どうも!KENT(@kentworld2 )です!
2023年秋以降、空前のブームを記録している「スイカゲーム」。
本作の人気に便乗しようとフォロワータイトルが多数発売されていますが、多くは独創性に欠けるものです。
絵柄を変えただけでシステムは全く同じとか。
一時期の「パズル&ドラゴンズ」を彷彿とする流れが生まれています。
そんな中で「おっ!」と思ったのが、今回レビューするSwitch「SUSHI ショット」です。
このゲーム、同じ絵柄を揃えていく点は「スイカゲーム」と共通していますが、「LINEバブル」的なシューティング要素を加えるなど一歩先を行ってます。
中毒性の高さも変わっておらず、繰り返し遊びたくなる魅力が詰まっていますので、良質なフォロワータイトルに感じました。
ここからは「SUSHI ショット」について詳しく語っていきます。
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- 寿司を題材にしたパズルゲーム。
- レーンまで溢れないよう寿司を飛ばしていく。
- 同じ寿司がぶつかると高ランクな寿司に成長する。
初リリース日 | 2024年1月18日 |
対応ハード | Switch |
ジャンル | パズル |
価格 | 380円(税込み) |
推定クリア時間 | 1プレイ5分 |
発売元 | SAT-BOX |
目次
SUSHI ショットのルールについて
本作のルールは簡単!
流れてくる寿司を画面の上へ飛ばして大きな寿司を作る。これだけです。
ただし大きな寿司を作るにはレーンまで溢れないよう同じ寿司をぶつけ合う必要があるので、最大までいくのは簡単ではありません。
以下、寿司の進化リストです。
鉄火巻き(かっぱまき) → いなり(ねぎ) → たまご → ぶり → いか → サーモン → えび → うに → あなご → いくら → 大トロ
一番大きいのが「大トロ」。
流れてくる寿司は「いか」が最高ランクになるので、「大トロ」まで大きくするのは大変です。
ここまでの話を聞くと「まんまスイカゲームじゃん」って突っ込まれそうですが、大きな違いがあります。
それは、下から上へ飛ばしていくことです。
「スイカゲーム」は上から下へ落としていくのに対し、本作は下から上へ飛ばしていきます。
加えて左右に移動することができず、中央からしか発射できません。
これらの違いによって「スイカゲーム」というよりは「LINEバブル」や「パズルボブル」のゲーム性に近づいている印象です。
ここからはそんな「SUSHI ショット」をプレイして感じたことをまとめていきます。
良いところ
大きな寿司を作る楽しさ
本作をプレイして特に良いと思ったのが、大きな寿司を作る楽しさです!
同じ寿司をぶつけるとランクが高い寿司に変化します。
ランク1同士の寿司をぶつけたらランク2に変化して、ランク2同士の寿司をぶつけたらランク3に変化する。
これを繰り返して最高ランクの寿司を作り出していくんですが、ある程度大きくなるとランクアップするのが難しくなるので、レーンにはたくさんの寿司が詰まってしまいます。
でもある時、溜まっていた寿司が連鎖的にぶつかってどんどんランクアップしていくので、そこに快感を覚えました。
単純に寿司がランクアップしていくのはもちろん、ぶつかった時に鳴る「ポッ」という効果音の音階がどんどん上がっていくので聴いていて心地良いんですよね。
本作を購入して以来、毎日のようにプレイしていますが、それは最高ランクの寿司を作ることに加えて操作している時の心地よさも大きかったりします。
狙い撃つ楽しさ
流れてくる寿司は中央からしか発射できないので、端っこに飛ばしたい場合、左右に軌道を変えないといけません。
このシステムによって「LINEバブル」や「パズルボブル」のような狙い撃つ楽しさを生み出しており、シューティングゲームの側面もあると思いました。
面白いのが、「スイカゲーム」のような物理エンジンを取り入れていることです。
寿司を飛ばした時の衝撃で他の寿司が微妙に動くとか。
そんなことが頻繁に起こるので、上の方に詰まった寿司がぶつかり合って連鎖が生まれることがありました。
「スイカゲーム」でも同様の現象はありましたが、発射する角度を微調整する必要がある本作のほうが”してやった感”が強く、上手く決まった時は爽快です!
充実の機能
「スイカゲーム」との比較になってしまいますが、オプション機能が同作よりも充実しています。
通常モードで流せるBGMは3種類。
「がんばれゴエモン」を彷彿とするアップテンポな和風サウンドなど世界観に合わせた物が揃っています。
音量を細かく調整できたり、ゲーム中に変更することもできるので、気分によって変えていました。
さらに4人同時プレイして生き残ったプレイヤーが勝ちとなる対戦モードも収録。
おすそ分けプレイにも対応しているので、誰かと気軽に遊ぶことができます。
通常モードと違うのが、高ランクな寿司が生まれると相手のレーンにバラン(緑の葉っぱ)を飛ばせることです。
これはお邪魔ブロックのようなもので、貯まると寿司を揃えるのが難しくなります。
パズルゲームでは定番のルールですが、パーティ感を生み出している印象で、軽く遊ぶ分には楽しいモードです。
え?友達がいないから遊べないって?
安心してください、CPUと対戦することも出来るので、ぼっちでも気分転換として遊べます!
それ以外に「スイカゲーム」から進化していると思ったのが、寿司の成長ルートが2つに分かれていることです。
最低ランクの「鉄火巻き」と「かっぱまき」。
この2つはランク3の「たまご」になるまでは別々の成長を遂げていきます。
少しややこしくなってしまった印象ですが、戦略性を高めているのも確かで、それぞれをどう成長させて「たまご」から連鎖を繋げるのか考えてしまいました。
※追記:オンライン対戦に特化した「SUSHIショット オンライン」が別売りで配信開始されました!
惜しいところ
理不尽なあなご
ランク9の「あなご」は理不尽な形状をしています。
とにかく横に長くて突き出しているので、コイツが縦を向いたらさあ大変!
どんなにレーンがスカスカでも赤い線に少しでも触れたらゲームオーバーになるので理不尽に感じました。
「スイカゲーム」の場合、どのフルーツも丸いので形状に文句を言いたくなることはなかったんですけどね。
本作の「あなご」は突き出しているうえにめちゃくちゃデカいのでゲームを理不尽にしています。
「スイカゲーム」並みに中毒性が高い作品ではありますが、「あなご」による理不尽なゲームオーバーに直面した時は萎えて辞めたくなってしまいます。
注意点
プレイしていると一部の寿司が嫌いになってしまう恐れがあります。
ゲームオーバーの元凶になりやすい「あなご」はもちろん、ちっこい「鉄火巻き」や「かっぱまき」も高ランクな寿司の間に挟まったら殺意を感じましたw
この感覚は「スイカゲーム」で「さくらんぼ」が高ランクなフルーツの間に挟まった時のようですw
どの寿司も割りと好物だったんですけどねぇ。
SUSHI ショットのレビューまとめ
「スイカゲーム」や「LINEバブル」をミックスしたようなパズルゲーム。
フォロワータイトルではありますが、各タイトルの面白さを融合している印象で、これはこれでハマりました。
難易度的には「スイカゲーム」よりも高いので、同作が簡単に感じている人は挑戦してみると良いかも!?
こんな人には特におススメ。
・パズルゲーム好き。
・和風好き。
こんな人にはおススメできない。
・あなごが好きな人。
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