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【レビュー】RUNE II ~コルテンの鍵の秘密~ [評価・感想] 磨けば光そうな黒くゴツゴツした石


RUNE II ~コルテンの鍵の秘密~/GC

2003年5月に発売されたGC「RUNE(ルーン) II ~コルテンの鍵の秘密~」を今回はレビューします。

GC「RUNE(ルーン) II ~コルテンの鍵の秘密~」はカードを使ったバトルが楽しめるアクションRPGです。

良いところ

リアルタイムで展開されるチームバトル

今作で凄い!と思ったのが、リアルタイムで展開されるチームバトルです。

主人公のリズはモンスターを召喚して戦わせたり、仲間に護衛してもらうことができます。

モンスターや仲間はAIで勝手に戦い、敵も集団で攻めてくるので状況によっては大人数でのバトルが発生するんです。

2003年当時、リアルタイムで沢山のAI同士で戦う3DのアクションRPGはほとんど見たことがなかったので感心しました。

主人公もモンスターに変身して戦う事も出来ますが、時々、AI同士の戦いを眺めていたくなります。

デッキを組む楽しさ

本作はカードゲームのシステムを取り入れているため、デッキを組む楽しさがありました。本作に登場するカードのタイプは以下の5種類。

武器型クリチャー
⇒瞬時に召喚して攻撃させることができるクリチャー。つまり、近接攻撃。使い捨てではなく、何回か連続で使えるカードが多い。

召喚型クリチャー
⇒召喚陣よりクリチャーを召喚し強力な攻撃をすることができる必殺技みたいなもの。

自律型クリチャー
⇒フィールドにクリチャーを召喚出来、プレイヤーと共に戦ってくれる。

補助型クリチャー
⇒フィールドに召喚すると出現中に様々な特殊な効果(回復、パラメーター変化、トラップ等)を発揮してくれる。

変化型クリチャー
⇒主人公がクリチャーに変化する。変身すると今まで行けなかった場所に行けるようになったり、強力な攻撃ができるようになる。

カードは1デッキに付き30枚まで組むことができるので、どの組み合わせでステージに挑むのか考える楽しさがありました。

武器型を多めに組んでてっとり早く戦うか?自律型を多めに組んでAIで動くモンスターに助けてもらうか?

変化型を多めに組んでステージの隠されたエリアに行ってみるか?カードの組み合わせによっては強力なコンボを発生させられるので、それを狙ってみるか?

こんな感じでステージによって考える必要があってユニークに感じました。

ちなみにカードはMPを消費して使用します。MPがなくなるとHPを消費して使わなければならないので、コストの事も考えてデッキを組まないといけないんですね。

探索が面白い

各ステージには沢山の秘密が隠されています。

中には中盤以降手に入るカードを使って変身しなければ先に進めないエリアもあって、探索要素に加え、同じフィールドを何度も楽しむリプレイ性を感じました。

隠しエリアには強力な敵がいたり、レアなカードが隠されているので、クリア済のステージでもつい何度も挑戦してしまいます。

寄り道要素が満載

ゲームクリアまでのプレイタイムは10時間程度と、RPGにしてはかなり短めです。

しかし、ゲームクリアに関係のないサブステージが沢山用意されており、クリア後のやりこみ要素も充実しているので、トータルではそれなりにボリューム感がありました。

前述の通り各ステージには秘密が沢山ありますので、能動的に楽しめるところがあります。

対戦ゲームを収録

本作には対戦モードが収録されていますが、こちらも面白いです!

リアルタイムでのアクションカードバトルは斬新で、デッキを組み、どのタイミングで使用するのかを考えると戦略性の高さなど、今までにない楽しさを感じました。

当時、友達とGC「大乱闘スマッシュブラザーズDX」などと一緒に楽しんでいましたね。

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個人的に合わない&気になったところ

地味なストーリー

本作はRPGですが、ストーリーはほぼ皆無に感じました。

会話シーンはほとんど存在せず、各キャラクターの描写は控えめで、見た目は立派な3Dゲームなのにストーリーは想像して楽しむところがあります。

演出過剰のムービーゲーも困りますが、ここまでストーリー性が低いと全くと言って良いほど印象に残らないので考えものです。

演出が地味

全体的に演出が地味で面白さを損ねていると思いました。

せっかくモンスターを召喚して戦えるというのに攻撃が当たった時の効果音が控えめだったり、エフェクトも地味で動きもモッサリしていて爽快感がありません(木や馬車を破壊できるのは良かったけど)。

BGMも地味で、ストーリー性の低さと相まって国産タイトルなのに海外ゲーム(洋ゲー)をやっているかのようでした。これがフロムソフトウェアの作風と言われたらそれまでですが。

ロード時間が長い

本作はワールドマップ制を取り入れているんですが、各ステージに入る時のロード時間がゲームキューブソフトにしては長いです。

その代わり一度ステージに入ったらロード時間無しでスタートからゴールまで向かえるんですけどね。

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全体のまとめ


全体的に地味でコンパクトにまとまっていますが、ゲームシステムはユニークで可能性を感じました。

地味な部分を派手にしてブラッシュアップを重ねたらさらに面白くなると思ったので、いつか続編が出て欲しいです。磨けば光そうな黒くゴツゴツした石。

こんな人に特におススメ。
・カードゲーム好き。
・モンスターを召還したい人。

こんな人にはおススメできない。
・地味なゲームが苦手な人。

RUNE II ~コルテンの鍵の秘密~/お気に入り度【60/100%】
プレイした時間・・・約30時間

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コメント広場の住人(11)

  1. 悠灯 より:

    私は1しかやっていませんが、アクションRPG+カードゲームってのは意外なほど面白かったですよね。
    2もやりたかったのになあ。
    何か機会を逃してしまい…w
    このゲームのシステムは、どっかの会社が拾うかと思ったんですけどね。
    何処も拾ってくれませんでしたね…。
    RPG+カードゲーム、今やっても新鮮な組み合わせだと思うんですが…。

  2. kentworld より:

    どこの会社も拾ってないということは、
    「3」を発売するチャンスです!
    もう「2」が発売されてから5年近くが経つし、
    出ても良い頃だと思いますがね~
    やっぱり売れないから無理かな~?

  3. ttt より:

    バトルシステム読むだけでむちゃくちゃ面白そうですね

    • kentworld より:

      おお!気になりましたね。
      ゲームシステム自体は意欲的で、活気があった当時を思い起こさせてくれますねぇ。

  4. peco より:

    他に類を見ないシステムで今リメイクしても
    一際目立つと思いますが・・・無いのかな~?
    バーチャルコンソールでも構わないんですけどね。

    実は前回kentさんがレビュー記事を載せられた時に
    懐かしさに駆られて再購入したのですが積んだままという体たらく。
    これを機に今度こそWiiを引っ張り出します!

    • kentworld より:

      ぜひ、リメイクして欲しいところです。
      あれから15年近くが経ったので、様々な部分をブラッシュアップ出来そうなんですが。

      この記事のリメイク前も読まれたんですね!w
      色々と加筆したり読みやすくしたのでこの機会に是非!

  5. ナスカの海底絵 より:

    ラストドラゴンは本当に最強ですよね。デッキの半分はこのカードだったかもしれない笑笑。因みに私は1の方がゴシックホラー調なので好きです。
    リメイク版も出されない理由が売れ行きが不調だと、どこの会社も失敗を恐れて手を出し辛いのかなと思いますよ。

    • kentworld より:

      隠しステージはいくつかプレイしました。ラストドラゴンはどうだったかな?すみません、記憶が曖昧で(^_^;)

      実は前作未プレイなんですよ~。

      こちらはエンカウント式のようで別ゲーのようですが。

  6. ナスカの海底絵 より:

    私は1の方がゴシックホラー感があって好きです。
    それにしても、ラストドラゴンは最強過ぎてデッキの半分を占めてたかもしれないですね笑笑。

  7. 匿名 より:

    なんだこの記事…コメントが十数年にわたってあるだと…
    ルーン3はよ!と思い続けてはや17年。
    フロムさんがルーンの新作出してくれないので
    フロムや別のソフトメーカーに入社するか自分で開発して作るしかないなこれは

    ラストドラゴン強すぎたのでかっこよさ重視でブラックドラゴン使ってた
    試練の遺跡は流石にラストドラゴン投げて、強コンボぶっぱだったけど

    • kentworld より:

      有り難いことに公開から10年経っても読み続けられています!

      RUNEは光るところがあったので、続編に期待したいんですけどねぇ・・・

      ダークソウルなどのエンジンを流用したらすごい作品になりそう!

      カッコ良さ重視でブラックドラゴンを使っていましたか!?

      利便性を取るかカッコ良さを取るか悩ましいですねw

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