ドラゴンクエストIV 導かれし者たち/DS
2007年11月に発売されたDS「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」をレビューします。
DS「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」は1990年に発売された同名のファミコンソフトをリメイクした作品です。
目次
良いところ
オムニバス形式のストーリー
本作は全5章から構成されたオムニバス形式のストーリーとなっています。それぞれ主人公が異なり、違う立場から物語が描かれるのでRPGとしては新鮮でした。
戦士や勇者が主人公かと思ったらお姫様や商人、踊り子の視点で物語が描かれるようになり、他のRPGでは見られなかったストーリーが展開されます。
特に印象的だったのが、商人・トルネコのストーリー。こちらは戦闘が用意されておらず、一定の金額を稼ぎ出す事でクリアとなるユニークな章となっていて「ドラゴンクエスト」の常識をぶち破っています。
全員が集合する5章も印象的でした。それまでバラバラだった物語が一つになり、最終ボスに立ち向かっていくストーリーラインは美しいです。
快適性やテンポの良さ
快適性が高いニンテンドーDSで発売されるだけあって、テンポは最高に良かった!
戦闘までに発生する待ち時間、フィールド移動時に発生する待ち時間は全くといって良いほど存在せず、ストレスを感じません!
上下2画面でフィールドを表示しているのも視界が広がって良いですね。町の中でYボタンを押すとお店で売ってる商品が一目で分かるのも嬉しい。
一部の場所を除いていつでも中断セーブができるのも携帯ゲーム機らしくて良いと思いました。DSなのでなんだったら蓋を閉じて強制的に中断出来ますしね。
全体的に快適性が高く、テンポも良いので、最近の重厚長大で演出過剰な大作ゲームに疲れた人には最適な作品だと思いました。
素晴らしいゲームバランス
ゲームバランスは非常に良かったと思います。簡単過ぎず、難し過ぎず、丁度良かったです。
これは章仕立てで主人公が変更になるのも一役買っていると思います。ずーっと同じ主人公だと終盤になるほどプレイヤーによってステータスの差が出てきてしまい、ゲームバランスの調整が大変になってしまいますからね。
豪華なBGM
DSソフトという先入観を持ってプレイしたので、BGMの良さに驚きました。
特にびっくりしたのがオープニングのオーケストラサウンド。DSでここまで良い音が出せるとは!?戦闘や町のBGMも名作らしくしっかり耳に残りました。さすが、すぎやまこういちさんが手掛けているだけの事はあります。
やりこみ要素が満載
やりこみ要素も沢山ありました。ちいさなメダル集め、モンスター図鑑、クリア後の6章など、すべてを極めたら50時間くらい遊べるんじゃないかというレベル。
テンポ良くサクサクと楽しめるけど、物量もなかなかの物でした。
惜しいところ
少し不便なルーラ
本作ではルーラという呪文を使って一度訪れた町にワープすることができますが、不便なところがありました。
今作のワールドマップ画面には町の名前が表示されないため、どこがなんて名前なのか分からないんですよ。
なので、ルーラでワープしたい町を選択する時は困りました。ドラクエは町が多いのでどこが何て名前なのか覚えきれないんですよね(僕が名前を覚えるのが苦手なのもあります)。
終盤まで自由度が低い
オムニバス形式という事で自由度は低く感じました。
主人公を強化した!と思ったら新しい章になって主人公や舞台が一新されてしまって育成の楽しさが薄れていますし、行動できる範囲も従来の作品よりも狭いですからね。
終盤になったら自由に好きなところへ行けるけど、それまで辛抱する必要があります。
もう少し刺激が欲しい
非常に丁寧な作りの作品ではありますが、もう少しアクセントとなる要素が欲しいと思いました。
ダンジョンは謎解き要素はほとんど存在せず、ただ単に宝箱を探しながら奥へ進んでボスと戦うだけですし、章仕立てで主人公や舞台が変わるとは言え全体的に規則性が高く感じられてしまい、何かが足りません。
全体のまとめ
少し自由度が低く、尖った魅力もさほどありませんが、全体的に丁寧な作りでRPG好きだったら一定水準の面白さが保証されています。
DSソフトらしくテンポや快適性は抜群に良く、最近のRPGに疲れた人にもオススメ。本作が2007年にリメイクされたのは大きな意義があると思います。手軽に楽しめる王道のオムニバスRPG。
こんな人に特におススメ。
・オムニバスストーリー好き。
・安定した面白さを求める人。
こんな人にはおススメできない。
・RPGに自由度を求める人。
・新鮮味を求める人。
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(DS)/お気に入り度【70/100%】
プレイした時間・・・約40時間
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プレイするたびに5章の最初で泣きそうになるわww
ちなみに幼稚園のときはトラウマになりますた( ̄▽+ ̄*)
確かにプレステと比べたら劣化は仕方ないのかなー?
容量もCD-ROMの3分の1ぐらいやし
CPU100MHzぐらいやし。
でも意外とkentの評価が高めやったから
中古で2000円ぐらいであったら
買ってみようかな♪
ドラクエⅣとは関係ないですが、DSのドラクエⅤは割れ(ROM吸出し)でプレイすると、最初の船から下りれなくてゲームが進められないみたいですよwwwww
技術的に可能でスクエニが仕組んだのか分からんですが、バグにしても割れ房にはいい気味です。
技術的に可能であるなら、こういう処置は是非ともするべきですね。
私もドラクエⅣはプレイしましたが、5つのシナリオのうち、
アリーナ一行の出る2章が雰囲気が明るくて一番好きですね~。
それに、アリーナ・クリフトは全キャラが集う5章でも
常に一軍で活躍できますし。
逆に4章は話が暗くてちょっと・・・。
今日はドラクエⅤを買ったので、早速プレイ開始します!
何もかもが燃えちゃってね。
あそこは僕もグッと来ましたね。
グラフィックの劣化はまあ気にしなければ良いかと。
でも、もう少し頑張って欲しかったのが本音かな?
テンポは凄く良いのでDSで発売する意味は充分あったと思います。
2000円だったら絶対ソンはしないと思いますヾ(@°▽°@)ノ
なんだかそのニュース話題になってるみたいですね。
コピー問題とか良く分からないけど、そういったインチキをする人は
嫌いなのでざまぁですねw
ドラクエIVを佳作と評するのは少し勇気が入りました(笑)
うちのブログでは60~79点のゲームを佳作と言うようにしています。
アリーナ・クリフトは僕のデータでも一軍で参加していますよ♪
クリフトの魔法にはよく助けられたような記憶があります!べホマラーとかね。
なんだかんだで僕は3章が好きですかね?
お金儲けは地味に楽しかったです(‐^▽^‐)
なんだか昨日はどこのブログでもドラクエV祭りだったみたいですね。
IXの時はどうなるんだろう?
新宿に社用ででていたら「ヨドバシ」の前で ピタッっと立ち止まったわたし(^O^)
大画面でドラクエ紹介していたので暫く ジーっと見ていました( ´艸`) 周りから見たら怪しいおばさんだったでしょう・・・・・・・σ(^_^;)
うーん、欲しかったけど、PSでやったならお勧めなしなら今回は買わないのしま~す('-^*)/
あ~今回レビューしたドラクエは昨年11月に発売されたドラクエIVですよ~
昨日発売されたVとは全然違うゲームです!
Vが発売されたことを記念してIVのレビューを書いてみたんです。
ドラクエは相変わらず凄い人気ですよね~(≡^∇^≡)
kentさんのドラクエ評って珍しいから新鮮ですw
ドラクエユーザーからしたら当たり前のことに改めて気づいたり。
ルーラの仕様とかそれが当然だと思って考えたことなかったし。
個人的にはIVはキャラクターの特徴が一番上手く描かれているドラクエだと思ってます。
強さがアンバランスで個人的には5章はメンバーほぼ固定でしたが、
オムニバス仕立てだから全員触る機会があったのが良かった。
周回するのが楽しいのがドラクエだけど初期の試行錯誤を何回も楽しめるのも利点だと思った。
元々ファミコンのゲームだから色々粗いところはあるけど00年代でも遜色なかったのは流石。
一方アクション要素入れられると苦手な人がクリアできなくなっちゃうからなぁ。
ドラクエはアクション苦手な人でも最終的にレベル上げすればクリアできるのが魅力だと思うんで。
kentさんのRPG感はマリオRPG基準になっちゃってると思うけど
あれ完全にアクションRPGだし全然王道じゃないからね?笑
XIもPS4版はともかく3DS版は下手にアクション要素入れないほうがいいと思います。
ドラクエのレビューは本編だとそこまでやっていませんからね~。新鮮に感じるのも納得です。
良いところ、悪いところ共に自分の視点で色々書いたので、新しい発見があると感じられたら良かった!
ドラクエもシリーズが長く続いて「そういうもんだろう」とファンほど思っていると思うんですよね。
初期の試行錯誤を何回も楽しめる。全キャラクターを触る機会があるというのは章仕立ての大きな利点だと思います。
これを1990年に実現させてしまっているんだから凄いですね。
下のトモフミさんも書かれていますが、自分が最初にプレイしたRPGが良くも悪くも基本となってしまうんですよね。
DS版ドラクエIVは私が初めてやったドラクエシリーズです!ポケモンばっかりしていた私にはギャップが激しかったです。(詳しいことはコラムで書いてますけどね)
好印象だったのは戦闘がポケモンと比べてテンポがいいのは驚きました。
またこれははじめてやったドラクエなので本編全9シリーズ(オンライン除く)をやってみて2番目に好きな作品です。1番好きなのはドラクエⅢです。あのパーティ作りの自由度は素晴らしいo(^-^)o
ポケモンを基準にするとギャップを感じるのも分かります。
あのコラム記事はとても新鮮でした。
テンポはポケモンよりもずっと良いですよね。
自由度の低さも入門用としては良いと思います。
私も打撃を重視してしまいますので、ケントさんのメンバーも納得です。アリーナとクリフトはお互いにいいキャラしてますよね。
確かにトルネコも印象深いのは同感です。3章のトルネコ編は初めは戸惑いましたが、中盤や終盤はいろんなアイテムが手に入るのでとても楽しめました。でもまさかこんな腹のでたおっさんでも主人公にしたら面白いのは改めてポケモンキッズの私には衝撃的でした。でもⅣは美系が多いので5章になったら、馬車の乗員になっちゃうのですがね(笑)
この偏ったパーティ編成に共感して頂けるとは!笑
トルネコは不思議な魅力がありますね。
個人的におっさんキャラは好きなんですよ~。
冷静に考えてみると腹が出たおっさんを気に入るのも変な話ですが、
まあ、見た目だけじゃないってことですね~。
追加でコメントすみませんが、本作はキャラクターも魅力的ですよね。後にDQHで本作出身キャラが多数出る点でも本作はまた新たなドラクエブランドを作ったと感じました。
私の一押しメンバーは主人公(女の子で名前は彼女か初恋の人の名前)、アリーナ(個人的にタイプなお転婆娘)、クリフト(ザラキで有名なイケメン♡)、ミネア(褐色おとなしめ美人)です。
ケントさんの好きなパーティはなんですか?(*^ω^*)わくわく
本作を振り返ってみるとドラクエヒーローズでおなじみのキャラクターが多く、
それだけ、キャラクターの魅力も強い作品だったんだと思います。
何よりもトルネコの登場が印象深い。あとはアリーナとクリフトは大きいですね。
メンバーは主人公(ケント)、ライアン、クリフト、アリーナでした。
なんと主人公以外打撃中心という僕らしい脳筋な構成w