【レビュー】マリオvs.ドンキーコング (Switch) [評価・感想] 堅実な作りのリメイクだがもう一歩!

どうも!KENT(@kentworld2 )です!

今回はSwitch「マリオvs.ドンキーコング」のレビューをしていきます。

結論から言わせていただきますと、堅実な作りのリメイク作だと思いました。

原作からグラフィックを強化して新ステージ・新モードなどを追加。

一方で基本的な部分は変えておらず、当時の体験を再現することに徹しています。

ただ、原作が携帯機のゲームボーイアドバンスソフトだったのに対し、今作は据え置き機でもあるニンテンドースイッチソフト。

時代の流れも大きく変わっているので、これだけの変更を加えても物足りなさを感じる恐れがあると思いました。

せめて定価をあと1,000円ほど引き下げてくれたら良かったんですけどねぇ(※本作の定価は5,478円)。

ここからはそんなSwitch「マリオvs.ドンキーコング」について詳しくレビューしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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このゲームを3行で説明すると?
  • マリオが活躍する2Dパズルアクションゲーム。
  • 2004年に発売されたGBAソフトのリメイク作。
  • グラフィックが一新されて新ステージや新モードが追加された。
初リリース日 2024年2月16日
対応ハード Switch
ジャンル 2Dパズルアクション
推定クリア時間 8~12時間(全ステージクリア)
発売元 任天堂

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マリオvs.ドンキーコングとは?

まずはゲームの概要を簡単に紹介します。

本作はマリオが活躍する2Dパズルアクション。

コース上に設置された仕掛けを解いていき、ドンキーコングに強奪されたおもちゃのミニマリオを取り戻していきます。

特徴的なのが、頭を使う要素が強いことです。

マリオってジャンプアクションでアスレチックをこなしていく感じのゲームですが、本作は頭を使うパズル的な要素が強調されています。

ステージの至るところにスイッチやベルトコンベアーが設置されていたり、鍵が掛かった扉を開けないと先へ進めなかったり。

本家と比べて仕掛けが凝っていて、各ステージをクリアするにはアクションスキルとひらめきを必要とします。

元々は2004年に発売されたゲームボーイアドバンスソフトではありますが、Switch版は様々な点がパワーアップ。

グラフィックが美しくなり、おもちゃの世界観が強調されました。

ぜんまい仕掛けのヘイホーがツルツルテカるようになったり、ドッスンの顔がリール形式で変わるようになっていたり。

原作では表現できなかった細かいディテールもしっかりと描かれています。

新要素としては

  • 難易度が低めに調整されている「カジュアルモード」
  • 2人で一緒に遊べる「協力プレイモード」
  • 新しい仕掛けが登場する「新ワールド」
  • 指定された時間の間にゴールを目指す「タイムアタックモード」

が新たに実装。

原作と比べて遊びの幅が増しているので、より多くの人が楽しめるようになりました。

ここからはSwitch「マリオvs.ドンキーコング」の良い点や惜しい点を語っていきます。

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良いところ

ひらめきを必要とするステージ構成

本作で特に良いと思ったのが、ひらめきを必要とするステージ構成です。

序盤は割とサクサク進めることができますが、中盤以降は一変。

頭をひねらないとクリアできないような構成になっていくので、同じステージを何度も挑戦しました。

なぜそんなにも頭を使わないといけないのか?

大きな要因となっているのが、鍵がかかった扉の存在です。

ミニマリオが置かれた部屋に行くには鍵がかかった扉を開ける必要があります。

そのためまずは鍵を探しに行くことになるんですが、様々な制約によって扉まで持っていくのは一筋縄では行きません。

鍵を持ち上げている間はハシゴを登ることが出来なかったり、12秒置いたままにしていると元の場所に戻ってしまったり。

これらの制約によって別のルートを探したり、仕掛けを上手く使って鍵を扉の近くまで持っていかないといけません。

加えてクラシックモードの場合、制限時間が存在するので、モタモタしていると時間切れになってしまいます。

なので「マリオワンダー」に慣れてからプレイすると違和感を持つかも知れませんが、これはこれでパズル要素が強くて面白いんですよね。

特に終盤のステージはスイッチを踏む順番をよく考えないといけないので、何度もタイムアップになりながらも繰り返し挑戦しました。

そんなパズル要素をさらに強めているのが、プレゼントボックス!

こちらは各ステージに3つ設置されていて、集めると良いことがあります。

ボーナスステージに挑戦できたり、高難易度なエキスパートステージを開放するのに必要だったり。

完全クリアを目指すには必要不可欠なので、やりこみをする場合は見逃せません。

でも全部集めるにはひらめきが重要になってくるので、ゲームをより奥深くする役割を果たしています。

マリオらしいアクション

ここまで本作のパズル要素について語ってきました。

ですが、マリオといえばアクションゲームです。

本作でもその点はしっかりと踏襲していて、アスレチックを楽しむ側面も強かったりします。

足場から足場へ飛び移っていくのはもちろん、上級者向けのアクションも用意されていて、ショートカットをする楽しさもあったりします。

バックフリップで高いところに登ったり、逆立ちジャンプ・逆立ちダブルジャンプで不安定な足場から足場へ飛び移ったり。

発動するのが難しいアクションも存在するので、完全クリアを目指すには操作に慣れる必要があります。

そんなアクション要素をさらに強めているのが、新要素のタイムアタックです。

こちらはクリアタイムを競うモードで、目標タイムを過ぎると強制的に終了してしまいます。

時間的な猶予は通常モードよりも遥かに短いので、クリアするには攻略法を覚えていることはもちろん、バックフリップなどでショートカットを駆使していかないといけません。

これが慣れてくると面白く、マリオカートで最短ルートを探していく楽しさに通ずるものがあると思いました。

パズルゲームの側面が強いマリドンですが、マリオらしいアクションを極める楽しさもあるので、触った時の感触も良好です。

リメイクによって広がった遊びの幅

今作はリメイク作なので、原作と比べて遊びの幅が増しています。

特に大きいのが、2人協力プレイです。

こちらはマリオとキノピオが一緒に攻略していくモードで、通常とは違って2つの鍵を探しに行くことになります。

そのため攻略の手順が増えていますが、

おれは金色のカギを持っていくから君は銀色の鍵を回収しておいてくれ!

みたいな感じで役割分担する楽しさが生まれました。

加えてキノピオを足場にして高いところへ行くみたいなショートカットができたり、ハンマーを受け渡して高いところにいる敵を倒すなんて連携プレイもできるので、共闘感を生み出すことに成功しています。

まあ身近に遊べる友達がいないといけないのが厳しいところですが、おすそ分けプレイにも対応しているので、隙間時間に誰かを誘って遊んでみると面白いかも!?

リメイクで追加されたモードとしては、カジュアルモードもあります。

こちらはクラシックモードと比べて難易度が低めに設定されていて、2つの救済措置が追加されています。

1つはチェックポイントの追加。

通常モードではミスをするとステージの最初からやり直しになってしまいましたが、カジュアルモードではミスをしても5回まではチェックポイントからやり直すことができるようになりました。

もう1つは制限時間の廃止。

通常モードでは制限時間内にクリアしないとミスになってしまいましたが、カジュアルモードでは廃止されているので、自分のペースで攻略できるようになりました。

チェックポイントの追加、制限時間の廃止。

これらの救済措置によってグーッと遊びやすくなっているので、クラシックモードが難しいと感じたら変更することをおすすめします。

ゲーマーの中にはゆとり仕様に感じる方もいそうですが、本作の中盤以降は難易度が高めに設定されていて、1ステージ数十回ミスをするのが当たり前になっていきます。

ぼくの場合、50人あったマリオの残り人数が終盤には0になってしまい、ゲームオーバーの画面を何度も見るハメになりましたw

これこそがマリオだとは思いますが、現代の快適なゲームを基準にすると厳しいところがあるので、そういう意味でもカジュアルモードの搭載は正解だと思いますね。

遊びの幅を広げる要素としては他にも、

  • 各ワールドの1ステージ目をクリア後には2〜6ステージを好きな順番で攻略できるようになった
  • 2つのワールドが追加されて難易度の階段が緩やかになった

などがあります。

ボーナスステージの出現頻度が減ったことで原作よりもテンポが良くなっていますし、完成度は着実に増していると思いましたね。

初代ドンキーコングのリスペクト

本作は「初代ドンキーコング」のリスペクトが詰まっています。

みなさんはドンキーコングにどんなイメージを持たれていますか?

マリオゲームに登場するゴリラと思われているかもしれませんが、実はこのキャラクター、非常に長い歴史を誇りまして、今から40年前。

マリオと激しい戦いを繰り広げていました。

鉄板の上を登ってくるマリオを倒すためにタルをぶん投げたり、ヒロインであるポリーンを連れ去らったり。

今で言うクッパのようなポジションだったんですが、本作では二代目ドンキーとマリオがあの頃に通ずる戦いを繰り広げていきます。

仕掛け満載のステージで物をぶつけ合ったり、ハンマーで雑魚敵をぶっ飛ばしたり。

初代ドンキーコングで見られたシチュエーションを再現しています。

加えてマリオの操作感やポーズ、効果音も初代ドンキーコングをベースにしているので、「スーパーマリオブラザーズ」とは別の進化を遂げた作品に感じました。

マリオって「スーパーマリオブラザーズ」シリーズが有名ですが、それ以前にも色んな2Dアクションが発売されています。

「初代ドンキーコング」もその1つで、本作では仕掛けを解いてポリーンを救出するのが目的となっていました。

その後、同作の流れを継いだ「ドンキーコングJr.」「ゲームボーイ版ドンキーコング」などを発売。

それから暫くしてから「マリオvs.ドンキーコング」がゲームボーイアドバンスで展開され、さらに20年の時を経てSwitchでリメイク版が発売されました。

マリオ本編と比べてスパンが長いので忘れがちではありますが、「マリオvs.ドンキーコング」は初代ドンキーコングという歴史的な作品の系譜を継いだシリーズなので、そういう意味でも見逃せなかったりします。

「マリドン2」以降はミニマリオを誘導していく別ゲーになったけどな

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惜しいところ

やや少ない仕掛けの種類

仕掛けの種類はやや少なく感じました。

本作に収録されているステージは130種類以上。

申し分ない物量ですが、仕掛けの種類は控えめとなっていて、バリエーションに欠けます。

ベルトコンベアーやカラフルスイッチを擦りまくっていたり、ボス戦が似たり寄ったりだったり。

ステージをかさ増ししている印象を持つことがありました。

一応、新ワールドが追加されたことに合わせて気流を生み出すお花やワープボックス、ツルツル滑る床などが追加されたんですけどね。

ステージの数に見合った物量が追加されている訳ではないので、そこは本家のマリオに劣ると思いました。

ゲームの進行も通常ステージ → ミニマリオステージ → ボスステージとパターン化している印象で、現代のゲームを基準にすると単調に感じてしまうかもしれません。

ボリュームについて

本作には130以上のステージが収録されていますが、完全クリアするにはそこまで時間はかかりません。

ぼくの場合、3時間ほどで通常クリアしました。

その後、仕掛けが難しくなったプラスステージやエキスパートステージが追加されますが、それらをクリアしても10時間かかるくらい。

タイムアタックをやりこんだり、誰かと協力プレイモードを遊んだら倍以上は楽しめそうですが、いずれにしてもコンパクトに纏まっています。

ですので人によっては物足りなく感じてしまったり、割高に感じてしまうかもしれません。

個人的には大作ゲームの箸休めに遊ぶ分には良いと思いました。

正直、50時間も100時間も遊べる大作ゲームが続くと胃もたれしてしまいますから、その間にこういった小規模なゲームを遊ぶと気持ちがリフレッシュされるのでおすすめです。

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マリオvs.ドンキーコング (Switch)のレビューまとめ

ここまで「マリオvs.ドンキーコング」の良い点や惜しい点を語っていきました。

簡単にまとめると

  • ひらめきとアクションによるステージ攻略が楽しいマリオ!
  • 原作よりも遊びの幅が増して順当に進化している!

といった感じです。

コンパクトに纏まっていますが、ついつい遊んでしまうところがあるので、「進め!キノピオ隊長」に通ずる良さがあると思いました。

本家の2Dマリオとはまた違った魅力があるので、

  • マリオの操作感で頭を使うゲームを遊びたい人
  • 息抜きにサクッと遊びたい人

には良いゲームです。

大作も良いですけど、たまにはこういうコンパクトなゲームも遊ぶと楽しいですね。

お気に入り度【70/100%】

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