームに近く感じました。
豪華な収録曲
ゲーム内のサウンドトラックには豪華アーティストの楽曲が多数収録されています。
洋楽やクラシック、さらにはB’zの楽曲まで収録されているのだから驚きました。
ドライブを盛り上げるにはBGMが必要不可欠ですから、人気アーティストの楽曲を流せるのは嬉しいですね!
ゲームの目的としてライセンスのランクを上げるというものがありますが、何も考えずに人気アーティストの楽曲を流しながら峠辺りを爆走するのも良いと思います。
充実のオンラインプレイ
本作はオンラインプレイも充実しています。
なんと、オンラインに接続することで他のプレイヤーと一緒にパラダイスシティ内を走行できるんです!
さらにはスコアを競ったり、イベントにも挑戦できるので、友達と一緒にプレイしたら超盛り上がります。
面白いのが、カメラ機能を使った演出です。
PS3版ではPLAYSTATION Eye、Xbox 360版ではXbox LIVEビジョンをオンラインプレイ時に接続しておくとクラッシュした瞬間の写真を撮影することができます。
日本人向けの機能ではありませんが、友達同士でプレイする時に設定しておくと盛り上がるかも!?
惜しいところ
洋ゲーならではの不親切さ
本作は2008年に発売された洋ゲーなので、不親切に感じる部分も散見されます。
まず、ナレーションが日本語なのは良いんですが、横文字を多用するのでわかりにくいですw
横文字はカッコいい反面、わかりにくさを強調するので、使いすぎないようにしたいですね。
次に気になったのが、カウント機能がわかりにくいことです。
本作にはショートカット、看板、ジャンプポイントといったカウント機能が存在します。
これらを発見・破壊することでカウントされるのは良いんですが、マップには表示されないので、残り少なくなった時は苦戦しました。
マップに表示してしまうとお使い感が増すとは思いますが、400個中399個カウントした状態で残りの1個を探すのは無理ゲーですw
分岐地点が多すぎる!
本作のレースイベントは特殊な作りとなっていて、周回制ではなく、指定された目的地まで走行するカタチとなっています。
が、パラダイスシティ内にはショートカットを含む分岐地点が多すぎるので、迷って逆走してしまうことが何度かありました。
一応、分岐地点に突入したらナビが右へ行けば良いのか左へ行けば良いのか表示してくれますが、地味なのでわかりにくいですw
また、ここまで分岐地点があると、コースを走行しているというよりは目的地に向かって走行している感じがします。
レースゲームとしてみると、それってなんか違うんじゃないでしょうか?
車のモロさ
本作の車はモロイですw
ちょっと壁にぶつかっただけでクラッシュします。
クラッシュするとスローカメラの演出が入ってテンポが崩れるのでイライラしました。
プレイヤーの車はもう少し耐久性を持たせて欲しかった。
バーンアウト パラダイス (Burnout Paradise)のレビューまとめ
2008年のゲームとは思えないほど作り込まれた良作。
なんて絶賛してしまいましたが、実はぼく、当初はそこまで楽しめませんでした。
確かに自由度やグラフィックのレベルは高いと思いましたが、大雑把な部分が目についてしまい、アレルギー反応を起こしてしまったんですね。
ところが2018~2020年に発売されたPS4/Xbox One/Switchリマスター版をプレイしてから印象が一変。
神ゲーと言いたくなるほどハマってしまいました。
何故かというと当時よりも歳を取って疲れやすくなったからですw
疲れていると難しいことを考えずにドライブをしたくなるものなのですよ。
本作ではそんな欲求をこれ以上ないくらい満たしてくれたので、未だに起動するほど気に入っています。
なので、ぼくのように歳を取って疲れやすくなった人にほどおすすめしたい作品です。
息抜きにおすすめのカジュアルなオープンワールドレースゲーム!
こんな人には特におススメ。
・気分転換したい人。
こんな人にはおススメできない。
・迷いやすい人。
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最近はレースゲームはマリオカートぐらいしかプレイしていませんが、今のゲームは街を自由に走れるのも多いんですね。そうなると、確かに気分転換に良いゲームかもしれませんね。以前、グランツーリスモはあまりにも操作がリアルであまりはまれなかったのですが、気軽にできるゲームなら、またレースゲームもプレイしてみたいです。