2019/09/02/7:00 | ゲームレビュー

【レビュー】Pixel Ripped1989 [評価・感想] 8bit世界に入り込めるレトロゲーマー感涙の3時間アトラクション!

おはっく~!kentworld(@kentworld2 )です!

今回は2019年6月に配信されたPSVR「Pixel Ripped(ピクセルリップド) 1989」のレビューをしていきます。

本作は8bit世界と現実世界を舞台にしたアクションゲームになりますが、8bit世界に入り込めるレトロゲーマー感涙の3時間アトラクションでした!

360度映像で展開されるVRゲームは数あれど、VR世界で携帯ゲーム機を手に持って液晶画面のキャラクターを操作出来るゲームは見たことがありません。

この時点で大きく点を稼いでいるというのにレトロゲーマー感涙のネタが次から次へと飛び出してくるもんだから1ステージだけでも非常に濃い時間を味わえました。

クリアまでのプレイタイムは短めですが、レトロゲームの世界に介入出来るテーマパークのアトラクションと思えば決して割高には感じません。

そんなPSVR「Pixel Ripped 1989」の良いと思った点からまずは書いていきます。

※本作は約3,000円のダウンロード専売タイトルになります。

▼このゲームを3行で説明すると?

  • VR世界に映し出された携帯ゲーム機のゲームをクリアしていく。
  • 携帯ゲーム機のゲームはステージクリア型の2Dアクションゲーム。
  • 携帯ゲーム機をプレイ中はVR世界から様々な邪魔が入る。

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良いところ

VR世界で携帯ゲーム機を操作出来る!

VRゲーム。

触ったことのない方でもプレイ中は辺り一面がゲーム映像になること自体はご存知でしょう。

しかし、手に持っているコントローラの動きがゲーム映像と連動する点は意外と知らない人が多いのではないでしょうか?

本作の場合、プレイ中は手に持っているコントローラ(DUALSHOCK 4)が携帯ゲーム機と化しました!

なので、手に持っているコントローラを動かせばそれに合わせてゲーム内の携帯ゲーム機も動くんです!

凄いのが、携帯ゲーム機に映るキャラクターをプレイヤー自らが動かせること。

スティックを左に倒せば左に進み、右に倒せば右に進むので、VR世界で2Dアクションゲームをプレイすることが出来ますw

今までに数多くのVRゲームをプレイしましたが、こんなアプローチは初めてだったので驚きました!

しかも携帯ゲーム機をプレイ中は周りの人がこっちをジロジロ見ることもあるんですよ。

ゲームの世界でゲームしているところを見られている感。

こんな感覚、今までに味わったことがありません。

レトロゲームのオマージュが満載!

「このゲームを作った人、レトロゲームマニアなんだろうなぁ」

なんて思ってしまうくらい本作にはレトロゲームのオマージュが詰まっています。

まず触れたいのが、携帯ゲーム機でプレイ出来る2Dアクションゲーム。

オリジナルタイトルではあるんですが、あらゆる2Dアクションゲームの名作をミックスさせたような作りなんですw

  • ジャンプアクションメインのステージ構成 → スーパーマリオブラザーズ
  • 高速で移動出来る操作感 → ソニック・ザ・ヘッジホッグ
  • ダメージを受けると入手したアイテムが飛び散る → ソニック・ザ・ヘッジホッグ
  • 飛び道具メインの攻撃手段 → ロックマン
  • ダークなロケーション → 魔界村

さらに演出時には「ゼルダの伝説」「ポケットモンスター」などのオマージュが見られました。

短時間で次から次へとオマージュネタが飛び込んでくるので、レトロゲームファンは一瞬たりとも目をそらすことが出来ませんw

ちなみに本作のタイトルには1989という数字が付いていますが、これは初代ゲームボーイが発売された年になります。

携帯ゲーム機のデザインが思いっきり初代ゲームボーイなので、それと絡めているのでしょう。

そんな任天堂ゲームのオマージュネタが満載のゲームをSONYのゲーム機でプレイするのも変な話ですが、本作はVRデバイスで展開されているマルチタイトルになります。

PSVR独占のタイトルではないので、売り手からしたら選択肢のうちの1つに過ぎないのでしょう。

8bit世界とVR世界を連動させた遊び

ここまで読んでいるとVR世界でひたすら携帯ゲーム機をプレイするだけのゲームと思われるかも知れません。

が、実際にはVR世界と連動させた遊びが満載だったりします。

例えばステージ1では生徒となって先生にバレないよう授業中にこっそりと2Dアクションゲームをクリアしないといけないシチュエーションになっているんですよ。

先生に見つかるとゲーム内で先生が出現して遮られてしまううえ3回見つかるとゲームオーバーになってしまいます。

そこで重要になってくるのがオブジェクトを活用して発生させるハプニング!

授業を行う教室には様々なオブジェクトが設置されているんですが、それらに物を当ててハプニングを起こすことが出来ます。

すると、先生はそちらに気を取られて携帯ゲーム機をプレイしている生徒を叱るどころじゃなくなるんですよ。

プレイヤーはその間に携帯ゲーム機のステージを攻略することが出来ます。

イメージ的には「だるまさんがころんだ」をVR世界でプレイしているかのよう。

(任天堂ゲーム好きの場合、Wii U「ゲーム&ワリオ」や3DS「メイド イン ワリオ ゴージャス」の「ゲーマー/こっそりゲーマー」のようなものと言えば分かるかな?)

VR世界で2Dアクションゲームをプレイ出来る!

さらにボス戦ではVR世界で2Dアクションゲームをプレイ出来ます!

なんと、それまで携帯ゲーム機の液晶で動いていたキャラクターがVR世界に飛び出して来るんです!

しかも操作することが出来るので、まるで8bit世界でアトラクションを体感しているかのよう。

移動出来るのは平面のみになりますが、ピクセルアートと3Dポリゴンが融合した不思議なバトルはプレイヤーにとてつもない衝撃を与えます。

ジャイロセンサーを駆使したシューティングを楽しめる

さらにさらに!

とあるステージでは携帯ゲーム機の画面を利用したシューティングを楽しめます!

先程、ぼくは手に持っているコントローラを動かせばそれに合わせてゲーム内の携帯ゲーム機も動くと書きました。

とあるステージではこの技術を応用した3Dシューティングを楽しむことが出来ます!

なんと、VR世界の敵キャラクターに携帯ゲーム機の液晶画面を重ねた状態でボタンを押すと弾を発射出来るんです!

感覚的には3DS/Switch/Wii Uソフトで見られるジャイロセンサーを駆使したシューティングゲームをプレイしているかのよう。

このような遊びは本編の中盤でプレイ出来るほか、クリア後のおまけモードでも楽しめました。

やっていることはジャイロセンサーを駆使したシューティングゲームと大差ありませんが、レトロゲームと絡めていることから新鮮味を生み出しています。

隠し要素が満載!

レトロゲームと言えば隠し要素!

という訳で本作にも数多くの隠し要素が存在します。

代表的なのが各ステージの隠された5つのファイル。

いずれも分かりにくい場所に隠されているんですが、そこまでの道のりがめちゃくちゃ作り込まれているんですよ。

例えば「スーパーマリオブラザーズ」では豆の木に登って空の世界に行ける隠し要素が存在しますよね?

本作でもそれに相当する隠し要素が存在するんですが、隠しエリアの全長が「スーパーマリオブラザーズ」の倍以上もあるんです!w

たかが1枚のファイルを隠すためだけにここまで隠しエリアを作り込むとは!w

ステージ数自体は4つしかありませんが、その分1つ1つを作り込んでいます。

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個人的に合わない&気になったところ

人によってはボリューム不足

ゲームクリアまでのプレイタイムは2~3時間になります。

価格が約3,000円であることを考えると1時間辺りの金額は約1,000円。

同じくらいの価格で30時間以上プレイ出来るゲームも多いので、そちらと比較したらコストパフォーマンスは決して良くはありません。

しかし、レトロゲームファンにとっては価格以上の充実感を味わえました!

テーマパークのアトラクションになると15分程度の体験で1,000円以上もかかる場合があります(しかも繰り返し楽しめない)。

同じように本作をレトロゲームの世界に入り込めるアトラクションと考えたら決して割高ではありません。

エンターテイメントの価値観って比較対象によって大きく変わってくると思います。

ローカライズされていない

本作は日本のPSストアで販売されていますが、ローカライズされていません。

そのため細かいストーリーはよく分かりませんでした。

展開自体は分かりやすいので致命的ではありませんが、日本語のテキストが収録されていたらより楽しめそうなだけに惜しい。

全体のまとめ

これまでに数多くの衝撃を見せてくれたVRゲーム。

ぼくはPSVRが発売された2016年から色々触れていますが、あれから3年が経ってこんなにも衝撃を受けるとは思いませんでした!

レトロゲーマー補正もあるとは思いますが、VRゲーム歴3年目でこんな体験を味わえるとは思いませんでしたよ。

幼い頃にファミリーコンピュータやゲームボーイのゲームを中心に触れていた。

なんて人は本作をプレイしてみてください!

きっと、「ゲームは進化したんだなぁ」としみじみすることが出来ますよ。

1周クリアまでのプレイタイムは短めですが、その間に様々な刺激を味わえるうえ、1つのストーリーを終えることが出来ます。

プレイを終えた時はまるでテーマパークのアトラクションが終わった時に通ずる充実感を味わえました。

プレイタイム=金額で換算すると決して安いゲームではありませんが、ぼくはプレイして良かったと思っています。

8bit世界に入り込めるレトロゲーマー感涙の3時間アトラクション!

こんな人には特におススメ。
・レトロゲームファン。
・アトラクション好き。

こんな人にはおススメできない。
・コストパフォーマンスを重視する人。

Pixel Ripped(ピクセルリップド) 1989/お気に入り度【85/100%】
プレイした時間・・・約5時間

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コメント広場の住人(2)

  1. 🎮トモフミ🐶 より:

    VRのゲームinゲームというと僕は「Duck Season」を連想しました。
    あちらはゲームがファミコンの光線銃シリーズを楽しめるホラゲなんですけどねwww

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